Process Portal 「処理」ページ: 検索のヒント

「処理」ページのタスクのリストから特定のタスクを素早く見つけます。

重要: iPad で Process Portal を使用している場合、または Process Portal ユーザー設定で言語がアラビア語またはヘブライ語に設定されている場合、ダッシュボード・ページでの検索とフィルターは「処理」ページと同じように動作します。

さらに、タスク・ベースの保存済み検索のみが検索可能です。

基本的な検索

タスクを検索する最も簡単な方法は、検索対象を表す用語を検索ボックスに入力することです。
ヒント: 検索結果を消去してタスク・リストに戻るには、 検索ボックスの「X」アイコンをクリックします。
以下の表に、検索をより効率的に行うためのヒントをまとめています。
表 1. 基本的な検索
検索対象 どのような照会を使用すべきか
特定の用語を含むタスク。例えば、John Smith に関する処理を行っているローン・アプリケーションを検索する場合。 検索対象を表す用語を入力します。例えば、John Smith ローンと入力します。用語は自動的に結合されて検索が絞り込まれますが、AND 演算子を使用して用語を結合することもできます (John AND Smith AND ローンなど)。
検索機能はケース・センシティブではないため、小文字、大文字、小文字/大文字の組み合わせのいずれでも用語を入力することができます。以下に例を示します。
  • john smith ローンと入力した場合、John Smith ローンまたは JOHN SMITH ローン と入力した場合と同じ結果が検索により戻されます。
  • Müller と入力した場合、MÜLLER と入力した場合と検索結果は同じです。ただし、 検索は Muller または Mueller を含む結果は戻しません。
重要: 検索の応答時間は、検索のヒット数に依存します。なるべく明確な検索語を選択し、それらの用語を AND 演算子で結合することで、応答時間を向上させることができます。
いずれかの用語を含むタスク。例えば、自分の承認タスクまたは却下タスクをすべて検索する場合。 検索対象の用語を区切るには、OR 演算子を使用します。例えば、ローン承認またはローン却下のタスクを検索するには、承認 OR 却下と入力できます。

OR 演算子を AND 演算子と組み合わせることができます。例えば、新規の承認タスクまたは却下タスクをすべて検索するには、(承認 OR 却下) AND 新規と入力します。

重要: 演算子には常に大文字を使用してください。
ある用語を含むが、別の用語は含まないタスク 用語を包含/除外するには、正演算子 (+) と負演算子 (-) を一緒に使用します。例えば、ローンという用語が含まれるが、住宅という用語は含まれないローン・タスクの自分のタスクをすべて検索するには、+ローン -住宅と入力します。
重要: このタイプの照会は必ず正演算子 (+) で開始します。正演算子 (+) 無しでは負演算子 (-) を使用できません。
ある用語の異なるバリエーション、例えば「却下」と「却下済み」が含まれたタスク 用語内の単一文字の置換文字として、疑問符 (?) を使用します。例えば、Meyer または Meier を検索するには、Me?er

アスタリスク (*) を、1 つ以上の文字の置換文字として、用語の先頭または末尾、または用語内で使用します。例えば、「却下」と「却下済み」の両方を検索するには、却下*

一連の用語が正確な順序で含まれるタスク。例えば自分の home loan approval タスクをすべて検索する場合。 用語を引用符で囲みます。例: "home loan approval"
重要: 引用符の中にワイルドカード文字 (アスタリスク (*) または疑問符 (?)) を含めることはできません。
非英数字 (アットマーク (@) やアンパーサンド (&) など) を持つ用語が含まれるタスク 用語を引用符で囲みます。例: "johndoe@mycompany.com"、または "Smith&Jones"

特定の種類の情報の検索

検索を絞り込むために、件名の行のプロセス・インスタンス名や用語を検索する場合があります。 その場合、検索語の先頭に対応するフィールド名を付加することができます。フィールド検索を基本検索と組み合わせることができます。

