Rational Suite® リリース ノート
バージョン 2003.06.10
G126-5411-00
800-026297-000
Copyright © 2003 Rational Software Corporation.All Rights Reserved.
このリリース ノート (「本著作物」) は、アメリカ合衆国その他の国々の著作権法及び種々の条約により保護されています。Rational Software Corporation の文書による事前の同意を得ることなく本著作物を複製し又は頒布することは、禁じられています。
Rational 著作権の完全なリストは、Rational Suite と一緒に
C:\Program Files\Rational\ja\doc\legal_information.html に自動的にインストールされます。このほか、Rational 著作権は、Rational Solutions for Windows CD-ROM の ja\doc\legal_information.html にも記載されています。
適用範囲
このたびは、Rational Suite® 製品をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。
このリリース ノートでは、サポートされているプラットフォームやこのリリースで判明している問題など、Rational 製品のインストールと使用法に関する重要情報を示します。
このリリース ノートは、以下の Rational Suite 製品を対象にしています。
- Rational Suite Enterprise
- Rational Suite AnalystStudio
- Rational Suite DevelopmentStudio
- Rational Suite DevelopmentStudio - RealTime Edition
- Rational Suite TestStudio
- Rational Team Unifying Platform
Rational Suite のエディション
以下の表に、通常 Rational Suite の各エディションに含まれているツールを示します。v2003.06.10 で日本語にローカライズされたツールは、青い文字で示されています。
個々の製品の詳細については、Rational Solutions for Windows CD-ROM の \doc フォルダに収録されている各製品のリリース ノートを参照してください。これらのリリース ノートは、デフォルトでは C:\Program Files\Rational\ja\doc\ にインストールされます。
このリリースでは、Rational Suite 製品にいくつかの新機能が追加されています。各 Rational Suite エディションの製品のリリース ノートでは、各製品の新機能について説明します。各 Rational Suite 製品のリリース ノートへのリンクについては、 <インストール先のパス>\doc\rs-release-notes.htm を参照してください。このリンクは、Rational Suite 製品のドキュメントのインストールをカスタマイズすると機能しません。主要製品のリリース ノートにアクセスできるこのファイルは、[スタート] メニューから[プログラム] をポイントし、続いて [Rational Software] をポイントし、[全製品の Readme]をクリックすることで表示することもできます。
目次
このリリースの新機能
新機能と変更された機能
製品に関するマニュアル
インストレーション ガイド
ハードウェアとソフトウェアに関する情報
クライアントの要件
サーバーの要件
インストール、アップグレード、ライセンス
インストールの情報
アップグレード
ライセンス
互換性に関する問題
Rational 製品との互換性
サードパーティ製品との互換性
Rational Suite 使用上の制限事項とガイドライン
Rational カスタマ サポートの連絡先
Rational 製品のライセンスに関するサポート
このリリースの新機能
この項では、Rational Suite バージョン 2003.06.10 に含まれる製品とコンポーネントの、新機能と変更された機能について説明します。
メモ : この項の内容には、Rational Suite バージョン 2002.05.20 より後に実装された新機能と変更された機能が含まれています。Rational Suite バージョン 2002.05.20 より前のリリースからアップグレードする場合は、次を参照してください: http://www.rational.com/documentation (英語) 日本語については以下の URL、または技術サポートまでお問い合わせください。http://www.rational.co.jp/supports/ (日本語)
新機能と変更された機能
以下に、Rational Suite バージョン 2003.06.10 の新機能と変更された機能を、製品名またはコンポーネント名のアルファベット順で示します。
インストール
Rational Suite は、次のような新機能を提供する Microsoft Windows インストーラ技術を使用します。
- サイレント インストールのサポート。
- 事前設定のネットワーク リリース領域のサポート。この機能により、個々のサイトのデフォルト設定でクライアント インストールを自動実行できます。
- Suite 全体をアンインストールせずに、Rational 製品を Suite からアンインストールする機能のサポート。
Rational Administrator
Rational Administrator では、以下の機能が新しくサポートされています。
- Rational プロジェクトの移動
UCM を使用できない Rational プロジェクトと関連するすべての成果物を、安全に再配置できます。詳細については、『Rational Suite®管理ガイド』を参照してください。
- 「ビュー」の更新
- Test Datastore Doctor
Rational Administrator は、Windows 98 および Windows ME ではサポートされなくなりました。
Rational Download Manager
Rational Download Manager は、Rational ソフトウェアをより入手しやすくするために設計されたソフトウェア ダウンロード ツールです。次のような機能を持ちます。
- Rational サーバーへの複数の接続を同時に開くことにより、ダウンロードを高速化します。
- 接続を監視し、接続が切断されると自動的に再接続を試みて、中断された箇所からダウンロードを再開します。
- プロキシ サーバー構成をサポートします。
- 数か月先までのダウンロードのスケジューリングをサポートします。
- Windows の起動時には常に実行するように設定できます。
- ダウンロードを一時停止し、再開することができます。最初からやり直す必要はありません。
Rational Download Manager の詳細については、http://www.rational.com/support/downloadcenter/about_dlm.jsp を参照してください。ただし、英語のみでのご利用になります。
Rational ClearCase LT
Rational ClearCase LT バージョン 2003.06.10 では、以下の機能が強化されました。
ClearCase LT
- ベース ClearCase LT と ClearQuest の統合用に異種のユーザー インターフェイスが追加されました。
- 従来の Perl ディストリビューションが、ActiveState v5.6.1 に置き換えられました。
統一変更管理
- 単一ストリーム UCM のサポート: すべての開発者が単一ストリームから操作するプロジェクト向けに設計されました。
- 読み取り専用ストリーム: 付随する下位の ClearCase LT ブランチを持たない、軽量型のストリーム オブジェクトです。このストリームを使用して、簡単なビルド構成を作成したり、構成を自由に変更できる柔軟なワークスペースを作成することができます。読み取り専用ストリームでは、コンポーネントに変更を加えることはできません。
- deliver コマンドやその他の UCM 操作のパフォーマンスが向上しました。
統合
- Visual Studio .NET とのまったく新しい統合により、ClearCase、ClearCase LT、ClearQuest の操作が、直接 VS .NET のシェルに統合されています。これにより、VS .NET シェルの環境内で、Base/UCM プロセスを使用して、障害の問い合わせや登録、バージョン管理操作の実行が可能になりました。
- WebSphere Studio Tool Family 5.0 (Eclipse 2.0) との統合のサポートが更新されました。
- Microsoft PowerPoint、Excel、PowerBuilder 9.0、JBuilder 8.0、Forte for Java 3.0 との統合機能が追加または強化されました。
Rational ClearQuest
Rational ClearQuest には、以下の機能が追加されています。
- インターネット対応テキスト処理機能。Rational ClearQuest クライアント内のすべてのテキスト フィールドで、ハイパーテキスト (http:、file:、ftp: などで始まる文字列) がハイパーリンクとして表示されます。
- Rational E-mail Reader をインストール時にサービスとして起動し、バックグラウンドで動作させることができます。
- ユーザー管理モジュールを単独のアプリケーションとして使用できます。
- Oracle での CLOB のサポート。
- Hook Server に関する UCM の機能強化。
- 埋め込み型データベースとして SQL Anywhere 8.0 を使用できます。
- ClearQuest E-mail Reader は、メールを収集し、データベースにそれを格納するサービスになりました。
- ClearQuest チュートリアルが HTML 形式になりました。
ClearQuest の構成
- 「開始ウィザード」で、ClearQuest/Windows 構成がサポートされます。
- 製品と共に配布される Perl のバージョンが、すべてのプラットフォームで 5.61 にアップグレードされました。下位互換性を保つために、Windows では バージョン 5.001 も配布されています。
ClearQuest データ コード ページの設定
ClearQuest は、ClearQuest データ コード ページを導入しています。この設定は、クライアントが ClearQuest データベースに入力できる文字セットをコード ページに基づいて制御します。この値は、ClearQuest 管理者が明示的に設定する必要があります。設定しない場合、ClearQuest のデフォルトにより、最も制限の多い設定である ASCII 文字のみになります。設定方法の手順や ClearQuest 環境における意味など、ClearQuest データ コード ページについては、『Rational™ ClearQuest® 管理ガイド』の ClearQuest データ コード ページに関する説明を参照してください。
メモ : v2003.06.10 にアップグレードする場合、ClearQuest スキーマ パッケージに関する重要な情報は「アップグレードの項」を参照してください。
Rational Developer Network
Rational Developer Network では、開発チームを専門のオンライン コミュニティへ導き、有益な情報のみならずアイデアとベスト プラクティスの交換の場を提供します。Rational Developer Network 上のコンテンツは、品質と関連性が保たれるように編集されており、使いやすいようにテクノロジ関連のコンテナとプロセス関連のコンテナに分類されています。これらのリソースと Web ベースのトレーニングを活用することで、個々のチーム メンバーが、専門的スキルを磨き、最新のテクノロジを習得することができます。このサイトを使用して以下を行うことができます。
新しい Knowledge Center とコンテンツ
- XDE と PurifyPlus に関する新しい Knowledge Center ができました。これらの Knowledge Center では、各製品の基本的な使用法から、高度な使用法、製品の機能変更に関する情報まで、さまざまな情報を提供しています。
- .NET、J2EE、組み込み型開発、IBM に関する新しい Technology Knowledge Center ができました。これらの Technology Knowledge Center では、各テクノロジに関する問題に Rational ツールをどのように適用すればよいかを説明します。
- Rational Suite バージョン 2002.05.00 のリリースから現在までに、記事、ダウンロード ファイル、Web ベースのトレーニング、ディスカッション フォーラムの数は、約 2 倍に増加しています。
Rational ツール入門用の新しい資料
- ほとんどの Rational ツールの『入門ガイド』が Rational Developer Network で参照できるようになりました。ただし、Rational Developer Network で参照できる資料は、英語のみの利用となります。これらのガイドには、Rational Developer Network、Rational.com、ラショナル ユニバーシティ、Rational サポートから収集した有用な情報が集められています。日本語版については以下の URL、または技術サポートまでお問い合わせください。
http://www.rational.co.jp/supports/ (日本語)- Rational Developer Network で、Web ベースの入門トレーニングの提供を開始しました。これらのトレーニング コースは、各 Rational ツールの基本操作を 1 時間以内に習得できるように工夫されています。入門コースの詳細ついては、Rational Developer Network の「Course Catalog」セクションを参照してください。日本語での入門コースに関する情報は、rational.co.jp の「トレーニング」のセクションを参照してください。
Rational.com のメンバー アカウント情報の統合
Rational の各 Web サイトのメンバー アカウント情報が 1 つに統合されました。今後は、1 つのメンバー ID で以下の両方の Web サイトにアクセスできます。
- 当社の Web サイト: http://www.rational.com
- Rational Developer Network: http://www.rational.net
Rational ProjectConsole
Rational ProjectConsole には、以下の機能が追加されています。
- Rational XDE バージョン 2003.06.10 からメトリクスを収集し、レポートを作成する機能。
- MS Project 2002 からのデータの収集、傾向分析、レポート作成。
- 新たに再設計された成果物ベースのレポート テンプレート。
- TestManager と複数製品間のメトリクス用に設計された、新しい成果物とメトリクスのレポート テンプレート。
- 管理機能の向上。これにより ProjectConsole の管理者に対する以下の利点が提供されます。
- Web サイトの構成に要する時間の短縮化
- メイン ページからナビゲーション ツリーを直接管理
- レポート機能へのアクセスをグループ単位で設定
- ユーザー グループを作成し、各グループに所属するユーザーをまとめて管理
- ナビゲーション ツリー内で、階層的にフォルダを作成し、フォルダをその内容も含めてコピー アンド ペーストが可能
- プロジェクト Web サイトのパーソナル機能。この機能を使用すれば、管理者でないユーザーでも、選択した成果物やメトリクスのレポートを各ユーザー専用のワークスペースにコピーできます。
- マニュアルの記述内容の向上。
Rational QualityArchitect
『Rational QualityArchitect リリース ノート』を参照してください。
Rational RequisitePro と Rational RequisiteWeb
Rational XDE との強化された統合機能
Rational RequisitePro と XDE の統合機能により、XDE のユース ケース モデリングとアプリケーション設計機能を RequisitePro の要求管理機能と統合できます。
XDE の UML ダイアグラムと RequisitePro の Word ドキュメントを統合して、ユース ケースを定義できます。属性と追跡可能性をユース ケースに割り当て、要求の観点からユース ケースを管理します。さらに、RequisitePro の要求を XDE の設計まで追跡し、要求の変更が設計に与える影響を理解することができます。
この統合におけるユース ケース モデリングの機能は、RequisitePro と Rational Rose を統合する統合ユース ケース管理の機能に類似しています。Rose のモデルを XDE のモデルにアップグレードする際、Rose のモデル内のユースケース関連を移行できます。
この統合機能を使用するには、RequisitePro と XDE の両方をシステムにインストールする必要があります。
詳細は、オンライン ヘルプの「Rational RequisitePro と XDE の統合」トピックを参照してください。
RequisitePro と ClearQuest との統合設定の簡素化
RequisitePro と ClearQuest の統合の構成がさらに簡単になりました。ウィザードを使用して設定を行い、構成作業を数分で完了できます。また、ウィザードを使用して既存の統合構成をテスト、修復できます。統合機能により、拡張依頼、障害、そのほかの ClearQuest のレコードを RequisitePro の要求と関連付けられます。
このウィザードは、Rational ソフトウェアの従来のバージョンで使用されていた統合設定用の ASCQISetup.bat ファイルと ASCQISetup.exe ファイルを、新しいものに置換します。既存の統合の設定は、従来どおり ASCQISetup.bat と ASCQISetup.exe を使用して変更することも、RequisitePro と ClearQuest の統合ウィザードを使用して変更することもできます。
デフォルトでインストールされる Oracle と SQL Server 構成に関する参考資料
RequisitePro をインストールすると、以下のファイルが自動的に
<インストール先ドライブ>¥Rational¥RequisitePro¥help ディレクトリにインストールされます。
- Configuring Oracle for RequisitePro (oraclesetup.html)
- Configuring SQL Server for RequisitePro (sqlsetup.html)
RequisiteWeb の構成の簡素化
RequisiteWeb 用の Web サーバーの設定が以下の 5 つの手順に従って、簡単かつ短時間で実行できます。
RequisiteWeb のログイン ページのカスタマイズ オプションを使用して、企業のニーズに対応しています。
RequisiteWeb のドキュメント作成機能
Rational RequisiteWeb では、ドキュメントを作成、変更、削除できます。ドキュメントを作成すると、RequisiteWeb はそのドキュメントをプロジェクト データベースに保存します。RequisiteWeb では、ドキュメントをオフラインで作業し RequisitePro 同様、Microsoft Word で内容を変更できます。
RequisiteWeb の追跡可能性マトリックス
RequisiteWeb に追跡可能性マトリックスが追加され、従来の属性マトリックス ビューと追跡可能性ツリー ビューに加え、このマトリックスを使用しても追跡可能性を管理できるようになりました。追跡可能性マトリックス ビューは、同じまたは異なるタイプの要求間の関係を表示します。このマトリックスを使用して、間接的な関係とサスペクトの関係を確認します。表示された要求をフィルタで処理し、ソートできます。
