オーダー承認

バイヤー組織にいるユーザーが処理用のオーダーを送信すると、 オーダー・システムはバイヤー組織のプロファイルにリストされている承認者に通知メッセージを送信してオーダー承認を依頼します。 承認者がオーダーを承認する場合、オーダー・システムがオーダーの処理を続行し、 支払いを受け取ってオーダーを配送センターに送信します。 オーダーが拒否される場合、 オーダー・システムは拒否の理由とともに通知メッセージをユーザーに送信します。

オーダー承認の要件は通常、バイヤー組織とセラー組織の間の契約で指定されます。 契約には条件が含まれており、 購入できる商品や割引が適用される商品が指定されます。 オーダー承認の条件には、オーダー承認を必要とする前にオーダーに課せられる制限が指定されます。 条件には、組織内の全ユーザーに適用されるものもあれば、特定の部門に適用されるものもあります。

オーダー内の各アイテムは、契約と関連付けられています。 1 つのオーダーの中では、アイテムはそれぞれ異なる契約と関連付けられます。 これは、承認を必要とするアイテムと必要としないアイテムがあるためです。 オーダー内にあるどのアイテムも承認を必要とする場合は、 オーダー全体が商品を必要とすることになります。 承認者は、関連付けられている契約が複数ある場合でもオーダーを承認できます。

オーダー承認で必要となる最少金額は、OrderApprove 条件の ApprovalAmount 属性で指定されます。 これは、契約の使用条件の中にあります。 この属性に 0 を設定すると、すべての金額で承認が必要となります。 契約に OrderApprove 条項が含まれない場合、オーダー承認は必要ありません。

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