以下のタスクおよびプロセス・インスタンスのフィールドを検索で使用できます。
表 2. 特定のタスク関連情報の検索
検索対象 使用すべきフィールド 指定すべき用語 どのような照会を使用すべきか
特定のサブジェクト行のタスク subject: タスクのサブジェクトのうちの任意の用語
  • サブジェクトの行の中の特定の請求書を検索する場合、subject:請求書 subject:49723 と入力します
  • サブジェクトの行のうちの語句が判明している場合、subject:"信用調査の開始" と入力します
特定の名前のプロセス・インスタンスに属するタスク instancename: プロセス・インスタンス名のうちの任意の用語
  • 正確な名前が判明している場合は、instancename:"ローン申込書の確認 - 10247" のように入力します
  • 名前の一部のみが判明している場合は、instancename:ローン instancename:申込書 のように入力します
特定のアプリケーション名のプロセス・インスタンスに属するタスク application: アプリケーション名のうちの任意の用語
  • 正確な名前が判明している場合は、application:"標準採用パッケージ" のように入力します
  • 名前の一部のみが判明している場合は、application:採用 application:標準 のように入力します
特定の日、または日付範囲においてリスクのあるタスク atriskdate: 年、月、日 [YYYYMMDD] の協定世界時 (UTC) 形式の日付を、日付範囲として表したもの。 年 [YYYY] のみを入力するか、または時、分、秒を含める [YYYYMMDDHHMMSS] ことができます。日付範囲内の各日付は大括弧で囲みます。
ヒント: タイム・ゾーンの問題に対応するには、関心がある日付の前の日からその日付の後の日までを検索します。

日付を組み合わせるには TO 演算子を使用します。

すべての日付は UTC です。
  • 特定の日付、例えば 2013 年 6 月 15 日の場合、atriskdate:[20130614] TO [20130616] と入力します
  • 日付範囲、例えば 2013 年 6 月 15 日から 30 日の場合、atrisk:[20130614 TO 20130701] と入力します
要確認: 演算子には常に大文字を使用してください。
特定のビジネス・プロセス定義 (BPD) に属するタスク bpd: ビジネス・プロセス定義名のうちの任意の用語
  • BPD の正確な名前が判明している場合は、bpd:"採用プロセス" のように入力します
  • 名前の一部のみが判明している場合は、bpd:採用 のように入力します
特定の日、または日付範囲に作成されたタスク createdate: 年、月、日 [YYYYMMDD] の協定世界時 (UTC) 形式の日付を、日付範囲として表したもの。 年 [YYYY] のみを入力するか、または時、分、秒を含める [YYYYMMDDHHMMSS] ことができます。日付範囲内の各日付は大括弧で囲みます。
ヒント: タイム・ゾーンの問題に対応するには、関心がある日付の前の日からその日付の後の日までを検索します。

日付を組み合わせるには TO 演算子を使用します。

すべての日付は UTC です。
  • 特定の日付、例えば 2013 年 6 月 15 日の場合、createdate:[20130614] TO [20130616] と入力します
  • 日付範囲、例えば 2013 年 6 月 15 日から 30 日の場合、createdate:[20130614 TO 20130701] と入力します
要確認: 演算子には常に大文字を使用してください。
特定の日、または日付範囲が期限であるタスク duedate: 年、月、日 [YYYYMMDD] の協定世界時 (UTC) 形式の日付を、日付範囲として表したもの。 年 [YYYY] のみを入力するか、または時、分、秒を含める [YYYYMMDDHHMMSS] ことができます。日付範囲内の各日付は大括弧で囲みます。
ヒント: タイム・ゾーンの問題に対応するには、関心がある日付の前の日からその日付の後の日までを検索します。

