このチュートリアルでは、ビジネス・ユーザーが作業を実行するために必要な情報を表示するようタスク・リスト・ウィジェットを構成する方法について説明します。
このチュートリアルでは、WebSphere Process Server からのコンテンツを含むウィジェットを使用します。チュートリアルを実行するには、WebSphere Process Server がインストールされていなければなりません。また、IT 部門の担当者は、Query Table Builder を使用して、このウィジェットに提示する必要がある情報にアクセスするための照会テーブルを作成し、この照会テーブルを WebSphere Process Server にデプロイしておきます。
照会テーブルにより、Business Process Choreographer からの技術データ、ソリューションからのビジネス・データ、およびタスク・リスト内の他のソースからのデータを組み合わせることができます。照会テーブルを使用することによって、タスク・リストに表示されるタスク、およびリスト内の各タスクについて表示される情報を絞り込むフィルターを定義できます。
このチュートリアルは、ビジネス・データを表示するようにビジネス・スペースのタスク・リストを構成する方法の一例です。ここでは、保険会社の請求処理部門用ビジネス・スペースの作成を担当する場合について考えます。ユーザーが処理するタスク・ウィジェットは、タスク情報に加えて、ユーザーが請求を評価するために必要なデータを表示するように構成される必要があります。
タスク・リスト・ウィジェットの編集権限を持っています。IT 部門の担当者は、関連ビジネス・データが組み込まれた請求部門用の照会テーブルを作成し、デプロイしました。このデータにアクセスするようウィジェットを構成するには、ビジネス・スペースを使用して、以下のステップを実行します。