Common Base Event ブラウザー

Common Base Event ブラウザーを使用して、イベント・データベースのイベントを検索および表示します。

Common Base Event ブラウザーは、以下の 3 つのフレームに分かれています。
  1. 上部フレームには、「イベントの取得」サブパネルへのリンクと、このヘルプ・ファイルへのリンクが含まれています。
  2. 左下のフレームには、特定のタイプの個々のイベントを選択して表示できる以下の 4 つの「イベント・ビュー」へのリンクが含まれています。

    このリストの下に、検索されたイベントの数を示すカウンターがあります。このカウンターは、Common Base Event ブラウザーを開くたびにゼロに設定されます。

    注: これらの 2 つのフレームは、Common Base Event ブラウザーに常時表示されます。
  3. Common Base Event ブラウザーの右下隅にある最も大きいフレームには、「イベントの取得」サブパネルが初期表示されています。ここで、Common Event Infrastructure (CEI) イベント・データベースから取得するイベントを指定します。照会を実行依頼してイベントを検索した後で、いずれかの「イベント・ビュー」をクリックし、このフレーム内の「イベントの取得」サブパネルを置き換えることができます。

イベント・データ・ストア・プロパティーは、イベント収集のためには必須です。イベント・フィルター・プロパティーはオプションですが、検索を詳細化できます。

管理コンソールでこのページを表示するには、「統合アプリケーション」>「Common Base Event ブラウザー」をクリックします。 このパネルには大量の情報が含まれているため、別の Web ブラウザー・ウィンドウで開いてください。これを行うには、「Common Base Event ブラウザー (Common Base Event Browser)」メニュー項目を右クリックして、「新規ウィンドウで開く (Open in New Window)」をクリックします。


(オンライン) と表示されているリンクの場合は、インターネットへのアクセスが必要です。 各リンクからは、オンライン・インフォメーション・センターのトピックへの検索が起動します。 検索結果がリストされたら、ご使用の構成に最も良く適合するトピックを選択してください。

このトピックの更新情報を確認してください。 (オンライン)

イベントの取得

イベント・データ・ストア・プロパティー

イベント・データ・ストア
CEI が、出力されたイベントの保管に使用するデータベースの JNDI 名。 リストから名前を選択するか、リストから「JNDI 名を入力してください」を選択して、下のフィールドに別のデータ・ソースの名前を入力することができます。
イベント・グループ
イベント・セレクター式によってフィルターされるイベントのリストを定義するイベント・グループの名前。JMS キューと JMS トピックは、各イベント・グループと関連付けることができます。イベント配布が使用可能で、イベントがイベント・グループに一致する場合、イベントはそのイベント・グループ用に構成されたトピックまたはキューに配布されます。デフォルトは All events です。ただし、ユーザー独自のイベント・グループを定義したり、システム定義のイベント・グループを使用して、Common Base Event ブラウザーで取得するイベントをフィルターすることもできます。
検索するイベントの最大数
CEI から取得するイベントの最大数 (デフォルト = 500)

イベント・フィルター・プロパティー

作成日
テキスト入力ボックスの隣のアイコンを使用して「開始 (From)」および「終了 (To)」の日付を選択するか、テキスト入力ボックスに日付を直接入力します。日付は YYYY-MM-DD というパターンに準拠している必要があり、「開始 (From)」「終了 (To)」の両方の日付を指定する必要があります。
作成時刻
テキスト入力ボックスの隣のアイコンを使用して「開始 (From)」および「終了 (To)」の時刻を選択するか、テキスト入力ボックスに時刻を直接入力します。時刻は HH-MM-SS というパターンに準拠している必要があり、「開始 (From)」「終了 (To)」の両方の時刻を指定する必要があります。「開始 (From)」時刻は「開始 (From)」日付に対応し、「終了 (To)」時刻は「終了 (To)」日付に対応します。
注: 時刻は常に 24 時間 UTC で指定し、特定の日付を選択する場合は時刻を入力する必要があります。
サーバー名
検索されたイベントの発生元サーバーの名前。
サブコンポーネント名
指定されたサーバー上の、検索されたイベントの発生元サブコンポーネントの名前。
優先順位
使用しません。
重大度
使用しません。
セッション ID
このテキスト入力ボックスを使用して、一連の特定のイベントに対応するセッション ID を指定します。

「イベントの取得」ボタン

すべての必須フィールドおよびオプション・フィールドにデータを入力したら、「イベントの取得」をクリックして、指定されたイベントを検索します。「イベントの取得」パネルが再表示され、照会で返されるイベントの数が「イベント・ビュー」リストの下に表示されます。

「イベント・ビュー」リストで選択を行い、返されたイベントからすべてのイベントBPEL プロセス・イベントユーザー・データ・イベント、またはサーバー・イベントを検索します。