クリティカル・パス分析に基づくプロセス値の一括変更

プロセスのクリティカル・パス分析を実行するときに、複数の値を同時に変更する場合、Process Portal の一括更新の設定を使用して迅速に変更できます。

手順

  1. クリティカル・パス管理ツールで、「一括更新」フィールドのリストから設定を選択して、必要な変更を実装します。 使用可能な設定を以下の表に示します。
    表 1. 一括更新設定の説明
    選択内容 指定が必要な項目 更新の適用先 対象
    現在にリセット 以下の値のうち、現行の値にリセットしようとするもの。
    • 期間
    • 期日
    • 優先順位
    変更した値またはクリティカル・パスの値のみ。 アクティビティー、アクティブ・タスク、またはアクティビティーとアクティブ・タスクの両方
    期間を % 減少 期間を減少させる割合 (数値) すべての値、変更した値、変更されていない値、またはクリティカル・パスの値のみ アクティビティーおよびアクティブ・タスク
    量を減少 減少させる設定 (期間または期限) とその量。期間または期限が、指定した値に相当する日数だけ減少します。例えば、10 を指定すると、期間または期限が 10 日減少します。 すべての値、変更した値、変更されていない値、またはクリティカル・パスの値のみ アクティビティー、アクティブ・タスク、またはアクティビティーとアクティブ・タスクの両方
    期間を % 増加 期間を増加させる割合 (数値) すべての値、変更した値、変更されていない値、またはクリティカル・パスの値のみ アクティビティーおよびアクティブ・タスク
    量を増加 増加させる設定 (期間または期限) とその量。期間または期限が、指定した値に相当する日数だけ増加します。例えば、10 を指定すると、期間または期限が 10 日増加します。 すべての値、変更した値、変更されていない値、またはクリティカル・パスの値のみ アクティビティー、アクティブ・タスク、またはアクティビティーとアクティブ・タスクの両方
    値の設定 変更する設定 (期間、期限、または優先順位) とその設定の値。

    期間および期限の場合は、日数を指定できます。値のみを指定した場合は、期間または期限がその日数に設定されます。例えば 10 のみを指定すると、期間または期限が 10 日に設定されます。

    優先順位の場合は、新しい優先順位をリストから選択できます。

    すべての値、変更した値、変更されていない値、またはクリティカル・パスの値のみ アクティビティー、アクティブ・タスク、またはアクティビティーとアクティブ・タスクの両方
  2. 「値の更新」をクリックします。 「変更」セクションに更新の結果が表示されます。
  3. 値に対する保留中の変更を確認します。 アクティビティーまたはタスクの期間または期限を変更すると、それに応じて、変更の影響が及ぶ以降のすべてのアクティビティーおよびタスクの期間と期限が更新されます。
  4. 「保存」をクリックして変更内容をコミットします。