メディエーション [設定]

宛先のメッセージに処理を適用するためにバス宛先に関連付けされたメディエーション。

コンソールのこのペインを表示するには、以下のようにクリックしていきます。

「サービス統合」 > 「バス」 > 「bus_name」 > [宛先リソース] メディエーション > 「mediation_name」.


(オンライン) でマークされたリンクでは、 インターネットへのアクセスが必要です。 それぞれのリンクは、オンラインのインフォメーション・センターでトピックの 検索を開始します。 検索結果がリストされたら、ご使用の構成に最適なトピックを選択してください。

このトピックに対する更新を確認 (オンライン)

「構成」タブ

「構成」タブには、このオブジェクトの構成プロパティーが表示されます。これらのプロパティー値は、ランタイム環境が停止されて再始動された場合にも保持されます。ランタイム環境に構成変更を適用する方法については、インフォメーション・センターのタスクの説明を参照してください。

一般プロパティー

メディエーション名

このメディエーションが認識される管理上の名前。

必須 いいえ
データ型 テキスト

UUID

管理上の目的でシステムによってこのメディエーションに割り当てられる汎用固有 ID。

必須 いいえ
データ型 テキスト

説明

管理上の目的で使用されるメディエーションの説明 (オプション)。

必須 いいえ
データ型 テキスト域

ハンドラー・リスト名

メディエーションがデプロイされたときに定義されたハンドラー・リストの名前。

必須 はい
データ型 テキスト

グローバル・トランザクション

処理済みの各メッセージについて、グローバル・トランザクションが開始されるかどうかを指定します。

クリア
ローカル・トランザクションが、それぞれの処理されたメッセージごとに開始されます。 このオプションは、データベースなどの他のリソース・マネージャーに アクセスするメディエーションや、グローバル・トランザクションを必要とする Enterprise JavaBeans™ と対話するメディエーションに対してのみ選択する必要があります。
選択
グローバル・トランザクションが、それぞれの処理されたメッセージごとに開始されます。
必須 いいえ
データ型 チェック・ボックス

並行メディエーションを許可

複数のメッセージに並行してメディエーションを適用するには、このオプションを選択 (true に設定) します。 メッセージの順序は保持されません。デフォルト・オプションは false です。

選択
メディエーションを複数のメッセージに対して並行して適用して、メッセージの配列を保存します。
クリア
メディエーションを一度に 1 つのメッセージに対して適用します。この設定は、メッセージの 配列を保存するようにする場合に必要です。
必須 いいえ
データ型 チェック・ボックス

セレクター

メディエーションに送信するメッセージを制御します。 メッセージがセレクターのテキスト・ストリングで定義された規則と一致すると、メディエーションがメッセージに適用されます。

メッセージがセレクター・テキスト・ストリングによって 定義された規則に一致しない場合、メッセージは仲介されません。メッセージがセレクターと判別プログラムの両方を含む場合、 仲介されるメッセージの両方の規則と一致する必要があります。 セレクターまたは判別プログラムの規則のいずれかが一致しない場合、 メッセージは仲介されません。

セレクター・テキスト・ストリングの内容は、 メディエーションによって処理されるメッセージを理解することに基礎を置く必要があります。 セレクター・ストリングのフォーマットは、JMS セレクターの場合と同じです。

必須 いいえ
データ型 テキスト

判別プログラム

メディエーションを判別プログラムに適用させるメッセージを制御します。 メッセージのトピックが判別プログラムのテキスト・ストリングで指定された規則と一致すると、メディエーションがメッセージに適用されます。 セレクターおよび判別プログラムの両方が指定される場合は、メッセージが適用されるメディエーションに対して、メッセージが両方の規則に一致する必要があります。

このプロパティーをセレクター・プロパティーと比較します。 セレクターが指定する規則はメッセージのヘッダーおよびプロパティーを検査し、 判別プログラムはメッセージのトピックを検査します。メッセージがセレクターと判別プログラムの両方を含む場合、 仲介されるメッセージの両方の規則と一致する必要があります。セレクターまたは判別プログラムの規則のいずれかが一致しない場合、メッセージは仲介されません。

判別プログラム・テキスト・ストリングの内容については、メディエーションによってどのメッセージ・トピックが処理されるのかを理解しておく必要があります。判別プログラムのフォーマットは、トピック判別プログラムの仕様と同じです。

必須 いいえ
データ型 テキスト

追加プロパティー

コンテキスト・プロパティー
メディエーションに渡すコンテキスト情報。



ファイル名: SIBDestinationMediation_DetailForm.html