リソース環境エントリー設定
このページを使用して、リソース環境エントリーを構成します。
アプリケーション・サーバーの名前空間内では、リソース環境エントリーに含まれるデータは、物理リソースを表すオブジェクトに変換されます。
このオブジェクトは、リソースへの接続を提供する接続ファクトリーを表すのではなく、
直接的に リソースを表します。この設計により、
アプリケーション・サーバー上で全体が稼働していないアプリケーション・モジュールにも、リソースが使用可能になります。
このようなモジュールの例としては、アプリケーション・クライアントや Web モジュールなどがあります。
以下の 2 つの方法のいずれかで、
この管理コンソール・ページにアクセスすることができます。
- 「リソース」>「リソース環境」>「リソース環境エントリー」>「resource_environment_entry」
- 「リソース」>「リソース環境」>「リソース環境プロバイダー」>「resource_environment_provider」>「リソース環境エントリー」>「resource_environment_entry」
- 有効範囲
リソース環境ファクトリーの実装クラスを提供するライブラリーである、リソース環境プロバイダーの有効範囲を指定します。JNDI 名前空間内では、WebSphere® Application Server
がこのファクトリーを使用して、リソース環境エントリーを、直接的に物理リソースを表すオブジェクトに変換します。
- プロバイダー
リソース環境プロバイダーを指定します。
プロバイダーには、関連する有効範囲で定義されるすべての既存のリソース環境プロバイダーが表示されます。
プロバイダーとして既存のリソース環境プロバイダーを使用する場合は、
このリストから 1 つを選択します。
- 名前
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- JNDI 名
ネーミング・サブコンテキストを含む、リソースの JNDI 名を指定します。
この名前は、
モジュールのデプロイメント記述子で定義されるリソースに対するプラットフォームのバインディング情報と、
プラットフォームによって JNDI 内にバインドされる実際のリソースとの間のリンケージとして使用します。
重要: 次の要件に従って JNDI 名を設定してください。
- 異なるリソース・タイプにまたがる重複した JNDI 名を割り当てないでください (リソース環境エントリーに対する J2C 接続ファクトリーなど)。
- 同じ有効範囲の同じタイプの複数のリソースに、重複した JNDI 名を割り当てないでください。
- 説明
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- カテゴリー
リソースを分類またはグループ化するために使用できるカテゴリー・ストリングを指定します。
- Referenceables
Referenceable を指定します。Referenceable は、リソース環境エントリー・データを、物理リソースを表すクラス・インスタンスに変換する、ファクトリーのクラス名をカプセル化します。
マーク付きのリンク (オンライン) では、インターネットにアクセスする必要があります。