アクセス・グループ - 基準

このページでは、アクセス・グループの定義に使用する基準や詳細情報を指定します。 アクセス・グループは、特にアクセス制御を目的として定義された、メンバーのグループです。

基準なし
このオプションは、アクセス・グループがどの基準でも定義されていない場合に、 明示的なアクセス・グループを作成するために使用します。 明示的なアクセス・グループでは、アクセス・グループの作成において、 ユーザーが共通属性を共用するかどうかを定めない、つまり基準なしが指定されます。 明示的なアクセス・グループの追加では、 暗黙的に定義されたグループに入る条件を満たす個々のユーザーを、それから除外することができます。 たとえば、複数の組織間でアクションを実行する権限をユーザーに与えたい場合は、 このオプションを選択して、組織の基準なしでアクセス・グループを定義します。
組織および役割別
このオプションは、ユーザーの組織と役割の組み合わせに基づいてアクセス・グループを定義する場合に選択します。 このオプションを選択すると、次のように、組織や役割に関する情報を指定できます。
Organization
アクセス・グループに設定する組織や組織単位の名前を選択します (例、組織 A)。 このアクセス・グループがサイト内のすべての組織に使用できる場合は、 「All organizations (すべての組織)」 を選択してください。
役割
アクセス・グループに設定する役割を選択します (たとえば、顧客サービス担当者)。 このアクセス・グループが組織内のすべての役割に使用できる場合は、 「All roles (すべての役割)」 を選択してください。
For organization (組織用)
このオプションは、選択した役割が特定の組織内で用いられることを示します。 たとえば、選択した役割が「バイヤー」で、このチェック・ボックスが選択されている場合、 このアクセス・グループに属しているユーザーは、汎用のバイヤー役割ではなく、 その組織のバイヤー役割に割り当てられなければなりません。  このチェック・ボックスは、ワイルドカードのような働きをすると考えてください。 組織 A のユーザーは組織 A のバイヤー役割を持たねばならず、 組織 B のユーザーは組織 B のバイヤー役割を...と指定していかなくても、このチェック・ボックスを選択すれば、 ユーザーはそれぞれの組織でバイヤー役割を持たなければならなくなります。  
追加
このボタンをクリックすると、上で選択した組織の役割の組み合わせが作成されます。 役割は、作成されると「選択されている役割」リストに表示されます (上の例なら、 顧客サービス担当者 - 組織 A の組み合わせが作成されます)。
Selected roles and organizations (選択されている役割と組織)
アクセス・グループの定義に使用できる組織と役割の組み合わせをリストします。 適用できなくなったグループは、このリストから選択して除去できます。
 
除去
このボタンをクリックすると、「Selected roles and organizations (選択されている役割と組織)」 リストから、組織と役割の組み合わせが削除されます。
Based on registration status (登録状況を基にする)
このチェック・ボックスは、ユーザーの登録状況に基づいてアクセス・グループを定義したい場合に選択します。 アクセス・グループの役割は次のようにして選択します。
登録状況
ユーザーがゲスト・ユーザーであるか、登録ユーザーであるか、 管理者であるか、あるいはサイト管理者であるかを、このリストから選択します。

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