ストレージ・プールを変更するには、次のフィールドをすべて入力してから「完了」をクリックします。このタスクを終 了するには、「取消」をクリックします。
ストレージ・プールの記述を入力します。 この説明の最大長は 255 文字です。
クライアント・ノードおよびサーバー・プロセス (マイグレーションおよびレクラメーションなど) でストレージ・プール中のファイルにどのようにアクセスできるかを指定します。
Readwrite | クライアント・ノードとサーバー・プロセスが両方とも、ストレージ・プール内のボリュームに保管されたファイルの読み取りと書き込みができることを指定します。 |
Readonly | クライアント・ノードは、このストレージ・プール内のボリュームからファイルの読み取りのみを行うことができます。サーバー・プロセスでは、このストレージ・プールのボ リューム内でファイルを移動できますが、新規のファイルを作成することはできま せん。 |
Unavailable | クライアント・ノードが、このストレージ・プール 内のボリュームに保管されているファイルにアクセスできないことを指定します。 サーバー・プロセスは、このストレージ・プールのボリューム内でファイルを移動できますが、新規のファイルを作成することはできません。また、サーバー・プロセスでは、このストレージ・プールから別のストレージ・プ ールにファイルを移動またはコピーすることもできます。 |
クライアント・ノードとのセッション時にストレージ・プール中に保管されるファイルの最大物理サイズを入力します。 数値 (1 〜 999999) の後にスケール因数を付けて入力するか、あるいは NOLIMIT を入力します。スケール因数とその意味は次の通りです。
K | キロバイト |
M | メガバイト |
G | ギガバイト |
T | テラバイト |
例えば、5G を入力して、最大ファイル・サイズを 5 ギガバイトに設定します。
注: NETAPPDUMP または CELERRADUMP データ・フォーマットを使用するストレージ・プールでは、このパラメーターは使用できません。
サーバーがファイルをマイグレーションできる宛先の 1 次ストレージ・プールを選択します。ストレージ階層から既存のスト レージ・プールを除去するには、この値に 2 つの単一引用符 ('') を使用してヌル ・ストリングを指定してください。
注: NETAPPDUMP または CELERRADUMP データ・フォーマットを使用するストレージ・プールでは、このパラメーターは使用できません。
サーバーがこのストレージ・プールに対して マイグレーションを開始できる時点を指定するストレージ・プール占有率のパーセントを入力します。
注: NETAPPDUMP または CELERRADUMP データ・フォーマットを使用するストレージ・プールでは、このパラメーターは使用できません。
サーバーがこのストレージ・プールでマイグレーションを停止できる時点を決定するストレージ・プール占有率のパーセントを入力してください。
注: NETAPPDUMP または CELERRADUMP データ・フォーマットを使用するストレージ・プールでは、このパラメーターは使用できません。
サーバーができるだけ少ない数のボリュームに保持しようとするデータは、単一のクライアント・ノードに属するか、あるいは単一のクライアント・ノードのファイル・スペースに属するかを選択します。
Yes | コロケーションが使用可能であることを示します。 サーバーは、1 つのノードのデータを可能な限り少ない数のボリュームに入れよう とします。サーバーは、データをファイル・スペースによって連結しようとしません。 |
No | コロケーションを使用不可能にします。 |
Filespace | クライ アント・ノードのファイル・スペース・レベルでコロケーションが使用可能で あることを指定します。サーバーは、1 つのノードとファイル・スペースのデータを可能な限 り少ないボリュームに入れようとします。ノードに複数のファイル・スペースがある場合、サーバーは 異なる複数のボリューム上にある異なる複数のファイル・スペースにデータを入れ ようとします。 |
ストレージ・プール内のボリューム上でフラグメントされたスペースの レクラメーション をサーバーが開始する時点を指定するボリューム上のレクラメーション可能スペースのパーセント値を入力します。
パーセントは、1 〜 100 とすることができます。
注: NETAPPDUMP または CELERRADUMP データ・フォーマットを使用するストレージ・プールでは、このパラメーターは使用できません。
このストレージ・プールのためにサーバーで要求できるスクラッチ・ボリュームの最大数を入力してください。
ボリュームからすべてのファイルが削除された後、そのボリュームに再書き込 みが実行されるとき、またはそのボリュームがスクラッチ・プールに戻されるとき までに、経過していなければならない日数 (0 〜 9999) を入力します。
レクラメーション処理されるストレージ・プール・ボリュームからデータのターゲットとして別の 1 次プールを選択します。省略時値によって、サーバーはレクラメーション処理されるボリュームから 同じ ストレージ・プール内の他のボリュームにデータを移動します。
ストレージ・プールのライブラリーにあるドライブが 1 つだけの場合には、データをレクラメーション処理中のストレージ・プールを選択したい場合があります。
注: NETAPPDUMP または CELERRADUMP データ・フォーマットを使用するストレージ・プールでは、このパラメーターは使用できません。
