WS-Notification サービス・クライアント settings

このページを使用して、ポリシー・セットおよびバインディングの管理や、この WS-Notification サービス・クライアントの追加情報へのアクセスを実行します。

コンソールのこのペインを表示するには、以下の順序でクリックします。

「サービス」 > 「サービス・クライアント」 > ws-notification_service_client_name

このパネルには、 単一のバージョン 7.0 WS-Notification サービス・クライアントのポリシー・セットおよびバインディング構成情報 が表示されるほか、関連するサービス統合バスおよび WS-Notification サービスへの リンクも用意されています。
注: これと同じポリシー・セットおよびバインディング構成情報は、特定の WS-Notification サービスに関連付けられたすべてのサービス・クライアントの上位ビューが表示される「サービス・クライアントのポリシー・セットおよびバインディング」パネルでも表示および変更できます。 「サービス・クライアントのポリシー・セットおよびバインディング」パネルでは、特定のサービス・クライアント、またはそのサービスのすべてのクライアントに、ポリシー・セットまたはバインディングを割り当てることができます。 特定の WS-Notification サービスの「サービス・クライアントのポリシー・セットおよびバインディング」パネルを表示するには、以下のいずれかの順序でクリックします。
  • 「サービス統合」 > 「WS-Notification」 > 「サービス」 > service_name > [追加プロパティー]「アウトバウンド要求のポリシー・セットおよびバインディング (Outbound request policy sets and bindings)」
  • 「サービス統合」 > 「バス」 > bus_name > [サービス]「WS-Notification サービス (WS-Notification services)」 > service_name > [追加プロパティー]「アウトバウンド要求のポリシー・セットおよびバインディング (Outbound request policy sets and bindings)」
「構成」タブ

このオブジェクトの構成プロパティーです。 これらのプロパティーの値は、ランタイム環境を停止してから再始動しても保持されています。ランタイム環境に構成変更を適用する方法については、インフォメーション・センターのタスクの説明を参照してください。

一般プロパティー

サービス・クライアント
表示されるサービス・クライアントの名前を指定します。

追加プロパティー

サービス統合バス
この WS-Notification サービスの Web サービス・クライアントをホスティングするシステム統合バス。
WS-Notification サービス
このクライアントをホスティングする WS-Notification サービス。

ポリシー・セットの関連付け (Policy Set Attachments)

このセクションで、ポリシー・セットを WS-Notification サービス・クライアントに関連付けることができます。関連付けを完了するには、該当するバインディングを割り当てる際にシステム固有の構成を提供します。

ポリシー・セットの関連付けオプションについて詳しくは、サービス・クライアントの設定を参照してください。
注: WS-Notification サービス・クライアントの場合、ポリシー・セットの関連付けは、エンドポイント (ポート) レベルまたは操作レベルではサポートされません。 そのため、エンドポイントまたは操作は選択できず、それらは、サービス・クライアントに関連付けられているポリシー・セットまたはバインディングを継承するものとして表示されます。

リストされた項目を 1 つ以上操作する場合は、操作する項目の名前の隣にあるチェック・ボックスを選択して、用意されたボタンを使用します。

リストする項目を変更したり、リスト内のエントリーに対して表示される情報を変更するには、「フィルター」設定を使用します。

ポリシー・セットのバインディングについて

WebSphere Application Server バージョン 7.0 には、アプリケーション固有バインディングと汎用バインディングという 2 つのタイプのバインディングがあります。

アプリケーション固有バインディング (Application specific binding)

アプリケーション固有バインディングは、ポリシー・セットの関連付けポイントでのみ作成できます。 これらのバインディングは、定義されるポリシーの特性に固有のものであり、かつ、それらに限定されたものです。 アプリケーション固有のバインディングは、複数署名などの拡張ポリシー要件の構成を可能にしますが、アプリケーション内でしか再利用できません。 また、ポリシー・セット間でのアプリケーション固有バインディングの再使用は非常に限定的なものです。

ポリシー・セットの関連付け用のアプリケーション固有バインディングを作成する際、そのバインディングは完全に未構成の状態で開始されます。 デフォルトのバインディングをオーバーライドする各ポリシー (WS-Security、HTTP トランスポートなど) を追加し、追加した各ポリシーのバインディングを完全に構成する必要があります。 WS-Security ポリシーでは、TokenConsumer、TokenGenerator、SigningInfo、または EncryptionInfo などの一部の上位構成属性がアプリケーション固有バインディングで構成されていない場合に、それらの属性をデフォルトのバインディングから取得することがあります。

