Business Process Choreographer の構成

このパネルは、Business Process Choreographer のインストールと構成を行う場合に使用します。

この管理コンソール・ページを表示するには、「サーバー」 > 「クラスター」 > 「WebSphere Application Server クラスター」 > クラスター名、または 「サーバー」 > 「サーバー・タイプ」 > 「WebSphere アプリケーション・サーバー」 > サーバー名 をクリックし、「構成」タブの「ビジネス・インテグレーション」セクションで「Business Process Choreographer」を展開して「Business Process Choreographer Container」をクリックします。

Service Component Architecture が構成されていない場合は、構成するように指示するメッセージが表示されます。


(オンライン) と表示されているリンクの場合は、インターネットへのアクセスが必要です。 各リンクからは、オンライン・インフォメーション・センターのトピックへの検索が起動します。 検索結果がリストされたら、ご使用の構成に最も良く適合するトピックを選択してください。

このトピックの更新情報を確認してください。 (オンライン)

データ・ソース

このセクションでは、Business Process Choreographer のデータ・ソースを指定します。

編集

これをクリックすると、データ・ソースのデータベース固有の設定を編集できます。

一部のセットアップでは、デフォルトを変更する必要があります。 例えば、DB2 for z/OS データベースを使用している場合に、ストレージ・グループまたは接続プールの設定を変更する場合などです。

テスト接続

データ・ソースへの接続をテストします。

データベース名

Business Flow Manager および Human Task Manager で使用されるデータベース名。

プロパティー
データ型 ストリング
Derby Embedded のデフォルト WPRCSDB
DB2 のデフォルト BPEDB
iSeries のデフォルト *SYSBAS または *LOCAL

スキーマ名

使用するスキーマの名前。

デフォルトのスキーマの代わりに独自のスキーマを使用する場合、スキーマ名を変更するだけで済みます。

プロパティー
データ型 ストリング
デフォルト WPRBE01

テーブルの作成

このオプションを選択した場合は、初めてデータベースにアクセスしたときに、表が自動的に作成されます。 このオプションが機能するには、データベースが存在する必要があり、指定するユーザー名には、データベースに表と索引を作成するための権限が必要です。

実動システムでは、このオプションの使用は推奨されません。 このオプションを選択しない場合、表は自動的に作成されないため、スクリプトを実行して、表を手動で作成する必要があります。

プロパティー
データ型 チェック・ボックス
デフォルト 選択済み

ユーザー名

データベースに接続し、データを変更する権限を持つユーザー ID。

このユーザー ID の権限で、データベース内に表と索引を作成できる場合は、表を自動的に作成するオプションを使用できます。また、必要に応じて、サービス・パックまたはフィックスパックの適用後、データベース・スキーマを自動的に更新できます。

プロパティー
データ型 ストリング

パスワード

データ・ソースのユーザー ID に対するパスワード。

プロパティー
データ型 ストリング

サーバー

データベース・サーバーのアドレス。

ホスト名または IP アドレスのいずれか、およびポート番号を指定します。

プロパティー
データ型 ストリング
localhost:50000

プロバイダー

Business Process Choreographer の JDBC プロバイダー。

プロパティー
データ型 ドロップダウン・リスト

Human Task Manager のメール・セッション

このセクションでは、エスカレーション E メールのパラメーターを指定します。

E メール・サービスを使用可能にする (Enable e-mail service)

Human Task Manager がエスカレーションの通知を E メールで送信する場合は、メール・セッションを使用可能にする必要があります。

プロパティー
データ型 チェック・ボックス

メール・トランスポートのホスト (Mail transport host)

Simple Mail Transfer Protocol (SMTP) E メール・サービスが配置されている場所のホスト名または IP アドレス。

プロパティー
データ型 ストリング

メール・トランスポートのユーザー (Mail transport user)

E メール・サービスのユーザー ID。

メール・サーバーが認証を必要としない場合は、このフィールドを空のままにしておいてかまいません。

プロパティー
データ型 ストリング

メール・トランスポートのパスワード (Mail transport password)

メール・トランスポートのユーザー ID のパスワード。

メール・サーバーが認証を必要としない場合は、このフィールドを空のままにしておいてかまいません。

プロパティー
データ型 ストリング

メール・トランスポート・パスワードの確認

パスワードを再度入力するか、メール・サーバーが認証を必要としない場合は、ブランクのままにします。

Business Process Choreographer Explorer の URL

Business Process Choreographer Explorer への E メール・リンクに使用する URL を指定します。

この URL を使用して、生成される E メールにリンクを設定します。これにより E メール通知を受信するビジネス管理者は、そのリンクをクリックすれば、関連するビジネス・プロセスまたはヒューマン・タスクを Web ブラウザーで表示できます。

