ストア・アーカイブ・ローダーの規則

サンプル・ストア・アーカイブ XML ファイル (サンプル・ストア・アーカイブ・データベース資産にリストされている) には、以下の規則があります。

member_id="&MEMBER_ID;" にあるような &
& __; 規則は DTD マクロです (XML ではエンティティーといいます)。 WebSphere Commerce は以下のファイルに一連のマクロを定義します。

drive:\WebSphere\CommerceServer\xml\sar\DBLoadMacros.dtd
drive:\Program Files\WebSphere\CommerceServer\instances\xml\sar\DBLoadMacros.dtd
/usr/WebSphere/CommerceServer/instances/xml/sar/DBLoadMacros.dtd
/opt/WebSphere/CommerceServer/xml/sar/DBLoadMacros.dtd

/QIBM/ProdData/WebCommerce/xml/sar/DBLoadMacros.dtd

en_US および es_ES などのマクロは、適切な言語 ID に設定されます。 例:

<!ENTITY en_US "-1">

情報はストア・サービスのツールを使用して指定されます。 たとえば、ユーザーは、 ストア・サービスの ストア・アーカイブの作成ページ で MEMBER_ID を選択します。
MEMBER_ID マクロは、ストアを所有するメンバーの ID に対するプレースホルダーです。 ストア・アーカイブを作成する際に、ストアの所有者になるメンバーを選択します。 MEMBER_ID マクロはメンバーの ID に設定されます。 たとえば、メンバー ID -2000 を選択すると、MEMBER_ID は次のように -2000 に設定されます。

<!ENTITY MEMBER_ID "-2000">

@ as in ffmcenter_id="@ffmcenter_id_1"
@ 記号の使用は、内部別名解決法と呼ばれます。 内部別名解決法を使用する場合は、XML 文書内で基本キー (ID) の代わりに別名が用いられます。 これで別名は、そのエレメントを参照するために、XML ファイル内の他の場所で使用できます。 したがって、XML ファイルを構築するのに必要な固有索引を知っている必要はありません。 
発行中、ID Resolver は @ 記号を固有な値に置き換えます。 XML ファイルの以下の例を参照してください。

<catalog
catalog_id="@catalog_id_1"
member_id="&MEMBER_ID;"
identifier="InFashion"
description="In Fashions Catalog"
/>

ストア・アーカイブが発行されると、全アーカイブの XML ファイルが ID Resolver から実行され、XML ファイルは変換されます。 その結果、XML エントリーは次のようになります。

<catalog
catalog_id="10001"  
member_id="-2000" 
identifier="InFashion"
description="InFashion Catalog"
/>

ここで、10001 は ID Resolver によって割り当てられる固有な ID で、-2000 はユーザーによって選択されたメンバー ID です。 

その結果、XML ファイルはローダーを使用してロードされます。 

ID Resolver からファイルを実行すると、単一の XML ファイルのセットから、多くのストアを確実に作成できます。

関連概念

関連タスク

関連参照

IBM 著作権