SIP スタック設定

このページを使用して、RFC 3261 で指定された設定とは異なる Session Initiation Protocol (SIP) スタック設定の値を構成します。 デフォルト値は、RFC 3261 に指定されたデフォルト値と同じです。

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「100 Trying」応答で、要求の送信勧誘に自動的に応答する

「100 Trying」応答で、要求の送信勧誘に自動的に応答するかどうかを指定します。この設定を使用不可にすると、再送信の送信勧誘の数が増える可能性があります。

データ型 ブール
デフォルト True
メッセージ本文の非表示

ログ・ファイル内のメッセージ内容を非表示にするかどうかを指定します。 この値を True に設定すると、 ログ・ファイルに印刷される SIP メッセージからメ ッセージ本文のテキストが 除去されます。この設定が影響するのは、ログ・ファイルのメッセージの表示のみです。

データ型 ブール
デフォルト False
アウトバウンド接続タイムアウト

アウトバウンド接続を作成する時間をミリ秒単位で指定します。 この設定は、伝送制御プロトコル (TCP) および Transport Layer Security (TLS) など、ストリーム・トランスポートにのみ関連があります。 デフォルト値の 0 は、時間が無制限であることを示します。

データ型 整数
デフォルト 0
最大送信単位

アウトバウンドのユーザー・データグラム・プロトコル (UDP) 要求の最大送信単位をバイト単位で指定します。 SIP スタックは、UDP チャネルで要求を送信する前に、要求のサイズを測ります。 要求が PATH_MTU-200 に指定された値 (デフォルト で 1300 バイト) よりも大きい場合、トランスポー トは送信前に UDP から TCP に切り替わります。

UDP チャネルでより大きな要求を送信するにはこの値を大きくしてください。ただし、メッセージが切り捨てられたり、破棄されたりすることがあります。 詳しくは、RFC 3261-18.1.1 仕様書を参照してください。

データ型 整数
デフォルト 1500
アウトバウンド・プロキシー

すべてのアウトバウンド SIP メッセージを転送するための修正アドレスを指定します。 フォーマットは、address:port/transport (1.2.3.4:5065/tcp など) です。

ベスト・プラクティス: コンテナーがアプリケーション・サーバー SIP プロキシーを介して動作する場合、この設定を使用しないでください。
データ型 ストリング
デフォルト 空ストリング



マーク付きのリンク (オンライン) では、インターネットにアクセスする必要があります。

関連タスク


ファイル名: usip_stack.html