Process Portal ダッシュボード: 検索のヒント

プロセス・インスタンスまたはタスクを Process Portal ダッシュボードで処理しているときに、表示されるプロセスまたはタスクをフィルタリングできます。

重要: iPad で Process Portal を使用している場合、または Process Portal ユーザー設定で基本のテキスト方向として「コンテキスト」または「RTL - 右から左」を設定している場合、検索とフィルターは「処理」ページと同じように動作します。「処理」ページでの検索について詳しくは、『「処理」ページの検索のヒント』を参照してください。

フィルターの構成方法

検索をより効果的にするために、フィルターを構成する際に以下の提案を考慮してください。
表 2. ダッシュボード・ページ用のフィルター
フィルター基準 フィルターの指定方法
完全に一致する句を含める。 検索語で単語を次のように引用符で囲みます: "term"

例えば、home loan approvals のインスタンスを検索するには、「インスタンス名」 "home loan approval" と入力します

用語のバリエーションを含める。 用語内の単一文字の置換文字として、疑問符 (?) を使用します。例えば、Meyer または Meier を検索するには、Me?er

アスタリスク (*) を、1 つ以上の文字の置換文字として、用語の先頭または末尾、または用語内で使用します。例えば、「却下」と「却下済み」の両方を検索するには、却下*

フィルターを結合して検索を絞り込む。 フィルターは次のように自動的に結合されて検索を絞り込みます: filter1 filter2。ただし、AND または正符号 (+) 演算子を使用して次のようにフィルターを結合することもできます: filter1 AND filter2、または +filter1 +filter2
制約事項: フィルターにフィールドが含まれている場合、そのフィルターには、検索語を 1 つのみ含めることができます。
例えば、debit と credit の両方に言及するタスクをサブジェクト行に表示するために、以下のいずれかの方法でフィルターを入力できます。
  • 「サブジェクト」 debit Space Space 「サブジェクト」 credit
  • 「サブジェクト」 debit Space Space AND Space Space 「サブジェクト」 credit
  • + Space Space 「サブジェクト」 debit Space Space + Space Space 「サブジェクト」 credit
要確認: 演算子には常に大文字を使用してください。
検索対象を拡大する。 フィルターを結合するために、次のように OR 演算子を使用します: filter1 OR filter2

例えば、フリー・テキストの検索語を使用して、debit、credit、またはその両方を含む項目を表示するには、「サブジェクト」 debit Space Space OR Space Space 「サブジェクト」 credit と入力します

フィールド名を含むフィルターでは、フィルターの検索語の間にコンマを使用します。例えば、複数の異なるユーザーのタスクを表示するには、「ユーザー名」 Fred, Jim, Tim と入力します

要確認: 演算子には常に大文字を使用してください。
検索から単語を除外する。 検索から単語を除外するには、次のように NOT 演算子を使用します: filter1. NOT filter2 別の方法として、次のように負符号 (-) 演算子を使用することもできます: filter1 -filter2
制約事項: フィルターにフィールドが含まれている場合、そのフィルターには、検索語を 1 つのみ含めることができます。
例えば、loan 関連のタスクで、car loan ではないタスクを表示するために、以下のいずれかの方法でフィルターを入力できます。
  • 「サブジェクト」 loan Space Space NOT Space Space 「サブジェクト」 car
  • 「サブジェクト」 loan Space Space - Space Space 「サブジェクト」 car
要確認: 演算子には常に大文字を使用してください。
数値データを含める。 数値 (例えば 9) を検索するには、検索語として 9 と入力します。

ある範囲内の数値を検索するには、次のように TO 演算子を使用します: filter1 TO filter2

例えば、1 から 9 の範囲のインスタンスを検索する場合、「インスタンス名」 [1 TO 9] と入力します

要確認: 演算子には常に大文字を使用してください。
日付を含める。 日付範囲を使用します。検索語では、日付範囲を次のように大括弧で囲みます: [YYYYMMDD TO YYYYMMDD]
ヒント: タイム・ゾーンの問題に対応するには、関心がある日付の前の日からその日付の後の日までを検索します。

例えば、2012 年 2 月 1 日が期限の注文に関連付けられているタスクを検索するには、フィルターで次のように開始日として 2012 年 1 月 31 日、終了日として 2012 年 2 月 2 日を使用します: 「期限」 [20120131 TO 20120202]

要確認: 演算子には常に大文字を使用してください。
フィールド名を含む複数のフィルターを、フリー・テキスト検索語と組み合わせる。 フィールド名を含む検索フィルターを括弧で囲みます。
ヒント: 左括弧はフルテキスト検索語として扱われます。括弧記号の後で、スペース・バーを 2 回押し、次に最初のフィールド名を入力します。

例えば、Loans プロセス・アプリケーションのタスクで、Fred に属していて、car loan に言及しているものを検索するには、(Space Space 「ユーザー名」 Fred Space Space 「プロセス・アプリケーション」 Loans Space Space) AND Space Space "car loan" と入力します

要確認: 演算子には常に大文字を使用してください。