QIC 装置クラスの定義

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装置クラス名

定義する装置クラスの名前を入力します。装置クラス名の最大長は 30文字です。

記録形式

1/4 インチ・カートリッジ (QIC) メディアにデータを書き込む時に使用される記録形式を選択します。

注: この形式では、テープ装置のハードウェア圧縮機能を使用します。圧縮の効果によって、実際の容量はリストされた値より大きくなる可能性があります。

Format 見積容量 Description
ドライブ ドライブ容量によって決定される サーバーは、ボリュームがマウントされているドライブでサポートできる最高の形式を選択します。

同じライブラリー内で装置を混合して使用する時には、DRIVE 値を指定しないようにしてください。

たとえば、他のドライブより高位の記録形式をサポートする特定のドライブを含むライブラリーでは、このオプションは使用しないでください。

QIC120 26.0MB - 172.0MB 120 QIC 形式で、メディアによって異なる

DC600XTD 、DC6150 、DC6320 、および DC6525 の使用

QIC150 31.0MB - 207.0MB 150 QIC 形式で、メディアによって異なる

DC600XTD 、DC6150 、DC6320 、および DC6525 の使用

QIC525 65.0MB - 427.0MB 525 QIC 形式で、メディアによって異なる

DC6320 および DC6525 の使用

QIC1000 169.0MB - 1.1GB 1000 QIC 形式で、メディアによって異なる

DC9100 および DC9120XL の使用

QIC2GB 2.0GB 圧縮解除 2000 QIC 形式

DC9100 および DC9120XL の使用

QIC2GBC 注の参照

4.0GB

圧縮 2000 QIC 形式
QIC4GB 4.0GB 圧縮解除 4000 QIC 形式
QIC4GBC 注の参照

8.0GB

圧縮 4000 QIC 形式
QIC12GB 12.0GB 圧縮解除 12000 QIC 形式、343 メートル・テープの使用
QIC12GBC 注の参照

24.0GB

圧縮 12000 QIC 形式、343 メートル・テープの使用
QIC5010 13.0GB - 16.0GB 圧縮解除 5010 QIC 形式で、メディアによって異なる
QIC5010C 上記の注を参照してください。

26.0GB - 32.0GB

圧縮 5010 QIC 形式で、メディアによって異なる
QIC20GB 20.0GB 圧縮解除 20000 QIC 形式
QIC20GBC 上記の注を参照してください。

40.0GB

圧縮 20000 QIC 形式
QIC25GB 25.0GB 圧縮解除 25000 QIC 形式
QIC25GBC 上記の注を参照してください。

50.0GB

圧縮 25000 QIC 形式
QIC30GB 30.0GB 圧縮解除 30000 QIC 形式
QIC30GBC 上記の注を参照してください。

60.0GB

圧縮 30000 QIC 形式
QIC50GB 50.0GB 圧縮解除 50GB QIC 形式、Tandberg SLR100 ドライブに特有のもの
QIC50GBC 上記の注を参照してください。

100.0GB

圧縮 50GBC QIC 形式、Tandberg SLR100 ドライブに特有のもの

ライブラリー名

この装置クラスで使用される QIC 磁気テープ装置が入っているライブラリーの名前を選択します。

マウント数の限界

該当の装置クラスで同時にマウントできる順次アクセス・ボリュームの最大数を入力します。省略時値は Drives です。

使用可能な値は次の通りです。

Drives サーバーが、ライブラリーで定義されてオンラインになっているドライブ数に基づいて、マウント数の限界を判別することを指定します。
number 並行使用されるドライブの最大数を指定します。この値は 0 〜 256 の任意の数値にできます。

この値は、ライブラリーで定義されてオンラインになっているドライブの数を超えることはできません。

外部ライブラリーの場合には、そのライブラリーのドライブの数を指定してください。

0 0 の値は、新しいトランザクションがストレージ・プールをアクセスできないようにします。

マウント保持期間

使用されていない順次アクセス・ボリュームを取り外す前に保持する時間を分単位で入力します。

テープ・ボリューム接頭部

サーバーが順次アクセス・メディア・ラベルに書き込むファイル名の高水準修飾子を入力します。この装置クラスに割り当てられた各ボリュームでは、サーバーはこの接頭部を使用して データ・セット 名を作成します。

例 : AB.CD2.E

見積容量

この装置クラスで類別されたボリュームの見積容量を入力してください。

ドライブがデータ圧縮を実行しない限り、あるいは非標準サイズのボリュームをもたない限り、見積容量を指定する必要はありません。

この値は、後に次の単位の1つが続いた整数でなければなりません。

K キロバイト
M メガバイト
G ギガバイト

省略時の見積容量の詳細については、記録形式 の見出しを参照してください。

マウント待機期間

ボリュームがマニュアル・ライブラリーにマウントされるまで待機する最長時間を分数で入力してください。