サンプル・ストア用のスケジュールされたジョブの作成
サンプル・ストアを発行した後で、スケジュールされたジョブをストア用に作成する必要があります。 以下の表では、各サンプル・ストア用に作成しなければならない、スケジュールされたジョブが示されています。
サンプル・ストア |
必要なスケジュールされたジョブ |
InFashion |
- BalancePayment
- PayCleanup
- ReturnCreditAndCloseScan
|
NewFashion |
- BalancePayment
- PayCleanup
- ProcessBackorders
- RAReallocate
- ReleaseExpiredAllocations
- ReleaseToFulfillment
- ReturnCreditAndCloseScan
|
WebFashion |
- BalancePayment
- PayCleanup
- ReturnCreditAndCloseScan
|
ToolTech |
- BalancePayment
- PayCleanup
- ProcessBackorders
- RAReallocate
- ReleaseExpiredAllocations
- ReleaseToFulfillment
- ReturnCreditAndCloseScan
|
WebAuction |
- BalancePayment
- PayCleanup
- ReturnCreditAndCloseScan
|
これらのジョブの簡単な説明を、以下に示します。
- BalancePayment
- このジョブは、DoDepositCmd タスク・コマンドを呼び出し、オーダーが配送されるたびに支払いを資金化します。 このコマンドは、WebSphere Commerce の自動的支払いの資金化機能を実装しています。
- PayCleanup
- このジョブは、ストア構成期間よりも長い期間それぞれの金融機関によって拒否されている支払い許可要求について、
WebSphere Commerce オーダーをキャンセルします。
- ProcessBackorders
- このジョブは、在庫が使用できないときに作成されたバック・オーダーに在庫を割り振ります。
- RAReallocate
- (予定在庫に対する再配布の割り振り) このジョブは、既存のバック・オーダーに対して、
オープンな予定在庫レコード (EIR) を再配布します。 これは、EIR 情報が追加または変更され、すでにバック・オーダーされているアイテムが削除または割り振られたときに、
バック・オーダーされたオーダー・アイテムがいつ入手可能になるかを、より正確に予測するために必要です。
- ReleaseExpiredAllocations
- このジョブは、有効期限の時間制限を超過している、
以前に割り振られたオーダー・アイテムから、受け取りテーブルに割り振り済みの在庫を戻します。
- ReleaseToFulfillment
- このジョブは、オーダー上の割り振られたアイテムを配送にリリースします。
- ReturnCreditAndCloseScan
- このジョブは、クレジットに適格で、クローズ済みとしてマーク付けされる、返品商品取引権限を走査します。
スケジュールされたジョブを作成する場合、
ジョブごとにストア・レベル・ジョブのスケジューリングにある指示に従ってください。 以下の表は、ジョブごとの推奨パラメーターをリストしています。
スケジュールされたジョブ |
推奨されている開始時刻 |
推奨されているインターバル (秒単位) |
推奨されている優先順位 |
BalancePayment |
00:00 |
86400 |
1 |
PayCleanup |
00:00 |
86400 |
1 |
ProcessBackorders |
00:00 |
43200 |
8 |
RAReallocate |
00:00 |
86400 |
1 |
ReleaseExpiredAllocations |
00:00 |
3600 |
8 |
ReleaseToFulfillment |
00:00 |
600 |
10 |
ReturnCreditAndCloseScan |
00:00 |
86400 |
1 |
開始時刻を 00:00 に設定すると、スケジュールされたジョブがすぐに開始されます。
注: これらのジョブに関して、
「スケジュール・ジョブ」ウィンドウの「ジョブ・パラメーター」フィールドに入力する必要はありません。
