ステートフル・セッション Bean のフェイルオーバー設定 (EJB モジュール)

各 Enterprise JavaBeans (EJB) コンテナーには、他のサーバーにフェイルオーバーするためのステートフル・セッション Bean のメソッドが用意されています。 これにより、このモジュール内のステートフル・セッション Bean のフェイルオーバーを行うかどうかを指定できます。 また、このモジュールの親オブジェクトのステートフル・セッション Bean 複製設定をオーバーライドすることもできます。

この管理コンソール・ページを表示するには、「アプリケーション」>「アプリケーション・タイプ」>「WebSphere エンタープライズ・アプリケーション (WebSphere enterprise application)」>「application_name」とクリックします。「モジュール」で「モジュールの管理」をクリックします。次に <jar name> をクリックします。「追加プロパティー」で「ステートフル・セッション Bean のフェイルオーバー設定」をクリックします。

注: これらの設定は、5.x のアプリケーション・ターゲットでは無視されます。
メモリー間複製を使用して、ステートフル・セッション Bean のフェイルオーバーを使用可能にします

EJB コンテナーがこのモジュールのすべてのステートフル・セッション Bean のフェイルオーバーを行うかどうかを指定します。

このチェック・ボックスにチェック・マークを付けると、 管理者が EJB コンテナーまたはモジュールのアプリケーション用に構成したデフォルトのステートフル・セッション Bean フェイルオーバー設定がオーバーライドされます。 このチェック・ボックスを選択解除すると、このモジュールに対するフェイルオーバーが使用不可になります。

データ型 チェック・ボックス
範囲 選択状態または選択解除状態
アプリケーションまたは EJB コンテナー複製設定の使用

EJB コンテナーまたはアプリケーション用に構成された複製設定を、 このモジュールで使用するように指定します。このオプションを選択し、アプリケーションでステートフル・セッション Bean フェイルオーバーが使用されるようにする場合は、フェイルオーバーを使用する各サーバー上で、EJB コンテナーに対してメモリー対メモリー複製を定義する必要があります。

データ型 ラジオ・ボタン
範囲 選択状態または選択解除状態
EJB モジュール複製設定を使用する

この EJB モジュール用に構成された複製設定を、ステートフル・セッション Bean データのメモリー間複製でも使用するように指定します。

このボタンを選択すると、 EJB コンテナーおよびアプリケーションの複製設定がオーバーライドされます。 このボタンは、複製ドメインが定義されるまでは使用不可になっています。 この選択肢には、複製設定を構成する際に役に立つハイパーリンクが含まれています。 複製ドメインが構成されていない場合にリンクをクリックすると、 複製ドメインを作成できるパネルに移動します。 1 つでもドメインが構成されている場合にリンクをクリックすると、 EJB コンテナーで使用する複製設定を選択できるパネルに移動します。

データ型 ラジオ・ボタン
範囲 選択状態または選択解除状態



マーク付きのリンク (オンライン) では、インターネットにアクセスする必要があります。

関連タスク


ファイル名: uejb_sfsbfset2.html