ルーティング・アクション設定

プロキシー・サーバーに対するルーティング・アクションの設定を構成できます。 静的ファイル・サービス用のローカル・ファイル・システム・リソースへの経路を定義するルーティング・アクションを追加します。

このトピックは、ローカル・ルーティング・アクション、失敗ルーティング・アクション、リダイレクト・ルーティング・アクション、およびアプリケーション・サーバー・ルーティング・アクションに適用されます。 一部の設定は特定タイプのルーティング・アクションにのみ適用されます。 汎用サーバー・ルーティング・アクションについては、汎用サーバー・ルーティング・アクションに関するトピックを参照してください。

この管理コンソール・ページを表示するには、「サーバー」>「サーバー・タイプ」>「WebSphere プロキシー・サーバー」> proxy_server_name >「プロキシー・アクション」> action_name をクリックします。

アクション名

ルーティング・アクションのユーザー定義シンボル名を指定します。

ルーティング・アクション名は、固有でなければならず、無効文字を含むことができません。 次の文字を名前フィールドに含めることはできません。# ¥ / , : ; " * ? < > | = + & % '.

静的ファイル文書ルート: /home/action1 (ローカル・ルーティング・アクション)

静的ファイルが置かれている、ファイル・システム上のルート・ディレクトリーを指定します。 「編集」をクリックすると、プロキシー・サーバーまたは個々のプロキシー・サーバー仮想ホストの静的ファイル文書ルートを設定する「プロキシー設定」ページが表示されます。

静的ファイル文書ルートはローカル・ルーティング・アクションにのみ適用されます。

失敗状況コード (失敗ルーティング・アクション)

クライアントに送る、要求が失敗したしたことを示す HTTP 状況コードを指定します。 有効な値はゼロより大きい値の整数です。

失敗状況コードは失敗ルーティング・アクションにのみ適用されます。

リダイレクト URL (リダイレクト・ルーティング・アクション)

302 リダイレクト応答でクライアントに送る URL を指定します。

リダイレクト URL はリダイレクト・ルーティング・アクションにのみ適用されます。

時刻ルール (アプリケーション・サーバーおよび汎用サーバー・クラスター経路)

時刻ルールを指定します。このルールは通常、保守時間帯を構成する際に使用されます。 特定のクラスター・メンバーへのルーティングの組み込みまたは除外を行う開始時刻と終了時刻を指定できます。

新規時間マッピング (New Time Mapping)」をクリックすると、時間マッピングの時間間隔を指定する「時間マッピング設定 (Time Mapping settings)」ページが表示されます。 時間マッピングを作成、削除、または編集できます。
表 1. 時間マッピング設定.

この表では、時間マッピング設定をリストします。

設定値 説明
時間 時間マッピングの開始時刻と終了時刻を指定します。
アクション アクションが組み込みに設定されていると、サーバーは時間マッピングで指定されたクラスター・メンバーにアクションをルーティングします。 アクションが除外に設定されていると、サーバーは、この時間間隔の持続中、指定されたクラスター・メンバーにアクションをルーティングしません。


ファイル名: ujpx_routeaction_detail.html