プロキシー仮想ホスト設定の詳細

このパネルを使用して、一部のプロキシー・サーバー有効範囲設定を、プロキシー仮想ホストに使用する値でオーバーライドします。

この管理コンソール・ページを表示するには、「サーバー」> 「サーバー・タイプ」>「WebSphere プロキシー・サーバー」> proxy_server_name >「仮想ホスト」> virtual_host_name>「プロキシー仮想ホスト設定」をクリックします。

一般プロパティー

このページでは、静的ファイル・サービス、ロギング、およびエラー・ページ・ポリシーという 3 タイプの構成を使用することができます。これらのタイプのそれぞれについて、この設定にサーバー有効範囲値を使用するか、このプロキシー仮想ホストの場合にのみ使用する新しい値で設定をオーバーライドすることができます。
  • グローバル・サーバー設定を使用 (Use global server settings)」を選択すると、そのタイプのサーバー有効範囲値が表示され、それらの値がプロキシー仮想ホストに対して使用されます。
  • 仮想ホスト用にカスタマイズ (Customize for the virtual host)」を選択すると、そのタイプのフィールドに入力した値が、サーバー有効範囲値の代わりに、プロキシー仮想ホストに対して使用されます。
静的ファイル・サービス

このタイプの構成は、プロキシー・サーバーが静的ファイル・サービスを実行する際に必要となる情報を指定します。

  • 静的ファイル文書経路: サービスされる静的ファイルが存在する、ファイル・システム上のロケーション。
ロギング

このタイプの構成は、プロキシー要求と保管されたキャッシュ要求に対するロギング・オプションを指定します。

  • アクセス・ロギングを使用可能にする: アクセス・ロギングを使用するかどうかを指定します。
  • アクセス・ログの最大サイズ: 各アクセスの最大サイズ (メガバイト単位) を指定します。
  • プロキシー・アクセス・ログ: リモート・サーバーから受け取った応答の記録に使用するログを指定します。
  • キャッシュ・アクセス・ログ: ローカル・キャッシュから提供された応答をログに記録します。
  • ローカル・アクセス・ログ: すべての非キャッシュ・ローカル応答 (例えば、リダイレクトや内部エラー) を記録します。
エラー・ページ・ポリシー

このタイプの構成は、要求の処理中にエラーが発生した場合に表示されるカスタマイズされたエラー・ページの使用をサポートする設定を指定します。

  • Error page generation application URI: インストールされているアプリケーションに対する有効な URI が提供されない場合は、カスタム・エラー・ページ・ポリシーは要求を処理しません。
  • プロキシー・サーバーが生成したエラーの処理 (Handle errors generated by the proxy server): プロキシー・サーバーが生成したエラーを、ローカル・ファイル・システムに保管されているカスタム静的エラー・ページで処理するかどうかを指定します。 これが選択されていない場合は、カスタマー・エラー・ページの代わりに デフォルトのエラー・メッセージが使用されます。
  • アプリケーション・サーバーが生成したエラーの処理 (Handle errors generated by the application server): バックエンド・サーバーが生成したエラーを、ローカル・ファイル・システムに保管されているカスタム静的エラー・ページで処理するかどうかを指定します。 これが選択されていない場合は、カスタマー・エラー・ページの代わりに デフォルトのエラー・メッセージが使用されます。
  • エラー・ページ・アプリケーションに転送するヘッダー (Headers to forward to error page application):エラー・ページ生成アプリケーションに転送する、元の要求のヘッダーのリストを指定します。
  • エラーとして認識する HTTP 状況コード (HTTP status codes that are to be recognized as errors): エラー・ページ生成アプリケーションに送る応答の状況コードのリストを指定します。



マーク付きのリンク (オンライン) では、インターネットにアクセスする必要があります。

関連タスク
関連資料
プロキシー仮想ホスト・コレクション
プロキシー仮想ホスト設定


ファイル名: ujpx_proxy_virthost_settings_detail.html