HTTP エクスポート・バインディング

このページを使用して、バインディングまたはメソッドのいずれかのレベルで、Service Component Architecture (SCA) モジュールによって使用される HTTP エクスポート・バインディングの構成を変更します。メソッド・レベルの構成は、バインディング・レベルの構成よりも優先されます。

この管理コンソール・ページを表示するには、「アプリケーション」 > 「SCA モジュール」 > module_name > 「エクスポート」 > export_name > 「バインディング」 > binding_name [HTTP]をクリックします。

「バインディング・スコープ」構成は、構成が定義されていないメソッドによって使用されます。構成していないメソッドすべてに、このレベルで指定される値が確実に適用されるようにします。
重要: このエクスポートを含むモジュールを再デプロイする場合に、まだ元のモジュールを IBM Integration Designer を使用して更新していなければ、このページで実行した構成はすべて失われます。

(オンライン) とマークされているリンクはインターネットへアクセスする必要があります。 各リンクは、オンライン・インフォメーション・センターでトピックの検索を起動します。 検索結果がリストされたら、現在の構成に一番対応しているトピックを選択してください。

このトピックへの更新の確認 (オンライン)

バインディング・スコープ

固有の構成を持っていないメソッドによって使用される、この HTTP エクスポートの値を指定します。

ヒント: 一部のメソッドで現在の設定を保持する場合は、このスコープでパラメーターを変更する前に、「メソッド・スコープ」タブを使用してそれらのパラメーターを構成します。

コンテキスト・パス

公開された Service Component Architecture (SCA) エクスポートのコンテキスト・パス。このパスは、仮想ホストおよびコンテキスト・ルートと組み合わせると、HTTP クライアントにより呼び出される URL を形成します。値は変更できません。

HTTP メソッド

メソッドおよびメソッドの現在構成をリストします。 メソッドで ping 可能かどうかを設定するとともに、メソッドの戻りコードを設定できます。

メソッド
メソッドの名前。メソッドは、GET、POST、PUT、DELETE、TRACE、OPTIONS、および HEAD です。
ping 可能
HTTP クライアントがメソッドに ping 可能かどうかを示します。選択されている場合は、バインディングがクライアントに戻す戻りコードを指定する必要があります。 この設定のデフォルトは、チェック・マークなしです。
戻りコード
HTTP クライアントがメソッドに ping するときに戻される整数。

応答読み取りタイムアウト

応答メッセージの受信中に、バインディングがデータの読み取りを待機する時間を秒単位で指定します。このフィールドを 0 に設定すると、バインディングは無期限に待ち続けることになります。

プロパティー
データ型 Integer
単位
デフォルト 0

転送エンコード

エンドポイント間での情報の転送方法を指定します。 選択肢は、chunked または identity です。

chunked エンコードでは、それぞれ独自のサイズで、一連のチャンクとして転送するために、メッセージ本文を変更します。これにより、受信側がメッセージを完全に受信したかどうかを検証する場合に必要な情報とともに、動的に生成されるコンテンツを転送することができます。
重要: このパラメーターを chunked に設定すると、コンテンツ・エンコードは identity に設定され、コンテンツ・エンコードを変更できなくなります。
プロパティー
データ型 String
デフォルト このバインディングで構成された元の値
範囲 chunked または identity

コンテンツ・エンコード

バインディングをトラバースするコンテンツのエンコード方法を指定します。 gzipx-gzipdeflate、または identity のいずれかを選択します。

プロパティー
データ型 Array
単位 String
デフォルト このバインディングで構成された元の値
範囲 gzip、x-gzip、deflate、または identity

メソッド・スコープ

この HTTP エクスポートの特定のメソッドの値を指定します。

注: メソッド・スコープの設定は、バインディング・スコープの設定よりも優先されます。

メソッドの選択

確認または構成するメソッドを選択します。

「メソッドの選択」フィールドの矢印をクリックすると、 構成可能なメソッドのリストが表示されます。

コンテキスト・パス

公開された Service Component Architecture (SCA) エクスポートのコンテキスト・パス。このパスは、仮想ホストおよびコンテキスト・ルートと組み合わせると、HTTP クライアントにより呼び出される URL を形成します。値は変更できません。

HTTP メソッド

メソッドおよびメソッドの現在構成をリストします。 メソッドで ping 可能かどうかを設定するとともに、メソッドの戻りコードを設定できます。

メソッド
メソッドの名前。メソッドは、GET、POST、PUT、DELETE、TRACE、OPTIONS、および HEAD です。
ping 可能
HTTP クライアントがメソッドに ping 可能かどうかを示します。選択されている場合は、バインディングがクライアントに戻す戻りコードを指定する必要があります。 この設定のデフォルトは、チェック・マークなしです。
戻りコード
HTTP クライアントがメソッドに ping するときに戻される整数。

応答読み取りタイムアウト

応答メッセージの受信中に、バインディングがデータの読み取りを待機する時間を秒単位で指定します。このフィールドを 0 に設定すると、バインディングは無期限に待ち続けることになります。

プロパティー
データ型 Integer
単位
デフォルト 0

転送エンコード

エンドポイント間での情報の転送方法を指定します。 選択肢は、chunked または identity です。

chunked エンコードでは、それぞれ独自のサイズで、一連のチャンクとして転送するために、メッセージ本文を変更します。これにより、受信側がメッセージを完全に受信したかどうかを検証する場合に必要な情報とともに、動的に生成されるコンテンツを転送することができます。
重要: このパラメーターを chunked に設定すると、コンテンツ・エンコードは identity に設定され、コンテンツ・エンコードを変更できなくなります。
プロパティー
データ型 String
デフォルト このバインディングで構成された元の値
範囲 chunked または identity

コンテンツ・エンコード

バインディングをトラバースするコンテンツのエンコード方法を指定します。 gzipx-gzipdeflate、または identity のいずれかを選択します。

プロパティー
データ型 Array
単位 String
デフォルト このバインディングで構成された元の値
範囲 gzip、x-gzip、deflate、または identity

Web モジュール・プロパティー

HTTP エクスポート・バインディングに関連するタスクを実行できるページへのリンクを表示します。

リンク タスク
エクスポート・バインディング Web モジュールの管理 Web モジュールのデプロイメント固有情報を構成します。
コンテキスト・ルート Web モジュールのコンテキスト・ルートを構成します。
仮想ホスト アプリケーションに含まれている Web モジュールのインストール先の仮想ホストを指定します。
Web モジュールの JSP 再ロード・オプション Web モジュールの JSP 再ロード・オプションを指定します。
セッション管理 セッション・マネージャーのプロパティーを構成して、HTTP セッションのサポートの動作を制御します。