このチュートリアルでは、タスク・リスト・ウィジェットを使用して明示的に処理する次のタスクを選択せずに、作業の継続パターンを使用してタスクと対話する方法を説明します。タスクを完了すると、次のタスクが自動的に表示されます。作業の継続パターンは、次の取得パターンとも呼ばれます。
このチュートリアルでは、WebSphere Process Server からのコンテンツを含むウィジェットを使用します。チュートリアルを実行するには、WebSphere Process Server がインストールされていなければなりません。
このチュートリアルでは、ヒューマン・タスクおよびヒューマン・ワークフローの高度な管理テンプレートから作成されたスペースのページおよびウィジェットを使用します。一部のステップおよび情報は、場合によっては当てはまらない可能性があります。必要に合わせて、このチュートリアルを調整してください。
このシナリオでは、スペースの「継続的な処理 」ページのタスク情報ウィジェットが、カスタム照会テーブルを使用するように構成されます。照会テーブルには、出張承認タスクのみを返すフィルターが含まれています。また、照会テーブルには、出張の開始日を指定する照会プロパティーが含まれています。このプロパティーは、プロセス・モデル内で指定されていて、次のタスクの順序基準として使用されます。
このチュートリアルは、Business Space を使用してタスクを継続的に処理する方法の一例です。この例では、あなたは部門の管理者です。役割の 1 つは、部門内の社員の出張要求を承認することです。
3 人の社員が、承認を受けるために出張要求を提出しています。1 件の要求は明日からの出張のため、もう 1 件は 3 日後からの出張のため、最後の 1 件は翌週からにスケジュールされている出張のためです。
要求を承認するのがあなたの役割だとします。この役割を果たすために、Business Space を使用して以下の手順を実行します。