WebSphere Commerce メッセージ・システムは、WebSphere Commerce 内で生成されたメッセージの定義と送信を全面的に管理する手段になります。 このシステムを使うと、管理者、顧客、およびバックエンド・システムと配送センター・システムに対してどのようにカスタマー・オーダーやシステム・エラーなどのさまざまなイベントを通知するかを制御することができます。
アウトバウンド・メッセージ・システムを構成するには、管理コンソールを使用してください。 メッセージ・システムは、SMTP を使用した E メールおよび UTF-8 エンコードを使用したファイルなどのトランスポートを使用してメッセージを送信できます。 E メールの場合にサポートされるアウトバウンド・プロトコルは SMTP であり、メッセージのエンコード方式は指定されている言語によって異なります。 選択によっては、MQSeries を使用してバックエンド・システムまたは配送センター・システムにメッセージを送信するように、 メッセージ・システムを構成することができます。
アウトバウンド・メッセージ・システムのランタイム環境は、きわめて自在にカスタマイズ可能なメッセージ環境として機能します。 そのようなフィーチャーには以下のものがあります。
注: トランスポート属性 (たとえば、E メール・アドレスなど) およびファイル場所が有効であることを確認してください。 メッセージ・システムは、属性を妥当性検査しません。 属性が誤っていると、メッセージ送信で障害が起きることになります。
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