失敗したイベントにはそれぞれ、障害がいつどこで発生したかを識別するために役立つ、イベントに関するデータが含まれています。さらに、一部のタイプの失敗したイベントには、ビジネス・データが含まれています。すべての失敗したイベントのデータを表示し、失敗した Service Component Architecture (SCA) イベントのトレース、有効期限、およびビジネス・データを編集してから、それらを再サブミットすることができます。
デフォルトでは、セッションが SCA サービスを呼び出すか、またはコンポーネントを実行したときに、SCA イベントに対するトレースは発生しません。イベントの再サブミット後にそのイベントをトレースしたい場合は、「トレース制御」フィールドの値を編集します。トレースは、サービスまたはコンポーネントに対して設定でき、ログまたは Common Event Infrastructure (CEI) サーバーに出力できます。トレース設定の詳細情報については、WebSphere Application Server インフォメーション・センターを参照してください。
一部の失敗した SCA イベントには、有効期限が設定されています。イベントの有効期限が切れている場合、そのイベントを正常に再サブミットすることはできません。2 度目の失敗が発生しないように、イベントの有効期限を編集して、イベントを再サブミットするときに有効期限が切れていないようにします。
失敗した SCA イベントには、単純データとビジネス・オブジェクトの両方が関連付けられている場合があります。単純データ型 (String、Long、Integer、Date、Boolean など) を編集するには、ビジネス・データ・エディターを使用します。 データ型が複合型 (配列またはビジネス・オブジェクトなど) の場合、配列またはビジネス・オブジェクトを構成する単純データ型に達するまでビジネス・データ階層をナビゲートする必要があります。
失敗したイベントのデータを表示して編集するには、以下の手順を使用します。(オンライン) とマークされているリンクはインターネットへアクセスする必要があります。 各リンクは、オンライン・インフォメーション・センターでトピックの検索を起動します。 検索結果がリストされたら、現在の構成に一番対応しているトピックを選択してください。
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