Process Portal のクリティカル・パス管理ツール内のクリティカル・パス予測を使用して、プロセスを通るさまざまなパスを識別できます。この情報を基に、さまざまな状況でプロセスの完了に必要となる時間を分析できます。
予測パス | 説明 | パスの計算に使用されるデータ |
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楽観的 | プロセスに対して 1 つ以上のパスを計算できる場合に、完了までの時間が最も短いパスが楽観的パスです。 | 最短のパスは、保留中の各アクティビティーの期間および期限を使用して計算されます。 |
悲観的 | プロセスに対して 1 つ以上のパスを計算できる場合に、(ループを除いて) 完了までの時間が最も長いパスが悲観的パスです。 | 最長のパスは、保留中の各アクティビティーの期間および期限を使用して計算されます。 |
履歴 | プロセスに対して 1 つ以上のパスを計算できる場合に、過去の実行に基づき、経由する可能性が最も高いパスです。 | 履歴予測を実行するには、プロセスの自動トラッキングを使用可能にし、トラッキング定義を Business Performance Data Warehouse に送信してからプロセスのインスタンスの実行を開始する必要があります。現在のプロセスのデータが Business Performance Data Warehouse に存在しない場合、履歴予測は無効です。 「履歴シナリオ」リストの予測を使用するように選択できます。 |
予測を変更すると、「インスタンスの詳細」セクションの「計画された期限日」が変更され、予測パスがプロセス全体の期間に及ぼす影響が表示されます。また、選択した予測パスに関連したマイルストーン、アクティビティー、およびタスクが「クリティカル・パス管理」セクションに表示されます。
現在の予測パスのグラフィカル表現を表示するには、ツールバーの「プロセス・インスタンス・ダイアグラムの表示」をクリックします。