構成マネージャー - キャッシング
構成マネージャーを通じてキャッシングを使用可能にするには、キャッシュを選択して、「一般」タブのフィールドを次のように完了させます。
- キャッシュ使用可能
- このチェック・ボックスを選択して、キャッシュを使用可能にします。
「キャッシュ使用可能」チェック・ボックスを選択すると、以下のフィールドが使用可能になります。
- トリガー使用可能
このチェック・ボックスを選択すると、トリガー・スクリプトが実行されます。
選択解除すると、トリガー除去スクリプトが実行されます。
このチェック・ボックスを選択すると、トリガー・スクリプトが実行されます。
次に、以下のコマンドを実行することによってトリガーを人手によって追加しなければなりません:
CFGWCSCACH
cache.log ファイルは /QIBM/UserData/WebCommerce//instances/instance_name/logs ディレクトリー内に作成されます。
データベースがリモート・データベースとして構成されている場合には、そのデータベースを実行中の iSeries マシンで以下のコマンドも実行しなければなりません:
CALL QWEBCOMM/QYWCADDTRG PARM(instance_name)
CFGWCSCACH コマンドの実行後にこのプログラムを実行することに失敗すると、リモート・データベース・コレクションの参照保全に影響します。
後日、キャッシング・トリガーを使用不可にしたい場合には、そのデータベースを実行中の iSeries マシンで以下のコマンドを実行しなければなりません:
CALL QWEBCOMM/QYWCRMVTRG PARM(instance_name)
次に、このノードを使用してトリガーを使用可能にするチェック・ボックスを選択解除して、適用をクリックしなければなりません。
- キャッシュ・ファイル・パス
- キャッシュ・ディレクトリーの絶対パス名を定義します。
キャッシュが複数ディレクトリーに広がっている場合は、複数 CacheFilePath エレメントを、コンマで区切って指定します。 各メンバーは 1 つのディレクトリーだけに存在しています。 複数インスタンスが許されます。 デフォルト・パスは次のとおりです。
drive:\WebSphere\CommerceServer\instances\instance_name\cache
drive:\Program Files\WebSphere\CommerceServer\instances\instance_name\cache
Commerce_install_path/instances/instance_name/cache
/QIBM/UserData/WebCommerce/instances/instance_name/cache
- Cache Directories Per Store (ストア当たりキャッシュ・ディレクトリー数)
- 各ストアに対してキャッシュを分割できるディレクトリーの数を定義します。
有効な値は 1-32768 の範囲です。 デフォルト値は 100 です。
キャッシュをディレクトリーに分割することは 中規模から大規模キャッシュ
(1000 ファイル以上) の I/O コンテンションを軽減させます。 一般には、ディレクトリーにつき 1000 ファイル未満を目標とする必要があります。
- Maximum Cached Pages Per Store (ストア当たりの最大キャッシュ・ページ数)
- ストアがキャッシュにもてるファイルの最大数を設定します。 この値に達すると、ページは自動的に除去されます。 最後に表示されたページが除去されます。
0 以下の値はストアあたりのファイルの最大数がないことを意味します。
デフォルト値は 500 です。
- 接続タイムアウト
- キャッシュ要求が打ち切られる前に、キャッシュ・クライアントが待つことができる時間
(ミリ秒) です。 デフォルト値は 120 000 (2 分) です。
- Cache daemon host name (キャッシュ・デーモン・ホスト名)
- キャッシュ・デーモン・ホスト名は、キャッシュ・デーモンの絶対アドレスです。
ホスト名は、キャッシュ・デーモンがキャッシュ要求を listen するポートを定義します。
- キャッシュ・デーモン・ポート
- デフォルト・ポートは 16999 です。
- キャッシュ・デーモン最大スレッド数
- キャッシュ・ページを提供しているキャッシュ・デーモン内で開始されるスレッドの最大数です。 デフォルト値は 64 です。
- WCS Application Path (WCS アプリケーション・パス)
- WebSphere Application Server パス。 デフォルトは /webapp/wcs/stores/servletです。
- 自動ページ無効
- ページ無効および CacheDelete コマンドで使用不可になっているトリガーを使用可能にします。 デフォルト値は TRUE です。
- 許可されている最長の更新期間
- キャッシュ・クリーンアップ・ワーカーがキャッシュをクリーンアップできない場合に、キャッシュ・クリーンアップ・デーモンがキャッシュをオフにしてからの時間の長さ (分)。 無限にするには 0 に設定します。
MaxAllowedRefreshPeriod 値は少なくとも、CacheCleanupPollingInterval
値の 4 倍に設定します。デフォルト値は 60 分です。
このフィールドは、「自動ページ無効」を TRUE に設定した場合にのみ使用可能になります。
- ポーリング間隔のクリーンアップ
- キャッシュ・クリーンアップ・デーモンがクリーンアップ要求に対して、
キャッシュ・クリーンアップ・エージェントへの連続検査の間待機する時間 (秒) です。 クリーンアップ要求は、起動された要求、および CacheDelete
コマンドから開始された要求の両方を含んでいます。 デフォルト値は 600 秒です。このフィールドは、「自動ページ無効」を TRUE に設定した場合にのみ使用可能になります。
- Cache Cleanup Agent Hostname (キャッシュ・クリーンアップ・エージェント・ホスト名)
- CacheCleanupAgentHostname および CacheCleanupAgentPort は、
キャッシュ・クリーンアップ・エージェントの絶対アドレスを識別します。 このアドレスは、
キャッシュ・クリーンアップ・デーモンから、
キャッシュから除去されるページ・リストを要求するキャッシュ・クリーンアップ・エージェントへ、 HTTP 要求を送信するアドレスです。 デフォルト値はローカル・ホストです。 このフィールドは、「自動ページ無効」を TRUE に設定した場合に使用可能になります。
- Cache Cleanup AgentPort (キャッシュ・クリーンアップ・エージェント・ポート)
- デフォルト値は 80 です。
このフィールドは、「自動ページ無効」を TRUE に設定した場合にのみ使用可能になります。
拡張タブ
「拡張」タブには、現在使用可能になっているキャッシュ・コマンドが表示されますので、コマンドをセッション従属またはセッション独立にできます。