キャッシュ内の認証クレデンシャルの有効期限の期間を指定します。
この期間が、「Timeout value for forwarded credentials between servers」フィールドの値よりも少ないことを確認してください。
アプリケーション・サーバー・インフラストラクチャーのセキュリティーが使用可能になっている場合、
セキュリティー・キャッシュのタイムアウトによってパフォーマンスが影響を受ける可能性があります。
このタイムアウト設定値では、セキュリティー関連のキャッシュのリフレッシュ頻度が指定されます。
キャッシュに入るのは、Bean、許可、およびクレデンシャルに関するセキュリティー情報です。
キャッシュ・タイムアウトが満了すると、
タイムアウト期間中にアクセスされなかった
すべてのキャッシュされた情報は、キャッシュからパージされます。
その後でその情報に関する要求が行われると、データベースが検索されます。
情報を獲得するために、Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) バインド
またはネイティブの認証を呼び出すことが必要になる場合があります。
この呼び出しでは両方とも、比較的にパフォーマンスのコストがかかります。そのサイトの使用パターンとセキュリティーの必要性を検討して、アプリケーションにとって最適なトレードオフを決定してください。
デフォルトのセキュリティー・キャッシュ・タイムアウト値は 10 分です。ユーザーが少ない場合はもっ
と長く、または、ユーザーが多い場合はもっと短い時間にする必要があります。
LTPA タイムアウト値は、セキュリティー・キャッシュ・タイムアウト以上でなければなりません。
また、LTPA タイムアウト値は ORB 要求タイムアウト値よりも長く設定することも推奨されます。
しかし、セキュリティー・キャッシュ・タイムアウト値と ORB 要求タイムアウト値との間には何の関係もありません。
20 分間のパフォーマンス・テストでは、
タイムアウトが生じないようにキャッシュ・タイムアウトを設定すると、
パフォーマンスが 40% 向上します。
データ型 |
整数 |
単位 |
分および秒 |
デフォルト |
10 分 |
範囲: |
30 秒より大 |