ドライブの更新
ドライブを更新するには、次のフィールドを完全なものにしてから「完了」をクリックし、このタスクを終了するには、「取消」をクリックします。
装置
ドライブに対応する装置の名前を入力します。このパラメーターは必須です。
- 3480、3490、および 3590 磁気テープ装置の場合、/dev/rmt/Xst (X はドライブの数) の形式で名前を指定します。
- 4mm、8mm、DLT、および QIC 磁気テープ装置の場合、dev/rmt/Xmt (X はドライブの数) の形式で装置名を指定します。装置名を /dev/rmt/Xst の形式では入力しないでください。
- 光ディスク装置の場合、dev/rmt/Xop (X はドライブの数) の形式で装置名を指定します。
- 装置名が非 Tivoli Storage Manager 装置名 (Tivoli Storage Manager/IBM 磁気テープ 装置ドライバーによって制御されない) である場合には、次を事前注意として実行して Tivoli Storage Manager がこのドライブを一般テープ・タイプ装置として使用できるかどうかを調べてください。
- ドライブにブランク・テープまたは未使用テープを挿入してください。挿入したテープが書き込み禁止になっていないことを確認してください。
- ユーザー・ルートとしての Solaris (Tivoli Storage Manager ではない) コマンド・プロンプトで、 Solaris コマンド /usr/bin/dd if=/usr/bindd of={Device Name} obs=80 を出してください。ここで {Device Name} は Tivoli Storage Manager の「ドライブの定義」コマンドの "devicename" と同じです。
- "dd" コマンドから入出力エラーを受け取った場合には、これは Solaris がドライブを使用できないことを意味します。したがって、 Tivoli Storage Manager もドライブを使用できない場合があります。
- テープを排出してください。
要素
ドライブの要素アドレスを入力してください。
- 要素アドレスは、自動ライブラリー内におけるドライブの物理的な位置を示す番号です。 Tivoli Storage Managerには、ドライブの物理的位置をドライブの SCSIアドレスに接続するためにこのアドレスを必要とします。
- このパラメーターは、複数のドライブをサポートする SCSI ライブラリーのドライブでは必須であり、 1 つのドライブしかサポートしない SCSI ライブラリーでは任意選択です。
- このパラメーターは、 SCSI ライブラリーのドライブにだけ有効です。
装置オンライン
オプションを選択します。
Yes |
特定のドライブがオンラインになることを指定します。省略時値は Yes です。 |
No |
特定のドライブがオンラインにならないことを指定します。 |
クリーニング頻度
選択したドライブに設定したいクリーニングの頻度値を入力します。省略時値は None です。
使用可能な値は次の通りです。
None |
Tivoli Storage Manager が装置クリーニングの必要性を記録しないことを示します。一部のライブラリーは独自の自動クリーニングを備えています。 |
Asneeded |
ドライブのクリーニングが必要であることが示されたときに、クリーナー・カートリッジをチェックインして、ドライブのクリーニングが行なわれることを示します。 |
Gigabytes |
1 〜 9999 の値をギガバイト単位で指定します。これは、ドライブのクリーニングが行なわれる前に処理されるデータの量を示します。ドライブのクリーニングは、クリーナー・カートリッジのチェックインによって行なわれます。ドライブのクリーニングは、ドライブがクリーニングの必要性を示したときにも行なわれます。 |