プロキシー・クラスター・メンバー設定

このページを使用して、プロキシー・クラスターのメンバーを管理します。 プロキシー・サーバーのプロキシー・クラスターはまとめて管理され、ワークロード管理に関与します。

この管理コンソール・ページを表示するには、「サーバー」>「クラスター」>「プロキシー・サーバー・クラスター」> proxy_cluster_name >「クラスター・メンバー」> cluster_member_name をクリックします。

メンバー名

プロキシー・クラスター内のプロキシー・サーバーの名前を指定します。 ほとんどのプラットフォームでは、 サーバーの名前はプロセス名です。メンバー名は、プロキシー・サーバー・ページにリストされているいずれかのサーバーの名前と一致している必要があります。

開発モードでの実行

このオプションを使用可能にすると、プロキシー・サーバーの起動時間が短縮されることがあります。 これには、バイトコード検証の無効化やジャストインタイム (JIT) コンパイラーのコンパイル・コストの削減など、 Java™ 仮想マシン (JVM) 設定が含まれることがあります。 実働サーバーでは、 この設定を使用可能にしないでください。

[iSeries] このオプションは、i5/OS® 環境ではサポートされていません。

開始時に JVM 設定 -Xverify および -Xquickstart を使用することを指定します。 このオプションを選択した後、構成を保存し、サーバーを再始動して開発モードを活動化します。

このオプションのデフォルト設定値は false であり、 サーバーが開発モードでは始動しないことを示しています。 このオプションを true に設定すると、サーバーはサーバー起動時間を短縮する設定を使用して開発モードで開始されます。

データ型 ブール値
デフォルト false
並列始動

複数のスレッドでサーバーを始動するかどうかを指定します。マルチスレッド上でサーバーを開始すると、サーバー・コンポーネント、サービス、およびアプリケーションは、順次ではなく並列に開始するので、起動時間が短くなる場合があります。

このオプションのデフォルト設定値は true であり、 サーバーは始動時にマルチスレッドを使用することを示しています。 このオプションを false に設定すると、 サーバーは始動時に単一スレッドを使用するように指定されるため、起動時間が長くなる可能性があります。

データ型 ブール値
デフォルト true
必要に応じたコンポーネントの開始

このプロキシー・サーバーで実行中のアプリケーションが必要とするときにプロキシー・サーバー・コンポーネントを開始させたい場合は、このプロパティーを選択します。

このプロパティーを選択すると、プロキシー・サーバー・コンポーネントは必要に応じて動的に開始されます。 このプロパティーを選択しないと、すべてのプロキシー・サーバー・コンポーネントが開始プロセス中に開始されます。 つまり、このプロパティーを選択すると、開始プロセス中に開始される コンポーネントが少なくなるため、通常は起動時間が短縮されます。
トラブルの回避 (Avoid trouble): Application Server の上で他の WebSphere 製品を実行している場合は、このプロパティーを選択する前に、それらの製品がこの機能をサポートしていることを確認してください。 gotcha



マーク付きのリンク (オンライン) では、インターネットにアクセスする必要があります。

関連情報
プロキシー・サーバーの設定


ファイル名: ujpx_proxycluster_member_settings.html