XSL エディターのメイン・ウィンドウを使用する

XSL エディターを使用してマッピング・ルール作成領域をオープンすると、 XSL エディターのメイン・ウィンドウにマッピング・ルール作成領域が表示されます。

XSL エディターのメイン・ウィンドウで、 左側の区画は "Source Schema (ソース・スキーマ)" というラベルが付けられたソース DTD の階層図を示します。 右側の区画は "Target Schema (宛先スキーマ)" というラベルが付けられた宛先 DTD の階層図を示します。

マッピング・ルールの作成

エレメント間のマッピング

ソース階層からエレメントを選択してドラッグし、宛先階層のエレメント上にドロップします。 XSL ルールが生成され、ウィンドウの最下部にある「Mapping Rule (マッピング・ルール)」ビューに表示されます。

以下は、生成される XSL ルールの例です。

  <xsl:template match="merchant">
    <xsl:element name="MERCHANT">
    </xsl:element>
  </xsl:template>

注: 必須なのに存在しない祖先関係は、自動的に生成されます。

属性間マッピング

ソース階層から属性を選択してドラッグし、宛先階層の属性上にドロップします。 XSL ルールが生成され、ウィンドウの最下部にある「Mapping Rule (マッピング・ルール)」ビューに表示されます。

以下は、生成される XSL ルールの例です。

  <xsl:attribute name="MEADDR1">
    <xsl:apply-templates select="@mecmail1"/>
  </xsl:attribute>

注: 必須なのに存在しない祖先関係は、自動的に生成されます。

カスタム・マッピング式の作成

カスタム・マッピング式を作成するには、まず宛先階層からエレメントまたは属性を選択します。 次に、「Create Custom Expression (カスタム式の作成)」メニューを右マウス・ボタンでクリックします。 「Create Custom Expression (カスタム式の作成)」ウィンドウが、 使用可能なテンプレートとルール式のリストを 2 つのドロップダウン・メニューで表示します。 以下のステップを使用して、カスタム式を完成させます。

  1. カスタム式の追加先になるテンプレートを選択する。
  2. ルール式が作成されるように選択する (たとえば、定数式など)。
  3. テーブルにリストされる各パラメーターごとに、「値」列に値を入力し、 Enter キーを押して値をコミットする。
  4. 「OK」をクリックして作成ステップを完了するか、 またはルールを作成せずに「Cancel (キャンセル)」をクリックする。

生成される XSL ファイルは、 ルール構成ファイル (XSLRuleConfig.xml) で定義されるカスタム式に基づいています。 必要なら、ルール構成ファイルを変更し、新しいルールを追加することができます。 「Rule Expressions (ルール式)」リストで使用できるルールを作成するには、 そのルールの可視性属性を "true" に設定します。

マッピング・ルールの削除

マッピング・ルールを削除するには、以下のようにします。

  1. 「Mapping Rule (マッピング・ルール)」テーブルからルールを選択する。
  2. 右マウス・ボタンでクリックし、「削除」を選択する。

    ルールとそのすべての子孫が削除されます。

    注: 更新されるマッピング・ルールおよび生成される XSL ルールは、自動的に持続します。

XML 変換の処理

XML 変換を処理するには、以下のようにします。

  1. 「Tools (ツール) > Transform (変換)」をクリックし、 「Process Transform (変換の処理)」ウィンドウを表示する。
  2. 必須フィールドを完成させる。

    1. 「Input XML File (XML ファイルの入力)」フィールドで、 ソース XML データ・ファイルのパスと名前を入力またはブラウズします。
    2. 「XSL Rule File (XSL ルール・ファイル)」フィールドで、 変換に使用されるマッピング・ルール・ファイルのパスと名前を入力またはブラウズします。

      マッピング・ルール作成領域がオープンしている場合、このフィールドには、 現在マッピング・ルール作成領域でオープンしているマッピング・ルール・ファイルのパスが事前に入れられます。

    3. 「Output XML File (XML ファイルの出力)」フィールドで、 変換プロセス中に作成される新しい XML データ・ファイルのパスと名前を入力またはブラウズします。
  3. 「Start (開始)」をクリックして XML 変換プロセスを開始するか、 または「Close (クローズ)」をクリックして、変換を処理しないでウィンドウを終了します。

マッピング・ルール・テーブルのカスタマイズ

マッピング・ルール・テーブルをカスタマイズするには、以下のようにします。

  1. テーブル内の列を隠すには、テーブルのセルを右マウス・ボタンでクリックし、 「Hide column (列を隠す)」を選択します。
  2. テーブル内で隠れている列を表示するには、以下のようにします。

    1. テーブル内のセルを右マウス・ボタンでクリックする。
    2. 「Show columns (列の表示)」を選択し、隠れた列のリストを表示する。
    3. リストから列を選択する。

      注: 複数の列を選択するには、シフト・キーを押し下げたままで列名をクリックします。

    4. 「OK」をクリックして選択された列を表示するか、 「Cancel (キャンセル)」をクリックして操作をキャンセルする。
  3. テーブル内で隠れた列すべてを表示するには、テーブルのセルを右マウス・ボタンでクリックし、 「Show all columns (すべての列を表示)」を選択します。

    すべての列が、デフォルトの順序で表示されます。

完全な XSL ルール / 値式を表示する

「Value Expression (値式)」または「XSL Rule (XSL ルール)」列から、 セルをクリックすると、選択された行に関する完成したルール内容を表示するウィンドウが現れます。

関連概念

関連タスク

関連参照

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