ID 解決コマンド

このコマンドは、データベースにロードする前に XML エレメントに必要な ID を生成します。

Windows NT Windows 2000 AIX Solaris Linux

ID 解決の構文図

パラメーター値

-dbname
ターゲット・データベースの名前
-dbuser
データベースへ接続しているユーザーの名前
-dbpwd
データベースへ接続しているユーザーのパスワード
-infile
テーブル・レコード・ディスクリプターを含む入力 XML 文書名
-outfile
作成される出力 XML ファイル名。 このファイルはローダー・への入力としても使用できます。
-method
入力ファイルの処理に使用されるメソッド。 このコマンドは、入力ファイルをレコードがデータベースにないかのように扱うか (ロード)、 または入力オブジェクトの ID がすでに存在しているか (更新)、のように扱うことができます。 データベースに存在するレコードもあれば、存在しないレコードもある場合は、混合メソッドを使用します。 デフォルトの方法はロードです。
-propfile
名前=値のペアの形の Java プロパティーを含むテキスト・ファイル。 このファイルは、外部キーの ID を検索するための検索列名、 およびメイン・テーブル (CATEGORY、PRODUCT など) の照会の選択述部の定義に使用されます。 ID のない定義済み固有索引を持つテーブル用のこのファイルの中のエントリーは省略できます。 デフォルトのファイルは IdResolveKeys.properties です。 このファイルには .properties という拡張子がありますが、 値を指定するときにこの拡張子を使用しないでください。
-poolsize
予約する ID の数。 デフォルトの数は 50 です。
-customizer
使用するカスタマイザー・プロパティー・ファイルの名前。 DB2ConnectionCustomizer.properties がデフォルトのファイルです。 カスタマイザー・プロパティー・ファイルは、 以下の例のいずれかのように指定できます。
  -customizer d:\wcs\prop\idres.properties
  -customizer d:\wcs\prop\idres

このファイルが、現行ディレクトリーで指定したディレクトリーに存在する場合、 同じファイルを以下の例のように指定できます。

  -customizer idres.properties

このファイルが、クラスパスのシステム環境変数に指定されるディレクトリー内に存在する場合、 同じファイルを以下の例のように指定できます。

  -customizer idres
-schemaname
ターゲット・データベース・スキーマの名前

iSeries 

RESWCSID 構文図

パラメーター値

DATABASE
ターゲット・データベースの名前で、 リレーショナル・データベース・ディレクトリーに表示されます。
SCHEMA
ターゲット・データベース・スキーマの名前。これは、インスタンス名と同じです。
INSTROOT
WebSphere Commerce インスタンスのルートの絶対パス名。 たとえば、/QIBM/UserData/WebCommerce/instances/instance_name のようになります。
PASSWD
WebSphere Commerce インスタンスのパスワード。
INFILE
テーブル・レコード・ディスクリプターを含む入力 XML 文書名
OUTFILE
作成される出力 XML ファイル名。 このファイルはローダー・への入力としても使用できます。
METHOD
入力ファイルの処理に使用されるメソッド。 このコマンドは、入力ファイルをレコードがデータベースにないかのように扱う (*LOAD) か、 または入力オブジェクトの ID がすでに存在している (*UPD) かのように扱います。 レコードによって、データベース内に存在していたり存在していなかったりする場合は、 混合メソッド (*MIX) を使用してください。
PROPFILE
名前=値のペアの形の Java プロパティーを含むテキスト・ファイル。 このファイルは、外部キーの ID を検索するための検索列名、 およびメイン・テーブル (CATEGORY、PRODUCT など) の照会の選択述部の定義に使用されます。 ID のない定義済み固有索引を持つテーブル用のこのファイルの中のエントリーは省略できます。 デフォルトのファイルは IdResolveKeys.properties です。 このファイルには .properties という拡張子がありますが、 値を指定するときにこの拡張子を使用しないでください。
POOLSIZE
予約する ID の数。 デフォルトの数は 50 です。
CUSTOMIZER
使用するカスタマイザー・プロパティー・ファイルの名前。 デフォルトのファイルは ISeries_RESWCSID_Customizer.properties です。 カスタマイザー・プロパティー・ファイルは、 以下の例のいずれかのように指定できます。
  CUSTOMIZER(/wcs/prop/idres.properties)
  CUSTOMIZER(/wcs/prop/idres)

このファイルが、現行ディレクトリーで指定したディレクトリーに存在する場合、 同じファイルを以下の例のように指定できます。

  CUSTOMIZER(idres.properties)

このファイルが、クラスパスのシステム環境変数に指定されるディレクトリー内に存在する場合、 同じファイルを以下の例のように指定できます。

  CUSTOMIZER(idres)

関連概念

関連タスク

関連参照

IBM 著作権