クラス・ローダーの設定

このページを使用して、 アプリケーション・サーバー上に存在するアプリケーションのクラス・ローダーを構成します。

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「構成」タブ

クラス・ローダー ID

クラス・ローダー・インスタンスを識別するサーバーに固有のストリングを指定します。 この ID は製品によって割り当てられます。

データ型 ストリング
クラス・ローダー順序

クラス・ローダーが、クラスをロードする際に、 最初に親クラス・ローダーを検索するのか、 あるいはアプリケーション・クラス・ローダーを検索するのかを指定します。開発キット・クラス・ローダーおよび WebSphere® Application Server クラス・ローダーの標準は、Classes loaded with parent class loader first です。Classes loaded with local class loader first (parent last) を指定することにより、 アプリケーションは、親クラス・ローダーに含まれるクラスをオーバーライドできますが、 オーバーライドされたクラスとオーバーライドされていないクラスを一緒に使用した場合、 このアクションにより、ClassCastException または LinkageErrors が発生する可能性があります。

オプションは「Classes loaded with parent class loader first」と「Classes loaded with local class loader first (parent last)」です。デフォルトでは、クラスをロードする際に、 親クラス・ローダーを検索してから、アプリケーション・クラス・ローダーを検索します。

ご使用のアプリケーションでこの製品の Jakarta 共通ロギングのデフォルト構成を使用する場合は、このアプリケーション・クラス・ローダーの順序を Classes loaded with parent class loader first に設定します。ご使用のアプリケーションで Jakarta 共通ロギングのデフォルト構成をオーバーライドする場合、 ご使用のアプリケーションが、Jakarta 共通ロギングでサポートされている形式の構成を提供し、 このクラス・ローダーの順序が「Classes loaded with local class loader first (parent last)」に設定される必要があります。また、デフォルト構成をオーバーライドするには、ご使用のアプリケーションの各 Web モジュールのクラス・ローダーの順序を設定して、正しいロガー・ファクトリーがロードされるようにします。

データ型 ストリング
デフォルト 親が最初



マーク付きのリンク (オンライン) では、インターネットにアクセスする必要があります。

関連タスク
関連資料


ファイル名: urun_rclassloader_inst.html