「監査サブシステムの障害時アクション (Audit subsystem failure action)」設定では、
監査サブシステムで障害が発生した場合のアプリケーション・サーバーの振る舞いを記述します。
監査サブシステムで発生する障害の通知がログに記録されるようにするには、監査通知を構成しておく
必要があります。セキュリティー監査が有効になっていない場合、これらのアクションは
実行されません。障害にはインターフェースまたはイベント処理のエラーが
含まれる場合があります。デフォルトでは、監査サブシステムの障害時アクションの
設定は「警告なし (No warning)」に設定されています。
「監査サブシステムの障害時アクション (Audit subsystem failure action)」ドロップダウン・メニューには以下のオプションが含まれます。
- 警告なし (No warning)
「警告なし (No warning)」アクションは、
監査サブシステムでの障害が監査員に通知されないことを指定します。製品は処理を続行しますが、
監査レポートは無効になります。
- 警告をログに記録 (Log warning)
「警告をログに記録 (Log warning)」アクションは、
監査サブシステムでの障害が監査員に通知されることを指定します。製品は処理を続行しますが、
監査レポートは無効になります。
- サーバーを終了
「サーバーを終了」アクションは、監査サブシステムで致命的エラーが発生した場合に、
アプリケーション・サーバーが正常に静止するように指定します。
E メール通知が構成されていない場合、エラー発生の通知が監査員に送信されます。
システム・ログへのロギングが構成されている場合は、障害の通知はシステム・ファイルに記録されます。