SCA モジュール設定

このページを使用して、Service Component Architecture (SCA) モジュールの詳細情報 (SCA モジュールのエクスポートとインポートなど) を表示し、エクスポート・バインディングとインポート・バインディングの表示と編集を行うことができます。

この管理コンソール・ページを表示するには、「アプリケーション」>「SCA モジュール」> module_Name をクリックします。

重要: 一部の SCA モジュールはプロセス・アプリケーションと関連付けられていて、そのプロセス・アプリケーションに拡張統合サービス機能を提供します。SCA モジュールがプロセス・アプリケーションに関連付けられている場合は、SCA モジュールの状態を管理するために、管理コンソールのこのページを使用しないでください。代わりに、Process Admin Console を使用してください。プロセス・アプリケーションの SCA モジュールの状態は、Process Admin Console 内でプロセス・アプリケーション全体の状態の一部として管理されます。
SCA モジュールは、拡張統合サービス要求元にはエクスポートを通じて接続され、拡張統合サービス・プロバイダーにはインポートを通じて接続されます。インポートおよびエクスポートの両方にインターフェースがあり、それらはアクセス・ポイントの抽象定義です。「SCA モジュール設定」ページには、モジュール内のインポート・コンポーネントとエクスポート・コンポーネントのセット、および関連するすべてのインターフェースとバインディングがリストされます。 プロセス・アプリケーションの一部であるモジュールの場合、インポート・バインディング名およびエクスポート・バインディング名には、関連付けられているプロセス・アプリケーションまたは Toolkit についての情報が含まれます (例えば、SCA [SCAM2/PA#BILLDISP/SS#6.0BDS/T#Main/Export1])。

(オンライン) とマークされているリンクはインターネットへアクセスする必要があります。 各リンクは、オンライン・インフォメーション・センターでトピックの検索を起動します。 検索結果がリストされたら、現在の構成に一番対応しているトピックを選択してください。

このトピックへの更新の確認 (オンライン)

「構成」タブ

このオブジェクトの構成プロパティーを指定します。これらのプロパティーの値は、ランタイム環境を停止して再始動しても保持されています。

このタブには、モジュール用に構成されたすべてのインポートとエクスポートのリストと、ビジネス・プロセス・プロパティー、モジュール・プロパティー、およびヒューマン・タスクを構成するためのリンクも表示されます。

一般プロパティー

モジュール

モジュールのショート・ネームを指定します。

プロパティー
データ型 テキスト
必須? いいえ

既存の SCA モジュールでは、このフィールドは編集できません。

アプリケーション名

このモジュールに関連付けられたエンタープライズ・アプリケーションの名前を示します。

プロパティー
データ型 テキスト
必須? いいえ

既存の SCA モジュールでは、このフィールドは編集できません。

Snapshot またはバージョン

モジュールがバージョン管理されている場合は SCA モジュールのバージョンを指定し、モジュールがプロセス・アプリケーションの一部である場合は Snapshot 名および頭字語を指定します。

プロパティー
データ型 Integer
必須? モジュールがバージョン管理されている場合、またはプロセス・アプリケーションの一部である場合は「はい」

既存の SCA モジュールでは、このフィールドは編集できません。

セル ID (Cell ID)

セル内の SCA モジュール・インスタンスを一意的に識別します。

プロパティー
データ型 テキスト
必須? いいえ

既存の SCA モジュールでは、このフィールドは編集できません。

プロセス・アプリケーション・タイプ

モジュールがプロセス・アプリケーションと Toolkit のいずれに含まれているかを指定します。 このモジュールがプロセス・アプリケーションに関連付けられている場合は、Process Admin Console を使用してモジュールの状態を管理します。

プロパティー
データ型 テキスト
必須? モジュールがプロセス・アプリケーションの一部である場合は「必須」
有効な値 プロセス・アプリケーション」または「Toolkit

既存の SCA モジュールでは、このフィールドは編集できません。

Process App

モジュールが含まれているプロセス・アプリケーションの名前および頭字語を指定します。このモジュールがプロセス・アプリケーションに関連付けられている場合は、Process Admin Console を使用してモジュールの状態を管理します。

プロパティー
データ型 テキスト
必須? モジュールがプロセス・アプリケーションの一部である場合は「必須」

既存の SCA モジュールでは、このフィールドは編集できません。

トラック

プロセス・アプリケーション Snapshot に関連付けられているトラックのフルネームおよび頭字語を指定します。Process Center でトラック開発が使用可能になっている場合は、Snapshot にトラックを関連付けることができ、Process Center Server 上でのプレイバック用に適用できます。プロセス・サーバーにデプロイされている Snapshot には、トラックはありません。

プロパティー
データ型 テキスト
必須? いいえ

既存の SCA モジュールでは、このフィールドは編集できません。

説明

この SCA モジュールについて説明します。

プロパティー
データ型 テキスト
必須? いいえ

既存の SCA モジュールでは、このフィールドは編集できません。

SCA ランタイム・サポート

モジュールのランタイム・サポートを示します。モジュールは、「クラシック (Classic)」モード (SCA ランタイム・バージョン 6) または 「ネイティブ (Native)」モード (SCA ランタイム・バージョン 7) で実行するように構成できます。

プロパティー
データ型 テキスト
必須? いいえ

既存の SCA モジュールでは、このフィールドは編集できません。

ビジネス・オブジェクト構文解析モード

このモジュールに対するビジネス・オブジェクト構文解析モードを示します。 構文解析モードは、「EAGER」または「LAZY」にすることができます。 バージョン 7 より前のバージョンの IBM® Integration Designer で作成されたモジュールは、「EAGER」構文解析モードで実行されます (変更は一切不要です)。デフォルトでは、IBM Integration Designer バージョン 7 以降の各バージョンで作成されるモジュールおよびライブラリーには、複数の要因 (ワークスペースにおける既存プロジェクトの構文解析モードや同じソリューション内の従属プロジェクトなどのプロジェクトの構文解析モードなど) に応じて、「EAGER」または「LAZY」のいずれかの構文解析モードが割り当てられます。ビジネス・オブジェクト構文解析モードについて詳しくは、IBM Business Process Manager インフォメーション・センターのトピック『モジュールおよびライブラリーのビジネス・オブジェクト構文解析モードの構成』を参照してください。

プロパティー
データ型 テキスト
必須? いいえ

既存の SCA モジュールでは、このフィールドは編集できません。

追加プロパティー

モジュールに関連付けられた追加のプロパティーをリストします。

プロパティー 説明
モジュール・プロパティー モジュールに対して設定されたプロパティー。
ビジネス・プロセス モジュールに含まれるビジネス・プロセス
ヒューマン・タスク モジュールに含まれるヒューマン・タスク

関連項目

SCA モジュールに関連するタスクを実行できるページへのリンクを表示します。

リンク タスク
SCA システム・バス システム・バスの構成プロパティーを設定します。
SCA アプリケーション・バス アプリケーション・バスの構成プロパティーを設定します。
SCA システム・バスの宛先 この SCA モジュールに関連付けられた SCA システム・バス宛先をリストします。
ビジネス・インテグレーション・セキュリティー ビジネス・インテグレーション・アプリケーションを保護するために必要な 認証資格情報をリストします。
所有するエンタープライズ・アプリケーション このモジュールに関連付けられたアプリケーションを構成します。
デプロイメント・ターゲット 各サーバーやクラスターのエンタープライズ・アプリケーションまたはモジュールの状況を表示します。