ORB サービス・トランスポート・チャネル設定

このページを使用して、オブジェクト・リクエスト・ブローカー (ORB) サービスのトランスポート・チャネルを表示および構成します。 このタイプのトランスポート・チャネルは、ORB サービス 用の CORBA および RMI/IIOP のインバウンド・メッセージを処理します。 ORB によって、クライアントはネットワーク分散環境でサーバーに対して 要求を行い、応答を受け取ることができます。

デフォルトでは、ORB Service チャネルを含むアプリケーション・サーバー用に、次の 2 つのチャネル・トランスポート・チェーンが定義されます。

いずれのチェーンも、同じ TCP チャネル・インスタンスで終端し、そのインスタンスを使用します。 この TCP チャネルは IIOP ポートに関連付けられており、 その他のトランスポート・チェーンでは使用されません。 SSL チャネルの 1 つのインスタンスは、DCS-Secure チェーンで使用するために予約されています。 これも、その他のトランスポート・チェーンでは使用されません。

この管理コンソール・ページを表示するには、「サーバー」>「サーバー・タイプ」>「WebSphere Application Server」> server_name > 「ポート」とクリックします。設定を検討したい ORB Service のトランスポート・チャネルに関連付けられたポートの「関連トランスポートの表示」をクリックします。

トランスポート・チャネル名

ORB サービスのトランスポート・チャネルの名前を指定します。

「名前」フィールドでは、 # ¥ / , : ; " * ? < > | = + & % ' の各文字は使用できません。

この名前は、この製品環境内の全チャネルで固有である必要があります。例えば、ORB サービスのトランスポート・チャネルと TCP トランスポート・チャネルは、同一のシステム内では同じ名前にすることができません。

データ型 ストリング
判断ウェイト

このトランスポート・チェーンの他のチャネルに関連してこのチャネルが有する優先順位を指定します。 このプロパティーは、ポート共用が使用可能で、かつ、トランスポート・チェーンにデータの転送先となる複数のチャネルが含まれている場合にのみ使用されます。 識別ウェイトの最も低いチェーン内のチャネルが、最初に着信データを見て、 そのデータを所有するかどうかを決定する機会を与えられます。

データ型 正整数
デフォルト 0



マーク付きのリンク (オンライン) では、インターネットにアクセスする必要があります。

関連タスク
関連資料


ファイル名: urun_chain_typeorb.html