WebSphere

サービス・モニター

サービス・モニター・ウィジェットは、モジュールにより公開され呼び出されるサービスの所定の期間における応答時間およびスループットを測定するために使用します。

サービス・モニター・ウィジェットは、応答時間とスループットの両方のグラフを表示できるため、データの比較および相関が可能です。また、操作の統計に関する表も表示されます。 いずれのグラフも、所定の時刻ウィンドウにわたってプロットされ、指定のリフレッシュ頻度で定期的に更新されます。新しいデータを取得すると、最も古いデータがグラフから除去されます。
「応答時間」グラフ
選択した操作 (複数可) での呼び出しの応答時間がグラフ化されます。これにより、サービスの実行にかかる時間と、時間とともにその期間が長くなっているかどうかを判断できます。Y 軸は、応答時間をミリ秒で測定したものを示します。X 軸は、モニターを開始してからの経過時間 (モニターしている時間枠) を分単位または時間単位で測定したものを示します。指定した時間単位の最小応答時間、最大応答時間、または平均応答時間をプロットできます。

両方向の非同期サービス実装でのサービス操作の場合、応答時間は、操作が要求の処理に要した時間のみを表します。応答が送信されるまでの合計経過時間は測定されません。

「スループット」グラフ
選択した操作 (複数可) での呼び出しのスループットがグラフ化されます。これにより、サービスの呼び出し頻度と、期待するスループット・ベンチマークが満たされているかどうかが分かります。このグラフは、一定の期間 (秒または分単位) に完了した呼び出しの数を示します。Y 軸は、時間単位当たりに完了した呼び出しの数を、秒または分の時間単位で示します。X 軸は、経過時間を分単位または時間単位で測定したものを示します。
統計測定表
ウィジェット構成オプションで「統計の表示」を選択した場合は、直近 1 秒間または 1 分間 およびサービス・モニターの期間に累積した操作の統計が この表に表示されます。累積した統計には、それぞれのモニター対象操作の 応答時間、スループット数、失敗数が含まれます。

グラフを使用するためのヒント

以下のヒントを活用すると、「応答時間」および「スループット」のグラフをより効果的に使用できます。


topic 情報トピック

ご利用条件 | フィードバック


タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2009/10/29


http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/dmndhelp/v7r0mx/topic/com.ibm.bspace.help.widg.wpsesb.doc/help_servicemonwidget/help_sm_charts_widget.html
Copyright IBM Corporation 2005, 2009. All Rights Reserved.
このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジーが採用されています。(http://www.eclipse.org)