調達システムの購入フロー
調達は、調達システムのネットワークを伴う WebSphere Commerce へのインターフェースを顧客に提供します。
以下は、パンチアウトおよびローカル・カタログ・モードを使用した購入フローの例です。
各統合モードについての詳細は、以下の関連リンクを参照してください。
パンチアウト・カタログ・モードを使用した購入フロー
パンチアウト・カタログ・モードでは、サプライヤーは WebSphere Commerce 内に単一のカタログを保守し、
それを使用して調達システムのネットワークに Web が存在するようにします。
以下のステップは、購入フローを示します。
- バイヤーは、調達システムでサプライヤーを選択し、
PunchOutSetupRequest メッセージが WebSphere Commerce に送信されます。
- PunchOutSetupRequest メッセージが PunchOut セットアップ・コマンドにマッピングされます。
- PunchOutSetup コマンドは AuthenticationHelper コマンドを呼び出して、
バイヤーおよびサプライヤーのユーザーとログオン ID を認証します。
タスク・コマンドは、認証モードに従って呼び出されます。
- 認証が正常に実行された後、
PunchOutSetup コマンドは RegisterRequisitioner タスク・コマンドを呼び出して、
リクィジショナーがシステムに登録されているかどうかを検査します。
これが存在しない場合には、これらは新規ユーザーとして登録され、調達バイヤーの役割を与えられます。
- PunchOutSetupResponse メッセージを使用して、WebSphere Commerce は、
セッションをバインドするために必要な、CatalogDisplay URL と情報を調達システムに送り返します。
- 調達システムは、PunchOutCatalogDisplay コマンドを使用して新規ブラウザー・ウィンドウを立ち上げ、
ブラウズおよび購入を開始するバイヤーにカタログが表示されます。
- バイヤーがオーダーをチェックアウトすると、
PurchaseOrder メッセージに内容が入れられ、承認を求めて調達システムに送信されます。
- 調達システムは OrderRequest メッセージを WebSphere Commerce に送信して、
調達システムの承認者により承認された後にオーダーを作成します。
ローカル・カタログ・モードを使用した購入フロー
ローカル・カタログ・モードでは、サプライヤーが調達システムでカタログを複製します。
以下のステップは、購入フローを示します。
- バイヤーは、調達システムでカタログをブラウズし、オーダーを作成します。
- 調達システムは、バイヤーとサプライヤーのログオンおよびユーザー ID、オーダー、
請求および配送情報と共に、OrderRequest メッセージを WebSphere Commerce に送信します。
- OrderRequest メッセージが、
バッチ処理で新規オーダーを作成する BatchOrderRequest コマンドにマップされます。
- OrderRequest メッセージが認証および処理された後は、
調達システムに OrderResponse メッセージが送信されて、オーダーが正常に実行されたか失敗したかを示します。
