このチュートリアルでは、ビジネス・スペースを使用して、ビジネス・アプリケーションの使用可能時間を定義するタイムテーブルを表示、編集、および変更する方法と、タイムテーブルに適切なロール・ベースのアクセス権限を設定する方法について説明します。
始める前に
このチュートリアルでは、WebSphere® Process Server からのコンテンツを含むウィジェットを使用します。
WebSphere Process Server がインストールされていない場合、Business Space はその製品のウィジェットを
イメージやメッセージで置き換えます。
手順や情報が一部、実際の状況に合わない場合があります。
必要に合わせて、このチュートリアルを調整してください。
このタスクについて
このチュートリアルでは、Business Space を使用して、ビジネス・カレンダー・ウィジェットおよびセキュリティー・ロール・ウィジェットで、ビジネス・ソリューションのタイムテーブルや、これらのタイムテーブルに対するロール・ベースのアクセス権限を操作する方法について説明します。
あなたは、新しいビジネス・パートナーの人事アプリケーションに統合されたソリューションに合わせた
勤務時間の更新を担当しています。
タイムテーブルを変更することにより、新しいビジネス・パートナーの勤務時間を反映させることが
必要とされます。
また、該当するチーム・メンバーが以後タイムテーブルにアクセスし、変更できるようにすることも必要です。
これらのタスクを実行するには、Business Space でビジネス・カレンダー・ウィジェットおよびセキュリティー・ロール・ウィジェットを使用します。以下の手順に従ってください。
手順
- Business Space にログオンし、ビジネス・カレンダー・ウィジェットを開きます。
- ビジネス・パートナーには、12 月 26 日と 27 日の追加の休日が 2 日あり、これらを
「休日」タイムテーブルに追加する必要があります。
「すべてのタイムテーブル」で、「休日」タイムテーブルをダブルクリックします。
- 「時間間隔」テーブルの下部で、「時間間隔の作成」ボタンをクリックして、
これら 2 日分の時間間隔を作成します。
- 件名に business partner holidays と入力し、休日は勤務時間外に
あたるため、「勤務時間」チェック・ボックスにマークが付いていないことを
確認します。
「条件」の下で、カレンダーから 12 月 26 日を選択します。
「繰り返し」で「日次」を
選択し、「Every」に 2 を選択して、2 日間の時間間隔を
指定します。
- 「保存」をクリックして、新しい時間間隔を「休日」タイムテーブルに
保存します。
- 人事部門の全社員がこのタイムテーブルを参照できるようにするには、以下の手順を実行します。
- セキュリティー・ロール・ウィジェットを開きます。
- タイムテーブルの「読者」ロールをクリックします。
- 「モジュール・チューザー」リストで、「休日」タイムテーブルを含む
モジュールを選択します。
- タイムテーブルの「読者」ロールをクリックして、以下の手順を実行します。
- ページの右側のウィンドウで、「追加」をクリックします。
- 人事部門従業員のグループの名前 (または名前の一部) を入力して、「検索」を
クリックします。
- 表示されたリストで、1 人以上のユーザーまたは 1 つ以上のグループを選択して、「OK」を
クリックします。
- 人事担当マネージャーにタイムテーブルの編集権限を与えるには、以下の手順を実行します。
- タイムテーブルの「作成者」ロールをクリックします。
- ページの右側のウィンドウで、「追加」をクリックします。
- マネージャーの名前 (または名前の一部) を入力して、「検索」をクリックします。
- 表示されたリストで、ユーザー名を選択して、「OK」をクリックします。
- 「保存」をクリックして、ロールの割り当て変更をすべて保存します。