プロパティー
データ型 ストリング
http://www.ibm.com:9080/bpc

セキュリティー

このセクションでは、ユーザー ID およびグループへの機能的役割のマッピング、および Business Process Choreographer に必要な認証資格情報を指定します。

管理者ユーザー

管理者のセキュリティーの役割は、指定したユーザー ID にマップされます。

プロパティー
データ型 ストリング
userA|userB|userC
デフォルト 現在ログオンしているユーザー

管理者グループ

管理者のセキュリティーの役割は、指定したグループにマップされます。

プロパティー
データ型 ストリング
groupA|groupB|groupC
デフォルト なし

モニター・ユーザー

システム・モニターのセキュリティーの役割は、指定したユーザー ID にマップされます。

プロパティー
データ型 ストリング
userA|userB|userC
デフォルト 現在ログオンしているユーザー

モニター・グループ

システム・モニターのセキュリティーの役割は、指定したグループにマップされます。

プロパティー
データ型 ストリング
groupA|groupB|groupC
デフォルト なし

JMS 認証ユーザー (JMS Authentication User)

システム統合バスの認証別名。

プロパティー
データ型 ストリング
デフォルト 現在ログオンしているユーザー

JMS 認証パスワードと確認パスワード (JMS Authentication Password and Confirm Password)

JMS 認証ユーザー ID のパスワード。

プロパティー
データ型 ストリング
デフォルト なし

JMS API 認証ユーザー (JMS API Authentication User)

Business Flow Manager のメッセージ・ドリブン Bean の run-as ユーザー ID。

プロパティー
データ型 ストリング
デフォルト 現在ログオンしているユーザー

JMS API 認証パスワードと確認パスワード (JMS API Authentication Password and Confirm Password)

JMS API 認証ユーザー ID のパスワード。

プロパティー
データ型 ストリング
デフォルト なし

エスカレーション・ユーザーの認証ユーザー (Escalation User Authentication User)

Human Task Manager のメッセージ・ドリブン Bean の run-as ユーザー ID。

プロパティー
データ型 ストリング
デフォルト 現在ログオンしているユーザー

エスカレーション・ユーザー認証パスワードと確認パスワード (Escalation User Authentication Password and Confirm Password)

エスカレーション・ユーザーの認証ユーザー ID のパスワード。

プロパティー
データ型 ストリング
デフォルト なし

管理ジョブのユーザー認証のユーザー

クリーンアップ・サービス・ジョブおよび実行中のプロセス・インスタンスのマイグレーションなどの管理ジョブの実行に使用される run-as ユーザー ID。 このユーザー ID は、管理者ロールでなければなりません。

プロパティー
データ型 ストリング
デフォルト 現在ログオンしているユーザー

管理ジョブのユーザー認証パスワードと確認パスワード

管理ジョブのユーザー認証のユーザー ID のパスワード。

プロパティー
データ型 ストリング
デフォルト なし

状態監視者

この表では、Business Flow Manager と Human Task Manager に対して、監査ロギングおよび Common Event Infrastructure (CEI) ロギングを使用可能に設定できます。 Human Task Manager の場合、タスクの履歴も使用可能に設定できます。

監査ロギング

これらのチェック・ボックスが選択されている場合、Business Flow Manager または Human Task Manager で監査ロギングが使用可能になっています。

Common Event Infrastructure のロギング

これらのチェック・ボックスが選択されている場合、Business Flow Manager または Human Task Manager で Common Event Infrastructure ロギングが使用可能になっています。

タスクの履歴

選択すると、Business Process Choreographer Explorer レポート作成機能で必要な状態監視者が有効になります。

SCA バインディング

Service Component Architecture (SCA) バインディングでは、Web サービス API のコンテキスト・ルートを設定できます。

ホスト

この読み取り専用フィールドには、コンテキスト・ルートの追加先となっている、Business Flow Manager バインディングおよび Human Task Manager バインディングのホストのコンテキスト接頭部が示されます。

Business Flow Manager のコンテキスト・ルート

Business Flow Manager Web サービスのコンテキスト・ルート。

プロパティー
データ型 ストリング
サーバー上に構成されたときのデフォルト /BFMIF_nodeName_serverName
クラスター上に構成されたときのデフォルト /BFMIF_clusterName

