スケジューラー設定

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この管理コンソール・ページを表示するには、「リソース」>「スケジューラー」 >「scheduler_name」とクリックします。

有効範囲

構成されるリソースの有効範囲を指定します。この値は、構成ファイルの場所を示します。

名前

管理目的のために、このスケジューラーが認識される名前を指定します。

データ型 ストリング
JNDI 名

パーシスタント・タスクが保管されるデータ・ソースの名前を指定します。

Java™ Naming and Directory Interface (JNDI) 名はこのスケジューラー・インスタンスが名前空間にバインドされる場所を指定します。 リソース参照の使用が推奨されていますが、 クライアントは直接この名前を調べることができます。

データ型 ストリング
説明

管理目的で使用する、このスケジューラーの説明を指定します。

データ型 ストリング
カテゴリー

このスケジューラーを分類またはグループ化する場合に使用できるストリングを指定します。

データ型 ストリング
データ・ソース JNDI 名

パーシスタント・タスクが保管されるデータ・ソースの名前を指定します。

名前空間で使用可能なデータ・ソースは、スケジューラーで使用できます。 複数のスケジューラーは、異なるテーブルを使用している場合でも、テーブルの接頭部 を指定することで、単一のデータ・ソースを共用できます。

データ型 ストリング
データ・ソース別名

データ・ソースへのアクセスに使用される、ユーザー名およびパスワードの別名を指定します。

データ型 ストリング
テーブルの接頭部

スケジューラー・テーブルに付加されるストリングの接頭部を指定します。各スケジューラーが異なる接頭部ストリングを指定した場合、複数の独立したスケジューラーが同じデータベースを共用できます。

各インスタンスが異なる接頭部ストリングを指定した場合、 複数の独立スケジューラーが同じデータベースを共用できます。
重要: すべて大文字のテーブルの接頭部を使用します。 テーブルの接頭部に小文字を使用すると、それらは実行時に自動的に大文字になります。
データ型 ストリング
ポーリング間隔

スケジューラーがデータベースをポーリングする間隔を秒単位で指定します。デフォルト値はほとんどのアプリケーションに適した値になっています。

各ポーリング・オペレーションは消費が激しくなることがあります。間隔が非常に小さく、 多くのタスクがスケジュールされている場合、 ポーリングは非常に多くのシステム・リソースを消費します。

データ型 整数
単位
デフォルト 30
範囲 2000000
作業マネージャー JNDI 名

スケジューラーと並行して実行できるタスクの数の管理に使用される、作業マネージャーの JNDI 名を指定します。また、作業マネージャーはタスクに適用される Java™ Platform, Enterprise Edition (Java EE) コンテキストの量を制限することもできます。

作業マネージャーは、スケジューラーに対する論理スレッド・プールとして機能する、 サーバー・オブジェクトです。 このスケジューラーを使用して作成されたタスクをそれぞれ繰り返す場合、 作業マネージャーで指定された「アラーム・スレッド数」を使用します。 これは並行して実行できるタスク数に影響します。 作業マネージャーの「サービス名」プロパティーを使用して、 実行時にタスクに伝搬されるコンテキスト情報の量を制限します。

タスクの実行時、タスクはスケジューラー・インスタンスに関連付けられた作業マネージャーで実行されます。 特定の作業マネージャーでスケジューラーを構成することによって、 指定した時間においてアクティブに実行するタスク数を制御することができます。並行して実行可能なタスクの数は、 作業マネージャーの「アラーム・スレッド数」パラメーターによって決まります。

重要: バージョン 5.x のノードまたはサーバーに スケジューラー・リソースを構成するときは、スケジューラーは同一スコープ内の作業マネージャーを参照する必要があります。 例えば、server1 スコープで構成されたスケジューラー・インスタンスは、同じ server1 スコープで構成された作業マネージャーを使用する必要があります。
管理者の役割を使用

このオプションと 管理セキュリティー の両方が使用可能である場合に、スケジューラー JMX コマンドまたは API を使用してタスクの作成および変更を行うときにユーザーの管理者役割が強制されることを指定します。このオプションが使用可能になっていない場合は、すべてのユーザーがタスクを作成および変更することができます。

スケジューラーには、スケジューラー・サービスの計画、開発、管理、および操作を行うために、 管理者、開発者、およびオペレーターなどのいくつかのユーザー役割が必要です。

データ型 チェック・ボックス
デフォルト チェックマークなし
範囲
  • オペレーター、管理者 -- 任意のスケジューラー MBean または API メソッドを呼び出し、任意のスケジューラー管理コンソール機能を実行します。
  • モニター、コンフィギュレーター -- スケジューラー MBean または API メソッドを呼び出しますが、 タスクを作成したり、どのタスクであってもその状態を変更したりすることはできません。 読み取り専用メソッドおよびプロパティーだけが受け入れられます。



マーク付きのリンク (オンライン) では、インターネットにアクセスする必要があります。

関連概念
関連タスク


ファイル名: ueac_schedconfigsettings.html