このチュートリアルでは、ビジネス・スペースを使用してチームのメンバーにタスクを割り当てる方法について説明します。
始める前に
このチュートリアルでは、WebSphere Process Server からのコンテンツを含むウィジェットを使用します。チュートリアルを実行するには、WebSphere Process Server がインストールされていなければなりません。一部のステップおよび情報は、場合によっては当てはまらない可能性があります。必要に合わせて、このチュートリアルを調整してください。
このタスクについて
このチュートリアルは、ビジネス・スペースを使用して他のユーザーにタスクを割り当てる方法の一例です。あなたが保険会社の請求受付部門のチーム・リーダーだとします。あなたは、チームが請求を効率良く処理することについて責任があります。明日休暇を取るために、現在の請求受付状況を確認して、不在中に代行するチームのメンバーに委任する必要があります。
手順
- ビジネス・スペースにログオンして、請求確認の管理に使用するスペースを開きます。
- プロセス定義リスト・ウィジェットから請求管理用のプロセス定義を選択します。タスク定義リストには、このプロセスの一部として定義されているタスク・テンプレートがすべてリストされています。
- タスク・テンプレートのリストから「請求確認」を選択します。
タスク・リスト・ウィジェットに、タイプが「請求確認」であるインスタンスがすべて表示されます。所有者の列でフィルターを定義して、自分に割り当てられたタスクのみを表示するようにします。
- 自分に割り当てられた請求のすべてをチームのあるメンバーに転送するには、タスク・リストですべてのタスクを選択してから、「アクション」リストから「転送」を選択します。
次に、自分に割り当てられた請求を転送するチーム・メンバーの名前を入力します。
タスクの結果
自分に割り当てられた請求のすべてが、指名したチーム・メンバーに転送されます。