ストア・アーカイブ内の契約 XML ファイルの編集 (Business Edition)
ストア・アーカイブ内のストア契約データベース資産 (contract.xml など) を編集するには、
以下を行います。
- サイトのストア・アーカイブ・ファイル (mystore.sar など) を見つける。
デフォルトでは、ストア・アーカイブ・ファイルは以下のディレクトリーに置かれています。
drive:\WebSphere\CommerceServer\instances\instancename\sar
drive:\Program
Files\WebSphere\CommerceServer\instances\instancename
\sar
/usr/WebSphere/CommerceServer/instances/instancename/sar

/opt/WebSphere/CommerceServer/instances/instancename/sar
/QIBM/UserData/WebCommerce/instances/instancename/sar
- ZIP プログラムを使用して、ストア・アーカイブ・ファイルをオープンする。
- sarinfo.xml を確認して、
どの XML ファイルが契約資産に関連しているかを判別する。
たとえば、newfashion.sar の sarinfo.xml 中の契約資産は以下のようになっています。
<asset fragmented="no" name="contract">
<file name="data/contract.xml" type="xml"/>
</asset>
契約資産を変更するには、
contract.xml を編集し、
さらに対応する corresponding DTD が必要であれば、
B2BTrading.dtd を編集します。
B2BTrading.dtd は、以下のディレクトリーに置かれています。
drive:\WebSphere\CommerceServer\xml\trading
drive:\Program
Files\WebSphere\CommerceServer\xml\trading
/usr/WebSphere/CommerceServer/xml/trading
/opt/WebSphere/CommerceServer/xml/trading
/QIBM/ProdData/WebCommerce/xml/trading
- 資産に対応するオブジェクト・モデルおよびデータ・モデルを確認する。
- ストア・データベース資産の変更 (各 XML ファイルの最低限の要件をリストするもの) 中の情報を確認する。
- XML ファイルの対応する DTD ファイルを確認する。
- XML ファイルを編集する。
- 必ず契約の状況を「Active (アクティブ)」か「Approved (承認済み)」のいずれかにする。
たとえば、
Contract state = "Active" です。
- ファイルの編集が完了したら、
順序番号を順序内での次の番号に変更します。 順序番号は、
majorVersionNumber の値と minorVersionNumber の値の組み合わせです。
たとえば、
majorVersionNumber="1" および minorVersionNumber="0" で、
マイナー・バージョン番号の値が 1 に変更される場合、
結果の順序番号は 1.1 になります。
メジャー・バージョン番号を変更してから、ストア・アーカイブを再発行すると、データベース内に新しい契約が作成されます。 この新しい契約が前の契約と置き換えられます。
メジャー・バージョン番号を変更しないと、
ストア・アーカイブの再発行時に、
"contract exists (既存の契約があります)" エラーがログに記録され、
データベース内で契約情報が更新されません。 詳しくは、発行に関するトラブルシューティングを参照してください。
注: IBM WebSphere Commerce Professional Edition をご使用の場合、
デフォルト契約のみがあります。
ストア・データベース資産についての詳細は、
IBM WebSphere Commerce ストア開発者ガイド を参照してください。
