アウトバウンド・メッセージ・システムの処理方法

メッセージ・システムは、Common Connector Framework (CCF) をインプリメントするプラグイン・モデルを使用して、システムとさまざまなトランスポートとの間の共通インターフェースを提供します。 システム管理として、サイトおよびストア管理者は、以下のタスクを実行できます。
- トランスポートを追加し、使用可能にし、構成する。 管理者は、管理コンソールを使用して設定を作成します。 メッセージ・システムとトランスポートとの間の通信は、1 つの管理インターフェースを通じて行われます。
- トランスポートを個々のメッセージ・タイプに割り当て、設定がそれぞれに使用されるよう指示して、プロファイルを保守する。 管理者は、管理コンソールを使用して、これを行います。
実行時、メッセージが WebSphere Commerce サブシステムによって生成されると、以下のイベントが発生します。
- 該当するプロファイルが、メッセージ・タイプについて検索される。 そのメッセージにストア・プロファイルが存在しない場合、サイト・プロファイルが使用されます。 プロファイルは、どのトランスポート・メソッドや設定が使用されるかを決定するのに使用されます。
- メッセージが構成サービスを使用する場合、テンプレートを使用してメッセージを生成する。
- メッセージは、ランタイム・インターフェースを通じてトランスポートに送信され、トランスポートは通知を送付する。
外部トランスポートとの共通インターフェースを使用すると、トランスポートのインプリメンテーション詳細情報を、メッセージ・システムの運用と分離することができます。
このアーキテクチャーのおかげで、CCF インターフェースに準拠するさらに別のトランスポートをプラグインすることができます。
