要求メトリック

このページを使用して以下のことを行います。要求メトリックを使用可能にする。要求メトリックに よって計測されるコンポーネントを選択する。トレース・レベルを設定する。標準ログを使用可能にする。アプリケーション 応答測定 (ARM) を使用可能にする。ARM エージェントのタイプを指定する。ARM トランザクション・ファクトリー実装クラス名を指定する。

この管理コンソール・ページを表示するには、「モニターおよびチューニング」>「要求メトリック」とクリックします。

「構成」タブ

要求メトリック・コレクションを行うためにサーバーを準備する

要求メトリック機能をオンにします。

これを未チェックにすると、要求メトリック機能は使用不可になります。 要求メトリックを使用可能にするには、このボックスにチェック・マークを付けて変更を保管してから、 サーバーを再始動します。このボックスがチェックされている場合は、 サーバーは要求メトリックを使用可能にする準備ができており、ユーザーがサーバーを再始動する必要はありません。 「計測対象コンポーネント」の下でどのオプションが選択されているかによって、 要求メトリックの計測は、各コンポーネントで使用可能または使用不可にされます。
注: この選択の処理は、WebSphere® Application Server バージョン 6.0x の「要求メトリックを使用可能にする」チェック・ボックスとは異なります。 この処理では、「すべて」、「なし」、または「カスタム」の選択オプションがあります。 「カスタム」を選択した場合は、使用可能にするコンポーネントを指定する必要があります。
要求メトリックを使用可能にする

要求メトリック機能をオンにします。これを使用不可にすると、要求メトリック機能は使用できなくなります。

計測対象コンポーネント

要求メトリックによって計測されるコンポーネントを選択します。

なし」を選択した場合は、要求メトリックの計測は使用可能になりません。 「すべて」を選択した場合は、 「カスタム」の下にリストされるすべてのコンポーネントで要求メトリックの計測が使用可能になります。 「カスタム」を選択した場合は、選択したコンポーネントで要求メトリックの計測が使用可能になります。

注: エッジ・トランザクション (アプリケーション・サーバーが最初に実行される親相関係数を持たないトランザクション) は、対応コンポーネントが計測に対して無効な場合でも、常時計測が行われます。
トレース・レベル

特定のトランザクションについて、どのくらいのトレース・データを累積するのかを指定します。 「トレース・レベル」と「計測対象コンポーネント」は、 連携して要求が計測されるかどうかを制御します。

以下の値のいずれかを含みます。
なし
計測なし
ホップ
プロセス境界のみに関する計測情報 (例: ブラウザーまたは Web サーバーから受信したサーブレット要求やデータベースに送信される JDBC 要求) を生成します。
パフォーマンス・デバッグ
ホップ・レベルで、またプロセス内サーブレットと Enterprise JavaBeans™ (EJB) 呼び出しの第 1 レベル (例: インバウンド・サーブレットが特定のサーブレットに転送され、 インバウンド EJB が別の EJB を呼び出したとき) で、データを生成します。 ネーミングとサービス統合バス (SIB) などの他のプロセス内呼び出しは、 このレベルでは使用可能になりません。
デバッグ
すべてのプロセス内呼び出しの応答時間を含む、 詳細な計測データを提供します。
注: Servlet フィルターへの要求は、このレベルで計測されるのみです。
標準ログ

要求メトリック・ロギング機能を使用可能にします。

このチェック・ボックスを選択して、SystemOut.log ファイルへの要求メトリック・ログの生成を起動します。
注: 要求メトリック・ロギング機能を使用可能にするとプロセッサーの使用率が増加するため、 選択した要求のみが計測されるようにフィルターとともにこの機能を使用することをお勧めします。
アプリケーション応答測定 (ARM) エージェント

要求メトリックが、基礎をなす ARM エージェントを呼び出すことができるようにします。

ARM を使用可能にする前に、ARM プロバイダーの指示に従って、ARM エージェントをインストールし、適切なクラスパスとパスに構成する必要があります。

ARM エージェントの指定

使用したい ARM エージェントのタイプを指定します。

ARM 4.0 エージェントおよび Tivoli® ARM 2.0 エージェントに対応しています。

ARM トランザクション・ファクトリー実装クラス名

ご使用のプロバイダーが提供しているパッケージの ARM トランザクション・ファクトリー実装クラス名を指定します。 このフィールドは ARM 4.0 エージェントを選択している場合には入力が必須ですが、 Tivoli ARM エージェントを選択している場合には必須ではありません。

このフィールドに、ARM ライブラリーにある ARM トランザクション・ファクトリー実装クラスの名前を入力します。 必ず ARM プロバイダーの指示に従い、また、インストール済み ARM エージェント用の ARM トランザクション・ファクトリー・クラスの名前を理解しておくようにしてください。

フィルター

フィルター操作が使用可能な場合、指定されたフィルターと一致する要求のみが、要求メトリック・データを生成します。ソース IP アドレス、URI 名、EJB メソッド名、JMS パラメーター、および WebServices パラメーターに関するフィルターが存在します。




マーク付きのリンク (オンライン) では、インターネットにアクセスする必要があります。

関連タスク


ファイル名: uprf_rrequestmetrics.html