日付を組み合わせるには TO 演算子を使用します。

すべての日付は UTC です。
  • 特定の日付、例えば 2013 年 6 月 15 日の場合、duedate:[20130614] TO [20130616] と入力します
  • 日付範囲、例えば 2013 年 6 月 15 日から 30 日の場合、duedate:[20130614 TO 20130701] と入力します
要確認: 演算子には常に大文字を使用してください。
特定の ID のプロセス・インスタンスに属するタスク instanceid: プロセス・インスタンスの数値 ID instanceid:57824
特定の名前のタスク activityname: タスク名のうちの任意の用語
  • 正確な名前が判明している場合は、activityname:"Submit requisition" のように入力します
  • 名前の一部のみが判明している場合は、activityname:Requisition のように入力します
特定のタスク ID taskid: タスクの数値 ID taskid:12345
特定のユーザー・ログイン名のユーザーが所有するタスク username: ユーザー名 username:jsmith
特定の名前のユーザーが所有するタスク userfullname: ユーザーのフルネーム全体または一部
  • ユーザーのフルネームが判明している場合は、userfullname:"john smith" のように入力します
  • 名前の一部のみが判明している場合は、userfullname:john userfullname:smith のように入力します
特定のチームに割り当てられたタスク teamname: チーム名の全体または一部 teamname:accounting
ユーザーにより要求済みのすべてのタスク isassignedtouser: 次の値のいずれか: truefalse 例えば、まだ要求されていないタスクを検索するには、isassignedtouser:false と入力します
表 3. プロセス・パフォーマンス・ダッシュボード・ページでの特定のインスタンス関連情報の検索.
重要: 以下の値は、iPad で Process Portal を使用している場合、または Process Portal ユーザー設定で言語がアラビア語またはヘブライ語に設定されている場合にのみ適用されます。
検索対象 使用すべきフィールド 指定すべき用語 どのような照会を使用すべきか
特定のアプリケーション名のプロセスに属するプロセス・インスタンス application: アプリケーション名のうちの任意の用語
  • 正確な名前が判明している場合は、application:"標準採用パッケージ" のように入力します
  • 名前の一部のみが判明している場合は、application:採用 application:標準 のように入力します
特定の名前のプロセスに属するプロセス・インスタンス instancename: プロセス・インスタンス名のうちの任意の用語
  • 正確な名前が判明している場合は、instancename:"ローン申込書の確認 - 10247" のように入力します
  • 名前の一部のみが判明している場合は、instancename:ローン instancename:申込書 のように入力します
特定のビジネス・プロセス定義 (BPD) に属するプロセス・インスタンス bpd: ビジネス・プロセス定義名のうちの任意の用語
  • BPD の正確な名前が判明している場合は、bpd:"採用プロセス" のように入力します
  • 名前の一部のみが判明している場合は、bpd:採用 のように入力します
特定の日、または日付範囲においてリスクのあるプロセス・インスタンス instanceatriskdate: 年、月、日 [YYYYMMDD] の協定世界時 (UTC) 形式の日付を、日付範囲として表したもの。 年 [YYYY] のみを入力するか、または時、分、秒を含める [YYYYMMDDHHMMSS] ことができます。日付範囲内の各日付は大括弧で囲みます。
ヒント: タイム・ゾーンの問題に対応するには、関心がある日付の前の日からその日付の後の日までを検索します。

日付を組み合わせるには TO 演算子を使用します。

すべての日付は UTC です。
  • 特定の日付、例えば 2013 年 6 月 15 日の場合、instanceatriskdate:[20130614] TO [20130616] と入力します
  • 日付範囲、例えば 2013 年 6 月 15 日から 30 日の場合、instanceatriskdate:[20130614 TO 20130701] と入力します
要確認: 演算子には常に大文字を使用してください。
特定の日、または日付範囲に作成されたプロセス・インスタンス instancecreatedate: 年、月、日 [YYYYMMDD] の協定世界時 (UTC) 形式の日付を、日付範囲として表したもの。 年 [YYYY] のみを入力するか、または時、分、秒を含める [YYYYMMDDHHMMSS] ことができます。日付範囲内の各日付は大括弧で囲みます。
ヒント: タイム・ゾーンの問題に対応するには、関心がある日付の前の日からその日付の後の日までを検索します。

