インバウンド・ポート [設定]

インバウンド・ポートは、特定のエンドポイント・リスナーにおけるサービス宛先の Web サービスの使用可能性、および関連構成を記述します。

コンソールのこのペインを表示するには、以下のようにクリックしていきます。

「サービス統合」 > 「バス」 > 「bus_name」 > [サービス] 「インバウンド・サービス」 > 「service_name」 > [追加プロパティー] 「インバウンド・ ポート」 > 「port_name」.

各インバウンド・ポートはエンドポイント・リスナーと関連しており、 サービスを特定のエンドポイント・リスナーを経由することによってのみ使用可能にすることで、 特定のインバウンド・サービスにアクセスできるユーザー・グループを制御できます。

メッセージに適用するセキュリティーのレベルを設定することができます。 セキュリティー・レベルは、要求および応答メッセージに対して、独立して設定することができます。


(オンライン) でマークされたリンクでは、 インターネットへのアクセスが必要です。 それぞれのリンクは、オンラインのインフォメーション・センターでトピックの 検索を開始します。 検索結果がリストされたら、ご使用の構成に最適なトピックを選択してください。

このトピックに対する更新を確認 (オンライン)

「構成」タブ

「構成」タブには、このオブジェクトの構成プロパティーが表示されます。これらのプロパティー値は、ランタイム環境が停止されて再始動された場合にも保持されます。ランタイム環境に構成変更を適用する方法については、インフォメーション・センターのタスクの説明を参照してください。

一般プロパティー

名前

インバウンド・ポート名。 この名前は、このインバウンド・サービスに対して公開された WSDL 内のポート名として表示されます。

この名前は固有である必要があり、以下の 構文規則に従っている必要があります。
  • 「.」(ピリオド) で開始しないようにする必要があります。
  • スペースで開始または終了しないようにする必要があります。
  • ¥、/、,、#、$、@、:、;、"、*、?、< > | = + & % '
必須 はい
データ型 テキスト

説明

インバウンド・ポートのオプションの説明。 この説明は、このポートに対して公開されるあらゆる WSDL で表示されます。

必須 いいえ
データ型 テキスト域

エンドポイント・リスナー

これは、このポートに対する要求を受け取る場所となる物理的なエンドポイント・リスナーを定義します。

必須 はい
データ型 ドロップダウン・リスト

テンプレート・ポート名

このポートのバインディングの基本として使用される、テンプレート WSDL のポート名。

必須 いいえ
データ型 ドロップダウン・リスト

JAX-RPC ハンドラー・リスト

これは、このポートに対して呼び出される JAX-RPC ハンドラーのリストを規定します。

JAX-RPC ハンドラーを使用して、ポートでの アクティビティーをモニターすることができ、ポートを通過する各メッセージの送信者 と内容に応じた適切なアクション (例えば、ロギング、転送など) を取ることができます。

JAX-RPC ハンドラー・リストの設定は、 管理コンソール・オプション「サービス統合」 > 「Web サービス」 > 「JAX-RPC ハンドラー・リスト」を使用して構成します。

必須 いいえ
データ型 ドロップダウン・リスト

セキュリティー要求のバインディング

このポートによって受信される要求について使用されるセキュリティー・バインディング。

このリストのセキュリティー・バインディングは、管理コンソール・オプション「サービス統合」 > 「Web サービス」 > 「WS-Security バインディング」を使用して構成します。

必須 いいえ
データ型 ドロップダウン・リスト

セキュリティー応答のバインディング

このポートによって送信される応答について使用されるセキュリティー・バインディング。

このリストのセキュリティー・バインディングは、管理コンソール・オプション「サービス統合」 > 「Web サービス」 > 「WS-Security バインディング」を使用して構成します。

必須 いいえ
データ型 ドロップダウン・リスト

セキュリティー構成

要求および応答に対してセキュリティーがどのように適用されるか、その詳細を指定します。

このリストのセキュリティー構成は、管理コンソール・オプション「サービス統合」 > 「Web サービス」 > 「WS-Security configurations」を使用して定義します。

必須 いいえ
データ型 ドロップダウン・リスト

追加プロパティー

カスタム・プロパティー
このサービスに対して構成可能な追加のカスタム・プロパティーを指定します。

デフォルトでは、タイムアウト・エラーはアウトバウンド・サービスがターゲットの Web サービスからの応答を 60 秒を超えて待つ場合に生成されます。 このインバウンド・ポートのタイムアウト値をデフォルト値の 60 秒から新しい値の (例えば) 120 秒に変更するには、次のカスタム・プロパティーを作成します。

名前:
timeout
値 (単位 ミリ秒)
120000



ファイル名: SIBWSInboundPort_DetailForm.html