バージョン 5 JMS サーバー設定

デプロイメント・マネージャー・セル内のバージョン 5 ノード上の JMS 機能は、JMS サーバーによるサービスを受けます。このパネルを使用して、選択された JMS サーバーの構成プロパティーを表示または変更します。

JMS サーバーは、WebSphere® Application Server バージョン 5 ノードから WebSphere Application Server バージョン 6 へのマイグレーションを支援することのみを目的としてサポートされています。

このパネルを使用して、JMS サーバーの一般プロパティー・セットを構成します。 これらは、バージョン 5 デフォルト・メッセージング・プロバイダーで自動的に構成されるプロパティーのデフォルト値に追加されます。

[z/OS] このパネルのいずれかの値を設定する場合、あらかじめ各ノードの JMS サーバーを構成しておくようにします。 この構成は、WebSphere Application Server プロファイル管理ツール (『プロファイル管理ツールの使用』トピックに説明してあります) を使用するか、または zpmt コマンド (『zpmt コマンドを使用した z/OS アプリケーション・サービス提供環境の構成』トピックに説明してあります) を使用して、実行してください。

[AIX Solaris HP-UX Linux Windows] [iSeries] 注: JMS サーバーは WebSphere MQ プロパティーを使用しており、一般に、それらのプロパティーのデフォルト値で十分機能します。 しかし、高負荷のメッセージングを実行している場合、 ログ・ファイルのロケーション、ファイル・ページ、およびバッファー・ページのプロパティーなど、 一部の WebSphere MQ プロパティーを変更しなければならない場合があります。 WebSphere MQ プロパティーの構成についての詳細情報は、「WebSphere MQ システム管理の手引き」(SC88-7776) を参照してください。 この資料は、IBM® Publications Center から入手するか、または「WebSphere MQ collection kit」(SK2T-0730) から入手できます。
名前

IBM WebSphere Application Server 内で、この JMS サーバーを管理目的で識別する際の名前。

この名前は変更しないでください。

データ型 ストリング
単位 該当なし
デフォルト WebSphere 内部 JMS サーバー
範囲 該当なし
説明

IBM WebSphere Application Server 内で管理目的で使用する、JMS サーバーの説明。

このストリングは変更しないでください。

データ型 ストリング
デフォルト WebSphere 内部 JMS サーバー
ショート・ネーム [z/OS]

サーバーのショート・ネームを指定します。WebSphere Application Server for z/OS® の場合、サーバーのショート・ネームはセル内で固有である必要があります。このショート・ネームは、デフォルトの z/OS ジョブ名でもあり、作業負荷マネージャー (WLM)、自動リスタート・マネージャー、SAF (例えば、RACF®) 開始タスク制御プログラムなど、オペレーティング・システム固有の機能に対してサーバーを識別するものです。

システムは、セル内で自動的に固有となるデフォルトのショート・ネームを割り当てます。

固有 ID [z/OS]

このサーバーの固有 ID を指定します。

固有 ID プロパティーは、読み取り専用です。この値は、自動的に生成されます。

スレッド数 [AIX Solaris HP-UX Linux Windows] [iSeries]

Publish/Subscribe マッチング・エンジンが使用する並行スレッド数

並行スレッド数は、小さい数値に限定して設定する必要があります。

データ型 整数
単位 スレッド
デフォルト 1
範囲 1 以上
キュー名

この JMS サーバーがホストするキューの名前。 各キュー名は、別々の行で指定する必要があります。

このフィールドにリストされるキューは、 それぞれが、同じ管理名を持つ別々のキュー管理オブジェクトを持たなければなりません。 キューをアプリケーションで使用可能にするには、WebSphere キューを定義し、そのキューをホスティングさせようとするホストの「JMS サーバー」パネルで、そのキュー名をこのフィールドに追加します。

データ型 ストリング
単位 キュー名
範囲 このフィールドへの個々の入力は 45 文字までのキュー名とします。 このキュー名は、キューに定義された WebSphere キュー管理オブジェクトと正確に (大文字小文字の使用を含め) 一致する必要があります。
初期状態

次に再始動したときの JMS サーバーが保持すべき状態を指定します。

データ型 列挙型
デフォルト 始動済み
範囲
始動済み
JMS サーバーは自動的に始動します。
停止済み
JMS サーバーは自動的には始動されません。 デプロイ済みのエンタープライズ・アプリケーションが JMS サーバーの提供する JMS サーバー機能を使用する場合、 システム管理者は手動で JMS サーバーを始動するか、このプロパティーの「始動済み」値を選択して、 JMS サーバーを再始動する必要があります。

バージョン 5 ノード上で JMS サーバーを再始動するには、いったん JMS サーバーを停止し、それから再始動します。




マーク付きのリンク (オンライン) では、インターネットにアクセスする必要があります。

関連タスク
関連情報


ファイル名: umj_projs.html