強化されたプロジェクト テンプレート
RequisitePro で利用可能なプロジェクト テンプレートには、更新された構造属性と要求属性が含まれ、作業に必要な時間の短縮化を実現します。
強化された学習プロジェクト
RequisitePro に含まれているサンプル プロジェクトは、ユース ケース作成法の学習に役立つ強化された例を含んでいます。
Rational Robot
Rational Robot には、以下の機能が追加されています。
Rational Rose
Rational Rose のこのリリースには、以下の新機能と強化機能が追加されています。
- パターン コンテンツの強化。以下のパターンが追加されています。
- ActiveX のサポート
- Ensemble Glider™ for Rational Rose
- Glider は、アプリケーション サーバーに配備する前に、J2EETM アプリケーションをコーディング、コンパイル、デバッグすることを可能にするツールです。ビジネス論理の記述とテスティングに注力することが可能になるため、フル機能のアプリケーション サーバーでの開発に付随するオーバーヘッドを取り除くことができます。http://www.ensemble-systems.com/gliderforrose.html から 30 日評価版がダウンロードできます。
- J2EE 配置
- Web Logic、Web Sphere、Sun Reference 実装への配置に加え、J2EE の配置ツールを拡張して Borland Enterprise 4.5、5.1 のサーバーへの配置を行えるようになりました。
- Rose J / CM 統合
- Model Integrator 出力ファイル (ログに記録された競合)
- IDE リンク サポートに対する強化
- JDK 1.4 フレームワークの追加
- CORBA アクションに対する更新
- Visual C++ アドインの制限付き .NET 7.0 サポートの導入 (これは仮の機能です)
- Rose Visual C++ アドイン ユーザーが Microsoft Visual Studio .NET IDE にロードしたプロジェクトにアクセスできるようにします。
- 新しい Visual C++ 7.0 コンパイラにアップグレードすることを決めているが、VC6 と互換性のあるコードを引き続き開発する必要がある Visual C++ 6.0 開発者をサポートします。
- Data Modeler アドインに対する強化
- データベース制限に合わせて、(レジストリ設定を行うことによって) Rose Data Modeler で名前の長さを定義する機能が追加されました。
- テーブル仕様を開く際のパフォーマンスが強化されました。
- テーブルを削除する際のパフォーマンス強化
- Oracle 9i サポートが追加されました。
- デフォルト言語を Rose メイン ウィンドウで簡単に変更するための機能
- コア Rose の強化
- Rose J アドインの強化
- Rose J Model Closure Autoload Feature
Rose J Model Closure Autoload Feature は、フォワード エンジニアリングとリバース エンジニアリングを成功させるために必要な正しいモデル クロージャの決定を自動的に支援します。この機能を使用して、Rose によって必要なユニットが確実にロードされるようにします。- 強化された Rose J 基本データ型のサポート
Rose J 基本データ型をモデルで保存できるようようになったため、チームまたは組織間で共有することができます。Rose J のコンテキスト メニューには、クラス図とブラウザが追加されたので、基本データ型リストへの追加を迅速に行うことができます。- Rose VC++ アドインの強化
- IDE でのソース ファイルの自動更新
この機能を有効にすることで (デフォルトでは無効になっています)、IDE で既に開かれているファイルを、ダイアログを再ロードすることなしに IDE から直接修正することができます。- Rose Data Modeler の強化
- データ モデル - オブジェクト モデル比較ウィザード
Rose Data Modeler では、データ モデルと変換されたオブジェクト モデル間の比較がサポートされました。- 変換時の同期オプション
変換中のデータ モデルとオブジェクト モデル間の同期。- 強化された DDL 要素の生成順序
Rose Data Modeler は、DDL コマンドをテーブルではなく、コマンド タイプ別に整理して生成します。- IBM DB2 OS390 Version 7 に対するラウンド トリップ エンジニアリング サポートの制限
Rose Data Modeler では、Database Type IBM DB2 OS390 version 7 の 特定の DDL 文に対して DDL ラウンド トリップ エンジニアリングがサポートされました。詳細は、Rose 2003.06.01 リリース ノートを参照してください。- IBM DB2 OS390 の DDL の生成における制限の強化
ユニーク制約と主キー制約が、CREATE TABLE 文と一緒に最初に生成されるのではなく、CREATE INDEX 文の直ぐ後に ALTER TABLE 文として生成されます。詳細については、Rational Solutions for Windows CD-ROM に収録されている Rose のリリース ノートを参照してください。
Rational Rose RealTime Edition
Rational Rose RealTime Edition には、以下の機能が追加されています。
- UML アクティビティ図のサポート
アクティビティ図を Rose RealTime 内で作成することができます。
- Rose との互換性の向上
Rose モデルのインポート機能が改良され、Classic C++ Rose モデルに関連付けられた C++ コードをインポートできるようになりました。シーケンス図やアクティビティ図などのすべての Rose モデル成果物が、Rose RealTime で維持、表示されます。2 つのツール間で図のフォーマットが異なっているため、図によっては Rose RealTime と Rose とで異なって表示される場合もありますが、図の情報は維持されます。Rose RealTime では、2002 以降のバージョンの Rose からは、Rose98 フォーマットに変換せずにモデルをインポートできます。
- ユーザー インターフェイスの強化
検索エンジンが改良され、より簡単にアクセスできるようになりました。また、より多くの場所からより多くの検索結果を得られるようになりました。状態図とシーケンス図でのコピー アンド ペースト機能が改良されました。ユーザー定義のステレオタイプのサポートが向上し、新しいステレオタイプが追加されました。 ユーザー インターフェイスの機能強化によって、ワークフローが効率化され、移動の操作性が向上します。
- ターゲット プラットフォームと IDE のサポート強化
ターゲット プラットフォームと IDE に対するさまざまなサポートが追加、更新されました。これには、Wind River Tornado 2.2、オペレーティング システムなしの C と C++ の環境が含まれます。ソース デバッグ統合機能は、UML デバッグ機能とは独立して動作するようになり、また動作ブレークポイントのサポートが追加されています。
- 構成管理統合機能の強化、モデルのロード処理の高速化
新しいバックグラウンド同期機能、モデルのロード処理とツールセットのシャットダウン処理の高速化により、大規模プロジェクトの開発作業の効率が向上します。また、Model Integrator は、ClearCase と共に使用できるようになり、UML モデル内でのコードとテキストをマージできるようになりました。
- コード生成機能の向上
Rose RealTime のコード生成機能が拡張され、より広範囲のターゲット アプリケーションをサポートするようになりました。このバージョンの Rose RealTime は、C++ パラメータ化クラスからのテンプレート コードの生成、C/C++ クラスに対する状態マシン コードの生成、スタンドアロンの C/C++ ライブラリの生成、非カプセル ベースのスタンドアロン実行可能ファイルの生成、C++ 例外宣言、C/C++ 属性に対する複数行の初期データとヘッダー / 実装の前文 / 終了の仕様をサポートしています。
- 更新されたプラットフォームへの対応
Rose RealTime は、Sun Solaris 9 で動作可能になりました。
- インストール作業の向上
インストール手順が簡単になり、付属の製品を Rose RealTime と共にインストールできるようになりました。
Rational SoDA for Word
Rational SoDA for Word には、以下の機能が追加されています。
- MS Project 2002 と利用可能な場合に限り Rational XDE (バージョン 2003.06.10、Rational XDE Tester を除く) 上でのレポート作成。
- ドメインに関するヘルプ。ドメイン情報は、SoDA のヘルプ システムから削除されました。各ドメインについては、それぞれの PDF ファイルに記述されています。各ドメインの PDF ファイルは、[SoDA] メニューから参照できます。[SoDA] メニューの [Help on Domains] をクリックし、特定のドメインをクリックします。
- [SoDA] メニューの新しい [Refresh] コマンドは、SoDA を開いてからの主要製品に対する動的なスキーマ変更を再ロードします。
Rational Suite
チュートリアル
Rational Suite チュートリアルを参照するには 2 つの方法があります。1 つ目の方法は、[スタート]、[プログラム]、[Rational Software] の順にポイントし、[Rational Suite チュートリアルのダウンロード] をクリックします。2 つ目の方法は、直接 http://www.rational.com/documentation にアクセスします (ただし、英語のみのご利用となります)。
Rational SiteCheck、Rational TeamTest、Rational TestFactory
『Rational Testing Product Release Notes』を参照してください。
Rational TestManager
Rational TestManager には、以下の機能が追加されています。
Test Datastore Doctor
現行のデータベース ユーティリティに対する、ウィザード形式による GUI フロントエンドです。このウィザードは、Rational Administrator から起動します。
ManualTest
- 以下の機能が更新されています。
- ManualTest の動作中は、Manual Step または VP の説明の先頭 64 文字がログに書き込まれるようになりました。
- Result Details: ManualTest Execution Grid の [Comments] 列は、[Result Details] という名前に変更されました。
- 以下の新機能が追加されています。
- Expected Results: Step や VP の予想される結果がよりわかりやすく示されるように、ファイルの説明テキストを関連付けることができます。
- Result Details File: Expected Results File と同様に、ファイルを Step や VP の結果に関連付けることができます。
- Step By Step Execution Mode: ManualTest のアプリケーション ウィンドウの外部に表示されるモードレス ダイアログ ボックスで、手動スクリプトを実行できます。つまり、テスト対象のアプリケーションが隠れないように、ManualTest アプリケーションを最小化しておくことができます。
- ManualTest Grid Editor、ManualTest Text Editor、ManualTest Execution で、[Undo] と [Redo] が使用できるようになりました。
- ManualTest Text Editor と ManualTest Grid Editor で、検索/置換機能が使用できるようになりました。
- Script Export - ManualTest スクリプトをテキスト ファイルにエクスポートできるようになりました。
- Test Case Design Export: テスト ケース設計、設定済みテスト ケース設計をテキスト ファイルにエクスポートできるようになりました。
ログ アセットの複数選択と削除
[Test Asset Workspace] の [Results] ビューから、複数のテスト ログを同時に選択、削除できるようになりました(この機能は、[Builds]、[Test Log Folders]、[Test Logs] の各アセットで使用できます)。
データベースと SQL Anywhere のアップグレード
- Rational TestManager を Sybase データベース上で使用しているユーザー向けに、このリリースでは、SQL Anywhere がバージョン 8 にアップグレードされています。また、SQL Anywhere に加え、Sybase Central などのツールもアップグレードされています。
- Microsoft Access データベースの代わりに SQL Anywhere データベースを主要データベースとして使用できる機能が追加されました。この機能はアプリケーション実行時の補助的な詳細オプションではなく、SQL Anywhere のインストール時に選択するオプションとして画面に表示されます。
Rational PurifyPlus ファミリ
Rational PurifyPlus の製品には、Rational Purify、Rational Quantify、Rational PureCoverage が含まれます。現在のリリースの重要な機能は、次のとおりです。
- WebSphere Studio Application Developer Shell との統合機能。
- Visual Studio .NET との向上した統合機能。
- PureCoverage のマージ機能の拡張。コマンド ラインがサポートされたほか、ユーザー インターフェイスからより細かい制御を行えるようになりました。
- Windows 2000 SP3 のサポート。
Visual Studio .NET での PurifyPlus の完全なサポートと統合
Rational PurifyPlus、Rational Purify、Rational Quantify、Rational PureCoverage のすべてで、管理コード (VB.NET、C# コードなど)、非管理コード (Visual C/C++、VB など) のサポートが追加されました。PurifyPlus は Visual Studio .NET の IDE にシームレスに統合されており、ランタイム データの収集と、メモリ使用状況の分析、パフォーマンスのプロファイル、コード カバレッジのモニターを Visual Studio .NET から行うことができます。PurifyPlus では、ランタイム エラーの検出、メモリ プロファイリング、パフォーマンス ボトルネックの特定と分析、Microsoft .NET アプリケーションと Visual Studio アプリケーションでの未テスト コードの自動特定を、最適の方法で行うことができます。
ネイティブ アプリケーションに対する選択インストゥルメンテーション
PurifyPlus は、Java と .NET の管理されたコードに対する選択インストゥルメンテーションをサポートします。このパワフルな機能により、装備するクラスを簡単に選択できます。デフォルトでは、すべてのクラスにはドメイン固有の一連のクラスの例外が装備されていますが、通常これらの例外は重要ではありません。PurifyPlus を利用することで、装備するクラスを明白に選択し、その他を除外できます。
PurifyPlus における Sun SDK 1.4 のサポートの追加
PurifyPlus では新しく Java のサポートが追加されており、Sun の最新の Standard Development Kit (SDK) が提供されています。
ASP.NET Profiling Agent テクノロジ プレビュー
ASP.NET Profiler はテクノロジ プレビュー モジュールであり、環境変数の設定やコンピュータの再起動などの面倒な作業を行わずに、.NET Web サービスを分析することができます。Agent を起動後、ユーザーはシステム トレイのアイコンを右クリックし、次のいずれか 1 つを選択します。[Purify]、[Quantify]、[PureCoverage]、[なし]。最初の 3 つのオプションを選択すると、動作中の ASP.NET プロセスに PurifyPlus ツールが接続され、メモリ プロファイリング データ、パフォーマンス プロファイリング データ、またはコード カバレッジの収集処理が開始します。
Rational Purify
Rational Purify では、Java アプリケーションと .NET 管理アプリケーションの両方に対するクラス フィルタ機能のサポートが追加されました。[クラス インストゥルメンテーション] ダイアログ ボックスを開いて、データ収集時に含める (または除外する) クラスを指定したり、データ収集処理を除外し、細かく制御するクラスを指定できるようになりました。
Rational Purify では、以下の機能が新しくサポートされています。
- VC7 コンパイラ (非管理コードとしてビルドされたアプリケーション用)。
- メモリ プロファイリング (管理コードとしてビルドされた .NET アプリケーション用)。
- 管理者権限なしでの Rational Purify の実行。
Sun JDK1.3.1 には、Java 仮想マシンの Hotspot バージョンのサポートが含まれています。
Windows 2000 をアップグレード (SP3 を含む) したときに、Purify を Microsoft Visual Studio 6.0 IDE 内から実行できないという問題が解決されました。
Rational Quantify
Rational Quantify では、Java アプリケーションと .NET 管理アプリケーションの両方に対するクラス フィルタ機能のサポートが追加されました。[クラス インストゥルメンテーション] ダイアログ ボックスを開いて、データ収集時に含める (または除外する) クラスを指定したり、データ収集処理を除外し、細かく制御するクラスを指定できるようになりました。
Rational Quantify では、以下の機能が新しくサポートされています。
Sun JDK1.3.1 には、Java 仮想マシンの Hotspot バージョンのサポートが含まれています。
Windows 2000 をアップグレード (SP3 を含む) したときに、Quantify を Microsoft Visual Studio 6.0 IDE 内から実行できないという問題が解決されました。
Rational PureCoverage
コード カバレッジのマージ機能が強化され、表示されたマージ結果をより細かく制御できるようになりました。[基本設定] ダイアログ ボックスの [ActiveMerge] チェック ボックスがオンになっている場合、PureCoverage の [ナビゲータ] ウィンドウの自動マージ データセットには、そのマージのコントリビュート元になるランごとにレイヤ サブエントリが表示されます。これらのレイヤを任意の組み合わせで選択または選択解除することで、関連ランがそのマージ結果にどの程度関与したかを簡単に判断することができます。マージされたランに対するコメント付きソース コード ウィンドウでは、行を選択すると、関連するテストがその行を含んでいたかどうかに応じて、各マージ レイヤのチェック ボックスが色付きで示されます。関数リストを表示している場合は、関数を選択すると、関連付けられたテストがその関数を含んでいたかどうかに応じて、各マージ レイヤのチェック ボックスが色付きで示されます。
マージ処理をコマンド ラインから実行できるようになりました。以下のいずれかのコマンドを実行して、複数のカバレッジ データ ファイルをマージすることができます。
