ストア・サービスからのサンプル・ストア・アーカイブの発行
サンプル・ストア・アーカイブを WebSphere Commerce サーバーに発行することにより、
ストアを実働環境にすることができます。 ストア・アーカイブを発行するには、以下のステップを実行してください。
- サイト管理者またはストア管理者のアクセス権を持っていることを確認する。
ストア管理者アクセス権がある場合には、そのアクセス権がすべてのストアに対するものであることを確認してください。
- 「該当するサービスとサーバーが実行していることを確認」の項目にある作業が完了していることを確認する。
- ストア・サービスをオープンする。
- 「ストア・アーカイブ」リストから、発行しようとするストア・アーカイブを選択する。
- 「発行」をクリックする。
「ストア・アーカイブの発行」ページが表示されます。
- 希望する発行オプションを選択する。 発行オプションの詳細については、「ヘルプ」をクリックしてください。
ヒント: 完全な機能を備えたストアを作成するには、最初にストア・アーカイブを発行するときに、商品データ・オプションを含め、すべての発行オプションを選択してください。
- OK をクリックする。
ストアが発行されている間、「ストア・アーカイブ」をリストしたページに戻ります。
発行状態は、「発行」状況列に反映されます。 「最新表示」をクリックして、状況を更新します。
- リストからストア・アーカイブを選択し、「発行の要約」をクリックして、発行結果を表示する。
- 発行が完了したら「ストアの立ち上げ」をクリックし、ストアを表示してテストする。
終了したら、サイトにブックマークを当て、ブラウザーをクローズする。
重要:
- Web アプリケーションの Web パスや Web アプリケーションの文書ルートを変更する場合は、それらが、WebSphere Commerce サーバー内に定義されているパスと一致することを確認する必要があります。
- 一度には 1 つのストア・アーカイブしか発行できません。 同時発行はサポートされていません。それは、両方のストアの発行が失敗する原因となります。
- 発行中に整合性チェッカーは、ストア・アーカイブで参照されるファイルが存在することを確認します。 整合性検査でエラーがあると、エラーはログに書き込まれます。 発行は正常として継続されます。
- ストアを再発行する前に次のディレクトリーからファイルを削除してください。
drive:\WebSphere\CommerceServer\instances\instancename\cache
drive:\Program
Files\WebSphere\CommerceServer\instancename\cache
/usr/WebSphere/CommerceServer/instances/instancename/cache
/opt/WebSphere/CommerceServer/instances/instancename/cache
/QIBM/UserData/WebCommerce/instances/instancename/cache
ストア開発フェーズでは、キャッシングを使用不可にしたい場合があります。 詳しくは、キャッシングの構成を参照してください。
- ストア・サービスからストアを立ち上げると、ストア・サービスにログインする時に使ったのと同じユーザー名およびパスワードをもつストアにログインされます。
そのストアでパスワードを変更すると、ストア・サービスに対してもパスワードを変更することになります。
あるいは、パスワードの変更を含め、ストアのフィーチャーをテストするには、サイト・アドレスを保管し、
すべてのブラウザー・ウィンドウをクローズしてから、ストアに再びログオンします。
- デフォルトの管理者としてログインしている場合は、企業間取り引きサンプル・ストアを基にしたストアをブラウズできません。
この場合は、デフォルト組織に属する新規ユーザーを作成してから、ストアをブラウズしてください。
- カタログや配送センターのような特定のストア・データ資産は、ストア間で共用されます。
その結果、同じサンプル・ストアに基づいて複数のストアを発行する場合、
カタログおよび配送センターは各ストアとも同じになります。
同じサンプルで他のストアを発行した場合には、あるカタログで変更を行うとそれらの変更が上書きされます。
詳細情報および、変更の上書きを避ける方法については、
共用データ資産を参照してください。
