このページを使用して、接続プールに関連する設定を指定します。
この管理コンソール・ページは、特定のリソース・タイプ (例えば、JDBC データ・ソースや JMS キュー接続ファクトリーなど) に共通のものです。 このページを表示する際のパスは、リソースのタイプによって異なります。 一般的な表示手順としては、リソース・プロバイダーのインスタンスを選択し、 次にそのリソース・タイプのインスタンスを選択して、
とクリックします。共有区画の数、空きプール区画の数、および空きプール分配テーブル・サイズは、 スレッドが同期ロックを待つのに必要な時間の削減に関連するプロパティーです。 シングル・プロセッサーのシステムでは、これらの値による影響はありません。 複数プロセッサーのシステムでは、これらの設定により、 マルチスレッドの管理に関連したパフォーマンスのコストが削減されます。
滞留 接続は、接続プールに応答したり戻されたりすることのないアクティブな接続です。 プールが滞留状態 (滞留しきい値に達した) になると、プールの滞留が解除されるまで、すべての新規接続要求にリソース例外が出されます。滞留タイマー間隔プロパティーは、 タイマーの間隔です。 これは、接続プールが滞留接続を確認する頻度です。 デフォルト値は 0 秒です。
wsadmin スクリプト・ツールを使用して滞留時間、滞留タイマー間隔、 または滞留しきい値プロパティーを変更することに失敗した場合は、IllegalState 例外が発生します。 この要求中は、プールはアクティブ要求またはアクティブ接続を持つことができません。 滞留接続サポートを開始するには、滞留時間と滞留しきい値プロパティーの値が 0 より大きく、 最大接続数が 0 より大きくなければなりません。
また、滞留タイマー間隔が設定されている場合、この値は滞留時間の値よりも小さくなっている必要があります。 滞留タイマー間隔は、滞留時間の 4 分の 1 から 6 分の 1 までの値にすることをお勧めします。 これにより、接続プールは、接続が滞留であると宣言されるまで、滞留接続を 4 回から 6 回までチェックします。 これにより、偽陽性の可能性が削減されます。
wsadmin の例
$AdminControl getAttribute $objectname stuckTime $AdminControl setAttribute $objectname stuckTime 30 $AdminControl getAttribute $objectname stuckTimerInterval $AdminControl setAttribute $objectname stuckTimerInterval 15 $AdminControl getAttribute $objectname stuckThreshold $AdminControl setAttribute $objectname stuckThreshold 10
データ型 | 整数 |
デフォルト値 | 0 |
範囲 | 0 から最大の整数 |
マーク付きのリンク (オンライン) では、インターネットにアクセスする必要があります。