このページはリソース・アダプター構成の J2C アクティベーション・スペックのリストを含み、新規 J2C アクティベーション・スペックの作成、構成を変更するための J2C アクティベーション・スペックの選択、または J2C アクティベーション・スペックの削除に使用されます。
アクティベーション・スペック定義およびクラスは、インストール時にリソース・アダプターによって提供されます。
この情報を使用して管理者は、アプリケーションで使用できるようになった JNDI 名で、J2C アクティベーション・スペックを作成し構成することができます。
リソース・アダプターは、J2C アクティベーション・スペックを使用して特定のエンドポイント・インスタンスを構成します。
1 つ以上のエンドポイントを構成する各アプリケーションは、エンドポイントにメッセージを送信するリソース・アダプターを指定しなければなりません。
アプリケーションは、アクティベーション・スペックを使用して、インバウンド・メッセージの処理に関連した構成プロパティーを提供する必要があります。
次のガイドラインでは、どのシナリオがアクティベーション・スペックまたはリスナー・ポートを使用するかを示します。
- WebSphere® Application Server v4 で Java™ 2 Platform, Enterprise Edition (J2EE) 1.2 および EJB 1.1 を使用している場合は、MDB は使用されないので、リスナー・ポートまたはアクティベーション・スペックは必要ありません。
WebSphere Application Server v4 はメッセージ Bean を使用しますが、MDb または EJB ではありません。
- WebSphere Application Server v5 で J2EE 1.3 および EJB 2.0 を使用している場合は、リスナー・ポートを使用する必要があります。
MDB は MessageListener を実装する JMS MDB であり、JCA サポートはありません。
WebSphere Application Server v5 は、リスナー・ポートを使用して MDB クラスをそれぞれの JMS 宛先と関連付けます。
- WebSphere Application Server v6 で J2EE 1.4 および EJB 2.1 を使用している場合は、アクティベーション・スペックを使用する必要があります。
コネクター MDB は JCA を使用してそのリソースにアクセスします。したがって、コネクターはアクティベーション・スペックで構成されている必要があります。
これは新規 Bean の開発のためであり、EJB 2.0 から EJB 2.1 への MDB の移行には影響しません。
- WebSphere Application Server v6 で J2EE 1.4 および EJB 2.1 を使用している場合は、この決定は JMS プロバイダー API が JCA で実装されているかどうかに依存します。
J2EE 1.4 では、JMS 1.1 API が JCA 1.5 API で実装できるようになりました。
その場合、MDB はコネクター MDB として実装された JMS MDB であり、したがってアクティベーション・スペックで構成される必要があります。
インプリメントされない場合、これは J2EE 1.3 と同じ JMS 状態であり、ユーザーはこの EJB 2.1 MDB を EJB 2.0 MDB と同じ方法で構成する必要があります。これは、WebSphere Application Server ではリスナー・ポートを使用します。
以下の 2 つの方法のいずれかで、
この管理コンソール・ページにアクセスすることができます。