商品アドバイザー

商品アドバイザーは、インタラクティブなオンライン商品カタログを作成するのに使用されるツールで、 ショッピング・メタフォー と呼ばれる、ショッパーが欲しいものを見付けるための様々な方法を提供します。  商品カテゴリーについての知識がほとんどないショッパーは、セールス・アシスタンス・メタフォーを使用することができます。 このメタフォーは一連の質問と回答を通して適切な商品へショッパーを導きます。 より知識があるショッパーは、商品探査メタフォーを使用することができます。 このメタフォーによりリストから希望する商品フィーチャーを選択できます。 上記の方法のどちらかを使用して選択肢を狭めると、 ショッパーは商品比較メタフォーを使用して、類似する商品を比較することができます。 商品アドバイザーはそれぞれの顧客の資格を検査し、その顧客が表示できる検索結果だけを表示します。

商品アドバイザーが使用できる検索方法は 2 つあります。 1 番目の方法では、既存の商品データを再フォーマットするために、データベースに追加された追加テーブルが必要です。 これにより、個々のカテゴリーに焦点を合わせた、最適化されたパラメーター検索を行えます。 この方法は、カテゴリーおよび属性の情報が基本データベース・テーブルから分けられているため、 分離検索スペース と呼ばれます。 2 番目の方法は、インスタンスの構成中に作成された WebSphere Commerce データベースの検索を意図しているため、 基本検索スペース と呼ばれます。 両方の検索スペースで、データベース内の商品アドバイザー・テーブル内に追加の属性メタデータをいくつか入れる必要があります。

以下の情報は Linux に適用されます (282 バイト) 商品アドバイザーには、 どちらの検索スペースの作成プロセスを自動化するのに役立つ、PAConfig というコマンド・ユーティリティーが含まれます。 このコマンドへの入力として使用する XML ファイルを作成し、要件を満たさなければなりません。
以下の情報は iSeries 400 に適用されます (434 バイト) 商品アドバイザーには、プロセスを自動化する、 サンプル・コマンド・ユーティリティー (CRTWCSPA) が含まれています。 CRTWCSPA コマンドに入力するために XML ファイルを作成してユーザーの要件を満たさなければなりません。

以下の情報は Linux に適用されます (282 バイト) 必要な検索スペースを作成したら、 PABatch コマンド・ユーティリティーおよびカスタム XML ファイルを使用して、 商品アドバイザー・メタフォーをインポートできます。 これらのファイルが、メタフォーの組み立て、更新、または削除を行います。
以下の情報は iSeries 400 に適用されます (434 バイト) 必要な検索スペースを作成したら、 IMPWCSPA コマンドおよび カスタム XML ファイルを使用して、商品アドバイザー・メタフォーをインポートできます。 これらのファイルが、メタフォーの組み立て、更新、または削除を行います。

分離検索スペースを使用する場合、検索スペース固有の分離テーブルに、 データベース内の既存の情報がコピーされ、再フォーマットされます。 この再フォーマットは、商品の更新で、 その情報がそうした追加テーブルに伝搬する必要がることを意味しています。 この処理は、商品データの更新に非常に一般的に使われるツール (WebSphere Commerce アクセラレーター、 ローダー・ユーティリティー、およびメッセージング・サブシステムなど) により実行されます。 別の方法で商品データを更新する場合は、これらのコマンドを手動で呼び出す必要があります。 下記のコマンド解説リンクを参照してください。

関連概念

関連タスク

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