coverage /MergeFileList=<filename1; filename2; filename3> /SaveMergeData=<merge-filename> /IncludeContribData=TRUE (デフォルトは FALSE)
この場合、ファイル リストは、/MergeFileList オプションを使用して直接コマンド ライン上で指定します。filename2、filename3 ... に指定したファイルが filename1 とマージされ、結果が、/SaveMergeData オプションに指定した merge-filename に格納されます。データをテキスト形式で保存するには、/SaveMergeData の代わりに /SaveMergeTextData オプションを使用します。
coverage /MergeMaster=<filename> /SaveMergeData=<merge-filename> /IncludeContribData=TRUE (デフォルトは FALSE)
この場合、マージ マスタ ファイルを使用してマージ対象ファイルを指定します。マージ マスタ ファイルには、1 行に 1 ファイルずつというシンプルなフォーマットでマージ コントリビュータを定義します。各行は復帰、改行の 2 文字で区切ります。データをテキスト形式で保存する場合は、/SaveMergeData の代わりに /SaveMergeTextData オプションを使用します。どちらの場合も、merge-filename を指定しないと、PUTName_UserMerge.cfy (バイナリ形式の場合) または PUTName_UserMerge.txt (テキスト形式の場合) というデフォルト名でマージ ファイルが作成されます。また、マージ後のファイルには、コントリビュートするすべてのデータセットの詳細が格納される場合と、マージ結果のみが格納される場合の両方があります。/IncludeContribData オプションを指定した場合、マージへの個々のコントリビューションの詳細が保存されます。これにより、後にユーザー インターフェイスで ActiveMerge を使用できます。このオプションを指定しなかった場合 (デフォルト)、個々のコントリビューションの詳細は保存されず、結果ファイルのデータは、単一のランから得られたデータのようになります。
Rational PureCoverage では、Java アプリケーションと .NET 管理アプリケーションの両方に対するクラス フィルタ機能のサポートが追加されました。[クラス インストゥルメンテーション] ダイアログ ボックスを開いて、データ収集時に含める (または除外する) クラスを指定したり、データ収集処理を除外し、細かく制御するクラスを指定できるようになりました。
Rational PureCoverage では、以下の機能が新しくサポートされています。
Sun JDK1.3.1 には、Java 仮想マシンの Hotspot バージョンのサポートが含まれています。
Windows 2000 をアップグレード (SP3 を含む) したときに、PureCoverage を Microsoft Visual Studio 6.0 IDE 内から実行できないという問題が解決されました。
Rational Unified Process
Rational Unified Process には、以下の機能が追加されています。
- My RUP。以下のように、各ユーザーがビューをカスタマイズできます。
- 重要な要素をツリー コントロールの最上位に移動して強調することができます。
- 成果物へのリンクと、有用な情報を含む Web サイトへのリンクを追加できます。
- 要素を削除して表示内容を整理することができます。
- RUP Builder。以下の機能が大幅に強化されています。
- 小規模プロジェクト用の構成など、あらかじめ用意された各種の構成
- 開発者用のビューなど、あらかじめ用意された編集可能な役割ベースのプロセス ビュー
- 外部プロセスのマテリアルを RUP 構成の一部に含める機能
- プロジェクトのニーズをより容易に満たす、より正確なプロセス選択
- 非公式の成果物リソースとガイダンス
- Rational ツールとの統合の強化
- 検索エンジンの向上
- 外観の向。
- 以下のようなビジネス モデリング コンテンツの更新
- データ モデリング コンテンツの更新。更新内容には以下が含まれます。
- 多数の RUP プラグイン。これらは Rational Developer Network から入手でき、Extreme Programming (XP) など、プロセス関連のプラグインが大幅に強化されています。
- Rational Process Workbench の大幅な機能強化
Rational Suite v.2002.05.00 と v.2002.05.20 からのアップグレード
Rational Suite - デフォルトのインストールの一部としての Synchronizer 最終リリース
デフォルトのインストール パスに Rational Synchronizer をインストールする製品は、Rational Suite 2001A が最後となります。Rational Synchronizer のほとんどの機能は、Rational Suite Extensibility (RSE) API に含まれています。現在、Rational Synchronizer は RSE クライアント アプリケーションとなっています。このリリースを含む今後のリリースでは、Rational Synchronizer は既存のお客様から提供の依頼を受けた場合にのみ利用可能となります。
Rational Administrator
Rational Administrator に対する変更内容には以下が含まれます。
- Sybase SQLAnywhere への参照機能は削除され、Sybase Central の適切な機能への参照を行うようになりました。
- Synchronizer は Rational Administrator でサポートされません。
- Test Datastore と Rational RequisitePro のアップグレードは 1 つの手順として行われます。
Rational ClearCase LT
Rational ClearCase LT は UCM 機能をサポートし、使用面における機能が向上されています。
UCM (統一変更管理) には以下の変更が含まれます。
使用面における向上には以下が含まれます。
Rational ProjectConsole
Rational ProjectConsole は Rational Suite の新しい製品です。製品の主な機能は以下のとおりです。
- 決定面での機能強化と時間節約を実現する自動化メトリクス
- 傾向分析による、以後のプロジェクトのパフォーマンス向上
- 製品ドメイン全体にわたるメトリクスの分析により、「一目でわかる」スナップショット形式のプロジェクトの状態の完全なビュー
- プロジェクトの情報を表示するプロジェクト Web サイトによるチームの効率化向上
- 一貫した情報の構造によるプロジェクト全体にわたるコミュニケーションの実現
Rational PurifyPlus バージョン 2002.05.20 Windows 版
新機能の概要
- Visual Studio.NET での PurifyPlus の完全なサポートと統合
- ネイティブ アプリケーションに対する選択インストゥルメンテーション
- PurifyPlus における Sun SDK 1.4 のサポートの追加
- ASP.NET Profiling Agent テクノロジ プレビュー
Visual Studio.NET での PurifyPlus の完全なサポートと統合
Rational PurifyPlus、Rational Purify、Rational Quantify、Rational PureCoverage のすべてで、管理コード (VB.NET、C# コードなど)、非管理コード (Visual C/C++、VB など) のサポートが追加されました。PurifyPlus は Visual Studio.NET の IDE にシームレスに統合されており、ランタイム データの収集と、メモリの分析、パフォーマンスのプロファイル、コード カバレッジのモニターを Visual Studio .NET で行うことができます。PurifyPlus では、ランタイム エラーの検出、メモリ プロファイリング、パフォーマンス ボトルネックの特定と分析、Microsoft .NET アプリケーションと Visual Studio アプリケーションでの未テスト コードの自動特定を、最適の方法で行うことができます。
ネイティブ アプリケーションに対する選択インストゥルメンテーション
選択インストゥルメンテーションは、Quantify、PureCoverage の機能の 1 つで、アプリケーションの一部からデータを収集します。分析対象のコンポーネントは、ユーザーが指定できます。選択インストゥルメンテーションは、ネイティブ Web アプリケーションを分析する際のデータ収集作業を大幅に効率化します。選択インストゥルメンテーションは、コンパイル済みのネイティブ C/C++ アプリケーションと Visual Basic アプリケーションに対して使用できます。
PurifyPlus における Sun SDK 1.4 のサポートの追加
PurifyPlus では新しく Java のサポートが追加されており、Sun の最新の Standard Development Kit (SDK) が提供されています。
ASP.NET Profiling Agent テクノロジ プレビュー
ASP.NET Profiler はテクノロジ プレビュー モジュールであり、環境変数の設定やコンピュータの再起動などの面倒な作業を行わずに、.NET Web サービスを分析することができます。Agent を起動後、ユーザーはシステム トレイのアイコンを右クリックし、次のいずれか 1 つを選択します。[Purify]、[Quantify]、[PureCoverage]、[なし]最初の 3 つのオプションを選択すると、動作中の ASP.NET プロセスに PurifyPlus ツールが接続され、メモリ プロファイリング データ、パフォーマンス プロファイリング データ、またはコード カバレッジの収集処理が開始します。
Rational Purify
Rational Purify では、以下の機能が新しくサポートされています。
- VC7 コンパイラ (非管理コードとしてビルドされたアプリケーション用)。
- メモリ プロファイリング (管理コードとしてビルドされた .NET アプリケーション用)。
- 管理者権限なしでの Rational Purify の実行。
Sun JDK1.3.1 には、Java 仮想マシンの Hotspot バージョンのサポートが含まれています。
Rational Quantify
Rational Quantify では、以下の機能が新しくサポートされています。
Sun JDK1.3.1 には、Java 仮想マシンの Hotspot バージョンのサポートが含まれています。
Rational PureCoverage
Rational PureCoverage では、以下の機能が新しくサポートされています。
Sun JDK1.3.1 には、Java 仮想マシンの Hotspot バージョンのサポートが含まれています。
Rational Rose
Rational Rose では、以下の機能が新しくサポートされています。
- コンテキスト メニュー (ブラウザ内で利用可能) による、パッケージのメインの図の選択。
- 図のアイコンを選択後、矢印キーを使用したアイコンの位置変更。
- [PageUp]、[PageDn]、矢印キーを使用した図のスクロール。
Rational Rose アドインに関する情報は、「Rational Rose リリース ノート」を参照してください。
Rational Rose RealTime Edition
Rational Rose RealTime Edition には、以下の機能が追加されています。
Rational ClearQuest
Rational ClearQuest には、以下の機能が追加されています。
- レポート内の参照リスト
- 任意の状態で有効なアクションのみの表示
- Rational ClearQuest ウィンドウとコントロールのサイズの保存
- 結果セット表示時の正確なレコード数
- 結果セットの自動更新
- 結果セット内の複数行フィールドの表示
- インポート ツールの向上
- 複数スキーマ リポジトリのサポート
- 新しいデザインのメンテナンス ツール
- ボタンをクリックするだけの簡単なパッケージ アップグレード
- 新しいデザインの Rational ClearQuest Designer ユーザー管理
Rational ClearQuest Web
このリリースでは、Rational ClearQuest Web に大きな変更はありません。
Rational ClearQuest MultiSite
Rational ClearQuest MultiSite には、以下の機能が追加されています。
- UNIX 上での管理 (Oracle のみ)
- クエリーの結果セットとレコード フォーム内でのマスターシップ キューの表示。
- 変数サイズ ID のブロック割り当て
- クエリー、グラフ、レポートのマスターシップ変更に対する GUI によるサポート
Rational RequisitePro と Rational RequisiteWeb
Rational RequisitePro の強化された環境
Rational RequisitePro を起動後、[プロジェクトを開く] ダイアログ ボックスが開き、作業するプロジェクトを選択するか、新規プロジェクトを作成できます。既存のプロジェクトを選択するには、[既存] タブをクリックします。新規プロジェクトを作成するには、[新規] タブをクリックします。
Rational RequisitePro では、エクスプローラが主要なナビゲーションのウィンドウとなります。このウィンドウでは、プロジェクトの成果物 (ドキュメント、要求、ビュー、パッケージ) がツリー ブラウザに階層的に表示されます。プロジェクトの情報は、関連する成果物の単位であるパッケージ内で管理されます。成果物を選択すると、その説明がエクスプローラの下に表示されます。
エクスプローラを使用してプロジェクトの成果物にアクセス、表示、編集できます。たとえば、ビューまたはドキュメントをダブルクリックするか右クリックして開き、要求を選択して編集できます。成果物をパッケージ間でドラッグ アンド ドロップすることも可能です。エクスプローラは開いているドキュメント、ビュー、要求に加えた保存された変更を表示します。
エクスプローラは、Rational RequisitePro と Rational RequisiteWeb で使用できます。
既存のプロジェクトを開く
[プロジェクトを開く] ダイアログ ボックスにすべてのプロジェクトがリストされます。最近開いたプロジェクトが最初にリストされます。
プロジェクトテンプレートの新しい構造
Rational RequisitePro のこのリリースは、新しいプロジェクト テンプレートの構造を提供します。この新しいテンプレートの構造は、組織の要求管理の戦略を進展させるように設計されています。ユース ケース、従来型、複合型のそれぞれのテンプレートは、新しい構成、クエリー、ドキュメントを Rational Unified Process の原理に従って提供します。各テンプレートには、用語集ドキュメントと要求管理計画ドキュメントが含まれ、プロジェクト成果物の説明、共通用語、役割など、大部分の要求管理に共通した基本的な必要項目をこれらのドキュメントで提供することにより、プロジェクト管理者の時間を節約します。こうしたテンプレートは、プロジェクトが進展するにつれ、変更、有効的な利用、カスタマイズ、強化が可能です。
ドキュメントの位置のクエリー
位置の属性でクエリーを作成する際に、[ドキュメントの場所別にソート] チェック ボックスをオンにして、要求を含んでいるドキュメント内でソートされている順序どおりに要求をソートできます。
新しいクイック ツアー
クイック ツアーは、Rational RequisitePro の説明を簡潔に行います。プロジェクト、ドキュメント、要求の作成方法、ようきゅうの属性設定方法、追跡可能性の確立方法といった、要求プロジェクトで行う作業の基本的な操作を説明します。Let's Go RequisitePro の画面か [ヘルプ] メニューからクイックツアーを開くことができます。
Rational RequisitePro 拡張インターフェイスの変更
Rational RequisitePro 拡張インターフェイスに以下の新機能が追加されました。
- Rational RequisitePro において、新しいクラスによるパッケージに基づいた組織スキーマのサポート。スキーマは、RootPackage、Package、iPackage、iPackageable です。
- プロジェクト クラスの新しいメソッド。GetRootPackage と GetPackage が新しいメソッドとして追加されました。
- 要求クラス、ビュー クラス、ドキュメント クラスによる iPackageable インターフェイスの実装。次の新規プロパティを追加することにより、実装します。ElementType、Package、PackageKey
さらに、新しいクラスと既存のクラスのメソッドとプロパティをサポートするために、以下の定数が追加されました。
Rational Unified Process
Rational Unified Process では、以下の機能が新しくサポートされています。
- RUP Builder
- RUP Builder を使用した RUP プラグインのインストール (Rational Suite のインストーラからはインストールされません)。
- 再構築されたテストの作業分野には以下が含まれます。
- 向上した開発者テスト ガイダンス
- RUP ロードマップに XP 実践原則の使用を追加
- 強化された主要概念
- ホワイト ペーパー (『定義済みのコンテンツ管理』)、小規模プロジェクトの構成例、新規ツール メンターの追加
- 成果物 (テスト モデル、テスト プロシージャ、テスト サブシステム) と作業 (テストの計画、テスト設計) の削除
製品に関するマニュアル
製品に関する追加のマニュアルを以下の場所から入手できます。
- マニュアルはすべてオンライン (HTML 形式または PDF 形式) で参照できます。http://www.rational.com/documentation (ただし、英語のみのご利用となります。) 日本語版については、以下の URL または技術サポートまでお問い合わせください。
http://www.rational.co.jp/supports/ (日本語)- マニュアルは Rational Solutions for Windows のオンライン ドキュメント CD-ROM にも PDF 形式で収録されています。
インストレーション ガイド
大部分の主要製品のインストレーション ガイドは、以下の 2 つのマニュアルに統合されました。
Adobe Acrobat でのオンライン マニュアルの表示法
このリリースの英語版と日本語版では、Acrobat Reader 5.05 がサポートされています。
Rational Suite バージョン 2003.06.10 では、Rational Solutions for Windows のオンライン ドキュメント CD-ROM に Adobe Acrobat Reader は収録されていません。PDF 版の Rational オンライン ドキュメントを表示、印刷するには、Acrobat Reader のバージョン 4.0 以降が必要です。Acrobat Reader は、Adobe の Web サイト http://www.adobe.co.jp から直接ダウンロードできます。
英語版の Rational Solutions for Windows のオンライン ドキュメント CD-ROM では、Adobe Acrobat PDF ファイルの全文検索機能をサポートしています。この機能を使用するには、PDF ファイルの検索機能がある Acrobat Reader バージョン 4.0 以降の英語版が必要です。Adobe の Web サイト http://www.adobe.com から直接ダウンロードできます。この機能を使用するには、英語版 Rational Solutions for Windows のオンライン ドキュメント CD-ROM の「using_search.pdf」を参照してください。
