クライアントが、接続されているトランスポートの 1 つを使用して、
サーバーへの接続を処理するかどうかを指定します。
サーバーがサポートするインバウンド・トランスポートとして、Secure Sockets Layer (SSL)、TCP/IP、またはその両方を
使用するように選択できます。「TCP/IP」を指定すると、サーバーは TCP/IP のみをサポートし、SSL 接続を受け入れること
はできません。「SSL サポート」を指定すると、このサーバーは TCP/IP 接続または SSL 接続をサポートできます。
「SSL 必須」を指定すると、このサーバーと通信しているサーバーはすべて SSL を使用する必要があります。
「SSL サポート」または「SSL 必須」を指定する場合は、
インバウンド構成で使用する SSL 構成設定のセットを決めます。
この決定により、このサーバーへのインバウンド接続にどの鍵ファイルとトラスト・ファイルを使用するかが決まります。
注: セル内にバージョン 6.0.x ノードとそれより前のノードの両方がない限り、このオプションは z/OS
® プラットフォームでは使用できません。
- TCP/IP
- 「TCP/IP」を選択すると、サーバーは TCP/IP リスナー・ポートだけを開くため、
すべてのインバウンド要求が SSL で保護されるとは限りません。
- SSL 必須
- 「SSL 必須」を選択すると、サーバーは SSL リスナー・ポートだけを開くため、
すべてのインバウンド要求が SSL を使用して受信されます。
重要:
SAS がサポートされるのは、
バージョン 6.1 セルに統合されたバージョン 6.0.x と、
それより前のバージョンの間のサーバーに限られます。
- SSL サポート
- 「SSL サポート」を選択すると、サーバーは TCP/IP および SSL リスナー・ポートの両方を開き、
ほとんどのインバウンド要求が SSL を使用して受信されます。
以下のポートの固定ポート番号を提供します。ポート番号がゼロの場合は、実行時に動的に割り当てられます。
CSIV2_SSL_MUTUALAUTH_LISTENER_ADDRESS
CSIV2_SSL_SERVERAUTH_LISTENER_ADDRESS
SAS_SSL_SERVERAUTH_LISTENER_ADDRESS
ORB_SSL_LISTENER_ADDRESS
デフォルト: |
SSL サポート |
範囲: |
TCP/IP、SSL 必須、SSL サポート |