プログラム・アダプターを使用すると、 外部システムは Program プロトコルに対して XML 要求を渡すことにより、 WebSphere Commerce と通信できるようになります。 プログラム・アダプターは調達システムなどの外部システムに、 HTTP を介して WebSphere Commerce と通信するための共通の方法を提供し、 WebSphere Commerce は、これらのシステムに対してバイヤー / サプライヤー・トランザクションでのサプライヤーとして機能することができます。 プログラム・アダプターは以下のアクションを実行することによって、インバウンド XML 要求を処理します。
サポートされる要求属性は、アダプター構成で指定されます。
各要求は別個のセッションとして扱われます。 メッセージの認証情報は、メッセージの制御域で指定されます。 デフォルトでは、プログラム・アダプターはユーザー ID とパスワードのパラメーターを調べ、 要求の認証性を判別します。 プログラム・アダプターは、レガシー・メッセージをサポートしていません。 レガシー・メッセージは、認証情報の仕様をサポートしていないからです。
プログラム・アダプターのライフ・サイクルは、 WebSphere Commerce インスタンス全体に存在します。 その構成パラメーターが除去されたりアダプターが使用不能でない限り、 インスタンスの開始時にこれは初期化され、これはインスタンスが実行されている間存在します。
WebSphere Commerce がデバイスからの受信要求を処理する方法に関するアーキテクチャー情報については、 WebSphere Commerce プログラマーズ・ガイド を参照してください。
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