J2C 認証別名の選択

このパネルでは、構成するリソースの J2C 認証別名を選択することができます。 このパネルはセキュリティー・ドメインが定義済みの場合にのみ使用可能です。 セキュリティー・ドメインによって、J2C 認証別名をサーバー間で固有にすることができます。 ツリー・ビューは、別名が属するセキュリティー・ドメインを判別するのに便利で、 また各認証別名にアクセスできるサーバーの判別にも役に立ちます。 ツリー・ビューはリソースごとに調整されているため、ドメインおよび別名が使用できないときは、これらは非表示になっています。例えば、ツリーのすべてのサーバーおよびクラスターに対して固有のセキュリティー・ドメインが定義されていれば、セルを有効範囲とするセキュリティー・ドメインはツリーでは非表示となります。探している別名がツリーに表示されていない場合、その原因は、 このリソースに対して可視性を持つすべてのサーバーでその別名が使用できないためです。 この場合、対象の別名をグローバル有効範囲で定義するか、 このリソースに対して可視となる別のセキュリティー・ドメインで定義する必要があります。

この管理コンソール・パネルを表示するには、以下のようにします。
  1. アプリケーション・サーバーでセキュリティー・ドメインを定義しておく必要があります。
  2. 管理コンソールで以下のいずれかのパスをクリックします。
    • 「リソース」 > 「JDBC」 > 「データ・ソース」 > data_source 。「コンポーネント管理認証別名」または「コンテナー管理認証別名」のセキュリティー・セクションで「参照...」をクリックします。
    • 「リソース」 > 「JDBC」 > 「JDBC プロバイダー」 > jdbc_provider > 「データ・ソース」 > data_source 。「コンポーネント管理認証別名」または「コンテナー管理認証別名」のセキュリティー・セクションで「参照...」をクリックします。
    • 「リソース」 > 「リソース・アダプター」 > 「J2C 接続ファクトリー」 > j2c_connection_factory 。「コンポーネント管理認証別名」または「コンテナー管理認証別名」のセキュリティー・セクションで「参照...」をクリックします。
    • 「リソース」 > 「リソース・アダプター」 > 「J2C アクティベーション・スペック」 > j2c_activation_specification 。「認証別名」のセキュリティー・セクションで「参照...」をクリックします。
    • 「リソース」 > 「JMS」 > 「接続ファクトリー」 > connection_factory 。「認証別名」のセキュリティー・セクションで「参照...」をクリックします。
    • 「リソース」 > 「JMS」 > 「JMS プロバイダー」 > jms_provider > [追加プロパティー]「接続ファクトリー」 > connection_factory 。 「認証別名」のセキュリティー・セクションで「参照...」をクリックします。
トラブルの回避: 別名を選択するときは、リソースを使用するサーバーのサブセットからしかアクセスできない別名を選択する可能性があるため、注意が必要です。グローバル別名を選択すれば、 その名前の別名が、リソースのすべてのユーザーからアクセス可能であることが保証されます。 ただし、別名がセキュリティー・ドメイン内でオーバーライドされると、 グローバル別名の代わりにその別名が使用されます。 ツリー・ビューには、正しい別名の選択に役立つ以下のアイコンが表示されます。
  • 有効 別名はこのリソースにアクセスできるすべてのサーバーによってアクセス可能です。
  • エラー 別名にアクセスできないサーバーが少なくとも 1 つあります。ツリー・ビューで、このリソースを使用するアプリケーションに問題が発生しないことを確認してください。
  • 複数の定義 別名は複数の場所で定義されています。
gotcha



マーク付きのリンク (オンライン) では、インターネットにアクセスする必要があります。

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データ・ソース・コレクション


ファイル名: udat_j2cresauthdomains.html