4mm 装置クラスの更新

装置クラスを更新するには、最初に次のフィールドを完全なものにしてから「完了」をクリックし、このタスクを終了するには、「取消」 をクリックします。

記録形式

この装置クラスのボリュームにデータを書き込む時に使用する記録形式を選択します。

Drive ボリュームがマウントされているドライブがサポートできる最高の形式を Tivoli Storage Manager が選択することを示します。 省略時値は Drive です。
DDS1 Tivoli Storage Manager が、4mm テープの DDS-1 記録形式を使用して、圧縮なしでデータを書き込むことを指定します。この形式では、未圧縮カートリッジの容量は、60 メートル・テープでは 1.3GB、90 メートル・テープでは 2GB になります。 この形式が適用されるのは 60 メートルと 90 メートルのテープだけです。
DDS1C Tivoli Storage Manager が、4mm テープの DDS-1 記録形式を使用して、圧縮使用可能でデータを書き込むことを指定します。 この形式では、カートリッジの容量は、 60 メートル・テープではほぼ 1.3GB、90 メートル・テープではほぼ 2GB になり ます。 ただし、この形式ではテープ装置のハードウェア圧縮機能を使用するので、実際の容量は圧縮の効果によってさらに大きくなる可能性があります。 この形式が適用されるのは 60 メートルと 90メートルのテープだけです。
DDS2 Tivoli Storage Manager が、4mm テープの DDS-2 記録形式を使用して、圧縮なしでデータを書き込むことを指定します。この形式ではカートリッジ の容量は、120 メートル・テープで 4GB になります。 この形式は、120 メートル・テープにのみ適用されます。
DDS2C Tivoli Storage Manager が、4mm テープの DDS-2 記録形式を使用して、圧縮でデータを書き込むことを指定します。この形式では、カートリッジ容量は 120 メートル・テープで約 8GB になります。 ただし、この形式ではテープ装置のハードウェア圧縮機能を使用するので、実際の容量は圧縮の効果によってさらに大きくなる可能性があります。 この形式は、120 メートル・テープにのみ適用されます。
DDS3 Tivoli Storage Manager が、4mm テープの DDS-3 記録形式を使用して、圧縮なしでデータを書き込むことを指定します。この形式では、カートリッジ容量は 125 メートル・テープで 12GB になります。 この形式は、125 メートル・テープにのみ適用されます。
DDS3C Tivoli Storage Manager が、4mm テープの DDS-3 記録形式を使用して、圧縮でデータを書き込むことを指定します。この形式では、カートリッジ容量は 125 メートル・テープで約 24GB になります。ただし、この形式ではテープ装置のハードウェア圧縮機能を使用するので、実際の容量は圧縮の効果によってさらに大きくなる可能性があります。この形式は、125 メートル・テープにのみ適用されます。

ライブラリー名

この装置クラスで使用するテープ装置が入っているライブラリーの名前を選択します。

マウント数の限界

装置クラスに同時にマウントできるボリュームの最大数を入力してください。この値は 0 〜 256 の任意の数値にできます。

使用可能な値は次の通りです。

Drives ライブラリーで定義されてオンラインになっているドライブの数を指定します。省略時値は Drives です。
value 並行して使用されるドライブの最大数を指定します。この値は、ライブラリーで定義されてオンラインになっているドライブの数を超えることはできません。外部ライブラリーの場合には、そのライブラリーのドライブの数を指定してください。
0 値 0 は新しいトランザクションがストレージ・プールにアクセスできないようにします。 

マウント保持期間

使用されていないボリュームを取り外す前にそれを保持する時間数 (分数) を入力します。

テープ・ボリュームの接頭部

サーバーがメディア・ラベルに書き込むファイル名の高位修飾子を接頭部フィールドに入力してください。この装置クラスに割り当てられた各ボリュームでは、Tivoli Storage Managerはこの接頭部を使用してデータ・セット名を作成します。

例 : AB.CD2.E

見積容量

この装置クラスに割り当てられたボリュームの見積容量を入力します。 ドライブがデータ圧縮を実行しない限り、あるいは非標準サイズのボリュームをもたない限り、見積容量を指定する必要はありません。 値は、後にスケール因 数が続いた整数でなければなりません。

スケール因数とその意味は次の通りです。

K キロバイト
M メガバイト
G ギガバイト

マウント待機期間

ボリュームがマニュアル・ライブラリーにマウントされるまで待機する最長時間を分数で入力してください。