連邦情報処理標準 (FIPS) 準拠の Java™ 暗号化エンジンが使用可能であることを指定します。
- z/OS® System Secure Sockets Layer (SSSL) のアプリケーション・サーバーによって実行される SSL 暗号化には影響しません。
- このセルに、z/OS バージョン 6.0.x のアプリケーション・サーバーより前のバージョンのアプリケーション・サーバーが含まれている場合は、JSSE プロバイダーを変更しません。
「Use the Federal Information Processing Standard (FIPS)」を選択した場合には、
Lightweight Third Party Authentication (LTPA) 実装は IBMJCEFIPS を使用します。IBMJCEFIPS
は、Data Encryption Standard (DES)、Triple-DES、および Advanced Encryption Standard (AES)
で、連邦情報処理標準 (FIPS) 承認済み暗号アルゴリズムをサポートしています。
LTPA 鍵は、アプリケーション・サーバーの以前のリリースと後方互換性がありますが、LTPA トークンは以前のリリースとは互換性はありません。
以前のリリースのアプリケーション・サーバーでは、FIPS 承認のアルゴリズムを使用して LTPA トークンの生成を行いませんでした。
IBMJSSE2 JSSE プロバイダーは、暗号機能を直接的に実行しないので、FIPS 承認である必要はありません。
代わりに、IBMJSSE2 JSSE プロバイダーは、暗号機能に JCE フレームワークを使用し、FIPS モードが
使用可能になっている場合は、IBMJCEFIPS を使用します。
重要: IBMJSSEFIPS プロバイダーは HP-UX プラットフォームではサポートされません。ただし、IBMJCEFIPS を使用する IBMJSSE2 プロバイダーは、HP-UX プラットフォームでサポートされています。