クラスターの作成時にこのクラスターの各メンバーのためにメモリー間の複製ドメインを作成するように指定します。
作成された複製ドメインは、クラスターと同じ名前が付けられ、 複製ドメインのデフォルト設定で構成されます。デフォルト設定が有効である場合は、単一レプリカがデータの各断片ごとに作成され、暗号化は無効になります。
また、複製ドメインが作成されると、各クラスター・メンバーの
SIP コンテナーおよび Web コンテナーがメモリー間の複製用に構成されます。
また、複製ドメインが作成されると、各クラスター・メンバーの Web コンテナーがメモリー間の複製用に構成されます。
バージョン 7.0.0.5 より、複製ドメインが作成されると、各クラスター・メンバーの
SIP コンテナーおよび Web コンテナーがメモリー間の複製用に構成されます。
複製ドメインの設定を変更するには、 管理コンソールで 「環境」>「複製 ドメイン」>「replication_domain_name」
とクリックします。
複製ドメインのデフォルト・モード設定は、「クライアントとサーバーの両方」です。このモードでは、 クライアントまたはサーバーに送信されたすべてのデータが複製されます。トラフィック・ロードが中から低までの環境では、この設定が適しています。ただし、
トラフィック・ロードが高い環境では、より高い拡張性を得るために、複製ドメイン・モード設定を「クライアントのみ」または「サーバーのみ」に変更する必要があります。
「クライアントのみ」モードでは、 クライアントに送信されたデータのみが複製されます。「サーバーのみ」モードでは、
サーバーに送信されたデータのみが複製されます。
トラブルの回避 (Avoid trouble): モード設定を含むクラスター・メンバーの 1 つに対する複製ドメイン設定のいずれかを変更する場合は、
他のすべてのクラスター・メンバーについても変更を行う必要があります。
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