構成マネージャーの立ち上げ

WebSphere Commerce インスタンスを作成または構成するためには、構成マネージャーを使用する必要があります。

以下の情報は Windows に適用されます (301 バイト) 構成マネージャーを以下の手順で開始します。

  1. IBM WC 構成マネージャー・サーバー・サービスが開始されていることを確認する。 このサービスは「サービス」パネルにリストされます。
  2. 「スタート」「プログラム」「IBM WebSphere Commerce」「構成」をクリックする。
  3. 「構成認証」ウィンドウがオープンする。
  4. 構成マネージャーのユーザー ID およびパスワードを入力し、「OK」をクリックする。 デフォルト・ユーザー ID は webadmin で、デフォルト・パスワードは webibm です。 構成マネージャーに初めてアクセスする時には、パスワードの変更が要求されます。

以下の情報は AIX に適用されます (307 バイト) 構成マネージャーを以下の手順で開始します。

  1. 構成マネージャーのサーバーとクライアントの両方を AIX 上で実行している場合には、表示変数を同じ値に設定するようにしてください。
  2. 「端末」ウィンドウで、以下を入力する。
    cd /usr/WebSphere/CommerceServer/bin
    ./config_server.sh
  3. 「端末」ウィンドウで、以下を入力する。
    cd /usr/WebSphere/CommerceServer/bin
    ./config_client.sh
  4. 「構成認証」ウィンドウがオープンする。
  5. 構成マネージャーのユーザー ID およびパスワードを入力し、「OK」をクリックする。 デフォルト・ユーザー ID は webadmin で、デフォルト・パスワードは webibm です。 構成マネージャーに初めてアクセスする時には、パスワードの変更が要求されます。

以下の情報は Solaris に適用されます (388 バイト) 以下の情報は Linux に適用されます (282 バイト) 構成マネージャーを以下の手順で開始します。

  1. 構成マネージャーのサーバーとクライアントの両方を Solaris または Linux で実行している場合には、 表示変数を同じ値に設定するようにしてください。
  2. 「端末」ウィンドウで、以下を入力する。
    cd /opt/WebSphere/CommerceServer/bin
    ./config_server.sh
  3. 「端末」ウィンドウで、以下を入力する。
    cd /opt/WebSphere/CommerceServer/bin
    ./config_client.sh
  4. 「構成認証」ウィンドウがオープンする。
  5. 構成マネージャーのユーザー ID およびパスワードを入力し、「OK」をクリックする。 デフォルト・ユーザー ID は webadmin で、デフォルト・パスワードは webibm です。 構成マネージャーに初めてアクセスする時には、パスワードの変更が要求されます。

以下の情報は iSeries 400 に適用されます (434 バイト) 構成マネージャーは、WebSphere Commerce インスタンスの構成のためにグラフィカル・インターフェースを提供します。 構成マネージャーは Windows オペレーティング・システムを実行しているマシンを使用してアクセスされ、 iSeries サーバーと同じネットワークに接続されます。 ユーザーが構成マネージャーにアクセスした、その Windows オペレーティング・システムを実行しているマシンには、 IBM Developer Kit for iSeries(TM) 400(R)、Java Technology Edition 1.2.2 がインストールされていなければなりません。 構成マネージャーを実行する iSeries マシンには、IBM Developer Kit for iSeries 400、Java Technology Edition 1.3.1 がインストールされていなければなりません。

