顧客権利

WebSphere Commerce を使用して、顧客がストアで行えることをカスタマイズすることができます。 これは、顧客権利と呼ばれます。 顧客に対してストアの様々な局面での権利を付与する ことができます。 たとえば、ストアから購入できる商品、商品に対して支払われる価格、ストアが受け入れる顧客からの支払いメソッドなどです。

顧客権利は、以下の WebSphere Commerce コンポーネントによって制御されます。

ビジネス・アカウント
ビジネス・アカウントは、顧客組織とストアの間の関係を定義し、追跡記録するのを助けます。 ビジネス・アカウントを使用すると、顧客組織の契約とオーダーをトラッキングすることができ、 顧客組織のバイヤーがストアでショッピングを行う方法を構成できます。

重要: デフォルト契約は、ビジネス・アカウントに関連付けられません。 他のすべての契約は、ビジネス・アカウントに関連付けられていなければなりません。

契約
契約は、顧客のショッピング体験の様々な部分で影響を与えます。 たとえば、顧客が購入できる商品、商品に支払われる価格、 オーダーの支払い方法、オーダーの配送先アドレスなどです。
ビジネス・ポリシー
ビジネス・ポリシーとは、ストアまたはストアのグループが従う一連のルールのことです。 ここにはビジネス・プロセス、経営施策、およびストアまたはストアのグループのオファリングの有効範囲と特性が定義されています。 これは、ストアまたはストアのグループ内で許容され、 サポートされる施策の中心的なソースおよび参照テンプレートです。

顧客権利を制御するコンポーネントについて詳しくは、以下の関連トピックを参照してください。

デフォルトの顧客権利は、ストアのデフォルト契約 で定義されています。 このデフォルト契約には通常、顧客がマスター・カタログにアクセスして、商品を標準価格で購入できるように指定されています。 ストアの性質の別の局面もデフォルト契約で網羅されています。 たとえば、ストアで受け入れられる支払いメソッドや、オーダーを送るのに利用する配送業者などです。 デフォルト契約について詳しくは、以下の関連トピックを参照してください。

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