WebSphere® Application Server for z/OS® バージョン 4.x のユーザーが、WebSphere Application Server for z/OS 製品にインストールされているアプリケーションに SQL 機能拡張機能を適用しないことを示すために使用します。
WebSphere Application Server for z/OS バージョン 4.x 製品のデフォルトの動作は、動的 SQL 機能拡張を実行することです。
バージョン 4.x 製品のカスタム・ファインダーの動的 SQL 機能拡張に参加しないことを選択した z/OS ユーザーは、この属性を使用して、Bean レベルおよびサーバー・レベルの両方でそのことを指定します。
この属性名と true の値で構成される、名前 / 値のペアによって、
指定 Bean のホーム・インターフェース上に定義された任意のカスタム・ファインダーの SQL 機能拡張は、その Bean レベルで使用不可になります。
WebSphere Application Server for z/OS サーバー・プロパティー・ファイルに値 true を入力することによって、指定されたサーバーにインストールされているすべての Bean の SQL 機能拡張が、サーバー・レベルで使用不可になります。
このカスタム・ファインダー機能拡張属性は、ランタイムにより、バージョン 5.x 製品の Bean レベルで継続的にサポートされています。
バージョン 5.x のデフォルトの振る舞いが、カスタム・ファインダー SQL を動的に機能拡張しない
ことになっているため、これをサーバー全体のインディケーターとして使用すべきではありません。
注: ご使用の WebSphere Application Server for z/OS インストールが、インストールされているすべてのアプリケーションで、すべてのカスタム・ファインダーの自動的な動的機能拡張を利用している場合には、com.ibm.websphere.ejbcontainer.customfinder.honorAccessIntent インディケーターを「all」に設定する必要があります。アプリケーションが、com.ibm.websphere.persistence.bean.managed.custom.finder.access.intent インディケーターが
env-var 設定で設定されている Bean を含み、そのインディケーターを継続して使用する場合には、
バージョン 5.x 製品の動的 SQL 機能拡張機能が、上記のように使用可能になっている必要があります。
データ型 |
ストリング |
範囲 |
有効な値は true および false です。 |
優先順位に関する注意事項:
- com.ibm.websphere.ejbcontainer.customfinder.honorAccessIntent.methodLevel 属性は、
サーバー全体のレベル属性、または Bean レベルの属性設定をオーバーライドします。
- com.ibm.websphere.ejbcontainer.customfinder.honorAccessIntent インディケーターの J2EE Name によってリストされているすべての Bean によって、
動的機能拡張が、その Bean に定義されたカスタム・ファインダーに対して実行されます。
これは、デフォルトの振る舞いが、問題のサーバーで有効になっている場合でも発生します。
- com.ibm.websphere.persistence.bean.managed.custom.finder.access.intent 属性によって、
サーバー全体の設定、または Bean 設定が使用可能になっていて、メソッド・レベルの設定が指定されていない場合には、
特定の Bean でこの機能が使用不可になります。