WebSphere MQ クライアント・リンク [設定]

WebSphere® MQ クライアント・リンクは、メッセージング・エンジンを提供し、その結果、WebSphere MQ クライアントが接続できる WebSphere MQ キュー・マネージャーとしてバスを提供します。 この動作により、WebSphere Application Server バージョン 5 JMS クライアントがバス上のメッセージング・リソースを使用できるようになります。

コンソールのこのペインを表示するには、以下のパスをクリックします。

「サービス統合」 > 「バス」 > 「bus_name」 > [トポロジー] 「メッセージング・エンジン」 > 「engine_name」 > [追加プロパティー] 「WebSphere MQ クライアント・リンク」 > 「link_name」.


(オンライン) でマークされたリンクでは、 インターネットへのアクセスが必要です。 それぞれのリンクは、オンラインのインフォメーション・センターでトピックの 検索を立ち上げます。 検索結果がリストされたら、ご使用の構成に最適なトピックを選択してください。

このトピックに対する更新を確認 (オンライン)

関連タスク
WebSphere MQ クライアント・リンクの構成 (オンライン)
WebSphere Application Server バージョン 5.x の JMS による、より新しい製品バージョンのメッセージング・リソースの使用の管理 (オンライン)
関連情報
管理コンソールのボタン
管理コンソールの設定
WebSphere MQ クライアント・リンクの作成 (オンライン)

「ランタイム」タブ

「ランタイム」タブには、このオブジェクトのランタイム・プロパティーが表示されます。 これらのプロパティーは、現在のランタイム環境に直接影響を与えますが、そのランタイム環境を停止した場合にはこれらのプロパティーは保持されません。ランタイム・プロパティー値を保持するには、「構成」タブでそれぞれ対応するプロパティー値を変更してください。 ランタイム環境に構成変更を適用する方法については、インフォメーション・センターのタスクの説明を参照してください。

一般プロパティー

状況

WebSphere MQ クライアント・リンクのランタイム状況。

必須 いいえ
データ型 選択リスト
範囲
非アクティブ
WebSphere MQ クライアント・リンクは作動可能なので、クライアントからのインバウンド接続は受信できますが、確立されているクライアント接続はまだありません。

停止済み
WebSphere MQ クライアント・リンクは停止状態にあるので、クライアントからの新規のインバウンド接続要求を処理できません。

始動中
WebSphere MQ クライアント・リンクはクライアントからインバウンド接続を受信し、この接続を始動中です。

バインド中
WebSphere MQ クライアント・リンクはチャネル・ネゴシエーションを実行中であり、まだメッセージの転送準備ができていません。

実行中
WebSphere MQ クライアント・リンクはクライアントとのアクティブ・セッションを持っており、クライアント と WebSphere MQ クライアント・リンクの間でデータを流すことができます。

停止中
WebSphere MQ クライアント・リンク、またはそのリンクとの接続は停止中です。

複数
WebSphere MQ クライアント・リンクはいくつかのクライアントとのセッションを確立済みであり、それらのセッションはそれぞれ異なる状態 (始動中、実行中、停止中、停止済み) をとることができます。

「構成」タブ

「構成」タブには、このオブジェクトの構成プロパティーが表示されます。 これらのプロパティー値は、ランタイム環境が停止されて再始動された場合にも保持されます。 ランタイム環境に構成変更を適用する方法については、インフォメーション・センターのタスクの説明を参照してください。

一般プロパティー

名前

WebSphere MQ クライアント・リンクの名前。

必須 はい
データ型 テキスト

UUID

管理上の目的でシステムによってこの WebSphere MQ クライアント・リンクに割り当てられる汎用固有 ID。

必須 いいえ
データ型 テキスト

説明

管理上の目的で使用される WebSphere MQ クライアント・リンクの説明 (オプション)。

必須 いいえ
データ型 テキスト域

MQ チャネル名

WebSphere MQ クライアントとバスの間のメッセージ・フローに使用される、WebSphere MQ クライアント・リンクのチャネルの名前。

このクライアント・リンクがそれ自体をクライアントに表すために使用する WebSphere MQ サーバー接続チャネルの名前。この名前は、確立される接続のクライアントによって指定される値と正確に一致する必要があります。 WebSphere Application Server バージョン 5.1、組み込み JMS プロバイダー・クライアントでは、 値「WAS.JMS.SVRCONN」を指定する必要があります。 チャネル名とキュー・マネージャー名の両方を 共有する 2 つの MQ リンクを定義しないようにしてください。 ただし、異なるキュー・マネージャー名を指定する場合は、 クライアント・リンクが同一のチャネル名を持つことは可能です。

.
必須 はい
データ型 テキスト

キュー・マネージャー名

WebSphere MQ キュー・マネージャー名。MQ リンク受信側チャネル接続インスタンスに接続されている WebSphere MQ 送信側チャネルは、ここで稼働しています。

WebSphere Application Server バージョン 5.1 で JMS アプリケーションによって使用される WebSphere MQ リンク (デフォルトでは、 Default.MQClientLink という名前) のキュー・マネージャー名は、 WAS_nodeName_jmsserver です。このキュー・マネージャー名は、 同じノードのメッセージング・エンジンに割り当てられている他のどの WebSphere MQ リンクにも使用しないでください。

必須 はい
データ型 テキスト

デフォルト・キュー・マネージャー

これが WebSphere MQ クライアントのデフォルト・キュー・マネージャーになるかどうかを指定します。

クライアントが接続先のキュー・マネージャーの名前を指定しない場合、クライアントは、デフォルトとしてマークされている、一致するチャネル名を持つ MQ クライアント・リンクに接続されます (この基準に一致するチャネル名が検出された場合)。

必須 いいえ
データ型 チェック・ボックス

最大メッセージ・サイズ

WebSphere MQ クライアント・リンクのチャネルで伝送可能なメッセージの最大の長さ (バイト)。

必須 いいえ
データ型 Long
範囲 0 から 2147483647

ハートビート間隔

操作を要求しているクライアントがまだアクティブであることを確認する前の待機時間 (秒)。

このハートビート間隔により、送信側チャネルは、メッセージのバッチをコミットする直前に受信側チャネルがアクティブであることを検証できます。 受信側チャネルがアクティブでない場合は、バッチは未確定になるのではなく、 バックアウトすることができます (アクティブな場合も同様)。 バッチをバックアウトすると、メッセージは処理できる状態で維持されるため、例えば、他のチャネルにリダイレクトすることができます。

送信側チャネルが、バッチ・ハートビート間隔内で受信側チャネルとの通信を行っていた場合、 受信側チャネルはまだアクティブであると想定されます。そうでない場合は、 「ハートビート」シグナルは確認する受信側チャネルに送信されます。

必須 いいえ
データ型 整数
範囲 0 から 999999

値 0 (ゼロ) は、 ハートビート・メカニズムを使用しないことを示します。

初期状態

関連するメッセージング・エンジンが初めて開始されたときに、WebSphere MQ クライアント・リンクが開始されているか、停止されているかを示します。 MQ リンクは、開始されないと使用できません。

必須 いいえ
データ型 選択リスト
範囲
停止済み
関連付けられているメッセージング・エンジンの開始時に 、WebSphere MQ クライアント・リンクは停止状態にあり、クライアントからの新規のインバウンド接続要求を処理できません。

始動済み
関連付けられているメッセージング・エンジンの開始時に、WebSphere MQ クライアント・リンクは作動可能状態にあり、インバウンド接続を受信できます。




File name: SIBMQClientLink_DetailForm.html