サービス・モニター・ウィジェットを使用する前に、サービス・モニター・ウィジェットを構成する必要があります。ウィジェットに用意されているタブのうち、「グラフの一般設定」タブでは、リフレッシュ頻度やグラフの時間の長さなどを指定します。「モニター対象のサービス操作」タブでは、モニターの対象および表示方法を指定します。
手順
- ビジネス・スペースにログオンし、サービス・モニター・ウィジェットを開きます。
- ウィジェット・メニューで「設定の編集」をクリックします。
- 「グラフの一般設定」タブで、以下のようにグラフの一般設定を指定します。
- グラフの更新間隔: 応答時間およびスループットのグラフを最新表示する頻度 (秒単位)。
グラフが自動的に更新されないようにする場合は、このチェック・ボックスをクリアします。
- グラフの時間軸の長さ: 操作をグラフにプロットする期間 (時間または分)。
この値は、「応答時間」および「スループット」の両方のグラフの X 軸 (経過時間) になります。デフォルトでは、5 分間のデータが各グラフにプロットされます。ここで選択する値は「測定値累積時間」フィールドの値に影響を及ぼします。つまり、グラフの時間軸の長さとして分を選択すると測定値は秒単位で累積され、グラフの時間軸の長さとして時間を選択すると測定値は分単位で累積されます。
- 測定値累積時間: 平均、最小、最大などの累積統計値を測定するために使用する時間の単位 (秒または分)。時間の単位は、「グラフの時間軸の長さ」フィールドで指定された値によって決まります。
応答時間およびスループットは 1 秒間または 1 分間にわたって累積され、累積したデータがグラフにプロットされます。操作に対して最小、最大、または平均を選択すると、ここで指定した時間単位での対応する統計値がグラフにプロットされます。
- 応答時間 y 軸の制限: グラフにプロットする応答時間の最高値を設定する正の整数。
これはオプションの構成パラメーターです。
- スループット y 軸の制限: グラフにプロットするスループットの最高値を設定する正の整数。
これはオプションの構成パラメーターです。
- 統計の表示: 操作の統計を表示するオプション (直近 1 秒間または 1 分間および
モニター開始以後に累積した統計を含みます)。「統計の表示」を選択した場合、グラフの下の統計測定表にこの情報が表示されます。
- 「モニター対象のサービス操作」タブで、以下のようにモニター対象の操作およびモニター中のデータの表示方法を定義します。
- モニターしようとする操作がタブにリストされていない場合は、「モニター対象として操作を新規追加」をクリックし、「追加する操作の選択」ダイアログ・ボックスで操作 (複数可) を選択します。
- グラフにプロットする各操作の線の色を選択します。
複数の操作をプロットする場合は、別の色を使用すると、各種の操作を区別しやすくなります。
- 操作の応答時間をモニターするには、「応答時間」メニューを使用して、プロットする統計測定値を指定します (最大、最小、または平均)。オプションで、応答時間のしきい値を指定します。
- 操作のスループットをモニターするには、「スループット」チェック・ボックスを選択します。オプションで、スループットのしきい値を指定します。
- 「保存」をクリックして、構成を保存します。