機能

Tivoli Storage Manager の機能については、下の項目をクリックしてください。

ユーザー
機能
管理者
機能
バックアップ / リストア
機能
自動化
機能
管理
機能
アーカイブ / リトリーブ
機能
Tivoli Disaster Recovery Manager
機能
セキュリティー
機能
クライアント階層
ストレージ管理
(HSM) 機能
サーバー階層
ストレージ管理
(HSM) 機能
 


 
 
 
 
 

バックアップおよびリストア

バックアップ機能およびリストア機能によって、バックアップ / アーカイブ・クライアントは指定した間隔でデータのバックアップ・コピーを作成して、必要な時にそれらのコピーからデータをリストアできます。これらの機能は、ワークステーションまたはファイル・サーバーのメディア障害、不注意によるファイルの削除、データ汚損、データ破壊、およびサイト全体の災害に対して備えるためのものです。

バックアップ機能およびリストア機能の詳細については、画像をクリックしてください。

ASHHX003.GIF
バックアップ リストア


 
 
 
 
 

アーカイブおよびリトリーブ

アーカイブ機能およびリトリーブ機能は、バックアップ / アーカイブ・クライアントに長期保管データの特定時点のコピーを提供します。

アーカイブ機能およびリトリーブ機能の詳細については、画像をクリックしてください。

ASHHX004.GIF
アーカイブ リトリーブ


 
 
 
 
 

マイグレーションおよび再呼び出し

クライアント階層ストレージ管理 (HSM) は、スペース管理および Tivoli Space Manager とも呼ばれ、クライアントからサーバー・ストレージにファイルをマイグレーションして、 HSM クライアントのスペース不足状態を防ぐことができます。

マイグレーション機能および再呼び出し機能の詳細については、画像をクリックしてください。

ASHHX005.GIF
マイグレーション 再呼び出し


 
 
 
 
 

バックアップ

バックアップは、ファイル、サブディレクトリー、およびディレクトリーのコピーをストレージ・メディアに保管します。最大限の自動化を提供するために、バックアップは定義されたポリシーに基づいて、集中的にスケジュールできます。クライアント・ファイル・システムを定期的にバックアップするため、コピーを迅速に蓄積できます。 Tivoli Storage Manager は自動的にバックアップ・バージョンを追跡し、最新でなくなると削除します。

Tivoli Storage Manager は、次の 2 つのタイプのバックアップを提供します。

バックアップ機能を使用して、バックアップ / アーカイブ・クライアントは以下を行なうことができます。

リストア

リストアは、ファイル、サブディレクトリー、およびディレクトリーのバックアップ・コピーを識別して、それらをクライアント・ファイル・システムに戻します。リストア機能を使用してバックアップ / アーカイブ・クライアントは以下を行なうことができます。

アーカイブ

アーカイブは、ファイル、サブディレクトリー、およびディレクトリーのコピーを長期保管用に保管します。たとえば、一部の病院関係記録、監査報告書、および法律関係記録などは長期保管を必要とします。アーカイブ機能を使用して、バックアップ / アーカイブ・クライアントは以下を行なうことができます。

リトリーブ

リトリーブは、アーカイブ・ファイル、サブディレクトリー、およびディレクトリーを識別して、そのデータをクライアント・ワークステーションに戻します。リトリーブ機能を使用して、バックアップ / アーカイブ・クライアントは以下を行なうことができます。

マイグレーション

マイグレーションは、大きいファイル、ほとんど使われないファイル、あるいは古くなったファイルをワークステーションおよびファイル・サーバーからサーバー・ストレージへ移動することによって、ワークステーションおよびファイル・サーバー上のストレージ・スペースを解放します。管理者がファイルをマイグレーションするポリシーを設定できるのは、ファイルの有効なバックアップが Tivoli Storage Manager サーバー・ストレージに存在する時だけです。これによって、元のコピーが損傷した場合にマイグレーションしたデータを回復できます。

ユーザーは、 HSM クライアント・ファイル・システムの容量しきい値を定義できます。しきい値に達すると、クライアント・ファイルは自動的にクライアント・ストレージからサーバー・ストレージに移動されます。

Tivoli Storage Manager は次の 3 つタイプのマイグレーションを HSM クライアントに提供します。

再呼び出し

HSM 機能は、ファイルが参照されると自動的にそのファイルを HSM クライアントに呼び戻します。

Tivoli Storage Manager は次の 2 つのタイプの再呼び出しを提供します。

サーバー階層ストレージ管理

サーバー・ストレージはストレージ・プールから構成されます。ストレージ・プールはストレージ・ボリュームの名前が付いたセットであり、クライアント・ファイルの宛先として使用されます。 Tivoli Storage Manager は次の 3 つの省略時ストレージ・プールをディスクに提供します。

ストレージ・プールは階層構造にできます。サーバー階層ストレージ管理は、クライアント・ファイルを高価なメディア (ディスクなど) のストレージ・プールから安価なメディア (テープなど) のストレージ・プールへマイグレーションすることによって、サーバー・ストレージを最適化します。マイグレーションの開始および停止は、管理者が各ストレージ・プールごとに設定する高しきい値と低しきい値に基づいて行なわれます。マイグレーションはすべてのクライアント・ファイル (バックアップ、アーカイブ、およびクライアント HSM) に適用されます。

ヒント: 使用する Tivoli Storage Manager の装置を構成する時には、ストレージ・プールをその装置と関連づける必要があります。

しきい値に基づいたマイグレーションの例については、ここASHHX903.GIFをクリックしてください。


 
 
 
 
 

自動化

Tivoli Storage Manager 管理者は、日常の多くのストレージ管理タスクを自動化することによって生産性を向上できます。


 
 
 

ポリシー制御バックアップ・オプション


 
 
 

スケジューリングの例


 
 
 
 
 

管理

管理機能は、 Tivoli Storage Manager の日常のモニター、管理、およびアカウントのサポートを Tivoli Storage Manager 管理者に提供します。


 
 
 
 
 

セキュリティー

セキュリティー機能は、 Tivoli Storage Manager 管理のデータ、ストレージ、ポリシー定義、および管理コマンドに対する無許可アクセスを防止します。 これらのセキュリティー・オプションによって、セキュリティー管理者はこれらの資源をアクセスする担当者の制限または範囲を制御できます。


 
 
 
 
 

Tivoli Disaster Recovery Manager

災害時回復機能は、重要な業務アプリケーション、データ、およびレコードの包括的なバックアップおよび回復プロシージャーを実行して管理者を助けます。

Tivoli Storage Manager データベースにはクライアント・ファイルについての情報が入っています。 データベースの可用性はミラーリングによって向上しますが、サイト規模の災害が起こると、ミラーリングされたコピーも損傷または使用不可になる可能性があります。