OrderItemUpdate コマンド

このコマンドは、 OrderItemAdd コマンドで実行できること (すなわち、 商品およびアイテムを 1 つまたは複数のオーダー (オーダー・リスト) の中に追加すること) をすべて行うことができます。 さらに、既存のオーダーの OrderItems を更新することもできます。

osoiupda.gif (15097 バイト)

パラメーター値

http://host_name/path/
(必須) WebSphere Commerce サーバーおよび構成パスの完全修飾名
forUser
このコマンドの実行対象のユーザーのログオン ID。 このパラメーターを指定できるのはオーダーを処理する権限がある人だけです。
forUserId
forUser と同様ですが、ユーザーは USERS テーブル中にある内部ユーザー ID によって識別されます。
langId
セッション期間中の優先言語を設定またはリセットします。 ストアでサポートされている言語は、STORELANG テーブルにあります。
URL
(必須) コマンドが正常に完了した時に呼び出される URL
orderItemId_i
更新される OrderItem の ID。 指定される場合には、catEntryId_i および partNumber_i パラメーター (同じ i の値) は無視されます。
storeId
ストア ID (商品またはアイテムをオーダーに追加したい場合のみ必須)。 storeId は、ストア内でアイテムが購入可能な場合に検査を行うために必須です。 storeId を一度指定すると、将来の利用のためにキャッシュされます。
catEntryId_i
新規 OrderItem を作成するのに使用される、カタログ・エントリーの ID。
partNumber_i
これが指定されると、catEntryId_i パラメーターは無視されます。 partNumber_i および memberId_i パラメーターが指定される場合、 CATENTRY テーブル内の PARTNUMBER および MEMBER_ID 列を選択することにより、カタログ・エントリーが判別されます。 このコマンドは、カタログ・エントリーの ID が catEntryId_i の値として指定されたかのように動作します。
memberId_i
オーダーを発行するカタログを所有しているメンバーの ID
attrName_i
アイテムに対して定義される特有の属性
attrValue_i
attrName 内の属性の値
quantity_i
オーダーに追加するアイテムの数量。 このパラメーターは、catEntryId_i または partNumber_id が指定される場合には必須です。 OrderItemId_i が指定される場合、これは任意指定です。
UOM_i
quantity_i の計測単位。この値は、QTYUNIT テーブル内の基本キーの 1 つと一致しなければなりません。 指定されない場合、 CATENTSHIP テーブルのその OrderItem と同じ CATENTRY_ID の行の QUANTITYMEASURE 列の値が使用され、 quantity_i パラメーターの値は、CATENTSHIP テーブルの同じ行の NOMINALQUANTITY 列によって乗算されます。
addressId_i
商品およびアイテムが配送される宛先住所の ID。
shipModeId_i
商品またはアイテムに使用する配送モードの参照番号。
comment_i
作成または更新されたオーダー・アイテムに組み込むコメント
contractId_i
オーダーに関連付けられた契約の ID。
field1_i
ストア予約済みの整数値。
field2_i
ストア予約済みのテキスト値。 このパラメーターは 254 文字まで入力できます。
offerId_i
オーダーに関連付けられたオファーの ID。
orderId
これは更新するゼロ件以上のオーダーを指定する内部生成 ID で、オーダーの参照番号、または特殊省略形 ("**"、"."、"*"、".t"、"*t") のいずれかを使用します。 これらの省略形の説明については、オーダーの省略形を参照してください。  特定のストアに対して保留オーダーが存在していない場合は、新規の保留オーダーが作成されます。  複数の保留オーダーが指定されている場合は、その指定された各オーダーごとにオーダー・アイテム・エントリーが作成または更新されます。
outOrderName
リダイレクト URL に追加される、名前と値の対の名前を指定します。 追加された名前と値の対の値は、作成または更新されたオーダーの参照番号です。
outOrderItemName
リダイレクト URL に追加される、名前と値の対の名前を指定します。 追加された名前と値の対の値は、作成または更新されたオーダー・アイテムの参照番号です。
listId
興味のあるアイテム・リスト ID です。 このパラメーターを指定すると、OrderItemUpdate コマンドがリストにすべてのアイテムを含む新しいオーダーを作成します。 特殊な省略形 "." および "*" のどちらか 1 つを使用できます。   詳しくは、カタログの省略形を参照してください。
orderDesc
このコマンドによって作成される新規オーダーについての説明を指定します。
remerge (再マージ)
可能であれば同じ順序と同じ correlationGroup 属性で、他の OrderItems と共にマージする OrderItems のリスト。 OrderItems は、InventoryStatus が "NALC" であるか、1 つまたは複数の allocate (割り振り)、backorder (バック・オーダー)、 および reverse (取り消し) パラメーターによって指定されなければ、マージされません。
merge (マージ)
correlationGroup 属性には関係なく、可能であれば同じ順序で、他の OrderItems と共にマージする OrderItems のリスト。
check (検査)
CheckInventoryAvailability タスク・コマンドで検査する OrderItems のリスト。
allocate (割り振り)
既存の在庫から割り振られる OrderItems のリスト。
backorder (バック・オーダー)
既存の在庫から割り振られない場合に将来の在庫から割り振られる OrderItems のリスト。
reverse (取り消し)
割り振りを解除する (つまり、必要に応じて既存または将来の在庫から割り振り解除する) OrderItems のリスト。
configurationId_i
この OrderItem が構成された動的キットを表す場合、これは構成 ID。

注: remerge (再マージ)、merge (マージ)、check (検査)、allocate (割り振り)、 backorder (バック・オーダー)、および reverse (取り消し) パラメーターは、ATP 在庫が使用可能な場合にのみ適用できます。 (STORE テーブルの ALLOCATIONGOODFOR 列を参照してください。) それらは AllocateInventory タスク・コマンドに渡される OrderItems のリストを表しています。 そのタスク・コマンドは、以下に指定されているように CheckInventoryAvailability、AllocateExistingInventory、 AllocateExpectedInventory、DeallocateExistingInventory、および DeallocateExpectedInventory タスク・コマンドを呼び出します。 さらに、これらのパラメーターはオーダー・サブシステム・コマンド のヘルプで詳述されている OrderItem 省略形を認めます。

以下は、デフォルトの ATP パラメーター値です:

例 1
以下の例は、参照番号 18 の 1 単位のカタログ・エントリーに対する配送レコードを作成し、組み合わせ文字 CJK の属性を持つことを示したものです。 この配送レコードは、顧客の現行保留オーダーに追加されます。 このコマンドが完了すると、OrderItemDisplay コマンドが呼び出されます。
    http://myhostname/webapp/wcs/stores/servlet/OrderItemUpdate?addressId=2
    &catEntryId=18&attrName=monogram&attrValue=CJK&quantity=1&shipModeId=4
    &URL=OrderItemDisplay

例 2
以下の例は、すべての顧客の現行保留オーダーに、カタログ・エントリー 2 を 10 単位追加します。 このコマンドが完了すると、OrderItemDisplay コマンドが呼び出されます。
    http://myhostname/webapp/wcs/stores/servlet/OrderItemUpdate?catEntryId=2
    &quantity=10&orderId=*&outOrderName=orderId&URL=/webapp/wcs/stores/servlet/OrderItemDisplay

例 3
以下の例は、3 つの OrderItem ID を更新します。
    http://myhostname/webapp/wcs/stores/servlet/OrderItemUpdate?URL=OrderItemDisplay
    &quantity_1=2&quantity_2=7&orderItemId_1=117&orderItemId_2=118
    &orderItemId_3=113&quantity_3=2

動作

例外条件

関連概念

関連参照

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