管理者アカウントのリセット

何らかの理由で WebSphere Commerce アカウントがロック (つまり使用不可) された場合、 以下のようにしてアンロック (使用可能化) できます。  

アカウントがサイト管理者でない 場合、以下を行います。

  1. 管理コンソールをオープンする。
  2. 「アクセス管理」>「ユーザー」をクリックする。
  3. ユーザー・アカウントをダブルクリックするか、 またはリストからユーザー・アカウントを選択し、「変更」をクリックします。
  4. 「アカウントの状況」フィールドで「使用可能」を選択する。
  5. OK をクリックします。

アカウントがサイト管理者のアカウントである 場合、 または他のユーザー・アカウントの場合、 以下の SQL ステートメントを DB2 コマンド・ウィンドウ、 または SQLPlus プロンプト (Oracle データベース用) から実行します。 

CONNECT TO db_name [USER user_id USING password]
UPDATE USERREG SET STATUS=1, PASSWORDRETRIES=0 
     WHERE LOGONID='logonId'

ここで:

たとえば、データベース管理者ユーザー ID としてシステムにログオンしている場合、 wcsadmin アカウントをリセットするために、以下の SQL ステートメントを発行できます。

CONNECT TO mall
UPDATE USERREG SET STATUS=1 AND PASSWORDRETRIES=0
     WHERE LOGONID='wcsadmin'

iSeries プラットフォームで SQL ステートメントを入力するには、 DB2/400 Query Manager および SQL 開発キット、 または Operations Navigator for iSeries を使用することができます。 Client Access を使用してデータベース・クエリーを実行するには、以下のようにします。 

  1. インストールした PC から Operations Navigator for iSeries を開始する。 
  2. 「データベース」アイコンを右マウス・ボタン・クリックし、 「SQL スクリプトの実行 (Run SQL Scripts)」を選択する。 「SQL スクリプトの実行 (Run SQL Scripts)」ウィンドウがオープンします。 
  3. 「接続 (Connection)」メニューから、「JDBC セットアップ (JDBC Setup)」を選択する。 「サーバー」タブをクリックします。
  4. 「デフォルト・ライブラリー (Default libraries)」フィールドで、既存の値をすべて消去し、 ご使用のインスタンスのデータベース・スキーマの名前を入力する。 デフォルトでは、スキーマ名はインスタンスの名前です。
  5. ウィンドウ内に上記の SQL ステートメントを入力する。

関連概念 (1275 バイト)

関連タスク

関連参照

 
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