ワイヤーをスペース内のウィジェットに追加

2 つのウィジェット間にワイヤーを追加して、 ソース・ウィジェットが特定イベントを送信するときに必ずターゲット・ウィジェットでイベントをトリガーするようにできます。

始める前に

同一ウィジェットのインスタンスが複数ある場合、「ウィジェット・ワイヤリング」ウィンドウでの混同を避けるため、 各インスタンスの名前を変更してください。

ヒント: すべてのウィジェット接続を 連続して行いたい場合は、ワイヤリングを開始する前に、ワイヤリングしたいすべてのウィジェットを ページに追加してください。 ワイヤリングの途中でウィジェットをページに追加することはできません。

このタスクについて

以下のようなシチュエーションが、2 つのウィジェット間にワイヤーを追加する典型的なケースです。
  • 複数のユーザーが別々にウィジェットを開発し、どのユーザーも他のユーザーのウィジェットで使用されているイベント名を 知らなかった場合。 ワイヤーを使用してソース・イベントを適切なターゲット・イベントにマップします。
  • 同一ウィジェットのインスタンスが複数存在していて、どのインスタンスがワイヤーに関係するかを指定する必要がある場合。 例えば、同じページに 2 つのウィジェットがあり、各ウィジェットが独自のコメント・ウィジェットを持つように したい場合、1 つ目のウィジェットを 1 つのコメント・ウィジェット・インスタンスにワイヤリングし、 2 つ目のウィジェットを別のコメント・ウィジェット・インスタンスにワイヤリングします。
  • ウィジェットから送信されたデータを、別のウィジェットが認識できる形式に変換する必要がある場合。 この場合は、2 つのワイヤーが必要となります。 最初のワイヤーからは、「スクリプト・アダプター」ウィジェットなどの アダプター・ウィジェットにデータが送信されます。 2 番目のワイヤーからは、変換されたデータが別のウィジェットに送信されます。

手順

  1. 「ページの編集」をクリックします。
  2. ソース・ウィジェットで、ウィジェット・メニュー・アイコン ウィジェット・メニュー・アイコン を選択し、「ワイヤリングの編集」をクリックします。ウィジェット・ワイヤリング」ウィンドウが開き、 ウィジェット、およびそのウィジェットとページ上の他のウィジェットを接続するワイヤリングにフォーカスが置かれています。
  3. 「発信ワイヤーの追加」をクリックするか、 ウィジェットの発信矢印をクリックし、リストからターゲット・ウィジェットを 選択します。 このリストには、ページ上のすべてのウィジェット が示されます。
    発信矢印を持つウィジェットの画面取り
    発信矢印が表示されない場合は、ウィジェットにマウス・カーソルを合わせ、発信矢印が表示されるまで待ちます。
  4. リストでターゲット・ウィジェットをクリックします。ウィジェット・ワイヤリング」ウィンドウの表示にターゲット・ウィジェットが 追加され、ソース・ウィジェットとターゲット・ウィジェットの間にワイヤーが描画されます。 ワイヤーのソース側の端には、ソース・ウィジェットから送信されるイベントが表示されます。 ワイヤーのターゲット側の端には、ターゲット・ウィジェットが受信するイベントが表示されます。
  5. ソース・イベントまたはターゲット・イベントを変更するには、 ワイヤー・メニュー・アイコン ウィジェット・メニュー・アイコン をクリックし、表示されるリストから イベントを選択します。 イベントについて詳しく知るには、イベント名にマウス・カーソルを合わせます。
  6. オプション: フォーカスの置かれたウィジェットにワイヤー (インバウンドおよびアウトバウンド) を追加できます。 焦点を別のウィジェットに変更するには、そのウィジェットをダイアグラム、またはウィジェットから選択します。
  7. 「保存」をクリックします。