WebSphere

システム正常性

システム正常性は、ビジネス・ソリューションのシステム全体の正常性のスナップショットを表示する場合に使用します。 このウィジェットは、アプリケーション・サーバー、ノード、クラスター、デプロイメント環境、 メッセージング・エンジンとそのキュー、データベース、システム・アプリケーション、および失敗したイベントの 状況を迅速に評価するための 1 つの場所を提供します。

タブ

システム正常性ウィジェットは、ご使用のシステムにある以下の項目の状況と、その項目に関する情報を表示します。この項目は参照しやすいようにタブに編成されています。
「トポロジー」タブ
デプロイメント環境
システム上にあるデプロイメント環境のうち、指定のフィルター条件に適合するすべてのデプロイメント環境の状況がリストされます。 条件を指定しない場合、すべてのオブジェクトが表示されます。
クラスター
システム上にあるクラスターのうち、指定のフィルター条件に適合するすべてのクラスターの状況がリストされます。 条件を指定しない場合、すべてのオブジェクトが表示されます。
スタンドアロン・サーバー
システム上にあるスタンドアロン・サーバーのうち、指定のフィルター条件に適合するすべてのスタンドアロン・サーバーの状況が リストされます。 条件を指定しない場合、すべてのオブジェクトが表示されます。
ノード・エージェント
システム上にあるすべてのノード・エージェントの状況がリストされます。
「システム・アプリケーション」タブ
システム・アプリケーション
ご使用のシステムで構成されている Business Process Choreographer、Common Event Infrastructure (CEI) および Service Component Architecture (SCA) のアプリケーションやサービス (障害が発生した イベント・マネージャー、Business Process Choreographer のコンテナー、イベント・サービスなど) の状況、 および Business Space のウィジェットやビジネス・スペース・マネージャーの状況がリストされます。
システム・データ・ソース
指定のフィルター条件に適合するデータ・ソースがリストされます。 基準を指定していない場合、システム正常性に共通データベース、ビジネス・プロセス実行データベース、Common Event Infrastructure データベース、およびサービス統合バス・データベースを含む、システムのすべてのデータ・ソースが表示されます。
注: ウィジェットは、以下のタイプのデータ・ソースについては正確な状況情報を提供しません。
  • カスタム・データ・ソースや、デプロイメント環境の一部として構成されなかったサポート・クラスター・データ・ソース。これらのデータ・ソースはウィジェットでリストされません
  • 認証別名が設定されていないデータ・ソース。この場合、データ・ソースはウィジェットにリストされますが、その状況は「使用不可」です。 「Test connection problems for messaging engine data sources」で説明するように、管理コンソールを使用して、実際の状況を判別します。
システム・メッセージング・エンジン
システム・バスおよびアプリケーション・バス (SCA.SYSTEM.busID.Bus、SCA.APPLICATION.busID.Bus、CEI.cellName.BUS、および BPC.cellName.Bus) に構成されたメッセージング・エンジンがリストされます。
「アプリケーション」タブ
アプリケーション
システムにインストールされたエンタープライズ・アプリケーションのうち、 指定のフィルター条件に適合するエンタープライズ・アプリケーションがリストされます。 条件を指定しない場合、すべてのオブジェクトが表示されます。
「失敗イベント数」タブ
リカバリー・サブシステムが使用可能になっている場合に失敗イベントの数がリストされます。
「キュー」タブ
キュー項目数
メッセージング・ポイントの現行キュー項目数が表示されます。 一部のメッセージング・エンジンが稼働していない場合、キュー項目数の一部のみを取得できます。 ラジオ・ボタンを使用して、システム正常性ウィジェットに表示するキューのサブセットを選択します。

状況アイコン

アプリケーション・サーバー、ノード、クラスター、デプロイメント環境、メッセージング・エンジン、データベース、およびシステム・アプリケーションの状況が、以下のアイコンによって示されます。
表 1. システム正常性の状況アイコン
状況 アイコン
実行中
「実行中」状況
停止
「停止」状況
使用不可
「使用不可」状況

この状況は、ノード・マネージャーがデプロイメント環境で稼働していない場合、またはデータ・ソースの認証別名を設定していない場合に発生する可能性があります。


topic 情報トピック

ご利用条件 | フィードバック


タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2010/03/18


http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/dmndhelp/v7r0mx/topic/com.ibm.bspace.help.widg.wpsesb.doc/help_healthwidget/help_healthmonitor.html
Copyright IBM Corporation 2005, 2009. All Rights Reserved.
このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジーが採用されています。(http://www.eclipse.org)