Business Flow Manager の設定

このパネルを使用して、指定されたサーバーの Business Flow Manager を管理します。

Business Flow Manager は、アプリケーション・サーバー内でビジネス・プロセスを実行するためのサービスを提供します。この管理コンソール・ページを表示するには、「サーバー」 > 「クラスター」 > 「WebSphere Application Server クラスター」 > クラスター名、または 「サーバー」 > 「サーバー・タイプ」 > 「WebSphere アプリケーション・サーバー」 > サーバー名 をクリックし、「構成」タブの「ビジネス・インテグレーション」セクションで「Business Process Choreographer」を展開して「Business Flow Manager」をクリックし、「構成」タブを選択します。

注: このパネルで行った変更は、サーバーの再始動後まではサーバーに影響を与えません。

(オンライン) と表示されているリンクの場合は、インターネットへのアクセスが必要です。 各リンクからは、オンライン・インフォメーション・センターのトピックへの検索が起動します。 検索結果がリストされたら、ご使用の構成に最も良く適合するトピックを選択してください。

このトピックの更新情報を確認してください。 (オンライン)

再試行限度

メッセージの処理を試行する最大回数を指定します。 限度に到達すると、メッセージが保留キューに送信されます。

プロパティー
データ型 整数
デフォルト 5
範囲 2 から 10 (推奨)

保存キュー・メッセージ限度

保存キューに保管できるメッセージの最大数。この限度に達すると、メッセージは内部メッセージのキューに再度送信され、Business Flow Manager が静止モードに切り替わります。

プロパティー
データ型 整数
デフォルト 20

保存キュー

現在処理できず、後で再試行するメッセージを含むキューの JNDI 名。

プロパティー
データ型 読み取り専用ストリング
デフォルト jms/BPERetQueue

保留キュー

再試行回数以上、処理を失敗したメッセージを保持するキューの JNDI 名。

プロパティー
データ型 読み取り専用ストリング
デフォルト jms/BPEHldQueue

Common Event Infrastructure のロギングを使用可能に設定

Common Event Infrastructure (CEI) ロギングを使用可能または使用不可にすることができます。

プロパティー
データ型 チェック・ボックス

監査ロギングを使用可能に設定

この Business Flow Manager の監査ロギングを使用可能または使用不可にすることができます。

プロパティー
データ型 チェック・ボックス

ビジネス・プロセスのナビゲーションのパフォーマンス

このセクションでは、ナビゲーション・パフォーマンスの最適化を有効にできます。

高度なパフォーマンスの最適化を使用可能にする

ビジネス・プロセス・ナビゲーションの最適化を有効にできます。

プロパティー
データ型 チェック・ボックス
デフォルト このオプションを選択すると、作業マネージャー・ベースのナビゲーションが使用されます。バージョン 7.0 では、作業マネージャー・ベースのナビゲーションがデフォルトになりました。このオプションをクリアすると、JMS ナビゲーションが使用されます。

メッセージ・プール・サイズ

コンシュームされるよりも多くのメッセージが生成された場合は、メッセージ・プールがバッファーとして使用されます。

メッセージは、作業マネージャー内のナビゲーション・スレッドによって、およびシステムに入ってくる API および SCA 要求によって生成されます。作業マネージャー内のナビゲーション・スレッドがメッセージをコンシュームします。メッセージ・プールがいっぱいになった場合、それ以上のメッセージは直接 JMS に送信され、JMS ナビゲーションを使用して処理されます。

作業マネージャーのプール・サイズ * 10 を使用する

作業マネージャー・スレッド・プールに基づくデフォルトのメッセージ・プール・サイズを使用するには、これを選択します。

プロパティー
データ型 ラジオ・ボタン

メッセージ・プール・サイズの値

ラジオ・ボタンを選択して、値を指定してください。

プロパティー
データ型 ラジオ・ボタンおよび整数入力フィールド
単位 メッセージ・オブジェクト

停止したメッセージの最大存続期間 (秒単位)

作業マネージャーが処理するメッセージは、存続期間がこの値に達した場合、JMS ナビゲーションを使用した処理またはリカバリーの対象として適格になります。

プロパティー
データ型 整数
単位
デフォルト 240

停止したメッセージのリカバリー間隔 (単純カレンダー)

Business Process Choreographer が、最大経過時間に到達したメッセージのリカバリーを試行する頻度を指定します。

プロパティー
データ型 WebSphere Simple Arithmetic Calendar 表現
デフォルト 2minutes

スレッドでの最大処理時間 (秒単位)

プロセス・インスタンスをナビゲートするメッセージをスレッドが処理する最大時間。

この特定のプロセス・インスタンスに関して有効なメッセージが存在する限り、あるいはこの制限に到達しない限り、スレッドは同じプロセス・インスタンスのメッセージを処理します。

プロパティー
データ型 整数
単位
デフォルト 240

トランザクション間キャッシュ

トランザクション間キャッシュは、トランザクション間に、BPEL 変数やプロセス・コンテキストなどのデータベース・オブジェクトを格納します。

「作業マネージャーのスレッド・プール・サイズを使用する」を選択して、デフォルト・サイズを使用するか、「トランザクション間キャッシュ・サイズ」 を選択して、値を指定できるように入力フィールドを使用可能にします。

プロパティー
データ型 ラジオ・ボタンおよび整数入力フィールド
単位 データベース・オブジェクトの数