別名destination [設定]

別名宛先は、別の名前の宛先を使用可能にし、任意で宛先のパラメーターをオーバーライドします。

コンソールのこのペインを表示するには、以下のパスをクリックします。

「サービス統合」 > 「バス」 > 「bus_name」 > [宛先リソース] 「宛先」 > 「destination_name」.


(オンライン) でマークされたリンクでは、 インターネットへのアクセスが必要です。 それぞれのリンクは、オンラインのインフォメーション・センターでトピックの 検索を立ち上げます。 検索結果がリストされたら、ご使用の構成に最適なトピックを選択してください。

このトピックに対する更新を確認 (オンライン)

関連概念
別名宛先 (オンライン)
関連タスク
別名バス宛先の作成 (オンライン)
バス宛先プロパティーの構成 (オンライン)
宛先逆作業工程パスの構成 (オンライン)
関連情報
管理コンソールのボタン
管理コンソールの設定

「構成」タブ

「構成」タブには、このオブジェクトの構成プロパティーが表示されます。 これらのプロパティー値は、ランタイム環境が停止されて再始動された場合にも保持されます。 ランタイム環境に構成変更を適用する方法については、インフォメーション・センターのタスクの説明を参照してください。

一般プロパティー

ID

この宛先が認識される管理上の ID。

ID およびバスを使用して、アプリケーションに対するこの宛先を識別します。
必須 いいえ
データ型 テキスト

バス

アプリケーションに認識されているこの宛先のバスの名前。

ID およびバスを使用して、アプリケーションに対するこの宛先を識別します。
必須 いいえ
データ型 テキスト

UUID

管理上の目的でシステムによってこの宛先に割り当てられる汎用固有 ID。

必須 いいえ
データ型 テキスト

タイプ

このバス宛先が、キュー、トピック・スペース、またはその他のタイプの宛先用かどうか。

必須 いいえ
データ型 テキスト

説明

管理上の目的で使用されるバス宛先の説明 (オプション)。

必須 いいえ
データ型 テキスト域

ターゲット ID

別名である宛先の名前。

注: targetIdentifier フィールドは読み取り専用であり、変更することはできません。 別名のターゲットを変更する場合は、別名宛先を削除してから、再作成する必要があります。
必須 いいえ
データ型 テキスト

ターゲット・バス

別名である宛先のバスの名前が存在します。

バス名を指定しない場合は、 ターゲット宛先は別名宛先と同じバス上にあると想定されます。
注: targetBus フィールドは読み取り専用であり、変更することはできません。 別名のターゲットを変更する場合、別名宛先を削除してから、再作成する必要があります。
必須 いいえ
データ型 テキスト

プロデューサーによるデフォルトの信頼性のオーバーライドを可能にする

このオプションを選択し、宛先で設定されたデフォルトの信頼性をプロデューサーがオーバーライドできるようにします。

  • アプリケーションが宛先へのメッセージを生成していて、そのアプリケーションがそのメッセージの信頼性を指定していない場合は、デフォルトの信頼性 設定が使用されます。
  • アプリケーションが宛先へのメッセージを生成していて、そのアプリケーションが信頼性を指定している場合は、プロデューサーによるデフォルトの信頼性のオーバーライドを可能にする プロパティーが True に設定されている場合にのみ、アプリケーションの信頼性が適用できます。 それ以外の場合は、デフォルトの信頼性 設定が使用されます。
必須 いいえ
データ型 選択リスト
範囲
継承
別名宛先は、ターゲット宛先上の対応するプロパティーの値を使用 (継承) します。

True
別名宛先は、プロデューサーが指定した配信オプション値を使用します。

False
別名宛先は、宛先の「信頼性」プロパティーが指定している配信オプション値を使用します。

デフォルトの信頼性

プロデューサーによる明示的な信頼性の設定がない場合、この宛先に作成されたメッセージに割り当てられる信頼性。

この信頼性の設定は、メッセージが信頼性を設定していないか、プロデューサーによるデフォルトの信頼性のオーバーライドを可能にする が False に設定されている場合に使用されます。
  • アプリケーションが宛先へのメッセージを生成していて、そのアプリケーションがそのメッセージの信頼性を指定していない場合は、デフォルトの信頼性 設定が使用されます。
  • アプリケーションが宛先へのメッセージを生成していて、そのアプリケーションが信頼性を指定している場合は、プロデューサーによるデフォルトの信頼性のオーバーライドを可能にする プロパティーが True に設定されている場合にのみ、アプリケーションの信頼性が適用できます。 それ以外の場合は、デフォルトの信頼性 設定が使用されます。
必須 いいえ
データ型 選択リスト
範囲
継承
別名宛先は、ターゲット宛先上の対応するプロパティーの値を使用 (継承) します。

ベストエフォート非パーシスタント
メッセージング・エンジンで処理の停止または障害が起こった場合、メッセージは廃棄されます。メッセージの送信に使用されている接続が使用不可になった 場合、また、システム・リソースが制約されている結果としても、メッセージは破棄される可能性があります。

高速非パーシスタント
メッセージング・エンジンで処理の停止または障害が起こった場合、メッセージは廃棄されます。メッセージの送信に使用されている接続が使用不可になった場合にも、メッセージは廃棄される可能性がある。

