サンプル・ストア請求先住所の選択ページ

サンプル・ストア・チェックアウト処理の最初のステップ「チェックアウト 1 請求先住所の選択ページ (billingaddress.jsp)」では、 顧客は請求先住所として既存の住所を選択するか、あるいは新しい住所を作成して請求先住所として使用することができます。

詳細については、ショッピング・カートのチェックアウトの使用事例を参照してください。

コマンド

billingaddress.jsp は、以下のコマンドを使用します。

bean

billingaddress.jsp は、以下の bean を使用します。

インプリメンテーションの詳細情報

注: マルチカルチャー情報を含むすべてのサンプル・ストア・ページに共通なインプリメンテーション手法については、 サンプル・ストア・ページ: 共通のインプリメンテーション手法 を参照してください。

顧客は、ショッピング・カート・ページのチェックアウトをクリックすることによって、 チェックアウト処理を開始すると、一連のチェックアウト・ページを移動しますが、 その最初のページがチェックアウト 1 請求先住所の追加ページ (billingaddress.jsp) です。 billingaddress.jsp は、顧客が住所録に既存の住所をもっているかどうかを検査します。 現在、住所が住所録にある場合には、住所が表示され、顧客は請求先住所としてこれを選択することができます。

また、顧客は、新規住所の作成をクリックすることによって、新しい住所を作成することができます。 新規住所の作成をクリックすると、AddressForm コマンドが呼び出されますが、 これは、データベース中に AddressForm.jsp と関連付けられます。 AddressForm.jsp は、 「住所の追加」ページをロードする address.jsp を呼び出します。 address.jsp は、ロードする次のページを判別するためにページパラメーターを検査します。 ページの値が billingaddress に設定されると、 AddressAdd フォームの URL 値は、OrderItemDisplay に設定されます。 OrderItemDisplay は、billingaddress.jsp を呼び出しますが、これによって、 顧客が「送信」をクリックすると、 チェックアウト 1 請求先住所の選択ページに戻され、 ロードする住所フォームを判別するために、 ページパラメーターがチェックされます。

どの住所も住所録にない場合には、請求先住所の追加フォームが表示され、顧客に新しい住所を入力するようプロンプトが出されます。 また、この場合の請求先住所の追加フォームは、billingaddress.jsp により生成されます。 この HTML フォームのアクションは、AddBillAddressView に設定されますが、これは、 VIEWREG テーブルに登録されています。 AddBillAddressView は、AddBillAddress.jsp と関連付けられています。 AddBillAddressView のフォームをサブミットすると、AddBillAddress.jsp が呼び出されます。

AddBillAddress.jsp は、以下のコマンドを実行します。

AddressAdd を実行した後で、AddBillAddress.jsp は、OrderCopy コマンドへの入力の一部として AddressAdd により、戻されたアドレス ID を使用します。 次に、OrderCopy は、現行オーダーの請求先住所にアドレス ID を割り当て、OrderItemDisplay.jsp を呼び出します。 ページ パラメーターの値が、newshipaddress に設定されているので、 OrderItemDisplay.jspshipaddress.jsp を呼び出します。

注: WebSphere Commerce は、登録時に住所の作成を必要とします。 サンプル・ストアは、顧客登録時に住所を必要としないので、住所 1 などの必須フィールドのいくつかは unused に設定されます。 住所を検査するとき、billingaddress.jsp は、住所 1 の値が unused であるかどうか検査します。 その場合には、住所が表示されません。

関連概念

関連タスク

関連参照

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