Web エディターからその他の場所へのデータの保管

通常のプロセス・リストを実行するのではなく、データ・セットを立ち上げてから、 終了時にその位置にデータを保管するように、Web エディターを構成して呼び出すことができます。

以下は、タスク・コマンドのサンプルです。 これは、管理者が作成するか、またはプログラマチックに作成しなければならない XML ファイルです。 この場合、Web エディターを Interwoven TeamSite に統合するために使用されています。

  <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
  <envelope-input xmlns='saf_params.xsd'>
    <entryCommand name="LoadWorkSession">
      <param name="wsURI" value="file:///c:/temp/a3.xml"/>

以下のブロックは、このタスク・コマンドが呼び出された時に何が行われるかを示しています。

  <entryCommand name="LoadWorkSession">
    <param name="wsURI" value="file:///c:/temp/myWorkSession.xml"/>

LoadWorkSession は現在サポートされている唯一の entryCommand です。

wsURI タグは、ロードされるワーク・セッション・ファイルを示しています。 これは、Web エディターの開始時に Web エディターにロードするデータが入っている XML ファイルです。 値の属性は、URI 形式でファイルを指定しなければなりません。

以下のブロックは、ユーザーが「Process work session (ワーク・セッションの処理)」をクリックした時に、 何が行われるかを示しています。

  <exitProcessList>
  <processRef name="saveToTeamSite">
    <param name="-outfile" value="c:\temp\a3.xml"/>
    <param name="branch" value="/a/b/c/d"/>

これは、Process Ref ファイルで名前が指定されているプロセスへの参照のリストです。 このブロックでは、"saveToTeamSite" という名前の 1 つのプロセスの参照が示されています。 processRef タグには、-outfile と branch という 2 つのパラメーターがあります。 ここで指定したパラメーターは、他の位置で指定した同じ名前のパラメーターよりも優先されます。

このタスク・リスト・ファイルが実行されるように Web エディターを呼び出すには、 以下の URL を入力します。

  https://host_name:8000/wcm/webeditor?taskURI=file:///taskfile_fullpath

ここで taskfile_fullpath  は、 タスク・ファイルへの絶対パス (drive:/temp/tasks.xml など) です。

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