アルゴリズム URI 構成の設定

このページを使用して、アルゴリズム URI (Uniform Resource Identifier) およびその使用タイプを指定します。

本製品では、以下のアルゴリズム URI をサポートします。
メッセージ・ダイジェスト
ダイジェスト値計算に使用されるアルゴリズム URI を指定します。
シグニチャー
シグニチャーと署名検査の両方を含むデジタル・シグニチャーに使用するアルゴリズム URI を指定します。
データの暗号化
データの暗号化と暗号化解除の両方に使用するアルゴリズム URI を指定します。
鍵の暗号化
暗号鍵の暗号化と暗号化解除に使用するアルゴリズム URI を指定します。

URI が複数の使用タイプに使用される場合、それぞれの使用タイプに対して、URI のマッピングを定義する必要があります。

サーバー・レベルでこの管理コンソール・ページを表示するには、以下のステップを実行します。
  1. 「サーバー」>「サーバー・タイプ」>「Websphere アプリケーション・サーバー (WebSphere application servers)」>「server_name」をクリックします。
  2. 「セキュリティー」の下の「JAX-WS および JAX-RPC セキュリティー・ランタイム」をクリックします。
    混合バージョン環境 (Mixed-version environment): Websphere Application Server バージョン 6.1 以前を使用しているサーバーの混合ノード・セルでは、 「Web サービス: Web サービス・セキュリティーのデフォルト・バインディング」をクリックします。mixv
  3. 「追加プロパティー」の下の「アルゴリズム・マッピング」をクリックします。
    注: アルゴリズム・マッピング・フィーチャーは、管理コンソールの「SSL 証明書および鍵管理」パネルで、「連邦情報処理標準 (FIPS) を使用する」オプションが選択されている場合には、サポートされません。 このオプションが選択されている場合、 「アルゴリズム・マッピング」パネルの「新規」ボタンは使用できません。
  4. 新規」をクリックします。
  5. 「追加プロパティー」で、「Algorithm URI」>「algorithm_URI_name」とクリックします。
セル・レベルで「管理コンソール」ページを表示するには、以下のようにします。
  1. 「セキュリティー」>「JAX-WS および JAX-RPC セキュリティー・ランタイム (JAX-WS and JAX-RPC security runtime)」、 または「サービス」>「JAX-WS および JAX-RPC セキュリティー・ランタイム (JAX-WS and JAX-RPC security runtime)」とクリックします。
  2. 「追加プロパティー」の下の「アルゴリズム・マッピング」をクリックします。
  3. 新規」をクリックします。
  4. 「追加プロパティー」で、「Algorithm URI」>「algorithm_URI_name」とクリックします。
アルゴリズム URI [Version 6 only]

指定したアルゴリズム・タイプのアルゴリズム URI (Uniform Resource Identifier) を指定します。

このページで定義されるアルゴリズム URI は、さまざまなバインディング構成で使用可能です。 例えば、アルゴリズム URI を指定して、「Algorithm type」フィールドから「シグニチャー」を選択すると、 「署名情報」パネルの「Signature method」フィールドに URI が表示されます。

アルゴリズム・タイプ [Version 6 only]

「Algorithm URI」フィールドで指定されたアルゴリズムのタイプを指定します。

以下のアルゴリズム・タイプが本製品ではサポートされています。 以下のリストは、このパネルで指定された構成が、バインディング構成用に表示される場所を示したものです。
表 1. アルゴリズム・タイプ. 表にあるアルゴリズム・タイプが、製品でサポートされています。
アルゴリズム・タイプ 説明 構成のロケーション
シグニチャー このアルゴリズム・タイプは、デジタル・シグニチャーに使用されます。 この構成は、「署名情報」パネルの「Signature method」フィールドに表示されます。 「署名情報」パネルへのアクセス方法については、ヘルプ・トピック『署名情報構成の設定』を参照してください。
ダイジェスト値計算 (メッセージ・ダイジェスト) このアルゴリズム・タイプは、ダイジェスト値の計算に使用されます。 この構成は、「パーツ参照」パネルの「Digest method algorithm」フィールドに表示されます。 「パーツ参照」パネルへのアクセス方法については、ヘルプ・トピック『パーツ参照構成の設定』を参照してください。
データの暗号化 このアルゴリズム・タイプは、データの暗号化に使用されます。 この構成は、「暗号化情報」パネルの「データ暗号化アルゴリズム」フィールドに表示されます。 「暗号化情報」パネルへのアクセス方法については、ヘルプ・トピック『暗号化情報構成の設定: メッセージ・パーツ』を参照してください。
鍵の暗号化 このアルゴリズム・タイプは、データ暗号化に使用される鍵の暗号化に使用されます。 この構成は、「暗号化情報」パネルの「Key encryption algorithm」フィールドに表示されます。 「暗号化情報」パネルへのアクセス方法については、ヘルプ・トピック『暗号化情報構成の設定: メッセージ・パーツ』を参照してください。

実際のアルゴリズムの実装は、エンジン・ファクトリーの実装クラスで行われます。




マーク付きのリンク (オンライン) では、インターネットにアクセスする必要があります。

関連タスク
関連資料
アルゴリズム URI コレクション
アルゴリズム・マッピング・コレクション
アルゴリズム・マッピング構成の設定
署名情報構成の設定
パーツ参照構成の設定
暗号化情報構成の設定: メッセージ・パーツ


ファイル名: uwbs_algorurin.html