サービス・プロバイダーの場合には、関連付けられたポリシー・セットを持つサービス・プロバイダー・リソース に対して「バインディングの割り当て」>「新規の アプリケーション固有バインディング (New Application Specific Binding)」 と選択することでのみ、アプリケーション固有のバインディングを作成することができます。サービス・プロバイダーのポリシー・セットおよびバインディングのコレクションを参照してください。 同様に、サービス・クライアントの場合には、関連付けられたポリシー・セットを持つサービス・クライアント・リソースに対して 「バインディングの割り当て」>「新規のアプリケーション固有バインディング (New Application Specific Binding)」と選択することでのみ、アプリケーション固有のバインディングを 作成することができます。サービス・クライアントのポリシー・セットおよびバインディングのコレクションを参照してください。

汎用バインディング (General bindings)

汎用バインディングは、WebSphere Application Server バージョン 7.0 の新機能です。 これらのバインディングは、さまざまなポリシー・セットで使用するよう構成することができ、アプリケーション間で再利用したり、トラスト・サービスの関連付けに再利用したりすることもできます。 汎用バインディングは非常に再使用しやすいですが、複数のシグニチャーなどの拡張ポリシー要件を構成することはできません。 以下の 2 つのタイプの汎用バインディングがあります。

  • 汎用プロバイダー・ポリシー・セット・バインディング
  • 汎用クライアント・ポリシー・セット・バインディング

汎用プロバイダー・ポリシー・セット・バインディングは、「汎用プロバイダー・ポリシー・セット (general provider policy sets)」パネルで「サービス」>「ポリシー・セット」>「汎用プロバイダー・ポリシー・セット・バインディング (General provider policy set bindings)」 >「新規」とアクセスするか、「汎用のクライアント・ポリシー・セットおよびバインディング (general client policy set and bindings)」パネルで「サービス」>「ポリシー・セット」>「汎用クライアント・ポリシー・セット・バインディング (General client policy set bindings)」 >「新規」とクリックすることによって作成できます。サービス・クライアントまたはプロバイダーのバインディングの定義と管理を参照してください。 汎用プロバイダー・ポリシー・セット・バインディングは、トラスト・サービスの関連付けにも使用できる場合があります。

ボタン

クライアント・ポリシー・セットの関連付け (Attach Client Policy Set) 選択した WS-Notification サービス・クライアントへの関連付けに使用できるポリシー・セットのリストを表示します。選択したサービス・クライアントにポリシー・セットを関連付けるには、ドロップダウン・リストからポリシー・セットを選択します。 リストを閉じるには、「クライアント・ポリシー・セットの関連付け (Attach Client Policy Set)」をクリックします。
クライアント・ポリシー・セットの切り離し (Detach Client Policy Set) 選択した WS-Notification サービス・クライアントからポリシー・セットを切り離します。ポリシー・セットを切り離した後で、関連付けられているポリシー・セットがその上位レベル (つまり、その WS-Notification サービスのレベル) にない場合は、「関連付けられたクライアント・ポリシー・セット (Attached Client Policy Set)」列には「なし」が、「バインディング」列には「該当なし」が表示されます。

WS-Notification サービスのレベルに関連付けられたポリシー・セットがある場合は、「関連付けられたクライアント・ポリシー・セット (Attached Client Policy Set)」列に「policy_set_name(inherited)」が表示され、上位レベルの関連付けに使用されているバインディングが適用されます。 バインディング名が表示され、バインディング名の後に (inherited) が付いています。

バインディングの割り当て
選択したポリシー・セットの関連付けに使用できるバインディングのリストから選択します。すべてのバインディングが、以下のオプションと共にリストされます。
  • デフォルト
  • 新規のアプリケーション固有バインディング (New Application Specific Binding)
これらのオプションについて詳しくは、サービス・クライアントの設定を参照してください。

ドロップダウン・リストを閉じるには、「バインディングの割り当て」をクリックしてください。




マーク付きのリンク (オンライン) では、インターネットにアクセスする必要があります。

関連概念
関連タスク
関連資料
Web サービス: クライアント・セキュリティーのバインディング・コレクション
管理ロール
管理コンソールのボタン
管理コンソールの設定の変更


ファイル名: WSNClientWSAdminDetail_DetailForm.html