ページが編集可能である場合、ユーザーに表示可能なページを ページ・ナビゲーター・ウィジェットを使用して切り替えることができます。
このタスクについて
ページ・ナビゲーターは、ワイヤー経由でのイベントの受信に応答して、ページを切り替えます。
ページ・ナビゲーターは、ページを開くタイミング、および開始ページに渡すことができるデータを決定するために、ワイヤリングを使用します。
ページ・ナビゲーターの切り替え先のページは、現行スペース内のページであることも、別のスペース内のページであることもあります。ページが現行スペース内にある場合、ユーザーがそのページのタブを選択したかのようにスペースはページを表示します。ページが別のスペースからのものである場合、現行スペースが閉じ、ページ・ナビゲーターで指定したページに対して別のスペースが開きます。どちらの場合でも、ページ・ナビゲーターは、対象ページ上のウィジェットで表示できるデータを渡します。
例えば、ページ・ナビゲーターがページを開き、そのページでユーザーが住所を更新するような場合、ページ・ナビゲーターは
住所フィールドに事前入力するために古い住所を渡します。
手順
- 「ページの編集」をクリックします。
- ページ・ナビゲーター・ウィジェットをページに追加します。
- ソース・ウィジェットを ページ・ナビゲーターにワイヤリングします。
- ページ・ナビゲーター・ウィジェット・メニューから「ワイヤリングの編集」をクリックします。 「ワイヤリング」ウィンドウが開きます。
- 「着信ワイヤーの追加」をクリックして、リストからソース・ウィジェットを選択します。 「ワイヤリング」ウィンドウでウィジェットとワイヤーがダイアグラムに追加されます。
このワイヤーには、このワイヤーのデフォルト・イベントが表示されます。
ページ・ナビゲーターの場合、このイベントは「ページ・ナビゲーション」イベントであり、変更する必要はありません。
- ソース・ウィジェットに対して適切なイベントを選択します。 例えば、選択可能な顧客のリストがあるソース・ウィジェットに対して、「選択済み項目」イベントを選択します。
- 「保存」をクリックします。 「ワイヤリング」ウィンドウが閉じます。
- ページ・ナビゲーター・ウィジェット・メニューから「設定の編集」をクリックします。
- 次の順序でフィールドの値を設定します。
- アクションを「ページを切り替える」に設定します。
- ユーザーに対して表示するページが含まれているスペースを選択します。 この時点で「ページ」フィールドが編集可能になり、このスペース内のページがリストされます。
- ユーザーに対して表示するページを選択します。 この時点で「ターゲット・イベント」フィールドが編集可能になり、このページ上のウィジェットが受け取るイベントがリストされます。
- ターゲット・イベントを選択します。
- 「OK」をクリックします。
- オプション: ページ・ナビゲーター・ウィジェット・メニューから「非表示」をクリックします。 ページ上のクラッターが減るため、ページ・ナビゲーターを非表示にするステップはお勧めです。
ウィジェットを非表示にしても、ウィジェットの動作に影響はありません。
タスクの結果
ページ・ナビゲーターは、ナビゲーション・イベントをトリガーするアクションをユーザーが実行すると必ず、ページを切り替えます。
「スペース」フィールドを現行スペースに設定した場合、指定したページがユーザーに表示されます。
「スペース」フィールドを別のスペースに設定した場合、ユーザーの表示では、現行のスペースが閉じ、指定したページに別のスペースが開きます。