ファイルがストレージ・プールからのマイグレーションで適格となる前に、ファイルをストレージ・プール内に留めておく必要がある日数を入力してください。 この日数は、ファイルが最後にストレージ・プールに保管された日付か、あるいはクライアントによってリトリーブされた日付のうちで、どちらか最新の日付からカウントされます。
注: NETAPPDUMP または CELERRADUMP データ・フォーマットを使用するストレージ・プールでは、このパラメーターは使用できません。
マイグレーション遅延時間を満たさないファイルをサーバーがマイグレーションできるようにするかどうかを選択します。
ファイルが最小日数の間ストレージ・プールに残るように要求することが可能なため、サーバーが次のストレージ・プールに適格なファイルのすべてをマイグレーションしても、マイグレーション停止しきい値 (低しきい値) が満たされない場合があります。「Yes」または「No」を選択することで、マイグレーション遅延時間を満たしていないファイルのマイグレーションの続行がサーバーに許可されるかどうかを決定します。
Yes | マイグレーション停止しきい値 (低しきい値) を満たす必要があっても、マイグレーション遅延時間を満たさないファイルのマイグレーションをサーバーで続行できるようにするかどうかを指定します。 |
No | サーバーは、マイグレーション停止しきい値 (低しきい値) に達する前であっても、マイグレーションに適格なファイルがなくなったときに、マイグレーションを停止します。サーバーは、ファイルがマイグレーション遅延時間を満たしていない限り、ファイルをマイグレーションしません。 |
注: NETAPPDUMP または CELERRADUMP データ・フォーマットを使用するストレージ・プールでは、このパラメーターは使用できません。
クライアント・バックアップ、アーカイブ、または HSM 保管のときに、1 次ストレージ・プールに保管されているファイルのコピーがリストされたすべてのコピー・ストレージ・プールにも同時に書き込まれるようなコピー・ストレージ・プールの名前を入力します。 最大 10 のコピー・プール名を指定することができます。 このオプションは、NATIVE または NONBLOCK データ・フォーマットを使用する 1 次ストレージ・プールのみに制限されています。このフィールドを使用する時には、同時に「エラー時にコピーを続行」フィールドも使用してください。 追加情報については、「エラー時にコピーを続行?」の説明を参照してください。
注: 「コピー・ストレージ・プール」オプションによって提供される機能は、「バックアップ・ストレージ・プール」機能を置き換えることを意図したものではありません。 また、「コピー・ストレージ・プール」オプションを使用する場合は、すべてのコピーが BACKUP STGPOOL コマンドの呼び出しで実行されることを確認する必要もあります。 コピーが行われない場合があり、その詳細について、「エラー時にコピーを続行」パラメーターの説明を参照してください。
コピー・ストレージ・プール入力フィールドにリストされたコピー・プールに対して、コピー・ストレージ・プール書き込み障害時のサーバーの反応を選択します。 省略時値は Yes です。このフィールドを選択する時には、既存の「コピー・ストレージ・プール」リストが必要であるか、あるいは「コピー・ストレージ・プール」フィールドを使用してリストを作成しなければなりません。
Yes | サーバーは、書き込み障害時には、その特定のクライアント・セッションが活動状態である間、障害のあるコピー・ストレージ・プールをそれ以降の書き込みから除外します。 すなわち、そのクライアント・セッションが活動状態である間は、障害のあるコピー・ストレージ・プールをそれ以降の書き込みに組み込みません。 障害のあるコピー・ストレージ・プールへの同時書き込みは、このクライアント・セッションが終了して、新規セッションが開始した後で再開されます。 したがって、別のノードに対して障害があっても、他のノードが障害のあるコピー・ストレージ・プールへの書き込みを試みる可能性があります。 |
No | 書き込み障害の間、サーバーは、1 次ストレージ・プールへの書き込みを含め、トランザクション全体を失敗とします。 1 次ストレージ・プールに対するそれ以降の書き込みには、リスト中のすべてのコピー・ストレージ・プールが組み込まれます。 障害のあるコピー・ストレージ・プールが回復されていない場合は、これはおそらくトランザクションの失敗となります。 トランザクションの例として、単一バックアップ操作やアーカイブ操作があります。 |
サーバーで監査ボリューム処理が行われるときに、巡回冗長検査 (CRC) でストレージ・プール・データが妥当性検査されるかどうかを指定します。 このパラメーターはオプションです。 CRC データ妥当性検査を「YES」に設定して、ボリューム監査処理をスケジュールすることによって、ストレージ階層に保管したデータの保全性を継続して保持することができます。 省略時値は NO です。
Yes | ストレージ・プール・データを妥当性検査するために監査ボリューム処理を行えるように、CRC 情報を含むデータが保管されることを指定します。 |
No | CRC 情報なしでデータが保管されることを指定します。 |
ストレージ・プールのオーバーフロー位置を入力してください。 これは、自動化ライブラリーに関連したストレージ・プールにのみ適用されます。最大長は 255 文字です。
注: NETAPPDUMP または CELERRADUMP データ・フォーマットを使用するストレージ・プールでは、このパラメーターは使用できません。