このチュートリアルでは、ビジネス・スペースを使用してチームのメンバーにタスクを割り当てる方法について説明します。
始める前に
このチュートリアルでは、WebSphere Process Server からのコンテンツを含むウィジェットを使用します。チュートリアルを実行するには、WebSphere Process Server がインストールされていなければなりません。一部のステップおよび情報は、場合によっては当てはまらない可能性があります。必要に合わせて、このチュートリアルを調整してください。
このタスクについて
このチュートリアルでは、あなたのチームは注文の見積書の送付を担当しています。あなたはスーパーバイザーとして、自身のチームのワークロードのバランスを取り、優先順位の高いタスクが迅速に処理されるように
することが必要とされます。
このような職責を果たすために、Business Space を使用して以下の手順を実行します。
手順
- Business Space にログオンして、チームの管理に使用するスペースを開きます。
- 「管理対象チーム・タスク」ページで、チームのワークロードを確認できるようにするために、所有者別に編成された
オープン・タスクを表示するようにマイ・チーム・タスク・ウィジェットを設定します。それには、「グループ化の基準」フィールドを「所有者」に設定し、「表示」フィールドを「進行中」に設定します。
注: 進行中のタスクを持っていないチーム・メンバーは、マイ・チーム・タスクに表示されません。さらに、そのチーム・メンバーはチーム・ワークロードの計算にも含まれません。
例えば、チームを構成する 3 人のメンバーのうち、2 人のメンバーがそれぞれ 1 つのタスクを持っている場合、マイ・チーム・タスクには、その 2 人のメンバーだけが表示され、それぞれのメンバーがタスクの 50% を持つと示されます。
- 所有するタスク数が多すぎてそれらを時間内に完了できないチーム・メンバーが 1 人いることに気付いたので、
クリティカル・タスクを別のチーム・メンバーに転送することにします。
- タスクを選択します。「チーム・リスト」が更新され、タスクでの作業を行うために適格であるユーザーが示されます。
- 「アクション」リストから「転送」を選択してから、タスクを転送するユーザーの名前を入力します。そのユーザーがタスク・リスト・ウィジェットのあるビジネス・スペースを開くと、ユーザーはタスクを参照できます。
タスクの結果
選択したユーザーにタスクが転送されます。