コマンド行を使用したストア・アーカイブの発行(AIX、SOLARIS、および LINUX)
ストア・アーカイブを発行する基本的な方法は、ストア・サービスによる方法ですが、
コマンド行を使用してストア・アーカイブを発行することもできます。
コマンド行を使用して発行するには、以下のようにします。
- サイト管理者またはストア管理者のアクセス権を持っていることを確認する。
ストア管理者アクセス権がある場合には、そのアクセス権がすべてのストアに対するものであることを確認してください。
AIX コマンド行から、発行先の AIX WebSphere Commerce サーバーにログオンし、
以下を入力する。
cd /usr/WebSphere/CommerceServer/instances/instancename/sar
その後 ls と入力する。
発行しようとするストア・アーカイブ・ファイルがリストに表示される。
Solaris または Linux コマンド行から、
発行先の Solaris または Linux WebSphere Commerce サーバーにログオンする。 以下を完了してください。
cd /opt/WebSphere/CommerceServer/instances/instancename/sar
その後 ls と入力する。
発行しようとするストア・アーカイブ・ファイルがリストに表示される。
AIX コマンド行から以下を入力する。
cd /usr/WebSphere/CommerceServer/bin
Solaris または Linux コマンド行から次のように入力する。
cd /opt/WebSphere/CommerceServer/bin
その後、次のように入力する。
./publishstore.sh <SAR> <hostname> <USERID> <PWD>
<MODE> <XML> <ASSET>
ここで:
- Internet Explorer をオープンし、 以下の Web アドレスにアクセスする。
http://hostname/webapp/wcs/stores/store directory/index.jsp
作成したストアが表示される。
注: バージョン 5.1 で作成されたストア・アーカイブを発行する場合は、URL からストアを立ち上げる前に、以下のステップを実行する必要があります。
- DB2 を使用している場合の手順は、以下のとおり。 Oracle を使用している場合はステップ 2 に進みます。
- コマンドの実行が終わったら、 su - <dbuser>、次に、db2 connect to <dbname> と入力して DB2 ユーザーに切り替える。
- DB2 ユーザーで、db2 select * from store と入力する。 ストアのリストが表示される。
作成したストアの番号を書き取る。
- DB2 ユーザーで、db2 select * from catalog と入力する。 カタログのリストが表示されます。 InFashion カタログの番号を書き取る。
- ステップ 9 に進む。
- Oracle を使用している場合に手順は、以下のとおり。
- コマンドが実行を終了したら、su - <oracleuser> と入力して Oracle ユーザーに切り替え、その後 sqlplus と入力する。
- ウィンドウで、ユーザー名、パスワード、および ホスト・ストリングを入力しする。
- SQL Plus ウィンドウで、select * from store; と入力し、 「Enter」 を押す。
ストアのリストが表示される。 作成したストアの番号を書き取る。
- SQL Plus ウィンドウで、select * from catalog; と入力し、
「Enter」 を押す。
カタログのリストが表示されます。 InFashion カタログの番号を書き取る。
- ステップ 9 に進む。
- Internet Explorer をオープンし、 以下の Web アドレスにアクセスする。
http://hostname/webapp/wcs/stores/servlet/StoreCatalogDisplay?storeId=storeId
from step1b or 2c&langId=-1&catalogId=catalogId from
step1c or 2d
作成したストアが表示される。
ストアの表示で問題がある場合は、発行に関するトラブルシューティングを参照してください。
重要:
- 発行中に整合性チェッカーは、ストア・アーカイブで参照されるファイルが存在することを確認します。
整合性検査でエラーがあると、エラーはログに書き込まれます。 発行は正常として継続されます。
- ストアを再発行する前に次のディレクトリーからファイルを削除してください。
/usr/WebSphere/CommerceServer/instances/instancename/cache
/opt/WebSphere/CommerceServer/instances/instancename/cache
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ストア開発フェーズでは、キャッシング・トリガーを使用不可にします。
キャッシュをオンのままにしておくと、以下のような結果になる場合があります。
- JSP ファイルに加えた変更がブラウザーで表示されない。
- データベースが更新されると、発行中にキャッシング・トリガーが呼び出される。 キャッシング・トリガーは、データベース・トランザクション・ログ・オーバーフローを引き起こす可能性のある不必要なデータベース・アクティビティーを生成する場合があります。 詳しくは、キャッシングの構成を参照してください。
- デフォルトの管理者としてログインしている場合は、企業間取り引きサンプル・ストアを基にしたストアをブラウズできません。
この場合は、デフォルト組織に属する新規ユーザーを作成してから、ストアをブラウズしてください。
