失敗したイベントの詳細 (Business Flow Manager 保留キュー・イベント)

「失敗したイベントの詳細」ページは、単一の Business Flow Manager 保留キュー・メッセージの表示または再サブミット、およびメッセージをさらに処理するために Business Process Choreographer Explorer へアクセスする場合に使用します。メッセージが破損している場合や、必要な処理インフラストラクチャーが使用できない場合は、メッセージが保留キューに格納され、失敗したイベントとして処理されます。

長時間実行 BPEL プロセスの場合、Business Flow Manager は、 後続のナビゲーションを起動する要求メッセージを自分自身に送信できます。これらのメッセージにより、 プロセス関連のアクション (障害ハンドラーの起動など) またはアクティビティー関連のアクション (アクティビティー時における プロセス・ナビゲーションの続行など) のいずれかが実行されます。ナビゲーション・メッセージには、 必ず関連する BPEL プロセス・インスタンス ID が含まれています。メッセージがアクティビティー関連のアクションを起動する場合は、 アクティビティー・テンプレート ID およびアクティビティー・インスタンス ID も含まれています。

このページをコンソールで参照するには、「統合アプリケーション」>「Failed Event Manager」をクリックし、リカバリーする Business Flow Manager 保留キュー・イベントを検索して、「検索結果」ページに表示される特定の イベントの名前をクリックします。

「失敗したイベントの詳細」ページには、 イベント ID、タイプ、状況のほか、イベントの宛先、失敗の時刻、関連した BPEL プロセス、 プロセス・テンプレート、およびアクティビティーに関する情報も表示されます。

このページでは、失敗したイベントのデータの表示に加えて、次のタスクを実行できます。

(オンライン) とマークされているリンクはインターネットへアクセスする必要があります。 各リンクは、オンライン・インフォメーション・センターでトピックの検索を起動します。 検索結果がリストされたら、現在の構成に一番対応しているトピックを選択してください。

このトピックへの更新の確認 (オンライン)

イベント ID

失敗したイベントに対して固有の ID を指定します。この ID はイベントが再サブミットされた後も存続します。 再サブミットが失敗すると、イベントは同じイベント ID で Failed Event Manager に戻されます。

イベント ID は、リカバリー・サブシステムによって自動的に割り当てられます。編集することはできません。

イベント・タイプ

失敗したイベントのタイプを指定します。保留キュー・メッセージの場合、 値は必ず BFMHold です。

イベント・タイプは、リカバリー・サブシステムによって自動的に割り当てられます。編集することはできません。

イベント状況

失敗したイベントの状況を指定します。保留キュー・イベントの 状況は常に failed です。

イベント状況は、リカバリー・サブシステムによって自動的に割り当てられます。編集することはできません。

失敗した時刻

イベントが失敗した日付と時刻を表示します。表示される時刻はプロセス・サーバーのローカル時刻で、値は現行ロケールにフォーマット設定されます。

このフィールドは編集できません。

失敗のデプロイメント・ターゲット (Deployment Target of Failure)

イベントのデプロイメント・ターゲットを表示します。その値には、ターゲット・ノード、サーバー、およびクラスター (該当する場合) の名前が含まれます。

このフィールドは編集できません。

プロセス・インスタンス ID

イベントに関係付けられた BPEL プロセス・インスタンスの ID を指定します。

このフィールドは編集できません。

プロセス・インスタンス名

イベントに関係付けられた BPEL プロセス・インスタンスの名前を 指定します。

このフィールドは編集できません。

プロセス・インスタンスの状態

プロセス・インスタンスの作成に BPEL プロセス・テンプレートを使用できるかどうかを指定します。

このフィールドに対して、いくつかの有効な値があります。
  • 0: この値は、メッセージが存在するが、対応する BPEL プロセス・インスタンスが BPEDB データベースから削除されていることを示します。
  • 2 : STATE_RUNNING。この値は、テンプレートが使用可能であることを示します。
  • 3: STATE_FINISHED。
  • 4: STATE_COMPENSATING。
  • 5: STATE_FAILED。
  • 6: STATE_TERMINATED。
  • 7: STATE_COMPENSATED。
  • 8: STATE_TERMINATING。
  • 9: STATE_FAILING。
  • 11: STATE_SUSPENDED。
  • 12: STATE_COMPENSATION_FAILED。

このフィールドは編集できません。

プロセス・テンプレート名

BPEL プロセス・テンプレートの名前を指定します。

このフィールドは編集できません。

アクティビティー・インスタンス ID

アクティビティー・インスタンスの ID を指定します。アクティビティー・インスタンス ID は、アクティビティー関連の アクションを起動するナビゲーション・メッセージの場合に使用可能です。

このフィールドは編集できません。

アクティビティー・インスタンス名

アクティビティー・インスタンスの名前を指定します。アクティビティー・インスタンス名は、 アクティビティー関連のアクションを起動するナビゲーション・メッセージの場合に 使用可能です。

このフィールドは編集できません。

アクティビティー・テンプレート ID

アクティビティー・テンプレートの ID を指定します。アクティビティー・テンプレート ID は、アクティビティーに関連した アクションを起動するナビゲーション・メッセージの場合に使用可能です。

このフィールドは編集できません。