Human Task Manager のコンテキスト・ルート

Human Task Manager Web サービスのコンテキスト・ルート。

プロパティー
データ型 ストリング
サーバー上に構成されたときのデフォルト /HTMIF_nodeName_serverName
クラスター上に構成されたときのデフォルト /HTMIF_clusterName

相対パス

この読み取り専用フィールドには、Business Flow Manager および Human Task Manager での SCA バインディングの相対パスが表示されます。

プロパティー
データ型 読み取り専用ストリング
Business Flow Manager の相対パス /sca/com/ibm/bpe/spi/sca/BFMWS
Human Task Manager の相対パス /sca/com/ibm/task/spi/sca/HTMWS

バス

Service Component Architecture (SCA) 用に構成したデータ・ソースとは異なるデータ・ソースを Business Process Choreographer メッセージング・エンジンで使用する場合は、このセクションを展開して設定値を変更します。

デフォルト構成の使用 (Use the default configuration)

選択すると、SCA メッセージング・エンジンの現在の構成設定が使用されます。

別の設定を使用する場合は、チェック・ボックスをクリアして、このセクション内の他のフィールドを使用可能にします。

バス・メンバー・ロケーション

メッセージング・エンジンのデータをローカルで保管するか、リモートで保管するかを決定します。

「ローカル」または「リモート」を選択してください。 「リモート」を選択すると、リモート宛先ロケーション・セレクターと「新規」ボタンが使用可能になります。

プロパティー
データ型 ラジオ・ボタン
デフォルト ローカル

リモート宛先ロケーション

リモート・メッセージング・エンジンが保管するデプロイメント・ターゲットを指定します。

リストが空の場合、または選択対象のロケーションが含まれていない場合は、「新規」をクリックしてください。

プロパティー
データ型 ドロップダウン・リスト
デフォルト なし

新規

このボタンにより、「デプロイメント・ターゲットのブラウズ (Browse deployment target)」ページを開きます。

デプロイメント・ターゲットを選択した後に、ターゲットがリモート宛先ロケーションのリストに追加されます。

編集

これをクリックすると、データ・ソースのデータベース固有の設定を編集できます。

一部のセットアップでは、デフォルトを変更する必要があります。 例えば、DB2 for z/OS データベースを使用している場合に、ストレージ・グループまたは接続プールの設定を変更する場合などです。

テスト接続

データ・ソースへの接続をテストします。

データベース名

データベースの名前。

プロパティー
データ型 ストリング
デフォルト WPRCSDB

スキーマ名

使用するスキーマの名前。

プロパティー
データ型 ストリング
デフォルト WPRBM00

テーブルの作成

このオプションを選択した場合は、初めてデータベースにアクセスしたときに、表が自動的に作成されます。 このオプションが機能するには、データベースが存在する必要があり、指定するユーザー名には、データベースに表と索引を作成するための権限が必要です。

このオプションを選択しなかった場合、表は自動的に作成されないため、スクリプトを実行して、表を手動で作成する必要があります。 実動システムの場合は、このオプションによって作成されるデフォルト・テーブルを使用しないようにすることもできます。

プロパティー
データ型 チェック・ボックス
デフォルト 選択済み

ユーザー名

データベースに接続し、データを変更する権限を持つユーザー ID。

このユーザー ID の権限で、データベース内に表と索引を作成できる場合は、表を自動的に作成するオプションを使用できます。また、必要に応じて、サービス・パックまたはフィックスパックの適用後、データベース・スキーマを自動的に更新できます。

プロパティー
データ型 ストリング

パスワード

データ・ソースのユーザー ID に対するパスワード。

プロパティー
データ型 ストリング

サーバー

データベース・サーバーのアドレス。

ホスト名または IP アドレスのいずれか、およびポート番号を指定します。

プロパティー
データ型 ストリング
localhost:50000

プロバイダー

Business Process Choreographer メッセージング・エンジンの JDBC プロバイダー。

SCA でファイル・ストアを使用するように構成した場合、このフィールドは「ファイル・ストア」に設定され、データベース・パラメーターのフィールドは使用できなくなります。 データベース・プロバイダーを選択した場合は、データベース・パラメーターが使用可能になります。

プロパティー
データ型 ドロップダウン・リスト
デフォルト SCA に対して構成したプロバイダー。