チェーン名のリストからトランスポート名を選択します。
またはのいずれかを選択することで、
管理コンソールを通じてインバウンド・チェーンを管理できます。
また、これらの管理コンソール・パネルを使用して、テンプレー
トのセットから新しいトランスポート・チェーンを定義することもできます。
ブートストラップ・オペレーションのためにアプリケーション・サーバ
ーが使用するアウトバウンド・チェーンは、サーバーの定義時に定義されます。
wsadmin ツールを
使用して、このアウトバウンド・チェーンを変更したり、新しいブートストラップ・チェーンを定義したりできます。
必須 |
いいえ |
データ型 |
ドロップダウン・リスト |
範囲 |
- InboundBasicMessaging
- このトランスポート・チェーンは TCP プロトコルによる通信を可能にします。ノード上の最初のサーバーに対してこのチェ
ーンで使用されるデフォルトのポートは、7276 です。例えば、最初のサーバーと同じ名前の 2 番目
のサーバーを構成する場合は、選択したポートがすでに使用されていないか確認し
てください。クライアント・コンテナーで稼働する他のアプリケーション・
サーバーおよび JMS アプリケーションでホスティングされているメッセージ
ング・エンジンは、このトランスポート・チェーンを使用してサーバーのメッ
セージング・エンジンと通信することができます。
- InboundSecureMessaging
- このトランスポート・チェーンは、Secure
Sockets Layer (SSL) をベースとした TCP ネットワーク経由の暗号化プロトコルを使用するセキュア通信を提供します。ノード上の最初のサーバ
ーに対してこのチェーンで使用されるデフォルトのポートは、7286 です。例えば、最初のサーバーと同じ名前の 2 番目
のサーバーを構成する場合は、選択したポートがすでに使用されていないか確認し
てください。このチェーンの SSL 構成情報は、アプリケーション・サー
バーのデフォルトの SSL レパートリーに基づいています。クライアント・
コンテナーで稼働する他のアプリケーション・サーバーおよび JMS アプリ
ケーションでホスティングされているメッセージング・エンジンは、この
トランスポート・チェーンを使用して通信を行うことができます。
- InboundBasicMQLink
- このトランスポート・チェーンは、TCP ネットワーク経由で接続する WebSphere® MQ JMS プロバイダーを使用している WebSphere MQ キュー・マネージャーの送信側チャネルおよびアプリケーションをサポートします。このチェーンで使用されるデフォルトのポート
は 5558 ですが、競合を避けるためにこの値を自動的に調整することが可能です。
- InboundSecureMQLink
- このトランスポート・チェーンは、WebSphere MQ JMS プロバイダーを使用している WebSphere MQ キュー・マネージャーの送信側チャネルおよびアプリケーションが、TCP ネットワーク経由の SSL ベースの暗号化接続を確立できるようにします。このチェーンで
使用されるデフォルトのポートは 5578 ですが、競合を避けるためにこの値
を自動的に調整することが可能です。
- BootstrapBasicMessaging
- このトランスポート・チェーンは、アプリケーション・サーバーへの接続に TCP のみを使用するように
構成されているインバウンド・チェーン (InboundBasicMessaging チェーンなど) との
ブートストラップ接続を確立するために使用します。
- BootstrapSecureMessaging
- このトランスポート・チェーンは、Secure Sockets Layer (SSL) ベースの暗号化を用いたセキュア接続を
確立するために使用します。
使用する SSL 構成は、アプリケーション・サーバー環境で使
用する場合はデフォルトの SSL レパートリーから用いられ、クライアント・コンテナーで使
用する場合は構成ファイルから用いられます。
このチェーンは、SSL を使用するように構成されているインバウンド・
チェーン (InboundSecureMessaging チェーンなど) とのブートストラップ接続を確
立するために使用できます。そのような接続が正常に確立するかどうかは、
このブートストラップ・アウトバウンド・チェーンに加えて、接続先の
インバウンド・チェーンにも関連付けられた SSL クレデンシャルの
互換性のあるセットによって決まります。
- BootstrapTunneledMessaging
- このトランスポート・チェーンは HTTP を介してトンネリングするブートストラッピング接続を確立するために使用します。
このトランスポート・チェーンは、HTTP ラッパーを使用して、JFAP をトンネルします。このブートストラップ・トランスポート・チェーンを使用する前に、ブートストラップ・サーバーで対応するサーバー・トランスポート・チェーンを定義する必要があります。(を参照してください。)
- BootstrapTunneledSecureMessaging
- このトランスポート・チェーンは、HTTP ラッパーを使用して、JFAP をトンネルします。セキュア HTTP (HTTPS) を介してトンネリングするブートストラッピン
グ接続を確立するために使用します。BootstrapSecureMessaging アウトバウンド・チェーン
と同様に、このチェーンもその SSL 構成を、アプリケーション・サーバーで
使用する場合はデフォルトの SSL レパートリーから、またはクライアント・
コンテナーで使用する場合は構成ファイルから受け継ぎます。
- OutboundBasicMQLink
- このトランスポート・チェーンは、WebSphere MQ キュー・マネージャーの受信側チャネルとの接続を確立するために使用します。WebSphere MQ リンクを介して WebSphere MQ と通信する際に使用されます。
- OutboundSecureMQLink
- このトランスポート・チェーンは、SSL により保護されている WebSphere MQ キュー・マネージャーの受信側チャネルとの接続を確立するために使用します。WebSphere MQ リンクを介して WebSphere MQ と通信する際に使用されます。使用する SSL 構成は、
キュー・マネージャーとの連絡を取るために使用しているアプリケーション・
サーバーのデフォルトの SSL レパートリーから用いられます。
- OutboundBasicWMQClient
- このトランスポート・チェーンは、WebSphere MQ 受信側チャネルと通信するときに使用します。WebSphere MQ サーバーを介して WebSphere MQ と通信する際に使用されます。
- OutboundSecureWMQClient
- このトランスポート・チェーンは、SSL により保護されている WebSphere MQ 受信側チャネルと通信するために使用します。WebSphere MQ サーバーを介して WebSphere MQ と通信する際に使用されます。
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