ハードウェアとソフトウェアに関する情報
以下の項では、クライアント システムとサーバー システムにおける、このバージョンの Rational Suite でサポートされているプラットフォームとインストール要件を示します。製品固有の追加要件については、各製品のリリース ノートを参照してください。
クライアントの要件
表 1
デスクトップの要件と推奨事項項目
要件と推奨事項
オペレーティング システム
メモ:
PurifyPlus は、さらに別のオペレーティング システムもサポートします。詳細は、Rational Solutions for Windows オンライン ドキュメント CD-ROM の「Rational PurifyPlus ファミリ リリース ノート」を参照してください。
Robot と TestManager は以下もサポートします。
Windows 98、98SE、ME。ただし、Windows 98、98SE、ME に TestManager をインストールする場合、Rational Administrator はインストールされません。
XDE:
Windows 2003 の製品版は、このドキュメントが完了した時点では最終テストに使用できませんでした。Windows 2003 サポートの最新情報については、Web サイト www.ibm.com/software/rational/ を参照してください。ただし、英語のみのご利用となります。
ハードウェア
メモ:
XDE:
リモート アクセスのサポート
『Rational™ Softwareサーバー製品インストレーション ガイド』の表「サーバーの要件と推奨事項」または「Rational Suite リリース ノート」を参照して
ください。
Rational Suite
ディスク容量
- Rational Suite Enterprise - 1.6 GB (フル インストール)、1.2 GB (標準インストール)
- Rational AnalystStudio - 1.2 GB (フル インストール)、851 MB (標準インストール)
- Rational DevelopmentStudio - 1.4 GB (フル インストール)、1.1 GB (標準インストール)
- Rational DevelopmentStudio for UNIX (Windows コンポーネントのみ) - 515 MB (フル インストール)、445 MB (標準インストール)
- Rational DevelopmentStudio RealTime Edition - 1.4 GB (フル インストール)、
1.1 GB (標準インストール)- Rational DevelopmentStudio - RealTime Edition for UNIX (Windows コンポーネントのみ) - 515 MB (フル インストール)、445 MB (標準インストール)
- Rational TestStudio - 1.4 GB (フル インストール)、1.1 GB (標準インストール)
- Rational TeamTest - 645 MB (フル インストール)、583 MB (標準インストール)
- Rational Team Unifying Platform - 1.1 GB (フル インストール)、825 MB (標準インストール)
主要製品の
ディスク容量
ClearCase LT クライアント ファイルの記憶スペース
Rational ClearCase LT には、スナップショット ビューにロードされたすべてのファイルとビューに追加されたすべてのビュープライベート ファイルを格納できるだけのディスク容量がデスクトップ上に必要です。必要なディスク容量は、ビューに含まれるファイルの数とサイズによって異なります。
- ClearQuest ネイティブ クライアント:371 MB (フル インストール)、321 MB (標準インストール)
- ClearQuest Web クライアント:50 MB (ブラウザ + JRE)
- PurifyPlus for Windows:70 MB (フル インストール)、68 MB (標準インストール)
- QualityArchitect:250 MB
- Rational Test Agent:425 MB (大規模な仮想テスターの実行にはこれ以上のディスク容量をお勧めします。)
- Rational Unified Process:195 MB (フル/標準インストール)
- Rational Unified Process Modeler:50 MB
- Rational Unified Process Organizer:2 ~ 4 GB
- RequisitePro:192 MB (フル インストール)、176 MB (標準インストール)
- Robot:282 MB (フル/標準インストール)
- Rose Enterprise Edition:456 MB (フル/標準インストール)
- SoDA:150 MB (Microsoft Word)、100 MB (FrameMaker)
- TestManager:379 MB (フル/標準インストール)
- XDE:インストール先のドライブ 500 MB (最小容量)、ワークスペース 100 MB、ただし、ワークスペースには 2 ~ 5 GB を推奨します。
サード パーティのアプリケーションとの統合
ClearCase LT
ClearQuest
ProjectConsole Template Builder
サード パーティのアプリケーションとの統合
(Purify PurifyPlus PureCoverage Quantify
最新のサポート情報に関しては、Rational Solutions for Windows オンライン ドキュメント CD-ROM の「Rational PurifyPlus ファミリ リリース ノート」を参照してください。
RequisitePro
Rose
Microsoft JVM Build 3809
Robot と TestManager
SoDA
IDE、サード パーティの開発アプリケーションとの統合、アドイン、ホスト用開発システム
ClearCase LT
- Forte for C++ 6.x、Update 1
- Forte for Java 2.0、3.0
- IBM VisualAge for Java 3.5.3、4.0
- IBM WebSphere Application Developer 5.0
- IBM WebSphere Application Developer Integration Edition 5.0
- IBM WebSphere Studio Enterprise Developer 5.0
- IBM WebSphere Studio Site Developer 5.0
- JBuilder 4.x ~ 8.x
- Microsoft PowerBuilder 6.x ~ 9.x
- Microsoft Visual Basic 6.0 Service Pack 4、5
- Microsoft Visual C++ 5.0、6.0 Service Pack 4、5
- Microsoft Visual InterDev 6.0
- Microsoft Visual J++ 6.0 Service Pack 4、5
- Microsoft Visual Studio .NET 7.0 Service Pack 1 (.NET Framework Service Pack 2 を含む)、Studio .NET 7.1
- Oracle JDeveloper 9.0
- SunOne for Java 4.0
- WebGain Studio 4.5.2
- WebGain Visual Cafe 4.1 Expert Edition、4.5.2 以上の Expert Edition と Enterprise Edition
ClearQuest
IDE、サード パーティの開発アプリケーションとの統合、アドイン、ホスト用開発システム
Rose
Web ブラウザ (たとえば、Web Publisher など) を使用する Rose Add-Ins は、最も一般的なブラウザをサポートします。
- Rose Visual Basic:Microsoft Visual Basic 6.0 (Visual Studio 6.0)
- Rose Visual C++:Microsoft Visual C++ 6.0 (Visual Studio 6.0 )
- Rose J:JDK 1.1.6
Rose J は以下の Java IDE をサポートします。IDE に適した JDK を使用してください。
- Studio 4.0、4.1 Standard Edition、Professional Edition、Enterpise Edition、Expert Edition の VisualCafe
- IBM VisualAge for Java 3.5、3.5.3、4.0 Professional Edition と Enterprise Edition
- Forte for Java Community Edition 3.0、4.0
- Forte for Java Enterprise Edition 3.0、4.0
- Sun One Studio 3、4 Community Edition と Enterprise Edition
- JBuilder 4.0、5.0、6.0、7.0、8.0 Enterprise、Professional、Foundation の各 Edition
Rose Data Modeler
Rose Data Modeler は、以下のデータベースのデータ モデルを作成できます。
Rose Data Modeler を使用して Oracle と DB2 データベースのリバース エンジニアリングを実行するには、RDMS クライアントのインストールが必要です。
- IBM DB2 Universal Database + Client 5.x、6.x、7.x
- IBM DB2 OS390 + Client 5.x、6.x
- Microsoft SQL Server 6.x、7.x
- Oracle サーバー + クライアント 7.x、8.x、9.x
- Sybase SQL Anywhere は、Rational Solutions for Windows のインストール CD-ROM からインストールできますが、Rational 製品でしか機能しないように設定されています。Rational セットアップ ウィザードの [製品の選択] ボックスの [SQL Anywhere] をクリックしてください。
- Sybase System 12
- SQL Server 2000
メモ:Rose Data Modeler では、Solaris 2.6、7 ~ 9 上の Oracle および HP-UX 11.0 QPK1100、11.11 GoldQPK11i と Bundle11i もサポートしています。
データベース サーバーが以下の最小要件を満たしていることを確認して
ください。
Rose RealTime
最新のサポート情報に関しては、Rational Solutions for Windows オンライン ドキュメント CD-ROM の「Rational Rose Real Time Release Notes 」を参照してください。
XDE
最新のサポート情報に関しては、XDE のメディア キットに収録されているマニュアル (印刷版) の「Rational XDE Modeler、Rational XDE Developer - Java Platform Edition、Rational XDE Developer Plus for Java Platform リリース ノート」を参照してください。
XDE Tester
最新のサポート情報に関しては、XDE Tester のメディア キットに収録されているマニュアル (印刷版) の「XDE Tester Release Notes」を参照してください。
Rational Test Agent ソフトウェア
リストに記載されている、すべてのデスクトップ製品でサポートされている 3 つのオペレーティング システムだけでなく、次のオペレーティング システムに Test Agents をインストールできます。
Windows
メモ: Windows XP Professional を使用する場合は、必ず Service Pack 1 をインストールしてください。
- Microsoft Windows 2000 Server、Service Pack 2、3
- Microsoft Windows 2000 Advanced Server、Service Pack 2、3
- Microsoft Windows NT 4.0 Server、Service Pack 6a + Security Rollup Package (SRP、Q299444)
- Microsoft Windows Millennium Edition
- Windows 98 SE
UNIX
Windows 用 Web ブラウザ
メモ:
- ClearCase Web と ClearQuest Web は、Windows 98 SE、Windows ME、Windows XP Home 上の Internet Explorer と Netscape 7.0 をサポートしています。
- ClearCase Web と ManualTest Web は、Netscape Navigator 4.7x をサポートしません。
- ProjectConsole は Netscape Navigator 4.72 ~ 4.78 をサポートしません。
- RequisiteWeb では Netscape 4.70 と 4.71 もサポートしています。
- RUP Modeler と RUP Organizer では Netscape Navigator バージョン 6.2.1 と 6.2.3 をサポートしています。
- 一部の Rational 製品 (一部の Rose Add-In を含む) では、特定の Microsoft Internet Explorer コンポーネントを必要とする場合があります。Rose は Internet Explorer の推奨されるバージョンのうちのいずれかでテストされます。Internet Explorer がインストールされていない状態で Rose をインストールしたり実行したりすると、予期しない結果が発生する可能性があります。ただし、標準のブラウザとして Internet Explorer を使用する必要はあり
ません。Windows 以外のプラットフォーム用 Web クライアント
ClearCase Web
ClearQuest Web
ManualTest Web
ProjectConsole
RequisiteWeb と Rational Unified Process
Rose Web Publisher
XDE Web Publisher
自動ライセンス キーの依頼
ライセンス キー ファイルを依頼および受信するためのインターネット接続。詳細については、『Rationa™l Software ライセンス管理ガイド』を参照して
ください。
デュアル ブート システム
Rational Suite と Rational Rose では、2 つのオペレーティング システムが同じパーティションにあるデュアル ブート システムをサポートしていません。
Rational の
マニュアル
オンライン PDF ファイルを読むには、Adobe Acrobat Reader 4.x 以上が必要です。Adobe Acrobat Reader は、http://www.adobe.co.jp/ から無料でダウンロードできます。
言語サポート
Rational 製品は、英語版以外に以下のオペレーティング システムにインストールできます。
Rational Suite v 2003.06.00 のすべての画面、メニュー、コントロール、ウィザード、レポート、ユーザー向けマニュアルは、英語 (US) で記述されています。
サーバーの要件
表 2
サーバーの要件と推奨事項項目
要件と推奨事項
オペレーティング
システム
メモ:
- Microsoft Windows XP Professional、Service Pack 1
- Microsoft Windows 2000 Server、Service Pack 2、3
- Microsoft Windows 2000 Advanced Server、Service Pack 2、3
- Microsoft Windows 2000 Professional Service Pack 2、3
- Microsoft Windows NT 4.0 Server、Service Pack 6a + Security Rollup Package (SRP、Q299444)
- Microsoft Windows NT Workstation、Service Pack 6a + SRP (Security Rollup Package、Q299444)
- Windows 2003 の製品版は、このドキュメントの作成時点では大部分の製品の最終テストに使用できませんでした。Windows 2003 Server サポートの最新情報については、Web サイト www.ibm.com/software/rational/ を参照してください。ただし、英語のみのご利用となります。
- ClearCase LT サーバーは Windows 2003 Server をサポートします。
- Windows クライアントがアクセス可能な、サポートされている UNIX プラットフォームについては、この表の「データベース」の項を参照してください。
ハードウェア
ClearCase LT サーバー ファイルの記憶スペース要件
Rational Suite の
ディスク容量
メモ: Rational ProjectConsole が Rational Suite に含まれている場合、リポジトリに 1 GB 以上が必要となります。
- Rational Suite Enterprise - 1.6 GB (フル インストール)、1.2 GB (標準インストール)、
1.9 GB (エンタープライズ レベルでの展開)- Rational AnalystStudio - 1.2 GB (フル インストール)、851 MB (標準インストール)
- Rational DevelopmentStudio - 1.4 GB (フル インストール)、1.1 GB (標準インストール)
- Rational DevelopmentStudio for UNIX (Windows コンポーネントのみ) - 515 MB (フル インストール)、445 MB (標準インストール)
- Rational DevelopmentStudio RealTime Edition - 1.4 GB (フル インストール)、
1.1 GB (標準インストール)- Rational DevelopmentStudio - RealTime Edition for UNIX (Windows コンポーネントのみ) - 515 MB (フル インストール)、445 MB (標準インストール)
- Rational TestStudio - 1.4 GB (フル インストール)、1.1 GB (標準インストール)
- Rational TeamTest - 645 MB (フル インストール)、583 MB (標準インストール)
- Rational Team Unifying Platform - 1.1 GB (フル インストール)、825 MB (標準インストール)
主要製品の
ディスク容量
- ClearCase LT サーバー264 MB (フル インストール)
- ClearQuest Multisite Administrator:250 MB
- ClearQuest Web サーバー250 MB
- Rational Shipping Server250 MB
- ターミナル サーバー (ClearQuest):250 MB
- PurifyPlus for Windows:70 MB (フル インストール)、68 MB (標準インストール)
- QualityArchitect:250 MB
- Rational Unified Process:195 MB (フル/標準インストール)
