admin/ 以下の著者管理画面から、 いくつかの著者管理ツールを起動することができます。
著者管理を有効にするためには、 diary_dir*/conf/ にある以下の二つのファイルを設定します。
著者が利用するブラウザが保持するクッキーの内、 TDSが発行した ID を一行に一個ずつ記述します。 IDは TsDiary.cgi?command=show_id を実行すれば得らえます。
インストール時、 あるいは mkpasswd.pl を実行して得られた暗号化パスワードを記述します。
web diary dirで、 perl mkpasswd.pl あるいは、 make password とし、 プロンプトに従ってパスワードを設定します。
% perl mkpasswd.pl old password [] >hoge new password [] >HoGe retype password [] >HoGe wrote to /home/foo/diary/conf/.passwd.
diary_dir*/conf/.passwd に crypt したパスワードが保存されます。
環境によっては入力したパスワードが見えてしまうので、 周囲に人がいない状況で行って下さい。
web_diary_dir*/admin/ にて、 web 上で著者管理を行うためのツールが起動できます。 ただし CGI が使用できないと駄目です。
admin/customizer.cgi
customize.ph を編集します。 perl script を cgi 経由で出力するため、 安全性の問題があります。 そのため標準では実行できないようにしてあります。 エスケープなどにより任意コード実行対策はしてありますが、 抜け道がないとも限りません。 その危険性を承知の上で利用するには、 事前に customize.ph にて $TDS::Customizer::CGI::Enable = 1; とするか、 あるいは perl customizer.pl で admin -> customizer.cgi enable をyes にしてください。
また、customizer.cgi では、 パス設定に関するいくつかの項目が設定できません。
admin/skelton_editor.cgi
各種スケルトンファイルを編集します。
web上で日記、データファイルの更新をすることができます。
admin/ をブラウザで開くと、それぞれにリンクが張って有りますので、 それに従って下さい。
CGIが所有者権限で動く*なら直接ファイルに書き込み、そうでなければ mail2tdf を利用します。 後者の場合は、mail2tdf の設定を済ませて下さい。 また submit してもすぐに反映されない可能性もあります。
web_diary_dir*/log/tdf_editor.log にログが記録されますので、確認して下さい。
TsDiary.cgi?command=show_id
読者IDと訪問回数を表示します。
admin/expire_cache.cgi
日記へのアクセスを解析します。 CGIが使えなければなりません。
ID追跡もできます。
日記、各種データファイルを、メールで更新することができます。
contrib/mail2tdf/ にて、
% sh configure && make && make install
を実行してください。 そうすると、環境に合わせた mail2tdf.pl が webdir に、 .forward のサンプル(dot.forward)が ホームディレクトリにコピーされます。
$TDS::IdentInfo::MailAddress 以外のアドレスからの tdf メールを受け取るには、 customize.pl にて System -> Additional acceptable mailaddress に そのアドレスを記述してください。 ここに記述していないアドレスからのメールは受け付けません。
dot.forward を参考に~/.forward を記述します。
\foo, "|/usr/local/bin/perl /home/foo/www/diary/mail2tdf.pl"
.forward を書換えたら、 テストメールを自分宛てに出すなど、 十分に確認を行って下さい。 エラーメールが大量に発生する危険性があります。
Subject: に [mail2tdf] と指定し、本文に、
PASSWORD your_passwd DATE 1999 08 21 (空行) 今日は暑いよぉ
などとします。 DATEを省略すると、 サーバがメールを受けとった日と見做します。
デフォルトでは、該当日記ソース*に追加しますが、
Subject: に [mail2tdf]REPLACE とすると置き換え、 [mail2tdf]DELETE とすると削除します。
Subect: に [mail2todo] とすると TODO リストを更新することができます。 他にも、
を更新できます。
本文は、[mail2schedule] なら、
PASSWORD your_passwd (空行) 1999/09/21 正式版リリース
[mail2authorid] なら、
PASSWORD your_passwd (空行) _foo.bar.com_....
などとします。
メール本文に生パスワードを記述することになりますので、 運用には十分注意してください。
Subject: に [mail2***]REPLACE、[mail2***]DELETE とすると、置き換え、削除ができます。
web_diary_dir*/log/mail2tdf.log にログが記録されますので、確認して下さい。