高信頼性非パーシスタント
メッセージング・エンジンで処理の停止または障害が起こった場合、メッセージは廃棄されます。

高信頼性パーシスタント
メッセージング・エンジンで障害が起こった場合、メッセージは廃棄される可能性があります。

保証パーシスタント
メッセージは廃棄されません。

最大信頼性

この宛先によって受領されたメッセージの最大信頼性。

プロデューサーは、このプロパティーで指定した値よりも高い信頼性を利用してこの宛先にメッセージを送信することはできません。
必須 いいえ
データ型 選択リスト
範囲
継承
別名宛先は、ターゲット宛先上の対応するプロパティーの値を使用 (継承) します。

ベストエフォート非パーシスタント
メッセージング・エンジンで処理の停止または障害が起こった場合、メッセージは廃棄されます。メッセージの送信に使用されている接続が使用不可になった 場合、また、システム・リソースが制約されている結果としても、メッセージは破棄される可能性があります。

高速非パーシスタント
メッセージング・エンジンで処理の停止または障害が起こった場合、メッセージは廃棄されます。メッセージの送信に使用されている接続が使用不可になった場合にも、メッセージは廃棄される可能性がある。

高信頼性非パーシスタント
メッセージング・エンジンで処理の停止または障害が起こった場合、メッセージは廃棄されます。

高信頼性パーシスタント
メッセージング・エンジンで障害が起こった場合、メッセージは廃棄される可能性があります。

保証パーシスタント
メッセージは廃棄されません。

デフォルト優先順位

優先順位がプロデューサーによって設定されていない時に、この宛先に送信されたメッセージに割り当てられるデフォルトの優先順位。

必須 いいえ
データ型 整数
範囲 -1 から 9

送信許可

プロデューサーがメッセージをこの宛先に送信できないようにするには、このオプションをクリア (false に設定) します。

必須 いいえ
データ型 選択リスト
範囲
継承
別名宛先は、ターゲット宛先上の対応するプロパティーの値を使用 (継承) します。

True
別名宛先は、プロデューサーが指定した配信オプション値を使用します。

False
別名宛先は、宛先の「信頼性」プロパティーが指定している配信オプション値を使用します。

受信許可

コンシューマーがメッセージをこの宛先から受信できないようにするには、このオプションをクリア (false に設定) します。

必須 いいえ
データ型 選択リスト
範囲
継承
別名宛先は、ターゲット宛先上の対応するプロパティーの値を使用 (継承) します。

True
別名宛先は、プロデューサーが指定した配信オプション値を使用します。

False
別名宛先は、宛先の「信頼性」プロパティーが指定している配信オプション値を使用します。

応答宛先

この宛先に送信されるメッセージの空でない逆作業工程パスへ追加される宛先の名前。

このプロパティーは、応答メッセージ上のメディエーションとともに使用するように意図されています。

このプロパティーの使用について詳しくは、宛先逆ルーティング・パスの構成 (オンライン)を参照してください。

.
必須 いいえ
データ型 テキスト

応答宛先バス

応答宛先が存在するバス。

このプロパティーは、応答メッセージ上のメディエーションとともに使用するように意図されています。

このプロパティーの使用について詳しくは、宛先逆ルーティング・パスの構成 (オンライン)を参照してください。

必須 いいえ
データ型 テキスト

デフォルトの転送ルーティング・パス

メッセージに転送ルーティング・パスが含まれていない場合にメッセージの転送ルーティング・パスが設定される値。 これは、メッセージがターゲットのバス宛先に到達するまでに通過しなければならない中間バス宛先の順次リストを識別します。 このフィールドの形式は、bus:name として指定されるバス宛先を線で区切ったリストです。

1 つ以上のバス宛先にメッセージを転送する場合、 バス宛先のリストを入力します。個別の行で、bus_name:destination_name または :destination_name という形式で、各宛先エントリーを入力します。
各部の意味は、次のとおりです。
bus_name
宛先が構成されているサービス統合バスの名前です。バス名を指定しない場合、 この宛先は、このプロパティーを設定している宛先と同じバス上にあると想定されます。
destination_name
バス宛先の名前です。
必須 いいえ
データ型 テキスト域

許可検査をターゲット宛先に委任

許可検査を別名またはターゲット宛先で実行するかどうかを指定します。

必須 いいえ
データ型 チェック・ボックス

すべてのターゲット・キュー・ポイントを使用する

すべてのターゲット・キュー・ポイントを使用するかどうかを指定します

ターゲット・キューのすべてのキュー・ポイント (別名の構成後に作成された任意のキュー・ポイントも含む) を使用できるかどうかを示します。 選択すると、「ターゲット・キュー・ポイント」メニューが無効になります。
必須 はい
データ型 チェック・ボックス

選択解除されたキュー・ポイント

これは、別名定義でアドレスできないキュー・ポイントのリストです。リストは、このキューのキュー・ポイントで構成された完全なリストから生成されます。

このリストは、「すべてのターゲット・キュー・ポイントを使用 (Use all target queue points)」がチェック解除されている場合にのみ使用可能です。

必須 いいえ
データ型 選択リスト

選択されたキュー・ポイント

これは、別名定義でアドレス可能なキュー・ポイントのリストです。この別名に関して生成または消費されるメッセージは、これらのキュー・ポイントのみに適用されます。

このリストは、「すべてのターゲット・キュー・ポイントを使用 (Use all target queue points)」がチェック解除されている場合にのみ使用可能です。

必須 いいえ
データ型 選択リスト

追加プロパティー

コンテキスト・プロパティー
メディエーションに渡すコンテキスト情報。



File name: SIBDestinationAlias_DetailForm.html