ローダーでは、Load コマンドを使用することにより、以下のデータ処理のオプションを選択できます。
データをロードする前に、どの処理方法で最良の結果が得られるかを判別する必要があります。
ローダー・メソッドを選択すべき場合
以下の場合に、ロード・メソッドの選択を検討してください。
ロード・メソッドでは、データはデータベースにロードされます。
そのデータがすでに存在している場合には、重複キー・エラーの結果としてコマンドが失敗し、
重複エラー・メッセージが表示されます。
インポート・メソッドを選択すべき場合
DB2 用のインポート・メソッドでは、データもデータベースにロードされます。 データがすでに存在する場合には、削除されずに、新規の値で更新されます。 以下のいずれかの場合に、このメソッドの選択を検討してください。
インポート・メソッドでは、データもデータベースにロードされます。 データがすでに存在する場合には、削除されずに、新規の値で更新されます。 以下のいずれかの場合に、このメソッドの選択を検討してください。
SQL インポート・メソッドを選択すべき場合
SQL インポート・メソッドでは、JDBC または SQL ステートメントを使用して、 データをデータベースに更新または挿入します。 データがすでに存在しない場合には、挿入されます。 既存のデータは更新されます。 以下のいずれかの場合に、このメソッドの選択を検討してください。
このメソッドでは、制約違反およびデータ・タイプ・エラーでのエラー報告が優れています。
その他の考慮事項
ロード・メソッドは、ビット・データ・フィールド内のデータを挿入または更新することはできません。
ロード・メソッドでは、
新規のレコードだけがデータベースに挿入されます。既存のレコードは更新されません。
インポート・メソッドは、ビット・データ・フィールド内のデータを挿入または更新することはできません。
インポート・メソッドでは、
ローダーは基本キーが定義されているテーブルだけを挿入または更新します。
インポートでは、基本キーのないテーブルでのデータの挿入または更新を行えません。 入力レコードが基本の列の値だけを持つ場合、そのレコードは拒否されます。
SQL インポート・メソッドでは、外部参照を含め、データの整合性をチェックし、既存のデータを更新できます。 ロード・メソッドでは、これは行われません。
インポート・メソッドと SQL インポート・メソッドが実行する機能は似ています。 インポート・メソッドの方が、通常、高速ですが、 一時ファイル用のディスク・スペースが必要になります。
インポート・メソッドで挿入または更新されるテーブルは、基本キーが定義されているものだけです。一方、SQL インポート・メソッドではテーブルに基本キーがなくても構いません。
削除メソッドは、XML 文書内のデータをデータベースから削除するために使用します。 エレメントには、テーブルの基本キーまたは固有索引の値が入っている必要があります。 削除するデータに、「削除時にカスケード」が使用可能になっている別のテーブル内のデータとの依存関係がある場合は、 その従属データも削除されます。
商品アドバイザー検索スペース同期化を使用している場合、データをロードするには、SQL インポート・メソッドを用いる必要があります。
インポートおよびロード・メソッドは、DB2 用に最適化されたネイティブのユーティリティーを使用しますが、 SQL インポート・メソッドは、JDBC 呼び出し (多くのデータベース製品に汎用的) を使用します。
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