サンプル・ストア・カタログ・グループ・ページ
カタログ・グループ・ページは、顧客がそのストア内にある各種の売り場、つまり、商品やサービスのグループをナビゲートするのに役立ちます。 最初のカタログ・グループ・ページでは、ショッピングしたいエリアへ顧客を案内し、各カタログ・グループの名前、簡単な説明、およびイメージを表示します。
以降のカタログ・グループ・ページでは、選択した商品タイプをさらに顧客がブラウズしたいタイプに限定していきます。 ショッピング・パスの最後のカタログ・グループ・ページには商品ページへのリンクが含まれます。
通常、カタログ・グループ・ページには 3 つのタイプがあります。
- サブカタログ・グループ・ページにリンクするページ (カタログ・グループ・ページ)
- 商品ページにリンクするページ (商品リスト・ページ)
- サブカタログ・グループ・ページと商品ページの両方にリンクするページ
サンプル・ストア・カタログ・グループ・ページとその操作方法の詳細については、商品カテゴリーの表示の使用事例を参照してください。
インプリメンテーションの詳細情報
注: 多文化情報を含むすべてのサンプル・ストア・ページに共通なインプリメンテーション手法については、
サンプル・ストア・ページ: 共通のインプリメンテーション手法を参照してください。
- カタログ・グループ・ページの表示と商品リスト・ページの表示
- サンプル・ストアでは、カタログ・グループ・ページをフィーチャーしており、
フィーチャー特別ご提供商品の他に各トップレベル・カテゴリー(メンズとレディース)ごとにサブカテゴリーを表示します。
また、商品リスト・ページもフィーチャーしており、各サブカテゴリー(パンツやシャツ)ごとに商品のリストを表示します。
トップレベル・カテゴリーへのすべてのハイパーリンクには、top と呼ばれる追加のパラメーターが含まれ、
これは Y に設定されています。
JavaServer Pages (JSP) ファイル categorydisplay.jsp は、ストアのすべてのカテゴリーを表示するページとして、
データベース(DISPCGREL テーブル)に登録されます。 このページで、top パラメーターの存在をチェックします。 存在する場合には、このページに topcategory.jsp が入っています。
そうでない場合には、subcategory.jsp は入っていません。 topcategory.jsp は、カタログ・グループ・ページであり、subcategory.jsp は、商品リスト・ページです。
- カタログ・グループ・ページ
- topcategory.jsp は、CategoryDataBean の getSubCategories() メソッドを使用して、サブカテゴリーのリストを検索します。 InFashion に含まれるフィーチャー特別ご提供品は、WebSphere Commerce アクセラレーターのキャンペーンの一部ではなく、
カタログ中に作成されています。 フィーチャー特別ご提供商品はカタログ・グループに追加された後、topcategory.jsp によって、
CategoryDataBean の getProducts() メソッドを使用して検索されます。
WebFashion および NewFashion では、メンズの topcategory.jsp がバンドルを表示し、
レディースの topcategory.jsp がパッケージを表示します。 バンドルは CategoryDataBean の getBundles() メソッドを使用して検索され、
パッケージは CategoryDataBean の getPackages() メソッドを使用して検索されます。
- 商品リスト・ページ
- subcategory.jsp は、カタログ・グループの全商品のリスト、および左のナビゲーション・バーのすべての兄弟カテゴリー(同じトップレベル・カテゴリーの下にある他のカテゴリーのすべて)のリストを表示します。 各商品ごとに、subcategory.jsp が商品の簡略説明、完全なイメージ、および価格を、次のメソッドを使用して表示します。
getDescription().getShortDescription()、
getCalculatedContractPrice()、および getDescription().getFullImage()。 親カテゴリー ID は、兄弟カテゴリーのリストを表示するために必要です。 親カテゴリー ID を検索するには、パラメーター parent_category_rn をハイパーリンクに指定しますが、
これにより親カテゴリーの CategoryDataBean が構成されます。 デフォルトでは、CategoryDataBean は CategoryId パラメーターからカテゴリー ID を検索します。 しかし、このケースでは、ID が parent_category_rn に保管されます。 結果として、カテゴリー ID は、次のように明示的に設定しなければなりません。
String parentCategoryId = request.getParameter("parent_category_rn");
parentCategory = new CategoryDataBean ();
parentCategory.setCategoryId(parentCategoryId);
com.ibm.commerce.beans.DataBeanManager.activate(parentCategory, request);
このカタログ・グループに属する商品のリストは、CategoryDataBean の getProducts() メソッドを使用して検索されます。
注: NewFashion ストアでは、ストア・サービスで使用可能になっていれば、
subcategory.jsp ページにもコラボレーション・カスタマー・ケア機能へのリンクが含まれます。
subcategory.jsp ページでは、独自のサイド・バーが備えられていて、
他のページのように sidebar.jsp は含まれていないため、リンクが追加されています。
顧客が「Live Chat with Customer Care (カスタマー・ケアとのライブ・チャット)」をクリックすると、
画面にポップアップ・ウィンドウが表示され、
顧客はオンライン上で顧客サービス担当者とリアルタイムにチャットできます。
このリンクは、この機能がストア・サービスで使用可能になっている場合にのみ表示されます。 「Live Chat with Customer Assistance (顧客アシスタンスとのライブ・チャット)」リンクは、
カスタム・タグのペア (<flow:ifEnabled feature="customerCare"> タグと </flow:ifEnabled> タグ) の本体内に含まれ、
ストア・サービスで選択するオプションに基づいて使用可能または使用不可にすることができます。 カスタム・タグが残されている限り、JavaServer Pages (JSP) を変更せずに、ストア・サービスを使用して、
コラボレーション・サポートを持つサイトと持たないサイトを自動的に切り替えることができます。
ページ内のコラボレーション・サポートを永続的に使用可能または使用不可にするために、
ストア・サービスの GUI で「Apply Permanently (永続的に適用)」をクリックすることにより、
JavaServer Pages (JSP) からカスタム・タグと
「Live Chat with Customer Care (カスタマー・ケアとのライブ・チャット)」リンクを除去できます。 カスタム・タグやタグの間のコードを手動で除去したり変更することはお勧めできません。
その代わり、ストア・サービスの「Apply Permanently (永続的に適用)」を使用してください。
注: 「Live Chat with Customer Care (カスタマー・ケアとのライブ・チャット)」リンクの前後にあるカスタム・タグは、
他のストアの JavaServer Pages (JSP) へコピーすることはできません。
これらのタグは、元々それらのタグが含まれていたストアで機能することを意図しています。
コラボレーションの詳細は、以下の関連リンクを参照してください。