WebSphere

チュートリアル: ソリューションの正常性の評価

このチュートリアルでは、ビジネス・スペースを使用して、WebSphere® Process Server または WebSphere Enterprise Service Bus ソリューションの正常性をモニターする方法について説明します。システム正常性ウィジェットは、アプリケーション・サーバー、ノード、クラスター、デプロイメント環境、メッセージング・エンジンとそのキュー、データベース、システム・アプリケーション、および失敗したイベントの状況を迅速に評価するための 1 つの場所を提供します。

始める前に

このチュートリアルでは、WebSphere Process Server および WebSphere Enterprise Service Bus からのコンテンツを含むウィジェットが使用されます。これらの製品の 1 つがインストールされている必要があります。 製品がインストールされていない場合、Business Space はその製品のウィジェットをイメージやメッセージで置き換えます。

システム正常性を表示および使用するための適切な権限を持っていることが必要です。このタスクは通常、管理者ロールを持つユーザーによって実行されます。

デプロイメント環境でシステム正常性を使用する場合は、デプロイメント・マネージャーが実行されている必要があります。

このタスクについて

このチュートリアルでは、あなたの日常業務に、WebSphere Process Server または Enterprise Service Bus ソリューションの正常性をモニターすること、およびすべてのコンポーネントが期待どおりの状態 (停止または開始) にあることを確認することが含まれるものと想定しています。この職責を果たすために、Business Space を使用して以下の手順を実行します。

このチュートリアルでは、請求関連のアプリケーションに焦点を絞ります。これらのアプリケーションはすべて、BillingActivity デプロイメント環境内のクラスターにデプロイされています。 アプリケーションはすべて、名前に billing という文字が含まれ、名前に bill という 文字を含むクラスター (例えば CustomerBillingCluster1 や VendorBillCluster など) にデプロイされています。

手順
  1. Business Space にログオンし、システム正常性ウィジェットを開きます。
  2. モニターする請求関連のコンポーネントのみが表示されるように、ウィジェットをカスタマイズします。
    1. ウィジェット・メニューで「構成」をクリックします。
    2. 「フィルターの表示」域で、表示基準を次のようにカスタマイズします。
      • 「デプロイメント環境」を選択して、下のボックスに BillingActivity と入力します。
      • 「クラスター」を選択して、下のボックスに *bill* と入力します。
      • 「アプリケーション」を選択して、下のボックスに *billing* と入力します。
    3. 「フィルターの表示」域の他のチェック・ボックスはすべてクリアします。
    4. 「OK」をクリックします。 システム正常性ウィジェットが最新表示され、BillingActivity デプロイメント環境の指定されたクラスターにある請求関連アプリケーションの状況が表示されます。これにより、問題を簡単に識別できます。
  3. 「トポロジー」タブで、クラスターおよびデプロイメント環境が正しい状況に あることを確認します。 いずれかが予期せずに停止した場合、または使用不可の場合は、通常のトラブルシューティング手順を 実施してください。
  4. 「アプリケーション」タブで、請求アプリケーションが正しい状況にあることを 確認します。 いずれかが予期せずに停止した場合、または使用不可の場合は、通常のトラブルシューティング手順を 実施してください。

task タスクトピック

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2010/03/18


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