データ複製ドメイン設定

このページを使用して、データ複製ドメインを構成します。データ複製ドメインを使用して、 クラスター内のアプリケーション・サーバー間で、セッション・マネージャーのデータ、オブジェクト、またはイベント、 動的キャッシュ、またはステートフル・セッション Bean を転送します。

この管理コンソール・ページを表示するには、「環境」> 「複製ドメイン」> replication_domain_name とクリックします。

名前

複製ドメインに対する名前を指定します。 この名前はセル内で固有でなければなりません。

要求タイムアウト

複製ドメイン利用者が、別の複製ドメイン利用者からの情報を要求する際に、 その情報が存在しないものと見なして要求を断念するまでの待機時間を指定します。

単位
デフォルト 5 秒
暗号化タイプ

複製したデータを別のネットワーク領域に転送する際に使用する暗号化のタイプを指定します。 暗号化を使用しない場合は NONE を、Data Encryption Standard を使用する場合は DES を、また Triple-DES を使用する場合は 3DES を選択します。デフォルトは NONE です。 DES オプションと 3DES オプションは、アプリケーション・サーバー・プロセス間 (例えば、セッション・マネージャーと動的キャッシング) で送信されるデータを暗号化します。 データを暗号化すると、プロセス同士を結合するネットワークのセキュリティーを強化することができます。

DES または 3DES を選択した場合、「適用」または「OK」をクリックすると、グローバル・データ複製用の鍵が生成されます。 定期的な間隔 (例えば月に 1 回) で、管理コンソールのこのページで「暗号鍵を再生成します」をクリックし、 この鍵を再生成する必要があります。キーを定期的に再生成することで、セキュリティーが強化されます。

データ型 ストリング
デフォルト NONE
レプリカの数

複製ドメイン内で複製されるエントリーまたはデータごとに作成されるレプリカの数を指定します。

単一レプリカ このオプションを選択すると、HTTP セッションすべてが、正確に別の 1 つのアプリケーション・サーバーに複製されます。 これはデフォルト値です。
ドメイン全体 このオプションを選択すると、個々のオブジェクトが、複製ドメインのユーザーとして構成されているすべてのアプリケーション・サーバーに複製されます。
指定 このオプションを選択すると、「レプリカの数」フィールドに、各 HTTP セッションに対して作成されたレプリカの数を指定する必要があります。



マーク付きのリンク (オンライン) では、インターネットにアクセスする必要があります。

関連概念
関連タスク
関連資料
複製ドメイン・コレクション


ファイル名: urun_rreplicator2.html