エスカレーションにデフォルトの照会テーブルを使用できますが、デフォルトのテーブルには提供されていないビジネス・データなどのプロパティーを確認する必要がある場合は、必要に応じて独自の照会テーブルをプロパティーで定義することもできます。
始める前に
Query Table Builder は Eclipse プラグインとして使用可能であり、WebSphere® Business Process Management SupportPacs のサイトからダウンロードできます。このサイトで、PA71 WebSphere Process Server -
Query Table Builder を探します。リンクにアクセスするには、このトピックの関連参照のセクションを参照してください。
このタスクについて
以下の手順は、顧客データが含まれているタスクおよびエスカレーション用の 2 つの新規照会テーブルを作成する方法を示しています。これらの照会テーブルは、ヒューマン・タスク管理ウィジェットのエスカレーション・サポートに対応しています。
手順
- タスク・リスト・ウィジェットで使用する照会テーブル定義については、TASK.IS_ESCALATED 属性を追加することをお勧めします。タスク・リストのユーザーは、このプロパティーを使用してフィルタリングを行って、エスカレートされたタスクを表示することができます。
- エスカレーション・リスト・ウィジェットで使用する照会テーブル定義に関する必須事項
- 属性 ESCALATION.TKIID を照会テーブルに追加します。そうしないと、タスク・リストとエスカレーション・リストの間のドリルダウン・メカニズムを確立できません。
- 特定のフィルター (「タスクのエスカレート」など) をサポートするために、属性 ESCALATION.STATE を照会テーブルに追加します。
- 特定のフィルター (「エスカレートされたタスクの管理」など) をサポートするために、インスタンス・ベースの許可を有効にします。
- エスカレーション・リストで使用する照会テーブル定義に関する推奨事項として、表示名や説明などの情報を持つタスク属性を追加します。
- すべての必須条件を実装したら、エスカレーション・リストの構成ダイアログで新しいエスカレーション照会テーブルをアクティブにすることができます。