自動化ドライブの定義

ドライブをライブラリーに定義するには次のフィールドを完了してから終了をクリックし、このタスクを終了するには取消をクリックします。

ライブラリー名

ドライブが割り当てられるライブラリーの名前を入力します。このパラメーターは、すべてのドライブ (スタンドアロン・ドライブを含む) に必須です。指定するライブラリーは、前もって定義しておかなければなりません。

ドライブ名

ドライブに割り当てる名前を入力します。このパラメーターは必須です。この名前の最大長は 30 文字です。

装置名

ドライブに対応する装置の名前を入力します。このパラメーターは必須です。

たとえば、/dev/rmt/2mt を指定します。

重要事項 :

  1. 3480、 3490、および 3590 磁気テープ・ドライブでは、名前を /dev/rmt/Xst (ここで X はドライブ数) の形式で指定しなければなりません。
  2. 4mm、 8mm、 DLT、および QIC 磁気テープ・ドライブでは、装置名を dev/rmt/Xmt (ここで X はドライブ数) の形式で指定しなければなりません。装置名を /dev/rmt/Xst の形式では入力しないでください。
  3. 光ディスク装置では、装置名を dev/rmt/Xop (ここで X はドライブ数) の形式で指定しなければなりません。
  4. 装置名が非 Tivoli Storage Manager 装置名 (Tivoli Storage Manager/IBM 磁気テープ 装置ドライバーによって制御されない) である場合には、次を事前注意として実行して Tivoli Storage Manager がこのドライブを一般テープ・タイプ装置として使用できるかどうかを調べてください。
    1. ドライブにブランク・テープまたは未使用テープを挿入します。挿入したテープが書き込み保護されていないことを確認してください。
    2. ユーザー・ルートとしての Solaris (Tivoli Storage Manager ではない) コマンド・プロンプトで、 Solaris コマンド /usr/bin/dd if=/usr/bindd of={Device Name} obs=80 を出してください。ここで {Device Name} は Tivoli Storage Manager の「ドライブの定義」コマンドの "devicename" と同じです。
    3. "dd" コマンドから入出力エラーを受け取った場合には、これは Solaris がドライブを使用できないことを意味します。したがって、 Tivoli Storage Manager もドライブを使用できない場合があります。
    4. テープを排出します。

要素

ドライブの要素アドレスを入力します。

装置オンライン

オプションを選択します。

Yes ドライブがオンラインになることを示します。省略時値は Yes です。
No ドライブがオンラインにならないことを示します。

クリーニング頻度

選択したドライブに設定したいクリーニングの頻度値を入力します。省略時値は None です

使用できる値は次の通りです。

None Tivoli Storage Manager が装置クリーニングの必要性を記録しないことを示します。一部のライブラリーは独自の自動クリーニングを備えています。
Asneeded ドライブのクリーニングが必要であることが示されたときに、クリーナー・カートリッジをチェックインして、ドライブのクリーニングが行なわれることを示します。
A Value クリーナー・カートリッジをチェックインしてドライブをクリーニングするまでに、どれだけのデータ処理が行なわれるかを 1 〜 9999 のギガバイトの値で指定します。ドライブのクリーニングは、ドライブがクリーニングの必要性を示したときにも行なわれます。