JCA ライフ・サイクル管理

このページを使用して、データ・ソースおよび接続ファクトリー MBean で JCA ライフ・サイクル管理の操作を行います。これらの管理操作により、対応するデータ・ソースおよび接続ファクトリー のリソースのランタイム状況を制御することができます。

この管理コンソール・ページは、管理するデータ・ソースまたは J2C 接続ファクトリーに応じて、別々のロケーションで表示することができます。 以下に例を示します。
この管理コンソール・ページを使用するためのガイドラインは、以下のとおりです。
Pause

選択した MBean を一時停止することを指定します。MBean を一時停止すると、バックエンド・リソースへのアウトバウンド通信が停止されます。このアクションは、選択したサーバー上のリソースを使用するすべてのアプリケーションに影響します。

Resume

選択した MBean を再開することを指定します。MBean を再開すると、バックエンド・リソースへのアウトバウンド通信が使用可能になります。このアクションは、選択したサーバー上のリソースを使用するすべてのアプリケーションに影響します。

Purge

指定されたデータ・ソースまたは接続ファクトリーの接続プールの内容をパージすることを指定します。プールのパージは、継続中のトランザクションには影響しません。

名前 (JNDI 名)

接続ファクトリーまたはデータ・ソース構成の名前と、その後に、括弧で囲んだ Java Naming and Directory Interface (JNDI) 名。

実行中オブジェクト有効範囲

接続ファクトリーまたはデータ・ソース MBean を実行中のサーバー。

状況

接続ファクトリーまたはデータ・ソース MBean の状態。

指定可能な値は以下のとおりです。
状態 指示
ACTIVE
  • MBean に対応するリソースは、バックエンドへの接続をアプリケーションに提供する準備ができています。
  • アプリケーションはこのリソースで JNDI 名前空間検索を実行しました。

この状態で、MBean に対し、PAUSE の JCA ライフ・サイクル管理操作を適用することができます。

PAUSED
  • MBean に対し前に適用された JCA ライフ・サイクル管理操作の結果、 対応するリソースを介するバックエンドへのすべてのアウトバウンド通信が停止されます。
  • アプリケーションはこのリソースで JNDI 名前空間検索を実行しました。

この状態で、MBean に対し、RESUME の JCA ライフ・サイクル管理操作を適用することができます。

NOT_ACCESSED
  • 指定されたサーバーに MBean が存在しますが、対応する接続ファクトリーまたはデータ・ソースでアプリケーションは JNDI 名前空間検索を実行しませんでした。

この状態で、MBean に対し、JCA ライフ・サイクル管理操作を適用することはできません。




マーク付きのリンク (オンライン) では、インターネットにアクセスする必要があります。

関連タスク
関連資料
管理コンソールの有効範囲設定
管理コンソールのボタン
管理コンソール・ページのフィーチャー


ファイル名: udat_jcalifecycle.html