ローダーは、データをタイム・スタンプおよび日付データ・タイプと一緒に列にロードできます。 文書内のタイム・スタンプおよび日付データのデータ形式は、カスタマイズできるパターンによって決まります。 ユーザーは、既存のパターンを編集することもできますし、パターンの既存のリストにさらにパターンを追加することもできます。
タイム・スタンプまたは日付のデータは、使用可能なパターン (マスク) と照合されます。 データと一致する最初のパターンは、データをデータベースにロードする前に、 データをターゲット・タイム・スタンプ形式に変換するために使用されます。
2 つのカスタマイズ可能な出力タイム・スタンプ・パターン (TimeStampFormat.JDBC と TimeStampFormat.Load) があります。
ローダーの SQL インポートおよび削除メソッドは、データベースを更新するために JDBC 接続を使用します。
ローダーのインポートおよびロード・メソッドは、ネイティブのユーティリティーを使用します。
以下のようにして、タイム・スタンプの形式をカスタマイズすることができます。
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MassLoadCustomizer.properties は、MassLoader.zip アーカイブにあります。 このファイルを抽出し、.properties 拡張子はそのままにして名前を変更し、 クラスパス内のディレクトリーに置きます。
ISeries_LODWCSDTA_Customizer.properties は、
/QIBM/ProdData/WebCommerce/properties ディレクトリーにあります。 このファイルを /instroot/xml ディレクトリーにコピーし、
.properties という拡張子をそのままにしながら新規ファイルの名前を変更し、
その後この新規ファイルに必要な変更を行います。重要: オリジナルの ISeries_LODWCSDTA_Customizer.properties ファイルを除去または変更しないでください。
以下の入力タイム・スタンプ・マスクが用意されています。
InputTimeStampFormat.1 = yyyy-DD hh:mm:ss.SSSSSS InputTimeStampFormat.2 = yyyy-MM-dd hh:mm:ss.SSSSSS InputTimeStampFormat.3 = yyyy-DD-hh.mm.ss.SSSSSS InputTimeStampFormat.4 = yyyy-MM-dd-HH.mm.ss.SSSSSS InputTimeStampFormat.5 = yyyy-MM-dd-hh.mm.ss.SSSSSS InputTimeStampFormat.6 = yyyy-MM-dd HH:mm:ss.SSSSSS InputTimeStampFormat.7 = yyyy-DD HH:mm:ss.SSSSSS
入力日付形式のデフォルト・パターンは、以下のとおりです。
InputDateFormat.1 = MM-dd-yyyy InputDateFormat.2 = yyyy-dd-MM InputDateFormat.3 = yyyy-MM-dd InputDateFormat.4 = MM/dd/yyyy InputDateFormat.5 = yyyy/dd/MM InputDateFormat.6 = yyyy-DD
これらのタイム・スタンプおよび日付マスクを変更することもできますし、 マスクを必要なだけ追加することもできます。 これらのマスクを数値順 (入力タイム・スタンプと比較する順) に ローダー・カスタマイザー・プロパティー・ファイルに指定してください。 入力タイム・スタンプを追加する場合は、 現行シーケンスの次の番号を使用する必要があります。 (たとえば、上記のリストに追加する場合は、 次の入力タイム・スタンプ・マスクは InputTimeStampFormat.8 となります。)
入力データをタイム・スタンプおよび日付の出力にフォーマットするためのパターンは、 以下のとおりです。
TimeStampFormat.JDBC = yyyy-MM-dd hh:mm:ss.SSSSSS TimeStampFormat.Load = yyyy-MM-dd-hh.mm.ss.SSSSSS
DateFormat.JDBC = yyyy-MM-dd DateFormat.Load = yyyy-MM-dd
一般に、出力日付およびタイム・スタンプ形式はカスタマイズしません。
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