Payment Manager のキャッシャー機能

キャッシャー機能は、Payment Manager で提供されている Java クラスです。 WebSphere Commerce はキャッシャー機能を使用して、オーダーおよび支払いの作成プロセスを単純にします。 このコンポーネントは、支払い処理での柔軟性を高めます。 キャッシャーは、マーチャント・サーバーと Payment Manager フレームワークが個々に機能するよう、これら 2 つのコンポーネントと相互に対話します。 したがって、新しいカセットまたはカスタム・カセットを新規の支払いメソッドに採用する際、マーチャント・サーバーを変更する必要がありません。 これを可能にするメカニズムが、キャッシャー・プロファイルです。

キャッシャー・プロファイルは XML 文書であり、 マーチャント・サーバー (この場合は WebSphere Commerce) からカセット別のパラメーターを収集するメソッドの他に、 所定のカセットに対するオーダーの作成方法を記述したものです。 これにより、マーチャント・サーバーと Payment Manager を組み込んだコードを汎用的な方法で作成できます。 キャッシャーは、マーチャント・サーバーと同じマシンで稼動します。 

このソフトウェアは、オーダーの作成にキャッシャーを呼び出す際、一度だけコード化される必要があります。 単に新規のキャッシャー・プロファイルを組み込むことにより、新規カセットを追加することができます。 

Payment Manager バージョン 3.1 では、SET および VisaNet という 2 つの既存のクレジット・カード・ベースの カセット購入カード・サポートが導入されています。

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