キャッシャー・プロファイルのカスタマイズ
WebSphere Commerce には、一組の標準キャッシャー・プロファイルが入っており、
それぞれが次の Payment Manager カセットまたは支払いタイプの 1 つに対応しています。
これらのプロファイルを使用するために、変更を加える必要はありません。 ただし、新しいプロファイルを作成することもできれば、
上記のキャッシャー・プロファイルを変更することもできます。
WebSphere Commerce のキャッシャー・プロファイルを新しく作成する場合には、以下の規則に従う必要があります。
- 新しいプロファイルの名前の接尾部は .profile でなければなりません。
- 新しいプロファイルの名前は、WebSphere Commerce の標準キャッシャー・プロファイルと同じであってはなりません。
- 新しいプロファイルは、WebSphere Commerce 構成ファイルの中で PaymentManager エレメントの ProfilePath 属性によって指定されるディレクトリーに置かなければなりません。 ProfilePath 属性のデフォルト値は次のとおりです。
drive:\WebSphere\CommerceServer\instances\instance_name\xml\payment\
drive:\Program
Files\WebSphere\CommerceServer\instances\instance_name\xml\payment\
/usr/WebSphere/CommerceServer/instances/instance_name/xml/payment/
/opt/WebSphere/CommerceServer/instances/instance_name/xml/payment/
instance root
path/xml/payment/
ここで、instance root path は、インスタンスの作成時に、
構成マネージャーの「インスタンス」パネルの「Instance Root Path (インスタンスのルート・パス)」フィールドで指定したパスです。 デフォルト・パスは
/QIBM/UserData/WebCommerce/instances/instance_name/ です。
- 新しいプロファイルに PaymentManagerConfiguration エレメントを入れることはできません。
これは WebSphere Commerce ではサポートされていません。
WebSphere Commerce では、Payment Manager 構成情報は WebSphere Commerce 構成ファイルに保管されています。
- 支払いポリシー・プロパティーのフィールドに、新しいキャッシャー・プロファイルを参照する支払いポリシーを追加します。
- このプロファイルには、<CollectPayment> エレメントに加えて、
Deposit Payment Manager コマンド用に <Command name="DEPOSIT"> エレメントが含まれていなければなりません。
以下の方法でキャッシャー・プロファイルをカスタマイズすることができます。
キャッシャー・プロファイルおよび作成とカスタマイズ用のオプションの詳細は、
IBM WebSphere Payment Manager for Multiplatforms プログラマーのガイドとリファレンス バージョン 3.1 を参照してください。


