このチュートリアルでは、ビジネス・スペースを使用してタスクの状況を確認する方法を説明します。
始める前に
このチュートリアルでは、WebSphere Process Server からのコンテンツを含むウィジェットを使用します。チュートリアルを実行するには、WebSphere Process Server がインストールされていなければなりません。一部のステップおよび情報は、場合によっては当てはまらない可能性があります。必要に合わせて、このチュートリアルを調整してください。
このタスクについて
このチュートリアルは、Business Space を使用して自分のタスクの状況を確認する方法の一例です。あなたが保険会社の請求受付部門に勤めているとします。山田さんというお客様から請求の処理状況について問い合わせがありました。あなたがその請求を申請したのは先週です。
手順
- Business Space にログオンして、申請済みの請求の状況確認に使用するスペースを開きます。
- プロセス定義リスト・ウィジェットから請求管理用のプロセス定義を選択します。プロセス・リストには、請求管理用のプロセスがすべてリストされています。
- プロセス・リストでフィルターを設定して、「山田」という名前の顧客の全インスタンスを表示します。
- このフィルターで返された項目は多過ぎましたが、請求を申請したのは先週であることが分かっているので、フィルター「日付範囲」を追加することにします。「開始」フィールドに先週の月曜日の日付を指定します。
- これにより、返されるプロセスの数が識別可能なサイズまで減り、山田さんの請求に関するプロセスを見つけることができるようになります。ヒューマン・ワークフロー・ダイアグラムでその請求を開き、状況を確認します。
- その請求の履歴、追加されたコメント、関連タスクなどの詳細を確認することができます。そのためには、タスク情報ウィジェットで請求確認タスクを開くと、その請求の詳細情報をすべて確認できます。
タスクの結果
請求の処理状況が詳細情報とともに表示されます。