すでに Tivoli Storage Manager サーバーにバックアップされているクライアントのデータのバックアップ・セットを生成するには、まず以下のフィールドを完成し、次いで完了をクリックします。このタスクを終了するには取消をクリックします。 このバックアップ・セットは順次メディアに作成されています。
そのデータがバックアップ・セットに含められるクライアント・ノードの名前を選択します。このパラメーターは必須です。
クライアント・ノードのデータが入るバックアップ・セットの名前を入力します。このパラメーターは必須です。
サーバーはユーザーが入力する名前に固有の接尾部を追加します。たとえば、バックアップ・セットの名前を mybackupset と指定すると、サーバーはその名前に 3099 などの固有の番号を追加します。サーバーはこのバックアップ・セット名を mybackupset.3099 として識別します。これによって、ユーザーは前のバックアップ・セットに上書きすることなく、同じ名前のバックアップ・セットを作成す ることができます。
バックアップ・セットに含めるデータが入っているファイル・スペースの 名前を入力します。 このパラメーターはオプションです。
ファイル・スペース名を入力しないと、すべてのクライアント・ノード のバックアップ・ファイル・スペースからのデータがバックアップ・セットに 組み込まれます。ワイルドカード文字 (*) を使用してファイル・スペース名を指定するか、あるいはファイル・スペース名をコンマで区切ることによってリストを指定することができます。
ユニコードをサポートするクライアントを持っているサーバーの場合には、 ファイル・スペース名またはファイル・スペース ID (FSID) の いずれか を入力できます。 ファイル・スペース名を入力した場合には、入力した ファイル・スペース名をサーバーに変換させなければならない場合があります。 たとえば、入力した名前をサーバーに、そのサーバーのコード・ページから ユニコードに変換させなければならない場合があります。 詳細については、 NAMETYPE フィールドを参照してください。 ファイル・スペース名を 指定しない場合、または名前にワイルドカードを 1 文字しか指定していない場合 には、CODETYPE パラメーターを使用して、ユニコード使用可能なスペースまたは 非ユニコード・ファイル・スペースに操作を制限することができます。
バックアップ・セットが書き込まれる装置クラスの名前を選択します。このパラメーターは必須です。
バックアップ・セット用に使用されるボリュームを保存する期間の値を入力します。省略時値は 365 日です。
0 から 9999 | ボリュームを保存する日数を指定します。 |
無制限 | ボリュームを無期限に保存することを指定します。Tivoli Storage Manager は、ボリュームがサーバー・ストレージから削除されない限り、ボリュームを永久に保存します。 |
バックアップ・セットが入るボリュームの名前を入力します。ボリューム名をコンマで区切る (スペースを入れない) ことによって、複数のボリュームを指定することができます。このパラメーターはオプションです。
次のように、スクラッチ・ボリュームのオプションを選択します。
Yes | スクラッチ・ボリュームをバックアップ・セット用に使用できることを指定します。省略時値はYes です。 |
No | スクラッチ・ボリュームをバックアップ・セット用に使用できないことを指定します。 |
バックアップ・セットに入っているクライアントのデータに関連する記述を入力します。この記述の最大長は 255 文字です。このパラメーターはオプションです。
処理のためのオプションを選択します。
Yes | この操作をサーバーがフォアグラウンドで完了するのを待機することを指定します。操作が処理を完了するまでは、作成されたメッセージは表示されません。 |
No | この操作をサーバーがバックグラウンドで完了することを指定します。省略時値は No です。 |
操作に含めるファイル・スペースのタイプを選択します。 このパラメーター は、ファイル・スペース名にワイルドカードを 1 文字しか入力していない場合、あるいはファイル・スペース名を指定していない場合にかぎり使用してください。 このパラメーターはオプションです。
BOTH | コード・ページのタイプに関係なくファイル・スペース を含めます。 これが省略時値です。 |
UNICODE | ユニコードのファイル・スペースだけを含めます。 |
NONUNICODE | ユニコード以外のファイル・スペースだけを含めます。 |
入力したファイル・スペース名をサーバーにどのように変換させるかを選択します。 これは、サーバーがユニコードをサポートするクライアントを持っている場合に便利です。 現在使用できるユニコードをサポートするバックアップ / アーカイブ・クライアントは、 Windows NT と Windows 2000 オペレーティング・システムだけです。 この パラメーターはオプションです。 このパラメーターは、部分または完全修飾 ファイル・スペース名を入力する時にだけ使用してください。
FSID | サーバーは、ファイル・スペース名をそのファイル・スペース ID (FSID) として解釈します。 |
SERVER | サーバーは、サーバーのコード・ページを使用して ファイル・スペース名を変換します。 これが省略時値です。 |
UNICODE | サーバーは、ファイル・スペース名をサーバーのコード・ ページから UTF-8 コード・ページに変換します。 変換が成功 するかどうかは、名前の実際の文字数とサーバーのコード・ページに かかっています。 変換は、ストリングにサーバーのコード・ ページで使用できない文字が含まれている場合、またはサーバーが システム変換ルーチンへのアクセス問題を持っている場合には、失敗 することがあります。 |