ライセンスの登録

新規ライセンスを Tivoli Storage Manager サーバーに登録するには、以下のフィールドを完成させてから、完了をクリックします。このタスクを終了するには、取消をクリックします。 ライセンスは登録証明書ファイルと呼ばれるファイルに保管されます。登録されると、ライセンスは、サーバーが始動された現行ディレクトリーの NODELOCK という名前のファイルに保管されます。  nodelock ファイルには、登録する各ライセンス・ファイルの項目が入っています。 

ライセンス許可コードの直前に数値を入力することによって、登録したいライセンス・ファイルの数を指定できます。たとえば、10mgsyslan.lic と入力できます。必ず、登録されたライセンスの合計数を指定してください。これは、登録済みライセンスの量を変更するために使用される場合もあるからです。たとえば、10 個の登録済みライセンスがあり、20 を登録する必要がある場合には、20mgsyslan.lic と入力します。

ライセンス・ファイル

登録するライセンスが入っている登録証書ファイルの名前を入力してください。この指定では、ファイル名にワイルドカード (*) を使用できます。注: ファイル名では、大文字と小文字が区別されます

例: すべてのファイルを登録するには、*.lic と入力します。

次の登録証明書ファイルを入力すると、ライセンス保護された機能を取得してライセンスを登録することができます。

mgsyslan.lic データを LAN 経由でストレージ間で移動する管理下のシステム (クライアント) のライセンス。
mgsyssan.lic Tivoli Space Manager を使用する各システムのライセンス。 共用メモリー以外の通信プロトコルを使用する場合には、LAN 管理システム・ライセンスが必要です。
spacemgr.lic Tivoli Space Manager を使用する各システムのライセンス。 共用メモリー以外の通信プロトコルを使用する場合には、LAN 管理システム・ライセンスが必要です。
domino.lic Tivoli Data Protection for Lotus Domino。 共用メモリー以外の通信プロトコルを使用する場合には、LAN 管理システム・ライセンスが必要です。
drm.lic Tivoli Disaster Recovery Manager (これにはサーバー間のデータベースの仮想ボリュームとストレージ・プールのバックアップが含まれます)。ソース・サーバーでは必要であり、ターゲット・サーバーでは不要です。

注:
Tivoli Disaster Recovery Manager の機能は、Tivoli Storage Manager for Linux では完全にはサポートされません。drm.lic を登録した場合は、データベースのサーバー間仮想ボリュームおよびストレージ・プールのバックアップがサポートされます。Tivoli Storage Manager for Linux では、災害時回復計画、データベース・バックアップの自動期限切れ、およびオフサイト・メディア管理はサポートされません。

ess.lic Tivoli Data Protection for ESS。 共用メモリー以外の通信プロトコルを使用する場合には、LAN 管理システム・ライセンスが必要です。
essr3.lic Tivoli Data Protection for ESS R/3。 共用メモリー以外の通信プロトコルを使用する場合には、LAN 管理システム・ライセンスが必要です。
emcsymm.lic Tivoli Data Protection for EMC Symmetrix。 共用メモリー以外の通信プロトコルを使用する場合には、LAN 管理システム・ライセンスが必要です。
emcsymr3.lic Tivoli Data Protection for EMC Symmetrix R/3。 共用メモリー以外の通信プロトコルを使用する場合には、LAN 管理システム・ライセンスが必要です。
informix.lic Tivoli Data Protection for Informix。 共用メモリー以外の通信プロトコルを使用する場合には、LAN 管理システム・ライセンスが必要です。
lnotes.lic Tivoli Data Protection for Lotus Notes。 共用メモリー以外の通信プロトコルを使用する場合には、LAN 管理システム・ライセンスが必要です。
mssql.lic Tivoli Data Protection for MS SQL。 共用メモリー以外の通信プロトコルを使用する場合には、LAN 管理システム・ライセンスが必要です。
msexch.lic Tivoli Data Protection for MS Exchange。 共用メモリー以外の通信プロトコルを使用する場合には、LAN 管理システム・ライセンスが必要です。
oracle.lic Tivoli Data Protection for Oracle。 共用メモリー以外の通信プロトコルを使用する場合には、LAN 管理システム・ライセンスが必要です。
r3.lic Tivoli Data Protection for R/3。共用メモリー以外の通信プロトコルを使用する場合には、LAN 管理システム・ライセンスが必要です。
libshare.lic テープ・ライブラリー共用機能のライセンス。これは、ライブラリー管理を含む共用ライブラリーをアクセスできる Tivoli Storage Manager サーバー上で必要です。
library.lic  管理下のライブラリーのライセンス。 Tivoli Storage Manager は、Tivoli Storage Manager サーバーが管理する拡張装置カテゴリーの各ライブラリーに対してこのライセンスが必要です。