商品アドバイザー検索スペースの XML ファイルを使用した作成
商品アドバイザー検索スペースを作成するには、カタログ・サブシステム、
関連したデータベース・スキーマ、および XML について十分に理解している必要があります。 検索スペースは、次の標準 WebSphere Commerce テーブルからエクスポートされた情報を含む、
追加のデータベース・テーブルから成ります。
商品アドバイザー検索をサポートするために必要なデータベース・テーブルを作成するためには、
以下のステップを実行してください。
- 商品アドバイザー検索を使用可能にしたいカテゴリーを決める。
- 商品アドバイザー XML 検索スペース作成ファイル DTD を基にして XML 入力ファイルを作成する。 サンプル・カテゴリー (10003) を使用しているサンプル・ファイルが、以下のディレクトリーにあります。
drive:\WebSphere\CommerceServer\samples\pa\xml
/usr/WebSphere/CommerceServer/samples/pa/xml

/opt/WebSphere/CommerceServer/samples/pa/xml
/QIBM/ProdData/WebCommerce/samples/pa/xml
- 次のコマンドを出すことによって検索スペースを作成する。




PAConfig.bat XML_file configuration_file [compatibility_mode]
ここでは以下のようになっています。
XML_file は、上で作成した XML 入力ファイルへの絶対パスです。
configuration_file は、WebSphere Commerce インスタンス構成ファイルへの絶対パスです。
compatibility_mode は、独立した検索スペースをコマンドが作成することを示すオプショナル・パラメーターです。 このパラメーターが省略された場合、基本検索スペースが作成されます。 このパラメーターを使用する場合は、必須なのは最初の 3 文字だけです。

CRTWCSPA CONF(configuration_file) XML(XML_file) LOG(log_file)
HOST(host_name) PORT(port_number)
DEBUG(debug_value) SEARCHSPC(searchspc_type)
ここでは以下のようになっています。
instance_configuration_file は、WebSphere Commerce インスタンス構成ファイルへの絶対パスです。
input_filename は、上で作成した XML 入力ファイルへの絶対パスです。
log_file は、このコマンドのターゲット・ログ・ファイルへの絶対パスです。
host_name は、商品アドバイザーを実行するインスタンスの完全修飾ホスト名です。
WAS_port は WebSphere Application Server ポート番号です。 これはオプション・パラメーターです。 デフォルトは 900 です。
debug_value は *YES または *NO のいずれかで、デバッグ・メッセージをどこに表示するかを示すものです。
*YES はデバッグ・メッセージを画面およびログ・ファイルに表示します。 *NO はメッセージをログ・ファイルのみに表示します。 これはオプション・パラメーターです。 デフォルトは *NO です。
searchspace_type は *BASE または *SEPARATE のどちらかで、作成する検索スペースのタイプを指示します。 デフォルトは *BASE です。
- メタフォーの作成が完了したことを通知するメッセージは、成功したことを示すものではありません。 エラー・メッセージがないかどうか、ログ・ファイルまたはコマンド行出力を調べてください。