イベントの使用可能化

1 つまたは複数の受信側 (宛先) での 1 つまたは複数のサーバーまたはクライアント・イベントのロギングを使用可能にするためには、最初に以下のフィールドを完全なものにしてから、完了 をクリックするか、あるいは取消をクリックしてこのタスクを終了してください。

無効なイベント、受信側、ノード名、またはサーバー名を入力すると、 Tivoli Storage Manager はエラー・メッセージを出します。しかし、Tivoli Storage Manager は、指定されたすべての有効なイベント、受信側、ノード名、またはサーバー名を使用可能にします。

イベント受信側

使用可能にされるイベントの 1 つまたは複数の受信側を指定します。

All すべての受信側を指定します。
Console 標準のサーバー・コンソールを指定します。
Actlog Tivoli Storage Manager の活動記録ログ を指定します。
NT Event Log NT イベント・ログを指定します。このオプションは Windows NT 専用です。
Eventserver イベント・サーバーとして指定された別の Tivoli Storage Manager サーバーを指定します。
File ファイルを指定します。
Netview MVS ネットワーク監視ツールとして NetView を指定します。このオプションは MVS 専用です。
SNMP シンプル・ネットワーク管理プロトコル (SNMP) を指定します。 これは MVS または VM 用のオプションではありません。
Tivoli Tivoli Management Environment (TME) を指定します。
Userexit Tivoli Storage Manager が情報を書き込むユーザー作成のルーチンを指定します。

イベント

使用可能にする 1 つまたは複数のイベントを入力します。コンマで区切って、中間に スペースを入れなければ、複数のイベントを指定することができます。有効な値は、 ALL、メッセージ名、または重大度カテゴリーです。

All すべてのイベントを指定します。
Eventname サーバー・メッセージの場合は ANR が先行し、クライアント・ メッセージの場合は ANE が先行する 4 桁のメッセージ番号を指定します。 有効な範囲は ANR0000 から ANR9999 までと ANE4000 から ANE4999 までです。
Severity categories イベント・リストに重大度カテゴリーが入っている場合には、 指定したノードに対してその重大度のすべてのイベントが使用可能に なります。 次のカテゴリー名の 1 つを入力してください。
  • Info - 通知メッセージ (タイプ I) を指定します。
  • Warning - 警告メッセージ (タイプ W) を指定します。
  • Error - エラー・メッセージ (タイプ E) を指定します。
  • Severe - 重大エラー・メッセージ (タイプ S) を指定します。

ノード名

イベントが使用可能になる 1 つまたは複数の ノード名を入力します。 ワイルドカード文字 (*) を使用して、すべてのノードを指定することができます。「ノード名」パラメーターが指定されている場合には、入力するイベントはクライアント・イベントでなければなりません。 ノード名またはサーバー名のいずれかを入力するか、あるいはどちらも入力しないことができます。 いずれのパラメーターも指定しなかった場合には、このコマンドが出されたサーバーにイベントが使用可能になります。

サーバー名

イベントが使用可能になる 1 つまたは複数の サーバー名を入力します。「サーバー名」パラメーターが指定された場合には、入力するイベントはサーバー・イベントでなければなりません。 サーバー名またはノード名のいずれかを入力するか、あるいはどちらも入力しないことができます。 いずれのパラメーターも指定しなかった場合には、このコマンドが出されたサーバーにイベントが使用可能になります。