WebSphere Commerce サーバー内のセッションは、 Web サイトのページで、ユーザー ID およびロケールなどのユーザー情報を共用するのに使用されます。 何らかの WebSphere Commerce ツールにログオンするときに、セッションが作成されます。 このセッションは、ツールのログアウト時には破棄されます。
WebSphere Commerce のツールは、ストアと同様に、ブラウザー・ベースです。 ブラウザーのそれぞれのインスタンスには、1 つのセッションしか入りません。 したがって、新規のブラウザー・ウィンドウが現行ブラウザーからオープンされる場合には、 両方のブラウザーが同じセッションを共用します。 たとえば、ストア・サービスからストアを立ち上げると、 ストア・サービスにログインする時に使ったのと同じユーザー名およびパスワードをもつストアにログインされます。 結果として、1 つのブラウザー・ウィンドウにあるセッション情報を変更すると、 このブラウザー・インスタンスのすべてのウィンドウについてのセッション情報も変更されます。 つまり、ストアでパスワードを変更すると、 ストア・サービスのパスワードも変更することになります。
以下に、ブラウザーから立ち上げられる新規ウィンドウの 2 つの例を挙げます。
ストアまたはツールにログインあるいはログアウトする場合、 あるいはあるブラウザーのストアでの表示言語を変更する場合には、 他のブラウザーの情報も変更される可能性があります。 たとえば、ストアの表示言語を、ツールによりサポートされていないものに変更する場合、 イメージおよびテキストは、このツールには正しく表示されません。
したがって、変更の前に、すべてのブラウザー・ウィンドウをクローズしてから、 ストアまたはツールにログオンし直してください。
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