このページを使用して、このアプリケーション・サーバーの EJB コンテナーの構成および管理を行います。
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コンテナーによって、非活性化したステートフル・セッション Bean の永続状態が保管されるディレクトリーを指定します。 このディレクトリーは、事前に存在している必要があります。 自動的には作成されません。
活動化ポリシーが TRANSACTION であるステートフル・セッション Bean は、 それが登録されているトランザクションの終了時に非活性化され、 活動化ポリシーが ONCE (デフォルト) であるステートフル・セッション Bean は、 アクティブな Bean インスタンスの数がコンテナー構成で指定したキャッシュ・サイズを超えると非活性化されます。 Stateful Bean が非活性化される場合、コンテナーは、Bean インスタンスを非活性化ディレクトリー内のファイルへと シリアライズし、そのインスタンスを Bean キャッシュから廃棄します。 その後、その非活性化 Bean インスタンスに要求があると、 コンテナーは、非活性化ディレクトリーから Bean インスタンスを検索し、それをデシリアライズして、 キャッシュに戻し、要求を Bean インスタンスにディスパッチします。 これらのステップのどれかが失敗すると (例えば、Bean インスタンスが 非活性化ディレクトリーにもはや存在しない場合)、メソッドの起動も失敗します。
コンテナーが、使用可能な Bean インスタンスのプールを検査して、メモリー使用量削減のためにインスタンスの一部を削除できるかどうかを決定する間隔を指定します。 この設定は、すべての Bean プールに適用されます。重要: ステートフル・セッション Bean はプールされません。そのため、これは、ステートレス・セッションおよびエンティティー Bean プールに適用されます。
データ型 | 整数 |
デフォルト | 30000 |
単位 | ミリ秒 |
範囲 | 0 から 2 147 483 647 |
アプリケーションのデプロイメント時にデータ・ソースが指定されていない場合に使用するデータ・ソースの JNDI 名を指定します。 この設定は、EJB 2.x に準拠する CMP Bean には適用できません。
サーブレットおよびエンタープライズ Bean は、データ・ソース を使用してこれらの接続を取得します。コンテナーの構成時に、コンテナーにデフォルトのデータ・ソースを指定することができます。 このデータ・ソースは、 コンテナー管理パーシスタンス (CMP) を使用するコンテナー内にインストールされている、 すべてのエンティティー Bean が使用するデフォルトのデータ・ソースとなります。
コンテナーのデフォルトのデータ・ソースは保護されています。このデータ・ソースを指定するときには、データ・ソースにアクセスするためのユーザー ID とパスワードを提供しなければなりません。
コンテナー内のそれぞれの CMP エンティティー Bean のデータ・ソースが、その構成内で指定されている場合には、デフォルトのデータ・ソースの指定はオプションになります。 デフォルトのデータ・ソースが指定されておらず、CMP エンティティー Bean がその Bean 用のデータ・ソースを指定されずにそのコンテナー内にインストールされている場合、アプリケーションは、その CMP エンティティー Bean を使用することはできません。
EJB コンテナー内にインストールされている すべての ステートフル・セッション Bean に対して、フェイルオーバーを使用可能にすることを指定します。
このチェック・ボックスは、複製ドメインが定義されるまでは使用不可になっています。 この選択肢には、複製設定を構成する際に役に立つハイパーリンクが含まれています。 複製ドメインが構成されていない場合にリンクをクリックすると、 複製ドメインを作成できるパネルに移動します。 1 つでもドメインが構成されている場合にリンクをクリックすると、 EJB コンテナーで使用する複製設定を選択できるパネルに移動します。
データ型 | チェック・ボックス |
デフォルト | 選択解除状態 |
範囲 | 選択状態または選択解除状態 |
サーバーを最初に始動するときに要求される実行状態を指定します。
データ型 | ストリング |
デフォルト | 始動済み |
範囲 | 有効値は、「始動済み」および「停止中」です。 |