失敗したイベントの詳細 (Business Process Choreographer イベント)

「失敗したイベントの詳細」ページは、単一の失敗、停止、または強制終了された Business Process Choreographer イベントの表示または再サブミット、および停止したイベントをさらに処理するための Business Process Choreographer Explorer へのアクセスに使用します。 イベントが失敗または強制終了されるのは、対応するプロセス・インスタンスが失敗または強制終了の状態になった場合です。 イベントが停止されるのは、対応する 1 つ以上のアクティビティー・インスタンスが停止状態になった場合です。

このページをコンソールで参照するには、「統合アプリケーション」>「Failed Event Manager」をクリックし、リカバリーする Business Process Choreographer イベントを検索して、「検索結果」ページに表示される特定の イベントの名前をクリックします。

「失敗したイベントの詳細」ページには、イベント ID、タイプ、 状況のほか、イベントの宛先、失敗の時刻、関連したプロセスに関する情報も 表示されます。

このページでは、失敗したイベントのデータの表示に加えて、次のタスクを実行できます。

Business Process Choreographer Explorer で呼び出しプロセスを開くためのリンクがない場合や、リンクが機能しない場合は、Human Task Manager の構成ページで Process Explorer URL の値が指定されていることを確認してください。 管理コンソールを使用して値を設定するには、「サーバー」 > 「クラスター」 > 「WebSphere Application Server クラスター」 > 「クラスター名」または「サーバー」 > 「サーバー・タイプ」 > 「WebSphere Application Server」 > 「サーバー名」のいずれかをクリックします。 次に、「構成」タブの「ビジネス・インテグレーション」セクションで「Business Process Choreographer」を展開して、「Human Task Manager」をクリックします。 次に、「ランタイム」タブで、「Process Explorer URL 接頭部」に値 (例: http://myServer:9080/bpc) を入力して、「構成へのランタイム変更も保存」を選択します。 指定する値の末尾には、Business Process Choreographer Explorer の構成時に「コンテキスト・ルート」に設定した値 (例: /bpc) を付ける必要があります。

Business Process Choreographer Explorer インスタンスを構成していない場合は、管理コンソールを使用してインスタンスを構成できます。これを行うには、「サーバー」 > 「クラスター」 > 「WebSphere Application Server クラスター」 > 「クラスター名」または「サーバー」 > 「サーバー・タイプ」 > 「WebSphere Application Server」 > 「サーバー名」のいずれかをクリックし、「構成」タブの「ビジネス・インテグレーション」セクションで「Business Process Choreographer」を展開し、「BPC エクスプローラー」をクリックして、「追加」をクリックします。


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イベント ID

失敗したイベントに対して固有の ID を指定します。 この ID はイベントが再サブミットされた後も存続します。 再サブミットが失敗すると、イベントは同じイベント ID で Failed Event Manager に戻されます。

イベント ID は、リカバリー・サブシステムによって自動的に割り当てられます。編集することはできません。

イベント・タイプ

失敗したイベントのタイプを指定します。 失敗した Business Process Choreographer イベントの場合、 値は必ず BPC です。

イベント・タイプは、リカバリー・サブシステムによって自動的に割り当てられます。編集することはできません。

イベント状況

失敗したイベントの状況を指定します。

Business Process Choreographer イベントは以下の状況を取ります。
  • 停止: 長時間実行 BPEL (Business Process Execution Language) の 1 つ以上のアクティビティーが停止状態になっています。
  • 失敗: 長時間実行 BPEL プロセスが失敗し、プロセス・インスタンスが 失敗状態になっています。
  • 強制終了: 長時間実行 BPEL プロセスが失敗し、プロセス・インスタンスが 強制終了状態になっています。

イベント状況は、リカバリー・サブシステムによって自動的に割り当てられます。編集することはできません。

モジュール

イベントの宛先モジュール (イベントが失敗したときの送信先モジュール) の名前を表示します。

このフィールドは編集できません。

コンポーネント

イベントの宛先コンポーネント (イベントが失敗したときの送信先コンポーネント) の名前を表示します。

このフィールドは編集できません。

失敗した時刻

イベントが失敗した日付と時刻を表示します。 表示される時刻はプロセス・サーバーのローカル時刻で、値は現行ロケールにフォーマット設定されます。

このフィールドは編集できません。

失敗のデプロイメント・ターゲット (Deployment Target of Failure)

イベントのデプロイメント・ターゲットを表示します。 その値には、ターゲット・ノード、サーバー、およびクラスター (該当する場合) の名前が含まれます。

このフィールドは編集できません。

プロセス・インスタンス名

イベントに関係付けられたプロセス・インスタンスの名前を 指定します。

このフィールドは編集できません。

最上位レベル・プロセス ID

最上位レベルのプロセス・インスタンスの ID を指定します。 最上位レベルのプロセス・インスタンスがない場合は、 現在のプロセス・インスタンスの名前になります。

このフィールドは編集できません。