構成マネージャーにアクセスするには、以下のステップを完了してください。

セットアップ:
  1. Windows オペレーティング・システムを実行しているマシンを使用して、iSeries サーバーに接続する。 コピーする 2 進数 FTP または Client Access のいずれかを使用して、そのコンテンツを含む次のディレクトリーを PC のルート・ディレクトリーに転送します。
    /QIBM/ProdData/WebCommerce/WCS400
    これで、PC 上に WCS400 と呼ばれる新規ディレクトリーが作成されます。 ドライブ名を含むこのディレクトリーは、次の命令にこの名前を使用することが示されます。
  2. 次のファイルの Developer Kit パスを変更する。
    WCS400\config_env.bat
    以下の行を追加することによって Developer Kit パスを定義します。
    set PATH=Drive:\JAVA_bin_path\bin;%PATH%
    ここの JAVA_bin_path は Developer Kit 1.2.2 の bin ディレクトリーです。 Windows オペレーティング・システムを実行するマシン上に WebSphere Application Server をインストールしている場合には、その Developer Kit を使用できます。 この場合、次の例と類似した行を使用して、Developer Kit のパスを設定してください。
    set PATH=Drive:\websphere\WAserver\jdk\bin;%PATH%
  3. Windows オペレーティング・システムを実行しているマシンでは、以下のステップを実行してください。
    1. 「スタート」メニューから、「ファイル名を指定して実行」 をクリックする。
    2. オープンされたダイアログ・ボックスで、以下を入力する。
      JAVA_bin_path\java -jar WCS400\RAWTGui.jar
      ここの JAVA_bin_path は Developer Kit の bin ディレクトリーです。
      注: このコマンドは DOS プロンプトからは実行しないでください。
    3. OK をクリックします。

    構成マネージャーでは、このプログラムはクライアント・マシン上で実行する必要があります。

サーバーの開始:
  1. *QSECOFR プロファイルをもつユーザー・プロファイル、および 37 の CCSID を使用して、iSeries サーバーにログオンする。
  2. ジョブ・ログが折り返すように、プロファイルの jobd を変更する。 次のコマンドを使用します。
    CHGJOBD JOBD(QDFTJOBD) JOBMSGQFL(*WRAP)
  3. WebSphere Application Server がユーザーの iSeries システム上にインストールされていること、および WRKACTJOB コマンドを使用してアクティブ・ジョブを調べて Admin Server が実行中であることを確認する。 ジョブ QEJBADMIN がサブシステム QEJBSBS の下に現れるはずです。 そのサブシステムがそこにない場合には、次のコマンドを使用してそれを開始できます。
    STRSBS (QEJB/QEJBSBS)
    サブシステムはそこにあるが、ジョブ QEJBADMIN がない場合には、ENDSBS コマンドを使用してそのサブシステムを終了してから、それを再始動してください。

    注: このコマンドによって開始されるのは、デフォルトの WebSphere Admin サーバーだけです。 ユーザーの WebSphere Commerce インスタンスが異なった WebSphere Admin サーバーのもとで実行している場合には、上記のコマンドの実行後にユーザーの WebSphere Admin サーバーを開始するようにしてください。 詳細については、以下の Web アドレスを参照してください。
    www.ibm.com/iseries/products/websphere/docs/as400v35/docs/admmwas.html
  4. 以下のコマンドを使用して、WebSphere Commerce バイナリー・ディレクトリーに変更する。
    CHGCURDIR DIR('/QIBM/ProdData/WebCommerce/bin')
  5. 以下のコマンドを入力する。
    QWEBCOMM/CFGSVR IP('numeric_IP_address') PORT('port_number')
    ここで
    numeric_IP_address は使用している iSeries マシンの数値 IP アドレスであり、さらに
    port_number は構成マネージャーのポート番号です。
  6. 以下のメッセージが表示されます。
    レジストリーが作成されました。
    CMServer がレジストリーに結合されました。

    メッセージが表示されると、次のセクションを続行します。

クライアントの開始:
  1. クライアント・マシンでコマンド・プロンプトを使用して、WCS400 ディレクトリーに変更する。
  2. 以下のコマンドを実行して、クライアントを構成する。
    config_client.bat iSeries_Host_name port_number
    ここでは以下のようになっています。
    iSeries_Host_name はサーバーの名前です。 このパラメーターでは、大文字小文字の区別があります。
    port_number は構成マネージャーのポート番号です。 このパラメーターはオプションです。 これが指定されない場合には、コマンドはデフォルト・ポートの 1099 を使用します。
  3. プロンプトが出された時にパスワードを入力する。 これを初めて実行する場合には、ユーザー ID はwebadminであり、パスワード webibm です。 初めてログインする時には、パスワードの変更が求められます。
  4. インスタンスを構成する。

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