範囲に基づく顧客登録情報

顧客登録時に取り込まれた情報には、値を保管する場合に範囲を使用するものがあります。 たとえば、顧客年齢を示すデフォルトのインプリメンテーションは、0 から 6 の範囲の数字で定義されています。 各数字は顧客の年齢を組み込むことができる年齢範囲を表します。 登録時に顧客は自分が属する範囲を選択しますが、 これは 0 から 6 の範囲の整数として WebSphere Commerce データベースに保管されます。 これらの値は properties ディレクトリーの UserRegistration.properties ファイルに定義されています。 使用可能な値として定義されている範囲の数字を変更したい場合、またはその範囲に対する表示値を変更したい場合は、このファイルを適宜変更してください。  このファイルは、年齢、収入、および既婚/独身に基づいた登録情報についての表示値を定義します。

顧客の収入に関する登録情報のデフォルト・エントリーは、 以下のとおりです (ここでは表示用に行が分けられていることにご注意ください)。

income.Label=収入
income.Displayed=yes
income.Required=no
income.Options=0;使用できません|1;200 万円未満|2;200 万円以上 400 万円未満|
               3;400 万円以上 600 万円未満|4; 600 万円以上

この収入の登録情報には、以下のように、それを説明する 4 つの変数があります。

income.Label
保管される情報の名前。 情報が表示される際に、income.Label が表示されます。
income.Displayed
登録ページと顧客プロファイル・ノートブックに、収入情報を表示するかどうかを決定します。 デフォルトでは、この情報はサイトの他の場所には表示されません。
income.Required
この情報が登録に必要かどうかを決定します。 この場合、この情報は必要ありません。
income.Options
収入データとして適用できる値を定義します。 この場合、範囲には 5 つの値があります。 これらは 0 から 5 の整数の範囲でデータベースに保管されます。 各範囲の説明は、|<整数>;<表示される範囲の値> の形式になります。 表示される範囲の値を変更する場合は、その値を編集できます。 範囲を追加する場合は、最後の範囲定義をコピーおよび貼り付けして、それを希望する範囲に編集してください。 各整数ごとに範囲定義が 1 つだけ存在するようにしてください。 定義されたオプションは、この情報を必要とするページを表示する前に読み取られ、動的にフォーム・エレメントを移植するために使用されます。

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