ディレクトリー・サービスの基本識別名 (DN) を指定します。
これは、ディレクトリー・サービスの LDAP 検索の開始点を表します。
ほとんどの場合、バインド DN とバインド・パスワードが必要です。
ただし、匿名バインドが、必要なすべての機能を満たす場合は、
バインド DN およびバインド・パスワードは必要ありません。
例えば、ユーザーの識別名が cn=John Doe、ou=Rochester、o=IBM、c=US の場合、
基本識別名は、ou=Rochester、o=IBM、c=US または o=IBM、c=US または c=US のいずれかに指定します。許可を目的として、このフィールドでは大/小文字の区別が行われます。 例えば、別のセル
または
Lotus® Domino® からトークンを受け取った場合、サーバー内の基本 DN は、別のセルまたは
Lotus Domino サーバーから受け取った基本 DN と正確に一致する必要があるということを、
この指定は暗黙指定します。
アプリケーション・サーバーのバージョン 5 とバージョン 5.0.1 以降のサーバー間で相互運用する必要がある場合は、正規化された基本 DN を入力する必要があります。正規化された基本 DN では、コンマおよび等号の前後にスペースが含まれません。
正規化されていない基本 DN の場合は、例えば o = ibm, c = us または o=ibm, c=us のように表記されます。正規化されている基本 DN の場合は、o=ibm,c=us のように表記されます。
WebSphere Application Server バージョン 5.0.1 以降では、
正規化は実行中に自動的に行われます。