- RUP Modeler:50 MB
- RUP Organizer2 ~ 4 GB
- RequisitePro:192 MB (フル インストール)、176 MB (標準インストール)
- Robot:282 MB (フル/標準インストール)
- Rose Enterprise Edition:456 MB (フル/標準インストール)
- SoDA:150 MB (Microsoft Word)、100 MB (FrameMaker)
- TestManager:379 MB (フル/標準インストール)
データベース
ClearQuest データベース
メモ: ClearQuest では、Solaris 2.6、7 ~ 9 上の Oracle および HP-UX 11.0 QPK1100、11.11 GoldQPK11i と Bundle11i もサポートしています。
- IBM DB2 Universal Database 7.2 (Fix Pack 8 使用)、8.1
- Microsoft SQL Server 7.0、Service Pack 4 または SQL Server 2000、Service Pack 2、3
- Oracle サーバー + クライアント 8.1.6、8.1.7
- Sybase SQL Anywhere は、Rational Solutions for Windows のインストール CD-ROM からインストールできますが、Rational 製品でしか機能しないように設定されています。Rational セットアップ ウィザードの [製品の選択] ボックスの [SQL Anywhere] をクリックしてください。
- Microsoft Access 2000、2002 Service Pack 1、2 (ClearQuest Web クライアントから Access を使用することはできません。)
RequisitePro エンタープライズ データーベース
メモ: RequisitePro では、Solaris 2.6、7 ~ 9 上の Oracle および HP-UX 11.0 QPK1100、11.11 GoldQPK11i と Bundle11i もサポートしています。
- Microsoft SQL Server 7.0、Service Pack 4 または SQL Server 2000、Service Pack 2、3
- Oracle サーバー + クライアント 8.1.7、9、Service Pack R2
Rational TestManager データベース
ProjectConsole
Collection Agent
エージェント ソフトウェアを追加のコンピュータにインストールする場合は、サーバーと同じバージョンの ProjectConsole ソフトウェアが必要です。
Collection のサポートに関する追加情報
Web サーバー
Template Builder
Microsoft Word 2000 Service Pack 1、Word 2002
(ProjectConsole Template Builder のテンプレート作成に必要)
リポジトリ (ClearQuest のデータベースと同じ製造元のデータベースをサポート)
メモ: ProjectConsole では、Solaris 2.6、7 ~ 9 上の Oracle および HP-UX 11.0 QPK1100、11.11 GoldQPK11i と Bundle11i もサポートしています。
- IBM DB2 Universal Database 7.1、7.2 (Fix Pack 8)、8.1
- Microsoft SQL Server 7.0、Service Pack 4 または SQL Server 2000、Service Pack 2、3
- Oracle サーバー + クライアント 8.0.5、8.1.6、8.1.7
- Sybase SQL Anywhere は、Rational Solutions for Windows のインストール CD-ROM からインストールできますが、Rational 製品でしか機能しないように設定されています。Rational セットアップ ウィザードの [製品の選択] ボックスの [SQL Anywhere] をクリックしてください。デフォルトでは製品と共にインストールされません。
- Microsoft Access 2000、2002 Service Pack 1、2
ホストされた環境における開発システム (リモート セッション)
Rational ClearCase、Rational ClearCase LT、Rational ClearQuest、Rational RequisitePro、Rational Robot、Rational Rose、Rational SoDA では、以下のプラットフォーム上でホストされた環境における開発をサポートしています。
メモ:
- Citrix MetaFrame 1.8、Service Pack 2
- Citrix MetaFrame XP アプリケーション サーバー
- Microsoft Windows 2000 Advanced Terminal Server Service Pack 2、3
これらの製品については、フローティング ライセンスを使用する必要があります。ノードロック ライセンスはサポートされていません。
- Rational ClearQuest は、サポートされているすべての Windows サーバー オペレーティング システム上の Citrix MetaFrame と Citrix XP をサポートします。
- Rational ClearCase と ClearCase LT では、Citrix XP および MetaFrame 上でのリモート セッションをサポートしていません。
Web サーバー
ClearCase Web、ProjectConsole Server、RequisiteWeb では Rational Web Platform を使用します。Rational Web Platform は、この表の最初に記載したサーバーのオペレーティング システム上で動作します。
ClearQuest Web の場合
Rational ManualTest Web Execution の場合
Windows 2000 Server、Windows 2000 Advanced Server、Windows NT 4.0 Server を Web サーバー プラットフォームとして使用することをお勧めします。共有されたまたはネットワーク上のプロジェクトは Windows XP Professional、Windows 2000 Professional、Windows NT 4.0 Workstation では使用できません。
- Web サーバー上の Microsoft Internet Explorer 5.0 以上
- Windows XP および Windows 2000 上の Microsoft Internet Information Services 5.0 (IIS 5.0)
- Windows NT 4.0 Workstation 上の、Windows NT 4.0 Option Pack に含まれる Microsoft Personal Web Server (PWS) (Microsoft の Web サイト http://www.microsoft.com/japan/ から入手可能)
- Windows NT 4.0 Server 上の Windows NT 4.0 Option Pack の Microsoft Internet Information Server (IIS) (Microsoft の Web サイト http://www.microsoft.com/japan/ から入手可能)
自動ライセンス キーの依頼
ライセンス キー ファイルを依頼および受信するためのインターネット接続。詳細については、『Rational™ Software ライセンス管理ガイド』を参照してください。
デュアル ブート システム
Rational Suite では、2 つのオペレーティング システムが同じパーティションにあるデュアル ブート システムをサポートしていません。
Rational のマニュアル
オンライン PDF ファイルを読むには、Adobe Acrobat Reader 4.x 以上が必要です。Adobe Acrobat Reader は、http://www.adobe.co.jp/ から無料でダウンロードできます。
言語サポート
Rational Suite は、英語版以外に以下のオペレーティング システムにインストールできます。
すべての画面、メニュー、コントロール、ウィザード、レポート、ユーザー向けマニュアルは、英語 (US) で記述されています。
インストール、アップグレード、ライセンス
インストールの情報
注意 - インストール前に必要な作業
Rational セットアップ ウィザードを実行するには、以前のバージョンの Rational 製品 (Rational ライセンスを含む) をコンピュータから手動で削除する必要があります。Rational セットアップ ウィザードを実行すると、古いバージョンを削除する必要があるという警告メッセージが表示され、ウィザードが終了します。
Rational 製品をアップグレードする前に、Rational Solutions for Windows のドキュメント CD-ROM に収録されている『Rational Suite® アップグレード ガイド』を参照してください。
インストールでの警告と停止
バージョン 2003.06.10 製品のインストール中に表示されるすべての警告メッセージと停止メッセージの詳細については、Rational デスクトップ製品の 『インストレーション ガイド』を参照してください。
ネットワーク インストールまたは最小インストール
バージョン 2003.06.10 では、リリース領域の使用による大規模なインストールがサポートされています。ネットワーク インストール モデルや最小インストール モデルはバージョン 2003.06.10 では使用できません。
Rational Suite とネットワーク インストールのアンインストール
ネットワーク インストール モデルや最小インストール モデルを使用したクライアントから Rational Suite をアンインストールするには、アンインストール中にネットワークの元のインストール場所が使用できる必要があります。
リリース領域の使用による大規模な展開
Rational インストール ツールで、リリース領域の使用することによって、エンタープライズ レベルでの使用向けの展開がサポートされるようになりました。ネットワーク インストールまたは最小インストールと呼ばれたインストール モデルは使用できなくなりました。エンタープライズ レベルでの使用向けの展開の詳細については、Rational サーバー製品の『インストレーション ガイド』を参照してください。
Site Preparation Tool を使用した Rational Suite の事前構成
Rational Suite をインストールする前に、Rational Site Preparation Tool を使用して、環境に固有の製品設定を事前に構成します。詳細については、Rational サーバー製品の 『インストレーション ガイド』を参照してください。
インストールの修復と変更
バージョン 2003.06.10 製品では、Windows によるインストール修復または修正機能を使用してください。この機能には、Windows の [コントロール パネル] の [アプリケーションの追加と削除] アプレット、または [インストール済みの Rational 製品情報] アプレットによってアクセスすることができます。
製品の修復インストールまたは変更インストールを行う前に、インストールのログを別の場所に保存するか、名前を変更する必要があります。
post-install コマンドの使用
.dat ファイルから post-install コマンドを実行する場合は、この実行可能ファイルのフル パス名を指定する必要があります。
ClearCase LT サーバーのインストール
ClearCase LT サーバーのインストールの最後に、ClearCase LT 開始ウィザードが自動的に実行されます。
サイレント インストールの設定
以前のバージョンの Rational 製品がコンピュータにインストールされている場合は、インストール中に警告ページが表示されます。サイレント インストールを設定する場合は、このメッセージに注意し、ユーザーがすべての Rational 製品を確実にアップグレードするための手順を実行してください。サイレント インストールを実行するユーザーに対しては、この警告メッセージは表示されません。このメッセージは、ユーザーの Temp フォルダの rational_install.log と呼ばれるファイルに保存されますが、インストール完了後にユーザーがこのログ ファイルを確認しない可能性があります。
Microsoft Windows インストーラ サービス
ターゲットのホスト上に Microsoft Windows インストーラ サービスがないか、そのバージョンが 2.0 よりも前の場合、Rational インストーラは Microsoft Windows インストーラ サービスをインストールします。
Rational 製品のインストールが失敗した後の Microsoft Office 製品へのアクセス
インストールをキャンセルしたり、インストールに失敗すると、Microsoft Office 製品が起動しなくなることがあります。この問題が発生した場合、コンピュータを再起動すると問題を解決できます。
Java Runtime Environment (JRE)
JRE をインストールまたはダウンロードするとき、その JRE を Web ブラウザのデフォルトの JRE として選択しないでください。
MDAC のインストール
Rational Suite をインストールすると、システムに MDAC 2.7 が自動的にインストールされます。これは、MDAC がデータベースを使用するすべての Rational 製品に必要なためです。
LEAD Technologies, Inc. からのファイル
このリリースには、LEAD Technologies, Inc. の以下のファイルが含まれています。
lfbmp13n.dll
lfcmp13n.dll
lflmb13n.dll
lfpng13n.dll
lfwmf13n.dll
ltdis13n.dll
ltefx13n.dll
ltfil13n.dll
ltimg13n.dll
ltkrn13n.dll
ltocx13n.ocx
lttwn13n.dll.アップグレード
Rational Suite 製品のアップグレード方法については、Rational Solutions for Windows のオンライン ドキュメント CD-ROM に収録されている『Rational Suite® アップグレード ガイド』を参照するか、http://www.rational.com/support/downloadcenter/upgrades/index.jsp にアクセスし、該当する製品を選択してください (ただし、英語のみのご利用となります)。
メモ : Rational Suite バージョン 2002.05.20 より前のリリースからアップグレードする場合は、http://www.rational.com/documentation (ただし、英語のみのご利用となります。)
Rational Suite v2003.06.10 へのアップグレード
次の表には、Rational Suite v2003.06.10 へのアップグレードのサポートに関するシナリオが示されています。
注意 - アップグレード前に必要な作業
Rational セットアップ ウィザードを実行するには、以前のバージョンの Rational 製品 (Rational ライセンスを含む) をコンピュータから手動で削除する必要があります。Rational セットアップ ウィザードを実行すると、古いバージョンを削除する必要があるという警告メッセージが表示され、ウィザードが終了します。
Rational 製品をアップグレードする前に、Rational Solutions for Windows のドキュメント CD-ROM に収録されている『Rational Suite® アップグレード ガイド』を参照してください。
サービス リリースの適用
Rational サービス リリースを入手するには、次の手順に従います。
- Rational Download Manager クライアント ソフトウェアをコンピュータにインストールします。
Rational Download Manager インストーラは、次の 2 つのソースからダウンロードすることができます。
- Rational Solutions for Windows Disc 3 の Rational Extras フォルダ内の Rational Download Manager の setup.exe と Readme.html を探します。Readme.html には、インストールの手順が記載されています。
- www.rational.com/support/downloadcenter/about_dlm.jsp (ただし、英語のみでのご利用となります) の Rational Download Center からダウンロードします。ソフトウェアをダウンロードする前に、メンバとして登録するか、ログインする必要があります。
ファイルをコンピュータ上のローカル ドライブに保存するか、[File Download] ダイアログ ボックスの [Open] をクリックして Rational Download Center から直接 Rational Download Manager をインストールできます。
- サービス リリースのマニュアルを参照するには、www.rational.com/docs/v2003/readme_v2003.html (ただし、英語のみでのご利用となります) にアクセスします 。このマニュアルには、サービス リリースの機能、制限事項、手順が記載されています。日本語版については以下の URL、または技術サポートまでお問い合わせください。
http://www.rational.co.jp/supports/- Rational Download Manager を使用して、この Web サイトからサービス リリース メカニズムをダウンロードします。
- Rational サービス リリースをインストールします。
アップグレード時のインストール ディレクトリの変更
Rational インストール ツールでは、バージョン2003.06.10 へのアップグレード時にインストール ディレクトリを変更できます。
必須 Internet Explorer (IE) へのアップグレードを求めるメッセージ (TestManager)
Rational のテスト製品のインストール中に、製品をインストールする前に Internet Explorer をバージョン 5.0 Service Pack 2 にアップグレードするよう指示するメッセージが表示されることがあります。このメッセージは正しくありません。テスト製品は、IE バージョン 5.0 と 4.0 をサポートしています。インストールを続行するには、[無視] をクリックします。これにより問題なくインストールできます。
ClearQuest バージョン 2001A.04.10 のパッケージのバージョン 2003.06.10 (インターナショナル バージョン) へのアップグレード
ClearQuest バージョン 2001A.04.10 (日本語版) では、標準スキーマとパッケージ内のシステムのフィールド、状態、アクション の名前が間違って日本語に翻訳されています。ClearQuest バージョン 2003.06.10 (日本語版) では、これらのシステムの フィールド、状態、アクション の名前は、英語で表示されます。この変更は、世界中のすべてのカスタマ用に、共通の名前セットと単一のパッケージ セットを提供することで、ClearQuest ClearQuest のサポートを強化し、将来のアップグレードを容易にするために行われました。
この変更のため、ClearQuest バージョン 2001A.04.10 からバージョン 2003.06.10 への ClearQuest スキーマのアップグレードには、特に注意が必要です。