日付を組み合わせるには TO 演算子を使用します。

すべての日付は UTC です。
  • 特定の日付、例えば 2013 年 6 月 15 日の場合、instancecreatedate:[20130614] TO [20130616] と入力します
  • 日付範囲、例えば 2013 年 6 月 15 日から 30 日の場合、instancecreatedate:[20130614 TO 20130701] と入力します
要確認: 演算子には常に大文字を使用してください。
特定の日、または日付範囲が期限であるプロセス・インスタンス instanceduedate: 年、月、日 [YYYYMMDD] の協定世界時 (UTC) 形式の日付を、日付範囲として表したもの。 年 [YYYY] のみを入力するか、または時、分、秒を含める [YYYYMMDDHHMMSS] ことができます。日付範囲内の各日付は大括弧で囲みます。
ヒント: タイム・ゾーンの問題に対応するには、関心がある日付の前の日からその日付の後の日までを検索します。

日付を組み合わせるには TO 演算子を使用します。

すべての日付は UTC です。
  • 特定の日付、例えば 2013 年 6 月 15 日の場合、instanceduedate:[20130614] TO [20130616] と入力します
  • 日付範囲、例えば 2013 年 6 月 15 日から 30 日の場合、instanceduedate:[20130614 TO 20130701] と入力します
要確認: 演算子には常に大文字を使用してください。
特定のプロセス・インスタンス instanceid: プロセス・インスタンスの数値 ID instanceid:57824

ビジネス・データの検索

顧客名、顧客の住所、発注日などの、担当業務に固有のフィールドにデータが含まれるタスクを検索できます。
重要: ビジネス・データ・フィールドが検索できるのは、対応するビジネス・データが、プロセスの設計時に検索対象として使用可能に設定された場合のみです。
ビジネス・データの検索に以下の構文を使用できます。
表 4. ビジネス・データの検索の構文
検索対象 どのような照会を使用すべきか
ビジネス・データ・フィールドの用語 検索にフィールドの名前を含めます。

フィールドの名前を調べるには、タスクのタスク領域で、フィールドのラベルの上にマウスを移動します。例えば、データのラベルが「顧客名」で、ラベルの吹き出しヘルプに customername と表示される場合、customername: と入力します。

以下の特殊文字のいずれかを含む用語: + - ! ( ) { } [ ] ^ " ~ * ? : \
  • 特殊文字は索引付けされていないため、検索内の文字はスペースで置き換えることができます。
  • 検索に特殊文字を含める場合は、その文字の前に円記号 (¥) を含めます。例えば、顧客名が MyCompany! でフィールド・ラベルが customername の場合、customername:"MyCompany¥!" と入力します。
重要: 特殊文字を含む検索照会内にワイルドカード文字 (アスタリスク(*) または疑問符 (?)) を含めることはできません。
ビジネス・データ・フィールドの数値データ 数字 (例えば、顧客住所フィールド内の 9) を検索するには、customeraddress:9 と入力します

ある範囲内の数字を検索する場合は、TO 演算子を使用します。

例えば、顧客住所フィールドで 1 から 9 の範囲の数値を探す場合、customeraddress:[1 TO 9] と入力します

ビジネス・データ・フィールドの日付 日付範囲として表した UTC の日付を、年、月、日 (YYYYMMDD) 形式で入力します。日付の範囲を指定するには、TO 演算子を使用して日付を組み合わせます。
ヒント: タイム・ゾーンの問題に対応するには、関心がある日付の前の日からその日付の後の日までを検索します。

例えば、2012 年 2 月 1 日の注文に関連付けられたタスクを検索するには、開始日として 2012 年 1 月 31 日、終了日として 2012 年 2 月 2 日を使用します。注文日フィールドのラベルが orderdate の場合、orderdate:[20120131 TO 20120202] と入力します