Tivoli Storage Manager サーバーを制御するためのグラフィカル・ユーザー・インターフェースを 提供します。また、 Tivoli Storage Manager ネットワーク内のどこからでも管理者がサーバーを 管理できるようにします。
Tivoli Storage Manager クライアントにバックアップ / リストア機能 およびアーカイブ / リトリーブ機能を提供します。 構成要素は、 Tivoli Storage Manager のバックアップおよびアーカイブを必要とするそれぞれの PC 、ワークステーション、ファイル・サーバー、または LAN サーバー上で実行します。
API クライアント・プラットフォーム上で稼働中のアプリケーションに バックアップおよびアーカイブ機能を提供します。 API は、アプリケーションが Tivoli Storage Manager サーバーからのデータを保管、照会、およびリトリーブできるようにします。
Tivoli Storage Manager API は、サーバー・ストレージに保管するオブジェクトを アプリケーション・プログラマーが定義できるようにします。 オブジェクトは、アプリケーションによって定義され、サーバーによって管理されるデータのコレクションです。たとえば、ファイル、ディレクトリー、データベース・テーブル、またはイメージなどがオブジェクトです。
HSM クライアントに HSM 機能を提供します。HSM 構成要素は、ワークステーションまたはファイル・サーバーにインストールできます。
Tivoli Storage Manager クライアントに管理サービスおよびサーバー資源を提供します。 これは、 Tivoli Storage Manager データベース、回復ログ、および Tivoli Storage Manager サーバー・ストレージを使用してデータ使用可能性を保証します。Tivoli Storage Manager サーバーは、ディスク、光ディスク、またはテープに対するクライアント・ファイルのバックアップとマイグレーションを調整します。
サーバー・コンソールはコマンド行インターフェースを提供しますが、 管理クライアントからサーバーをアクセスした方が便利な場合があります。
Tivoli Storage Manager 活動の中心は、 Tivoli Storage Manager の構成要素ではなく、 Tivoli Storage Manager データベースおよび回復ログです。 Tivoli Storage Manager は、バックアップ、アーカイブ、またはマイグレーションする各ファイルについての情報を Tivoli Storage Manager データベースに保管します。 この情報には、 Tivoli Storage Manager サーバー・ストレージ内のファイルのファイル名、ファイル・サイズ、ファイル所有者、管理クラス、コピー・グループ、およびファイルの位置が含まれます。
Tivoli Storage Manager は、データベース更新トランザクションについての情報を 回復ログに保管します。 この情報によって、 Tivoli Storage Manager サーバー処理に災害または中断が起きた場合に Tivoli Storage Manager がデータベースを現在の状態に回復できます。
すべての Tivoli Storage Manager クライアント・データの宛先は、 Tivoli Storage Manager の構成要素ではなく、サーバー・ストレージです。
Tivoli Storage Manager 構成要素の情報については、画像をクリックしてください。