日本語の フィールド、状態、アクションの名前を基の英語に戻すための修正プログラムは、アップグレード パッケージで提供されています。既存のパッケージをアップグレード用に準備するための詳細と、修正プログラム アップグレード ツールのダウンロードに関しては、http://www3.software.ibm.com/ibmdl/pub/software/rational/jp/ を参照してください。
Rose の以前のリリースからのアップグレード
Rose を、以前のリリース (バージョン 2002.05) から今回のリリース (バージョン 2003.06.10) にアップグレードする場合は、Rational Software のセットアップ プログラムを実行する前に、レジストリとシステム ディレクトリのバックアップを作成してください。また、Rose をインストールするすべてのコンピュータで、システムのバックアップを作成してください。特に、以下のファイルのバックアップを作成してください。
- モデル ファイル
モデル ファイル (ファイル名の最後が .mdl、.cat、.ptl、.red、.sub のファイル) は必ずバックアップを作成してください。
- カスタム プロパティ ファイル (.pty または .prp)
ただし、Rose に付属の .pty ファイルは、再インストールされるため、バックアップを作成する必要はありません。
- カスタム スクリプト ファイル (.ebs または .ebx)
ただし、Rose に付属の .ebs ファイルまたは .ebx ファイルは、再インストールされるため、バックアップを作成する必要はありません。
- パス マップ (レジストリ内に保存)
パス マップ変数のバックアップを作成するには
- regedit を実行し、HKEY_CURRENT_USER\Software\Rational Software\Rose\Virtual Path Map キーに移動します。
- [レジストリ] メニューの [レジストリ ファイルの書き出し] をクリックします。
パス マップ変数を復元するには
- regedit を実行し、HKEY_CURRENT_USER\Software\Rational Software\Rose\Virtual Path Map キーに移動します。
- [レジストリ] メニューの [レジストリ ファイルの読み込み]をクリックし、エクスポートしたファイルを読み込みます。
TestManager の以前のリリースからのアップグレード
TestManager を、以前のリリース (バージョン 2002.05) から今回のリリース (バージョン 2003.06.10,) にアップグレードする場合は、新しいバージョンをインストールする前に、Nutcracker の実行可能ファイルを削除し、コンピュータを再起動する必要があります。
Nutcracker の実行可能ファイルを削除するには
- [スタート] メニューの [設定] をポイントし、[コントロール パネル] をクリックします。
- [アプリケーションの追加と削除] をクリックします。
- [Nutcracker] を選択し、[削除] をクリックします。
- [OK] をクリックします。
バージョン 2003.06.10 のインストールを開始する前に、コンピュータを再起動してください。
MDAC のアップグレード
Rational Suite 2003.06.10 にアップグレードすると、既存のバージョンの MDAC はバージョン 2.7 に自動的にアップグレードされます。
ライセンス
Rational 製品の実行にライセンス キーが必要な場合、インストール ツールにより、インストールの完了後にライセンスを設定するよう要求されます。
フローティング ライセンスを使用している場合は、ライセンス サーバー システムが稼働していることを確認してから、デスクトップ コンピュータ上で Rational License Key Administrator を起動してください。License Key Administrator が稼働していないと、ライセンス取得時にエラーが返されます。
Site Preparation Tool での複数のサーバー名の入力
Site Preparation License Server Tool を使用して、複数のライセンス サーバーをセミコロンを区切り文字として使用し、「ポート@ホスト」の形式で入力する必要があります。例、@license1;27000@license2; 27000@my_serverポートを指定しない場合 (@license1)、デフォルトのポートが使用されます。
互換性に関する問題
この項では、ほかの Rational 製品またはサードパーティ ソフトウェア製品と共に Rational Suite を使用する場合の注意事項について説明します。
Rational 製品との互換性
すべての Rational 製品はリリース間で同期がとられています。複数の Rational 製品を 1 つのコンピュータにインストールする場合、または同じネットワーク環境内の複数のコンピュータにインストールする場合は、すべての製品のバージョン番号を一致させる必要があります。これは、Rational 製品が製品間で密接に統合されているためです。
Rational の製品間の互換性に関する詳細については、Rational 製品の個々のリリース ノートを参照してください。
製品インストール時の IDE の選択
Rational XDE、Rational PurifyPlus、または Rational PurifyPlus を含む Suite 製品をインストールする場合、Rational インストール ツールにより、製品を実行する IDE を選択するよう要求されます。選択可能な IDE のリストは、システムの IDE によって異なります。
Rational E-Mail Reader (mailreader.exe)
Rational E-Mail Reader version 2002.05.20 以後のインストール ディレクトリの変更のために、RequisitePro を主要製品としてインストールする場合、完全な Rational E-Mail Reader ファイルがインストールされません。mailreader.exe を開こうとすると、期待される .dll ファイルが存在しませんというメッセージが表示されます。この問題を解決するには、Rational ClearQuest 2003.06.10 をコンピュータにインストールします。Rational ClearQuest 2003.06.10 は Rational Suite 製品の一部としてインストールすること、または Rational Suite 製品とは別にインストールすることができます。ClearQuest には、ライセンスは必要ありません。(RATLC00694844)
Rational XDE
Rational XDE 1.0 は、Rational Suite 2002.05.20 と互換性がありません。Rational XDE 1.1 は、サポートされています。Rational XDE の詳細については、Rational のサポート Web サイト http://www.rational.co.jp/supports/ を参照してください。
RequisitePro と XDE の統合機能
RequisitePro プロジェクトは、XDE モデルと統合することができます。
この統合機能を有効に使用するためには、XDE を使用して RequisitePro プロジェクトを XDE 形式に変換します。Rational Administrator には引き続き、古いバージョンの RequisitePro プロジェクトが変換前の状態で表示されます。Rational Administrator では、RequisitePro プロジェクトの変換後のバージョンは表示されません。
詳細については、XDE オンライン ヘルプで移行に関する情報、XDE のリリース ノートで互換性に関する情報をそれぞれ参照してください。
Rational Rose から XDE への移行
Rational XDE を使用して、Rose モデル (.mdl ファイル) を XDE モデル (.mdx ファイル) に移行できます。ただし、Rational Administrator は XDE モデルをサポートしていないことに注意してください。
Rose モデルを Rose から XDE に移行した後も、Rational Administrator には Rose モデル (.mdl) が、XDE に移行した時点の状態で表示されます。Rational Administrator では、新しい移行後の XDE モデル (.mdx) は表示されません。
注意:XDE への移行後に Rose モデル (.mdl モデル) を編集できますが、.mdl モデルと .mdx モデルが同期していないため、できるだけ避けてください。Rose モデルを XDE に移行した後、XDE でモデルを管理し、ほかの Rational 製品との統合機能を使用できます。
Rational Purify、Quantify、PureCoverage と XDE との互換性
Rational Purify、Rational Quantify、Rational PureCoverage の現行バージョン (バージョン 2003.06.10) は、XDE バージョン 1.0、XDE バージョン 1.1 と互換性がありません。これらのバージョンの XDE がコンピュータにインストールされている場合、Purify の Visual Studio .NET との統合機能はインストールしないでください。
Rational Suite Enterprise と Rational Test RealTime のインストール
Rational Suite をインストールしたコンピュータに以前のバージョンの Rational Test RealTime がインストールされている場合は、Rational Test RealTime をバージョン 2002.05 にアップグレードしてください。古いバージョンの Rational Test RealTime は、Rational Suite バージョン 2002.05 のインストール後、使用できなくなります。アップグレードは、保守契約を締結しているすべての Rational カスタマに無料で提供されています。詳細については、Rational の営業担当にお問い合わせください。
中規模以上のプロジェクトにおける、パフォーマンス上の問題とソース管理操作
中規模以上の要求プロジェクトとテスト プロジェクトで、テスト アセットと要求アセットをソース管理に追加したり、[すべてチェックイン] 操作を実行したりすると、システム パフォーマンスが大幅に低下することがあります。
Rational Suite 2002 では、要求アセットとテスト アセットを Rational ClearCase VOB のバージョン管理下に置くことができます。この機能では、Rational Administrator の [CM に追加] 操作と [すべてチェックイン] 操作を使用します。[CM に追加] はアセットをソース管理に追加し、[すべてチェックイン] はアセットのスナップショットを取得します。多数の要求アセットとテスト アセットがある場合は、どちらの操作にも長時間かかることがあり、操作の実行頻度によってはこれらの機能が使用に耐えないことがあります。
これらの操作の処理時間は、要求アセットとテスト アセットの格納に必要なファイルの数で決まります。要求アセットの場合、必要なファイルの数は、保存済みビュー、要求タイプ、ドキュメントの数に依存しません。ファイルの数は要求の数に依存しません。テスト アセットの場合、必要なファイルの数は通常、スクリプトの数と、各スクリプト内で管理する検証ポイントの数で決まります。
以下に示す方法で、既存の要求プロジェクトとテスト プロジェクトに対する [CM に追加] 操作と [すべてチェックイン] 操作の処理時間を推定できます。これらの操作のパフォーマンスは、ソース管理下にあるファイル エレメントの数と密接に関連しているため、まず各操作に関連するファイル エレメントの数を特定します。
要求アセット
Rational RequisitePro プロジェクトで、ソース管理に追加されたり、チェックポイントが設定されるファイルの数は、以下の式を使用して推定できます。
ファイルの数 = 10 + 3 * (ドキュメントの数) + (保存済みビューの数) + (要求タイプの数)
推定操作時間 (分):
(10 * ファイルの数) / 60 秒
例:
ドキュメントの数 = 165
保存済みビューの数 = 37
要求タイプの数 = 12
RequisitePro プロジェクトをソース管理に追加するために必要な時間は、プロジェクト内の要求タイプ、ドキュメント、保存済みビューの数に比例します。上の例 (554 ファイル) をソース管理に追加するときの初期所要時間を以下に示します。
- 83 分 (667 MHz、256 MB RAM のサーバー上で Microsoft Access データベースを使用する場合)
- 90 分 (333 MHz、128 MB RAM のサーバー上で Oracle または SQL Server を使用する場合)
Rational RequisitePro に関する補足的なヒント
Rational ClearCase LT を使用して Rational RequisitePro プロジェクトのベースラインを作成する場合、[すべてチェックイン] 操作のパフォーマンスを以下の方法で向上させることができます。
- 常に、スナップショット ビュー記憶域が配置されているシステムから、[すべてチェックイン] を実行するようにします。スナップショット ビュー記憶域は、ネットワーク構成によっては、ClearCase LT サーバーや別のファイル サーバーに配置されていることがあります。
- 個々の RequisitePro プロジェクト ドキュメントのサイズを 1 MB 未満に抑えるようにします。
テスト アセット
Test プロジェクトで、ソース管理に追加されたり、チェックポイントが設定されるファイルの数は、以下の式を使用して推定できます。
GUI スクリプト ファイルの数 = (GUI スクリプトの数) * (2 + OP + (2 * OD))
各パラメータの意味を以下に示します。
OP = オブジェクト プロパティ検証ポイントの平均数 + 低レベル スクリプトの平均数 + 英数字検証ポイントの平均数
OD = オブジェクト データ検証ポイントの平均数
ファイルの数 = 200 + GUI スクリプト ファイルの数 + 手動スクリプトの数
推定操作時間 (分):
(10 * ファイルの数) / 60 秒
例:
GUI スクリプトの数 = 200
推定 3 つのオブジェクト検証ポイントか英数字検証ポイント、または低レベル スクリプト
推定 1 つのデータ検証ポイント
手動スクリプトの数 = 100
GUI スクリプト ファイルの数 = 200 * (2 + 3 + (2 * 1)) = 1400
時間を計算するときの 1 ファイルあたりの所要時間 10 秒は、この実装の各ファイルに対して実行する必要がある 2 つの ClearCase 操作の推定所要時間 5 秒に基づいています。正しく構成された高性能の ClearCase サーバーを使用することによって、これらの操作のパフォーマンスをさらに向上させることができます。
ClearQuest データ コード ページ:ClearQuest との文字セットの互換性
Rational プロジェクトが ClearQuest と統合された場合、データ コード ページに関するエラー メッセージが表示されることがあります。エラー メッセージは、ツールにデータを入力するときに使用した文字と、ClearQuest データベースが受け入れる文字セットに互換性がない場合に表示されます。
たとえば、ClearQuest データベースと統合された RequisitePro プロジェクトで作業し、その ClearQuest データベースは英語の文字のみを受け入れるとします。RequisitePro データの入力に英語を使用した場合、エラー メッセージは表示されません。しかし、日本語や中国語など、別の文字セットを使用した場合、エラー メッセージが表示されます。
このエラー メッセージが表示された場合は、ClearQuest 管理者かシステム管理者に問い合わせて、文字セットの非互換の問題を解決してください。コード ページの設定の詳細については、『Rational™ ClearQuest® 管理ガイド』を参照してください。
Rational RequisitePro での Rational ClearQuest の使用
- ClearQuest と RequisitePro の統合機能を ClearQuest MultiSite 環境に実装する場合、各ユーザーは、デフォルト (2002.05.00) のエイリアスを使用して単一のマスター スキーマ リポジトリに接続する必要があります。ほかのサイトを参照するようエイリアスが変更されると、統合機能は正常に機能しなくなります。
Rational RequisitePro での Rational ClearCase UCM の使用
メモ: (デフォルトでは、ポリシーは設定されていません。)
- ClearCase のフル バージョンを使用している場合、パフォーマンスを向上させるために動的ビューを使用することをお勧めします。
- 以下の条件で、Rational Suite で統一変更管理 (UCM) を使用する場合は、UCM ポリシーを [作業前に設定をチェック] に設定しないでください。
詳細については、Rational RequisitePro のリリース ノートを参照してください。
Rational ClearCase UCM とベースラインに関する問題
- Rational RequisitePro プロジェクトをソース管理に追加するために必要な時間は、プロジェクト内の要求タイプ、ドキュメント、保存済みビューの数に比例します。その後のチェックイン操作はより高速になります。Windows XP オペレーティング システムでは、パフォーマンスが低下することがあります。
- Rational ClearCase のフル バージョンを使用している場合は、パフォーマンスを向上させるために動的ビューを使用することをお勧めします。
- Rational ClearQuest を使用して UCM アクティビティを管理し、Rational RequisitePro プロジェクトを構成管理下に配置する場合は、UCM ポリシーを [作業前に設定をチェック] に設定しないでください (デフォルトでは、ポリシーは設定されていません)。ポリシーが設定されている場合、アクティビティの所有者以外はそのアクティビティで作業することができません。Rational RequisitePro に対する UCM の現在実装では、チームのすべてのメンバーが同じアクティビティを共有する場合、このポリシーを設定すると、Rational RequisitePro プロジェクトで作業できるのはチーム全体ではなく、1 人だけになります。
- ベースラインから作成したプロジェクトには、元のベースライン プロジェクトにあった複数プロジェクト間の追跡可能性リンク、ディスカッション情報、Rational ClearQuest と Rational Rose との関連付けは維持されません。
- ベースラインから作成されたプロジェクトの RequisitePro ドキュメントを開くと、ドキュメントが Rational RequisitePro の外部で変更されたというメッセージが表示されます。このメッセージを受け入れてからドキュメントを保存することができます。
- ドキュメントを削除すると、次回 Rational RequisitePro プロジェクトで [すべてチェックイン] 操作を実行したときに、エラー メッセージが表示されます。このメッセージは無視してかまいません。
- UCM と Rational RequisitePro の統合は、大文字と小文字を区別するように設定された、ClearCase のフル バージョンのクライアントとサーバーでは使用できません。
Windows NT 上での UCM と ClearCase 5.0
ClearCase 5.0 が Windows NT 4.0 にインストールされている場合に、問題が発生することがありますRational Administrator を使用して UCM データストアの操作 (データストアの作成、すべてチェックイン、ソース管理への追加、ソース管理からの削除など) を実行した場合は、次にこのような操作を実行する前に、Rational Administrator をいったんシャットダウンしてから再起動してください。
Rational ClearCase LT と RequisitePro
