SendShoppingCart コマンド

この SendShoppingCart コマンドは、 調達システムにメッセージとして戻す引用 (オーダーとオーダー・アイテムの詳細情報) を作成します。 実際のメッセージの構成は、このコマンドの次に呼び出される表示タスクで行われます。

パラメーター値

orderId
オーダーの参照番号。 これは、ORDERS テーブルの ORDERS_ID 列の値です。

動作

  1. オーダーの参照番号が有効なオーダーを指しているかどうかを検査する。
  2. リクィジションを出しているユーザーのセッション・データから調達プロトコル ID を取り出す。
  3. ユーザーのバイヤー組織 ID を判別する。
  4. プロトコル ID とバイヤー組織 ID を使用して PROCMSGVW テーブルでメッセージ名 SendShoppingCart (PROCMSGVW テーブルの MSGNAME 列にある) を見るときに使用する表示タスクとエラー・タスクを判別する。 エントリーが見つからない場合やエントリーがヌルである場合は、
    デフォルトの表示タスク SendShoppingCartView とエラー・タスク SendShoppingCartErrorView が使用されます。 これは、バイヤー組織固有のメッセージ構成が行われていない場合にのみ必要になります。
  5. CIQuote インターフェースをインプリメントするクラスで prepareQuote() メソッドを呼び出す。 このコマンドの保護 doProcess() メソッドは、Quote インプリメンテーション・クラスのカスタマイズに使用されます。 配送時に提供されるデフォルトのインプリメンテーション・クラスは CIQuoteImpl クラスです。 これは、このコマンドを拡張して doProcess() メソッドをオーバーライドすることにより変更できます。
  6. 準備済みの Quote オブジェクトをハッシュ・テーブルに置き、 そのエントリーへのキーを応答のプロパティーに置いた後、 ショッピング・カート・メッセージの構成を行うために表示タスクに進む。 

関連概念

IBM 著作権