JDBC プロバイダー設定

このページを使用して、JDBC プロバイダーの設定を変更します。

この管理コンソール・ページを表示するには、「リソース」 > 「JDBC」 > 「JDBC プロバイダー」 > JDBC_provider をクリックします。

重要: このページを使用して、既存の JDBC プロバイダーのクラスパスまたはネイティブのライブラリー・パスを変更する場合は、新規の設定を適用して保存した後、 新規構成を有効にするために、その JDBC プロバイダーの有効範囲内のすべてのアプリケーション・サーバーを再始動する必要があります。再始動しなかった場合は、データ・ソース障害メッセージを受け取ります。
有効範囲

JDBC プロバイダーの有効範囲を指定します。 この JDBC プロバイダーで作成されるデータ・ソースは、この有効範囲を継承します。

名前

リソース・プロバイダーの名前を指定します。

データ型 ストリング
説明

リソース・プロバイダーを説明するテキストを指定します。

データ型 ストリング
クラスパス

リソース・プロバイダー・クラスのロケーションを形成するパス、 または JAR ファイル名のリストを指定します。

以下に例を示します。
  • [AIX Solaris HP-UX Linux Windows] D:/SQLLIB/java/db2java.zip (分散オペレーティング・システムの場合)。
  • [iSeries] QIBM/ProdData/Java400/ext/db2_classes.jar (iSeries™ プラットフォームの場合)。
  • [z/OS] /usr/lpp/db2/db2710/classes/db2j2classes.zip (z/OS® の場合)。

クラスパスの項目は、ENTER キーを使用して区切ります。また、パス区切り文字 (';' や ':' など) は含むことができません。 クラスパスには、変数マップを使用して置換できる変数 (シンボル) 名が含まれます。 個々の必須 JAR ファイル名については、ドライバーのインストール資料をチェックしてください。

データ型 ストリング
ネイティブ・ライブラリー・パス

リソース・プロバイダーのネイティブ・ライブラリーのロケーションを 形成するパスのリストを指定します。

ネイティブ・パス・エントリーは、ENTER (実行) キーを使用して区切ります。 パス区切り文字 (';' や ':' など) は使用できません。 ネイティブ・パスには、変数マップを使用して代替できる変数 (シンボル) 名が含まれます。

データ型 ストリング
このリソース・プロバイダーの分離

このリソース・プロバイダーを独自のクラス・ローダーにロードすることを指定します。 こうすることで、同じリソース・プロバイダーの異なるバージョンまたは実装を、 同じ Java™ 仮想マシンにロードすることができます。 リソース・プロバイダーの各バージョンには、そのバージョンや実装に適切である、固有のクラスパスを付与します。

トラブルの回避 (Avoid trouble): 以下の点に注意してください。
  • ネイティブ・ライブラリー・パスを指定する場合、リソース・プロバイダーを分離できません。Application Server では、一部の JDBC プロバイダー用にネイティブのライブラリー・パスの値を定義します。 この動作の目的は、ネイティブのライブラリー・パスが必要である場合にプロバイダーの構成を補助することです。 ネイティブのライブラリー・パスが不要である場合は、その値を削除すると、リソース・プロバイダーを分離するオプションが選択できるようになります。
  • 混合セル環境を実行している場合に、プロバイダーの有効範囲がバージョン 7.0 セル であれば、アプリケーション・サーバーが、 7.0 より前のバージョンで実行されているノードから、分離された JDBC プロバイダーを除去します。 プロバイダーは古いリリースから移行していません。分離された リソースをセル・レベルで使用したい場合は、7.0 より前のバージョンで実行されているノードのリソースは 使用しないでください。リソースをノード・レベルで定義するか、バージョン 7.0 より前のノードのリソースを使用しないようにします。 これは、アプリケーション・サーバーがセル・レベルで分離されたリソースの検索を 実行しようとすると、「Naming not found (名前が未検出) 」例外が発生するためです。
gotcha
実装クラス名

JDBC ドライバー実装の Java クラス名を指定します。

このクラスは、前述の「クラスパス」の説明で述べられている ドライバー・ファイルにあります。

[AIX Solaris HP-UX Linux Windows] [z/OS] 例えば、分散オペレーティング・システムおよび z/OS オペレーティング・システムの場合は、com.ibm.db2.jcc.DB2XADataSource です。

[iSeries] 例えば、iSeries プラットフォームの場合は、com.ibm.db2.jdbc.app.UDBXADataSource です。

注: プロバイダーの作成後に JDBC プロバイダーの実装クラス名を変更する場合は、作成時に使用されたテンプレートからプロバイダーを切断します。 結果として、この JDBC プロバイダーから作成されたデータ・ソースは、 関連したテンプレートを持たないことになります。 カスタム・プロパティーを設定して、手動で作業データ・ソースを構成する必要があります。
データ型 ストリング



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関連概念
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データ・ソース (WebSphere Application Server V4) コレクション
データ・ソース・コレクション


ファイル名: udat_manjdbcprodet.html