Rational ClearCase LT での Rational RequisitePro プロジェクトのベースラインの作成
パフォーマンスを向上させるために、以下のことをお勧めします。
Rational RequisitePro での Rational Rose の使用
- Rational Rose から要求を作成する場合に「リモート サーバー マシンが存在しません。」というメッセージが表示されますが、このメッセージは無視してかまいません。この場合にも要求は作成されます。追加のエラー メッセージが表示されないようにするには、Rose を再起動します。
Rational RequisitePro での Rational Rose RealTime の使用
Rose RealTime と RequisitePro の統合機能では、Rose RealTime パッケージと RequisitePro プロジェクトの関連付けがサポートされていません。ユース ケースとモデルの関連付けはサポートされています。
Rational ClearQuest での Rational RequisitePro の使用
Rational Suite のアップグレード、RequisitePro と ClearQuest の統合のアップグレードについては、『Rational Suite®アップグレード ガイド』を参照してください。統合の設定方法については、『Rational Suite® 管理ガイド』を参照してください。
以下に、ClearQuest を RequisitePro と共に使用する場合の問題点を示します。
- RequisitePro と ClearQuest の統合をセットアップするときは、ASCQISetup.bat ファイルのコマンド ライン引数を 255 文字以下にしてください。 プロジェクト名は短くして、この文字数制限を超えないようにしてください。
- ClearQuest で関連付けを変更した場合や、RequisitePro で要求を削除した場合は、RequisitePro で開いているビューを更新して、更新された情報が [関連拡張依頼] ダイアログ ボックスに表示されていることを確認してください。ClearQuest 内で、要求への関連付けを削除してから Rational Administrator のプロジェクト参照を変更し、別の要求を同じセッションの新しいプロジェクトに追加すると、エラーが発生します。このような場合は、要求を削除し、変更をコミットしてから、プロジェクト参照を変更し、新しい要求を追加してください。
- [関連拡張依頼] ダイアログ ボックスの [クエリー] フィールドで ClearQuest のクエリーを設定する場合、ClearQuest ID を含むクエリーを選択しないと、Rational RequisitePro との統合が正しく機能しません。
- 複数の ClearQuest レコードを選択した後で ClearQuest と RequistePro の統合を使用すると、エラーが発生します。この統合を使用する場合、ClearQuest レコードは一度に 1 つずつ使用してください。
- 1 つの Microsoft Project スケジュールを Rational RequisitePro と Rational ClearQuest の両方で使用する場合、Rational ClearQuest Project Tracker の [カスタム フィールドの割り当て] で、[Text 4]、[Text 5]、[Text 6] は選択しないでください。
サードパーティ製品との互換性
Rational インストーラと Windows の「変更ジャーナル」機能との非互換性
Rational では、一定の状況下で、Windows 2000 上の Windows の「変更ジャーナル」 (ログ) を有効にしている NTFS パーティションに Rational のバージョン 2003 の製品をインストールした場合に、ファイル システムの破損が発生することを突き止めました。Rational では Microsoft と協力して、この問題を分析して修正方法の確立に取り組んでいます。
Windows 2000 を稼動中のコンピュータに Rational のバージョン 2003 の製品をインストールする前に、Rational Solution 182435434 の最新情報を http://solutions.rational.com/solutions/display.jsp?solutionId=182435434 で確認してください (英語版での提供になります)。または、http://solutions.rational.com/solutions の Rational Solutions Knowledge Base で「Change Journal」というテキストを検索して参照してください (英語版での提供になります)。
Sybase SQL Anywhere 5.5 との間の DLL 競合
Sybase から提供されている SQL Anywhere 5.5 と、Rational 製品 (Rational ClearQuest、TestFactory、Robot、ProjectConsole、TestManager、TestManager Agent) で提供されている SQL Anywhere 5.5 の両方をインストールした場合、DLL 競合エラーが発生する可能性があります。この場合、最新バージョンの Sybase SQL Anywhere にアップグレードすることをお勧めします。詳細については、Rational カスタマ サポートにお問い合わせください。
PowerBuilder と Microsoft MDAC 2.7 の非互換性
MDAC 2.7 は、クラスタ環境で Microsoft SQL Server を実行するコンピュータではサポートされていません。
Windows Terminal Server 環境での Rational ソフトウェアのインストール
Windows Terminal Server コンソール システムでも、サポートされているほかのプラットフォームと同様に、Rational ソフトウェアをインストールし、実行することができます。
メモ : 最初に、MDAC 2.7 と Jet 4.0 Service Pack 6 の両方をインストールする必要があります。両方をインストールしない場合、次のエラーが表示されます。「この製品をインストールするには、Microsoft Data Access Components (MDAC) のバージョン 2.7 と Open Database Connectivity (ODBC) ドライバを「Microsoft Knowledge Base Article 216149」で説明されている手順に基いてインストールする必要があります。」
MDAC 2.7 と Jet 4.0 Service Pack 6 の両方をインストール後、Windows Terminal Server 環境でのインストールを継続すると、以下のエラーが表示される場合があります。「この製品を、サポートされていないオペレーティング システムにインストールしようとしています。サポートされているオペレーティング システムにインストールしてください。Rational 製品のリリース ノートを参照して、サポートされているオペレーティング システムとサービス パックのリストを確認してください。」この警告を無視して、インストールを継続して構いません。
Terminal Server クライアントで Rational 製品を使用する場合は、コンソール システムでフローティング ライセンスを使用するように構成する必要があります。
Rational 製品とウィルス対策ソフトウェアとの競合
一部のウィルス スキャナは、ソフトウェアがインストールまたは起動されるたびに、各ファイルをチェックします。このようなウィルス スキャナは、すべての .dll、.ini ファイルを、それらのファイルが読み取られてロードされる間にチェックします。しかし、この処理により、ソフトウェアのロード時間が非常に長くなります。
ほかの解決方法が見つかるまで、Rational ソフトウェアのインストール時にはウィルス対策ソフトウェアをオフにすることをお勧めします。インストールが終了したら、ウィルス対策ソフトウェアを再起動してください。
Crystal Decisions Crystal Reports のサポート
Rational ClearQuest バージョン 2003.06.10 では、Crystal Reports 8.5 を使用して作成されたレポート形式がサポートされ、これらのレポートを実行および表示することができます。ClearQuest バージョン 2003.06.10 では、Crystal Reports V8.0 はサポートされていません。マニュアル内のサポートに関する記述は間違っています。
ClearQuest バージョン 2003.06.10 には、これらの機能を使用するために必要な Crystal Reports ファイルのコピーが含まれていません。Windows 上の ClearQuest でレポートを作成するには、Crystal Reports Professional が必要です。ClearQuest for Windows と ClearQuest Web サーバーのバージョン 2003.06.10 でレポートを実行したり、表示するには、Crystal Reports ランタイム ライブラリが必要です。.
適切な Crystal Reports 8.5 ソフトウェアと、ClearQuest 環境でのレポートの作成と実行に必要なコンポーネントのライセンスの取得方法とインストール方法に関しては、Crystal Decisions に直接お問い合わせください。ClearQuest 製品のドキュメント内の Crystal Reports に関する参照はすべて、正式にライセンスされた Crystal ソフトウェアのコピーに対してのみ適用されます。
Crystal Reports Professional のライセンスの購入、および ClearQuest 製品でのレポートの実行や表示に必要なランタイム コンポーネントのライセンス取得に関する詳細については、Crystal Decisions, Inc. の Web サイト www.crystaldecisions.com にアクセスするか、以下の電話番号にお問い合わせください。
アメリカ合衆国およびカナダ (800) 877-2340 or (604) 681-3435
フランス +33 (0) 1 5517 4082
ドイツ +49 (0) 69 9509 6310
スウェーデン +46 (0) 85 877 1171
英国 +44 (0) 208 566 2330
オーストラリア +61 2 9955 4088
日本 +81 3 5226 3601
シンガポール +65 777 0533
香港 +852 2575 2576Crystal Reports Version 8.5 の Service Pack 1 の実行
Rational ClearQuest では、Crystal Reports Version 8.5 がサポートされています。ClearQuest Web でレポートを実行するには、Crystal Reports Version 8.5 Service Pack 1 (SP1) がインストールされている必要があります。Web サーバー コンピュータに SP1 がインストールされていない場合、ClearQuest Web を使用してレポートを実行することができません。
Windows XP オペレーティング システムを使用している場合、ClearQuest Windows で Crystal Reports Version 8.5 SP1 を使用してレポートを実行すると、ClearQuest がハングするか、終了する原因になることがあります。ClearQuest Windows を使用してレポートを実行する必要がある場合は、Crystal Reports Version 8.5 の Service Pack 1 を削除してください。
XDE Tester、Java、Web Edition のアプグレード
XDE Tester、Java、Web Edtion をアップグレードするには、アップグレードの Web サイト、http://www.rational.com/support/downloadcenter/upgrades/index.jsp (ただし、英語のみのご利用となります。) にアクセスして、XDE Tester、Java、Web Edition のメディアをダウンロードまたは注文してください。
Rational Suite v.2002.05.00 と v.2002.05.20 からのアップグレード
メモ : 2002 年 5 月 1 日現在、Rational 製品のライセンスには、Crystal Reports のコピー/ライセンスは含まれていません。2002 年 5 月 1 日より前に、Crystal Reports のコピー/ライセンスを含む Rational 製品のライセンスを取得された場合は、影響ありません。
Rational 製品のドキュメント内の Crystal Reports に関する参照はすべて、正式にライセンスされた Crystal Reports のコピー/ライセンスに対してのみ適用されます。
Crystal Reports Professional Version 8.0 を Rational 製品と共に使用するために購入する場合、詳細については、Crystal Decisions, Inc. にお問い合わせください。Crystal Reports Professional Version 8.0 を購入するには、Crystal Decisions, Inc. の Web サイト、www.crystaldecisions.com にアクセスするか、以下の電話番号に直接お問い合わせください。
Crystal Decisions 連絡先
Crystal Decisions, Inc.
Vancouver, BC
Canada
www.crystaldecisions.com
Rational Suite 使用上の制限事項とガイドライン
Windows Site Preparation ウィザードを使用した電子メールによる通知の有効化
Rational サーバー製品の『インストレーション ガイド』、Rational デスクトップ製品の『インストレーション ガイド』、Site Preparation ウィザード オンライン ヘルプには、リリース領域からインストールするときに、Site Preparation ウィザードを使用して、電子メールによる通知を有効にして構成することができるという間違った記述があります。Site Preparation ウィザードでこの操作を行うことはできません。ただし、site_prep スクリプトを使用すると、Rational ClearQuest 製品ファミリーの 『インストレーション ガイド』 に記述されているように、UNIX リリース領域用にメールによる通知を有効にし、構成することができます。
ClearQuest バージョン 2001A.04.10 のパッケージのバージョン 2003.06.10 (インターナショナル バージョン) へのアップグレード
ClearQuest バージョン 2001A.04.10 (日本語版) では、標準スキーマとパッケージ内のシステムのフィールド、状態、アクション の名前が間違って日本語に翻訳されています。ClearQuest バージョン 2003.06.10 (日本語版) では、これらのシステムの フィールド、状態、アクション の名前は、英語で表示されます。この変更は、世界中のすべてのカスタマ用に、共通の名前セットと単一のパッケージ セットを提供することで、ClearQuest ClearQuest のサポートを強化し、将来のアップグレードを容易にするために行われました。
この変更のため、ClearQuest スキーマを ClearQuest バージョン 2001A.04.10 からバージョン 2003.06.10 へアップグレードする場合は、特に注意してください。
日本語のフィールド、状態、アクションの名前を基の英語に戻すための修正プログラムは、アップグレード パッケージで提供されています。既存のパッケージをアップグレード用に準備するための詳細と、修正プログラム アップグレード ツールのダウンロードに関しては、 http://www3.software.ibm.com/ibmdl/pub/software/rational/jp/ を参照してください。
既知の問題と変更依頼
ドキュメントの修正
マニュアルのバージョン
以下に示す英語版のマニュアルは、このリリースでは改訂されていませんが、そのままの内容でご利用いただけます。
以下に示す日本語版のマニュアルは、このリリースでは改訂されていませんが、そのままの内容でご利用いただけます。
マニュアル名について
未改訂のマニュアルでは、最近のリリースで名称が変更されたマニュアルが、変更前の名称で参照されていることがあります。
Rational Suite の日本語版マニュアル
Rational Suite の日本語版と共に提供される一部のマニュアルは、英語のみのご利用となります。
障害と制限事項
表 5 に、このリリースで報告されている既知の障害と制限事項を示します。また、ご使用の Rational Suite エディションに含まれる製品のリリース ノートも参照してください。『全製品の Readme』というリリース ノートを参照してください。このリンクは、インストール時にデフォルトのインストール パスを指定した場合のみ使用できます。パスを変更した場合、このリンクは機能しません。
『全製品の Readme』を参照するには、[スタート] ボタンをクリックし、[プログラム] をポイントします。次に、[Rational Software]、[Rational Suite] を順にポイントし、[全製品の Readme] をクリックします。
表 5
Rational Suite の既知の障害と制限事項特定の Rational 製品の障害と制限事項の詳細については、その製品のリリース ノートを参照してください。
製品
ID
説明
Doc CD
RATLC00005862
パッケージ、コンテンツ、依存関係、前提条件の説明、それらをスキーマに適用する方法、統合の動作要件など、ClearQuest との統合に関する説明は、Rational サポート Web サイト
http://www.rational.com/support/ (英語) 上のテクニカル ノート #22314 に記載されています。日本語版については以下の URL、または技術サポートまでお問い合わせください。
http://www.rational.co.jp/supports/ (日本語)
Doc CD
RATLC00053080
VMWare を実行しているコンピュータ上の自動実行機能には既知の問題があります。このため、Rational Solutions for Windows CD-ROM と Rational Solutions for Windows オンライン ドキュメント CD-ROM は、CD-ROM を起動したとき自動的に起動しない場合があります。
Rational Suite チュートリアル
RATLC00446955
Rational Suite チュートリアル バージョン 2003.06.10 の 62 ページにある、「Rose を起動します」の演習のステップ 3 は完了する必要がありません。Rational Rose の v2003 では、CURDIR=& は定義されています。ステップ 4 に進んでください。
インストール
RATLC00008162
Windows 9x では、ソフトウェアをネットワーク上にインストールしないでください。インストール中、オペレーティング システムによってロックされているファイルをインストールするために、コンピュータを再起動しなければならない場合があります。この場合、コンピュータを再起動することで、これらのファイルのロックを解除し、再ロックされる前にファイルを上書きできるようになります。このファイル上書き処理はネットワーク接続が確立される前に発生するため、インストール先をネットワーク上にすると問題が発生します。その結果、オペレーティング システムはこれらのファイルを上書きできず、古いファイルが残されます。これにより、インストール イメージに問題が発生します。
インストール
RATLC00016358
日本語システム上で Rational Suite 製品を使用していて、Microsoft Access データベースの使用に問題が発生した場合は、日本語システム用の最新の MDAC コンポーネントがインストールされていることを確認してください。
