SetOrderTemplate コマンド
このコマンドは、"テンプレート" オーダーまたは "現行のテンプレート" オーダーを、
設定またはリセットします。

パラメーター値
- http://host_name/path/
- (必須) WebSphere Commerce サーバーおよび構成パスの完全修飾名
- forUser
- このコマンドの実行対象のユーザーのログオン ID。
このパラメーターを指定できるのはオーダーを処理する権限がある人だけです。
- forUserId
- forUser と同様ですが、ユーザーは USERS テーブル中にある内部ユーザー ID によって識別されます。
- langId
- セッション期間中の優先言語を設定またはリセットします。
ストアでサポートされている言語は、STORELANG テーブルにあります。
- storeId
- 宛先オーダーのストア ID を設定します。 これは、特殊省略形 (".", "*",
".t", ".**.", および "*t") が fromOrderId_i、toOrderId、orderInfoFrom、および payInfoFrom に使用された場合に、それらを解決するためにも使用されます。
たとえば、以下のコマンドはストア 1 のメンバー 1001 の全保留オーダーを参照します。
fromOrderId_1=.&memberId_1=1001&storeId=1
- URL
- (必須) コマンドが正常終了したときに呼び出されるリダイレクト URL。
- orderId_i
- オーダーの参照番号、または オーダー省略形 ("."、"*"、
".t"、"*t") のいずれかを使用して、ゼロ件以上のオーダーを指定します。
- memberId_i
- fromOrderId_i で使用されると、特殊省略形 ("."、"*"、".t"、".**."、および "*t") を解決するために使用されるメンバーの参照番号。
たとえば、以下のコマンドはメンバー 1001 の保留中のオーダーをすべて参照します。
fromOrderId_1=*&memberId_1=1001
デフォルト値は、現行ユーザーのメンバー ID です。
現在の顧客が、他のショッパーのオーダーを許可なしでアクセスしようとすると、例外エラーが発生します。
- usage_i
- orderId_i が指定されている場合は、usage_i の値も指定する必要があります。
指定されたオーダーを、このコマンドを実行する顧客の現行のテンプレート・オーダーとしてマークする場合は 1 を指定します。
そのオーダーを、顧客の (現行でない) テンプレート・オーダーとしてマークするには 0 を、顧客用に指定されたオーダーをマーク解除するには -1 を指定します。
- storeId_i
- ストアの参照番号です。 これは、orderId_i パラメーターの値として特殊省略形 "."、"*"、".t"、および "*t" を評価する際に使用されます。 これが指定されていない場合は、storeId パラメーターによって提供された値がデフォルトとして使用されます。
storeId_i も storeId も指定されていない場合、特殊省略形はすべてのストアに対して評価されます。
- outOrderName
- リダイレクト URL に追加される、名前と値の対の名前を指定します。
追加されたそれぞれの名前と値の対の値は、宛先オーダーの参照番号です。 デフォルト値は "orderId"です。
例
以下の例は、参照番号 5137 のオーダーを、ストア 2066 およびコマンドを実行する顧客の唯一の現行テンプレートとし、そのオーダーを表示する URL にリダイレクトします。
http://myhostname/webapp/wcs/stores/servlet/SetOrderTemplate?storeId=2066
&orderId_1=.t&ordert_usage_1=0&orderId_2=5137&ordert_usage_2=1
&URL=/webapp/wcs/stores/servlet/OrderDisplay?status%3DP%26orderId%3D.t
動作
- オーダーは、i の昇順で処理される。
- 指定されたオーダーごとに、CheckOrderTemplateCmd タスク・コマンドが呼び出され、
顧客がそのオーダーをマークまたはマーク解除できるかどうかを検査する。
- 顧客が許可された場合には、usage_i パラメーターによって指定されたとおり、ResolveOrdersCmd タスク・コマンドを使用して、そのオーダーが ORDERTMPL テーブルでマーク付けまたはマーク解除されます。
例外条件
SetOrderTemplate コマンドがオーダーへのアクセスを拒否された場合には、この CheckOrderTemplateCmd
タスク・コマンドはエラー表示 SetOrderTemplateErrorView を使用して、_ERR_SET_ORDER_TEMPLATE タイプの ECApplicationException をスローします。 以下の名前と値の対が設定されます。
- ERROR_CODE=601
- orderId=問題のオーダー ID