インストール
RATLC00019990
コンピュータ上でウィルス防御機能を有効にしていると、Rational ソフトウェア製品のインストールに失敗することがあります。サーバーへ インストールでは、ウィルス検出ソフトウェアを必ず無効にしてください。
インストール
RATLC00021314
Rational Suite をインストールしたコンピュータに以前のバージョンの Rational Test RealTime がインストールされている場合は、Rational Test RealTime をバージョン 2002.05 にアップグレードしてください。古いバージョンの Rational Test RealTime は、Rational Suite バージョン 2002.05 のインストール後、使用できなくなります。アップグレードは、保守契約を締結しているすべての Rational カスタマに無料で提供されています。詳細については、Rational の営業担当にお問い合わせく
ださい。
インストール
RATLC00021953
SQL Anywhere データベースを作成する場合、Sybase SQL Anywhere Database Server と共にインストールされる Sybase Central は使用しないでください。Sybase Central を使用して SQL Anywhere データベースを作成すると、SCVIEW.EXE がクラッシュすることがあります。SQL Anywhere データベース サーバーを作成する場合は、Rational サーバー製品の『インストレーション ガイド』に記載されている手順に従ってください。
インストール
RATLC00024752
サービス リリースのアプリケーションは、ベータ版ソフトウェアではサポートされていません。
インストール
RATLC00028681
Rational の MSI インストーラでは、MSI 標準のカスタム機能の一部が削除されました。このため、「必要なときにインストールする」機能や「ネットワークから実行する」機能は使用できません。
インストール
RATLC00028726
[カスタム セットアップ] に表示される数字や、インストールのカスタム セットアップ ページに表示される [ディスク] ボタンは使用しないでください。Rational Suite のインストールに必要なディスク容量の計算が不正です。必要なディスク容量については、「ハードウェアとソフトウェアに関する情報」を参照してください。
インストール
RATLC00054218
インストール先に指定したドライブに十分な空き容量がない場合でも、すぐには警告メッセージが表示され
ません。
インストール
RATLC00054623
インストールをキャンセルした場合や、インストールに失敗した場合は、Office 製品が動作しない可能性があるため、コンピュータを再起動する必要があります。
インストール
RATLC00055863
インストール完了時に、ライセンス情報の入力とコンピュータの再起動を要求されます。
再起動後にライセンス情報を入力するには、[スタート] ボタンをクリックし、[プログラム] をポイントします。次に、[Rational Software] をポイントし、[Rational License Key Administrator] をクリックします。
インストール
RATLC00056132
RequisitePro のカスタム項目に対して必要な空き容量の数値が不正です。
インストール
RATLC00229734
ユーザーに管理者権限がない場合でも、インストーラは警告メッセージを表示しません。
インストール
RATLC00230229
標準的な Rational Suite のインストールで、新しいファイルのコピー中に、分と秒を示すインジケータが正しく表示されません。
インストール
RATLC00236727
インストーラでは、インストール先のディレクトリが有効な Windows ディレクトリかどうか確認されません。不正なディレクトリ名が入力されると (例、不正な文字を持つ名前)、インストールが完了しても、インストールされた製品が適切に動作しない可能性があ
ります。
インストール
RATLC00236978
リリース領域のパス名には、マルチバイト文字を含めないようにしてください。
インストール
RATLC00239360
インストールのログは、累積されません。次回のインストールで既存のログ ファイルが上書きされます。ログ ファイルが必要な場合は、追加のインストールを実行する前にログ ファイルを別の場所に保存するか、名前を変更してください。
インストール
RATLC00434791
[インストール済みの Rational Software 製品情報] に、アンインストールした製品の情報が正しく反映されません。[アプリケーションの追加と削除] は、製品のアンインストール後に情報を更新しません。
インストール
RATLC00435320
起動時に、余分な起動画面が表示されます。
インストール
RATLC00435356
サポートされていないプラットフォームで製品のサイレント インストールを行った場合、Install.log ファイルが作成されません。
インストール
RATLC00435956
Rational 製品のサイレント アンインストールを行うには、次のコマンドを実行する必要があります。
msiexec.exe /X <製品へのパス>.msi /qn
「<製品へのパス>.msi」 は、元の製品のインストール元である MSI ファイルです。Rational Solutions CD-ROM では、このファイルは Setup ディレクトリにあり、製品名を含んでいます (例、ClearQuest.msi)。MSI ファイルは、リリース領域の Setup ディレクトリにもあります。
インストール
RATLC00436143
複数のドライブがある場合、セットアップ プログラムによりディスク空き容量が正しく計算されません。
インストール
RATLC00436583
Rational Administrator、CD、簡単なインストール モードのいずれを使用した場合も、フル バージョンの ClearCase のインストール開始時に ClearCase ドクターが起動しません。
インストール
RATLC00437167
SitePrep 対応のどの製品でも、サイレント インストールの中止オプションが表示されません。これらの製品の応答ファイルを作成する場合は、最後の画面で、[インストール] をクリックしないでください。その代わりに、[キャンセル] をクリックしてファイルを作成してください。
インストール
RATLC00437778
以下のコンポーネントは、ClearCase が正常にアンインストールされた後も残されます。
インストール
RATLC00438349
一部のレジストリ キーは、アンインストール後も残されます。
HKLM\SOFTWARE\Rational Software\RSSetup\ComponentVersions キーとその多くの値が残されます。
インストール
RATLC00438351
ClearCase を (クライアントまたはサーバーに) 最初にインストールした後、インストーラを使用して機能の追加/削除を行った場合、変更可能な機能のリストに、実際にはインストールされていない機能が表示されることがあります。
インストール
RATLC00438804
SitePrep は、無効なリリース領域のパスを検出しません。リリース領域のパスは、SitePrep の実行前にユーザーが作成する必要があります。
インストール
RATLC00438812
サイレント インストールを実行して応答ファイルを記録しているときに、指定したパスが存在しないと、setup.exe によって以下のメッセージが表示されます。
「無効な引数: 出力ファイルのパスが存在しません。」
パスが存在する場合 (つまり既存のディレクトリまたはルート ディレクトリを指定した場合)、setup.exe は期待どおりに動作を続行します。
ユーザーは、パスを作成してから setup.exe を実行し、既存のディレクトリやルート ディレクトリ以外のディレクトリ内の応答ファイルを指定することができます。
インストール
RATLC00439071
TeamTest のインストールで、追加のインストール オプションが [Rational Test Samples Setup] のカスタム画面に表示されますが、これらのオプションはサポートされていません。
インストール
RATLC00439409
サイレント インストールの記録モードでは、DAT ファイルを読み取り専用ディレクトリに書き込もうとした場合、警告メッセージが表示されません。
インストール
RATLC00440003
インストーラでは、SitePrep の説明フィールドの改行文字を処理できません。このため、sitedefs ファイル内の説明フィールドに改行文字が含まれていても、MSI によってインストーラに表示される説明では、行は折り返されず、その代わりに「\n」というリテラル文字が表示されます。
インストール
RATLC00440239
一部のマルチバイト文字が、インストール ダイアログに正しく表示されないことがあります。たとえば、マルチバイト文字を含むパスでデフォルトのインストール ディレクトリを上書きすると、その文字の代わりに記号または図形が表示される場合があります。
インストール
RATLC00440567
Rational Suite Enterprise のインストール時に、[エンタープライズ レベルでの使用向けに展開] でメタファイルの書き込みエラーが発生します。この問題には、以下の方法で対処してください。
リリース領域の作成後、コマンドラインで setup.exe を起動してローカルに製品をインストールします。コマンドラインの構文は、setup.exe <希望するサイトのデフォルトのファイルへのパスとファイル名を挿入>
です。
これにより、使用する DAT ファイルをユーザーが手動で指定できるようになります。
インストール
RATLC00443343
Rational Site Preparation Tool は、Windows 9X システムではサポートされていません。
インストール
RATLC00444290
製品の修復インストールを行う前に、インストールのログを別の場所に保存する必要があります。
インストール
RATLC00446641
Rational Solutions for Windows CD-ROM からリリース領域を作成する場合は、2 番目のCD-ROM のファイルのコピーを終了後、リリース領域の作成プロセスを完了する前に、最初の CD-ROM に置き換える必要があ
ります。
これは、Rational Solutions for Windows CD-ROM からインストールを完了する場合にのみ必要です。
インストール
RATLC00446666
古いバージョンの Windows インストーラ (MSI) がインストールされている Windows 9X システム上では、セットアップを最初に実行するとき、MSI サービスがアップグレードされ、コンピュータを再起動するように要求されます。再起動するまでは、次回セットアップを実行するときに、インストールを続行できません。
インストール
RATLC00449702
インストール後に新しく作成した SQL Anywhere ネットワーク サービスを開始すると、「その名前のデータベース サーバーはすでに起動しています」という意味のエラーが表示されます。次に、サービスの開始に失敗します。
この問題が発生した場合、次を行ってください。
• Sybase Central で、サービス名でマウスの右ボタンをクリックして、[Properties] を選択します。
• [Configuration] タブを選択し、「-n」のパラメータを使用して、指定されているサーバー名を変更してく
ださい。
• [Apply] と [OK] をクリックして変更し、ダイアログを閉じます。
• サービス名でマウスの右ボタンをクリックし、[Start] を選択してサービスを開始します。
インストール
RATLC00691428
管理者権限を持たないユーザーがコンピュータにサイレント インストールを実行しようとした場合、製品のインストールに失敗した理由が表示されません。これは、正しい権限を持たない場合はインストールを行わない InstallShield コンポーネントが原因です。このコンポーネントは、ログ情報を記録しません。
インストール
RATLC00692368
Site Preparation ツールを使用してサーバー上にリリース領域を作成後、ショートカットが作成されず、警告が表示される場合があります。
インストール
RATLC00692507, RATLC00693301
Rational Suite Enterprise 用にネットワーク上にリリース領域を作成、または Suite 製品をインストールしようとすると、インストールしているファイルのパスの長さに関するエラーが表示されることがあります。エンタープライズ レベルでの使用向けに展開] オプションのリリース領域のルート パスは、最大 35 文字にしてください。
回避策:インストールする前に、短い名前の共有ディレクトリを作成し、この共有ディレクトリに対する UNC 仕様の長さが 35 文字を超えていないことを確認してください。
インストール
RATLC00692753
インストール プログラムは、次のエラーで失敗することがあります。 「1607:InstallShield Scripting Runtime をインストールできません。」この問題を解決するための詳細は、http://www.installshield.com を参照してください。
インストール
RATLC00693081
ClearQuest をインストール中に「その名前のデータベース サーバーはすでに起動しています」という意味のエラーが表示されます。この後に Oracle バージョン番号がきます。インストール中、このようなメッセージが複数回表示されます。
これは、次のレジストリ キーが 1 つ以上存在することが原因です。
\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ODBC\ODBCINST.INI\OpenLink Lite for Oracle 7 (32 bit)
\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ODBC\ODBCINST.INI\OpenLink Lite for Oracle 8 (32 bit)
\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ODBC\ODBCINST.INI\OpenLink Lite for Oracle 8.05 (32 bit)
\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ODBC\ODBCINST.INI\OpenLink Lite for Oracle 8i (32 bit)
これらのキーは、ClearQuest の以前のインストールから残された可能性があります。
この問題を解決するには、これらのキーをレジストリから削除して、インストールを再度実行してください。
インストール
RATLC00694985
Rational Suite は、管理者権限を持つアカウントでインストールしなければなりません。管理者権限がないアカウントでインストールしようとすると、これに関係なく、管理者権限がある別のアカウントのユーザー ID とパスワードを入力することによって、インストールすることができるというダイアログが表示されます。
この方法で別のアカウント情報を入力しても効果がありません。インストールをしようとすると、引き続き不十分な権限が原因で発生する致命的エラーが表示される場合があります。
常に管理者権限を持つアカウントでログオンすることをお勧めします。
インストール
RATLC00695292
Rational セットアップ ウィザードでインストール可能な製品のインストールを変更すると、[カスタム セットアップ] ページの [ディスク] ボタンをクリックしたとき致命的なエラーが発生します。セットアップ ウィザードの失敗を防ぐには、[ディスク] ボタンをクリックしないでください。
ライセンス
RATLC00001792
ユーザーが、Windows 2000 の [サービス] ダイアログ ボックスを使用してライセンス サーバーを停止した場合、ワトソン博士のエラーが表示されます。
ライセンス
RATLC00006106
特定の 2 バイト文字を含むパスにライセンス サーバーをインストールすると、Rational 製品を実行するためのライセンスを取得できないことがあります。
Rational Administrator
RATLC00013554
SQL Anywhere のインストール時に、誤った接続情報でサービスが設定されることがあります。
インストーラは、ログオンを「.\Administrator」に設定しますが、この設定は、Windows 2000/NT/XP のシステムでは機能しません。サービスを正常に開始するには、ログオンを [ローカル システム アカウント] に設定する必要があります。
手順:
Rational Administrator
RATLC00014399
Rational Administrator プロジェクト内で、障害追跡スキーマを関連付けることができません。また、このスキーマは AnalystStudio のインストールでも使用することができません。
Rational Administrator
RATLC00026354
アクティビティ名に 2 バイト文字の日本語を使用すると、ClearCase のチェックインのプロセスでエラーが発生する原因になります。2 バイト文字を使用するのを避けます。
Rational Administrator
RATLC00694601
Rational Administrator の [表示] メニューの [更新] をクリックすると、更新する Rational プロジェクトに関連付けられている Test ユーザーかグループがない場合には、一般的なプログラム エラーが発生する原因になります。この問題は発生した場合、Administrator を再起動してください。
ClearQuest
RATLC00058077
Rational Suite バージョン 2003.06.10 にアップグレードすると、ClearQuest スキーマ リポジトリは失われ、すべての接続を手動で再度作成する必要があります。詳細については、ClearQuest のリリース ノートを参照してください。
追加情報
追加の製品情報は、Rational Suite Web サイト:http://www.rational.com/products/rs (英語) を参照してください。日本語版については次の URL、または技術サポートまでお問い合わせください。http://www.rational.co.jp/supports/ (日本語)
Rational カスタマ サポートの連絡先
本製品のインストール、使用、保守に関するご質問については、以下の Rational カスタマ サポートまでお問い合わせください。
地域
電話
Fax
メール
アジア太平洋
(日本を含む)
+61-2-9419-0111
オーストラリア
+61-2-9419-0123
オーストラリア
support@apac.rational.com
(英語のみ対応)
support@japan.rational.com
(日本語対応可)
メモ : Rational カスタマ サポートにお問い合わせいただく際は、次の情報をお知らせください。
- お名前、会社名、電話番号、電子メールアドレス
- オペレーティング システム、バージョン番号、適用されているサービス パックまたはパッチ
- 製品名とリリース番号
- サービス リクエスト番号 (以前からお問い合わせしている問題の続きの場合)
Rational 製品のライセンスに関するサポート
代替ライセンス キーを返却する場合は、Rational カスタマ サポートにお問い合わせください。代替ライセンス キーは、AccountLink 経由では返却できません。
Rational Software 製品のライセンスについては、次の URL、またはカスタマ サポートまでお問い合わせください。http://www.rational.co.jp/supports/ (日本語)
Rational の新しい URL
Rational の情報については、今後は新しい URL、http://www.ibm.com/jp/software/rational/ を参照してください。